Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

火走神社(2012年5月4日参拝)

2012-06-16 | 神社


犬鳴温泉でひとっ風呂あびてすっきり。







そういや日根神社も行かないとなぁと62号線を走っていると、
火走神社という神社を見つけたので参拝。



場所:大阪府泉佐野市大木1534番地
祭神:軻遇突智神、事代主神、天兒屋根命、素戔嗚尊、大年神、稚日女尊
社格:旧郷社
創建:延喜5年(905)


【由緒】
一に火之夜芸速男神とも火産霊神とも称え奉る。
醍醐天皇延喜の制(醍醐天皇延喜5年西暦905年)により
式内社に列せし古社にして神名帳に「火走神社祭神軻遇突智命」とあり
推古天皇(西暦594)三畝田を寄進して軻遇突智神の祭礼を執行せられたり、
是等に依っても如何に古くより御鎮座あらせられしかを知る事が出来る。

当神社は古来火走神社と称し奉りしを永享元年(西1429)8月24日以後に至り
滝大明神と称し現在せる石燈籠には滝大明神と刻せるもの多く明治以後は専ら火走神社と称す。
享保11年(西暦1726)8月5日宗源の宣旨を以て正一位を授けられる。

明治5年村社に列し同40年1月神饌幣帛料供進社に指定せられ大正元年(西1912)郷社に昇格せり。
永正2年(後柏原天皇西暦1505)9月14日御造営の記録あり。

現在の社殿は元和8年(後水尾天皇西暦1622)8月16日の御造営にして
一間社春日造屋根は桧皮葺三方に縁をめぐらし前方に一間の向拝を設け
木部には極彩式にて牡丹桜雲松波などを描き蟇股には天人獅子を彫刻し
桃山美術の精悍を今日迄完全に伝えている。

本殿の他に幣殿拝殿社務所等あり中古仏教の盛なりし頃当社の側に
上宝院滝本坊滝音寺と称する神宮寺あり、
犬鳴山七宝滝寺中興の志一上人兼住して当社の祭事に奉仕す。

天正13年(西暦1585)兵戦に罹り二十ケ坊悉に烏有に帰せしも
滝本坊のみ災厄を免れ依然当社の別当たり明治維新に逅い神仏混淆廃止となり
滝本坊廃寺処分せられ其の境内地は神社境内地に復し仏像仏具は七宝滝寺に移付し
堂宇を取毀ち庫裏の建物は模様替えをなし社務所に充当せられたり。


【鳥居】





【拝殿】








立派な梁を使っていますね。

今、これだけの木材を集めるのは本当に大変なことで、
お金がかなりかかります。


【幣殿】





【本殿】







【風景】


本当に長閑な所です。


御朱印の有無は不明ですが、
軽く調べた限り無さそうでした。