Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

法住寺(2012年5月1日参拝)

2012-06-06 | 仏閣
所在地:京都府京都市東山区法住寺三十三間堂廻り町655
宗派:天台宗
御本尊:不動明王
創建:988年(永延2年)
開基:藤原為光


【由緒】
平安時代中期に藤原為光によって創設された天台宗の寺。
かつて大きな寺領を誇る「法住寺殿」があった。
法住寺殿は後白河法皇が御所を作ると共に自分の死後を守る墓を敷地内に造営したもの。

墓に対峙するように蓮華王院(三十三間堂)を御所を守る新日吉神宮・熊野神社を移し、
政務をする政庁までもを含んでいた。
年月を経て法住寺殿はその名前や所管を変えたが、
法住寺にちなみ、その名を残すために「法住寺」が生まれた。

元禄期には大石内蔵助が参拝したと伝えられ、
その縁から四十七士木造が安置されているなど、
忠臣蔵縁の寺としても知られている。(東山観光案内サイトより)


【山門】



【豊川陀枳尼天】



【本堂】


こちらの御本尊は身代不動明王で源平の時代、木曽義仲が法住寺に火をかけた時、
お不動さまが身代りとなられ法皇は助けられたというお話が伝えられており、
後白河法皇も大変信仰されていたそうです。

また元禄期には大石内蔵助がこの法住寺に参拝したと伝えられ、
その縁から四十七士木造が祀られていました。

堂内は全て撮影禁止でした。


【後白河天皇陵】




法住寺の横には天皇陵があり、
この日は開いておりましたので参拝させていただきました。

幕末に法住寺陵が後白河天皇の御陵ではないと唱えた学者が現れた時、
当時の住持が御陵の真下を掘ったところ記録通りに
天皇の遺骨を納めた石櫃が見つかったと言われている。

明治期にはいると後白河天皇陵と妙法院門跡法親王の墓所が寺域から分離され、
宮内省の管轄におかれた。


【御朱印】



京都春季非公開文化財特別公開ということで拝観料が800円でしたが、
参拝した感想としてはちょっと高いと感じました。

肝心の不動明王が観にくいし他に見所も少ないので。