写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

親ガメの背中に子ガメを乗せて・・・

2012年06月20日 | 写真
昔こんな歌が流行りました。「親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて・・・・」という歌ですがなぜか記憶に残っています。写真の亀は町内会のバスツアーで行った名古屋市の公園で見た光景です。金沢にも亀はいますが、この写真のような甲羅干しの光景を見ることはありません。ということで撮影したのですが、よく見ると私が小さなときから慣れ親しんできた泥亀とは違い外国系の顔立ちです。私の知っている泥亀や石亀は都会の水溜りからは駆逐されているのでしょうか?
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醒井宿の清流に咲く バイカモ(梅花藻)

2012年06月19日 | 写真
江戸の日本橋を基点として京都三条大橋にいたる山側を通る旧中仙道の69あるという宿場の61番目の宿場町、醒井宿へ町内会のバスツアーで行ってきました。
石川県を朝6時20分に出発10時前に醒井宿に到着、醒ヶ井駅前でバスを降りて小さな宿場町を散策しました。
旧道に沿って流れる地蔵川は居醒の清水を水源とする澄みきった湧水が豊かに流れる川です。


この小さな川では年間を通して15度前後の湧水にのみ生息するというトゲウオの仲間「スギヨ」が泳ぎ、キンポウゲの仲間のバイカモ(梅花藻)が夏には小さな白い花を無数に咲かせてくれます。


季節的にはバイカモの花はまだ咲いていないかもしれないと思いながら地蔵川に沿って歩いていると多くは無いけれど清流に揺れる水草の中で小さな白い花が見えました。よく見ると梅の形をした「バイカモ」の花です。


滞在時間の関係で地蔵川の一番美しいといわれる地蔵堂のところまでは行けませんでしたが、まだ咲き始めたばかりとはいえ「バイカモ」の可憐な花も「スギヨ」の姿も見ることが出来て嬉しい滞在時間でした。
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原水爆禁止国民平和行進(2012)

2012年06月18日 | 写真
今夜8時まえに我が家の前を2012年原水爆禁止国民平和行進が通り過ぎていきました。顔見知りの人たちも沢山更新の列に加わりカメラを持つ私に笑顔で挨拶しながら原水爆の禁止、原発ゼロへの願いを訴えながらの行進です。
私は行進の時間を忘れていて、昼間に使うレンズをつけたままの通常の設定のカメラを持ち出して撮影したので上手く撮れているかどうか不安です。本来ならばISO感度を上げて私の手持ちのレンズとしては一番明るい50ミリ絞り1.8という単焦点レンズをセットすべきだったのですが・・・。
行進の列の中から「フラッシュが光ってない」との指摘がありましたが・・・、私は撮影時の雰囲気を撮りたいのでほぼ全ての場面でフラッシュは使いません。現在のカメラはそれを可能にしてくれています。ただ今回ばかりは失敗写真の山ではないかと思います。
ということで現像の時間も取れないため今回の写真は未現像でまだ公開できないので、昨年の平和行進の写真を公開します。
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あまり見かけない「柿の花」

2012年06月17日 | 写真
人間は身近にあって知っているようで案外知らない花があります。ビワの花もそうですが、今日公開の「柿の花」も意外と知られていない花の一つです。季語に使われる「柿若葉」の季節を過ぎると柿の葉の裏側にひっそりと地味な色の花です。
今日はとてもPCの不調と私の疲れで、とりあえず「柿の花の」公開のみのブログ更新です。
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青葉の季節  『天徳院特別写真展』

2012年06月16日 | 写真
今日も写真展の話題です。6月8日から14日までの一週間のほとんどを庭の青葉が目に染む古刹「玉姫の寺」としてよく知られる加賀藩の菩提寺初夏の天徳院に通いました。
金沢を観光で訪れた方たちや地元の信者など沢山の人たちに写真を見ていただき沢山のお話が出来ました。その人たちが写真のことは別にすると、一様に口にすることは天徳院のスケールの大きさと歴史の深さが醸し出す古刹の雰囲気とでも言うものでした。また窓から見る緑の豊かな庭の風景も関心の的で、来場のときは回廊を通って来て帰りは庭の緑の中を参道伝いに庭を楽しみながら帰ってゆきました。
私も一週間の天徳院通いの日々撮影可能なところを写真にとって「写真展」の報告書代わりにアルバムを作成しました。どうかお楽しみ下さい。

デジブック 『天徳院特別写真展』
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朝 露

2012年06月15日 | 写真
天徳院を会場としての一週間のグループ写真展の間はほとんど朝撮りに出かけられない状態だったので、今朝は新聞配達の後に久しぶりに南部丘陵の朝を見てきました。一週間前はようやくササユリが蕾をつけ、気の早いモリアオガエルが白い卵塊をポツンと水面に張り出した木の葉陰に生みつけたところでしたが、今朝行って見るとササユリは早く咲く場所では咲き終わり遅咲きのものが残っている状態で間もなく咲き終わる時期になっています。またモリアオガエルも産卵はすっかり終わり卵色も黄色みが強まって強い雨が来れば卵塊の中にはいつでも泳ぎ出せる小さなオタマジャクシが育っている気配でした。水田ではトンボの羽化が盛りとなって羽を乾かした羽化したばかりのトンボ達がまだおぼつかない羽ばたきで飛び始めています。
そんな朝の山里の草原には朝露が輝いていました。
今日の写真はその「朝露」です。
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カワセミの撮影

2012年06月14日 | 写真
私は目に入るもの、珍しいもの、気持ちが動くものすべてにカメラを向けシャッターを押します。「もっとも撮りたいものは?」と問われれば、たいていの写真家は自分がテーマとしている被写体のことを答えるのでしょうが・・・、私の場合は対象が多すぎて迷ってしまいます。
ただ自分の中ではっきりしているのは現代社会とのつながりを意識しながらの撮影をこの手から離すことはないということです。一見ただの風景だったり、花の写真だったり、鳥だったり、ヒトを撮った写真ではあっても表現できているか否かは別にしてそのことだけはいつもシャッターを押す手に込めていたいと思っています。
またヒトを唸らせるほどの写真が撮れたにしても写真撮影だけではなく現実の社会をどう変えていくかを考える、革新の方向への動きに参加することも手放すことはないと思います。
今日は一週間にわたる、日本リアリズム写真集団かなざわ支部の天徳院特別展最終日だったことで少し気持ちが高ぶっているようです。
今日の写真はカワセミです。カワセミは本当に美しい鳥で多くの写真家をその美しさで虜にします。でもその外見に似合わず獲物を獲るようすは猛禽そのものです。
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だるま夕陽になったかな?

2012年06月13日 | 写真
日本列島の日本海側では当然ながら夕陽は日本海に消えてゆきます。「夕陽コンテスト」という有名なフォトコンテストがあるほど、日本海の夕陽に魅入られた写真愛好家は多く、わたしもその一人です。多くの人は海岸線から直接夕陽を写す場合が多いのですが、私の場合は海岸線から離れた場所に住んでいることもあり山間部の棚田の向こうに落ちる夕陽を多く撮っています。
今日公開の写真も山間部から撮ったものです。

ほとんどの日は水面からの水蒸気が作り出す雲に阻まれて水面に届く途中で溶けるように消えるのですが、昨年の6月13日は珍しく条件がよくて水面まで輪郭が崩れないまま落ちていきます。上手く行くと夕陽写真家の誰もが撮りたいと願うだるま夕陽を撮れるかも・・・、と期待しましたが

思ったほど光りの屈折がありませんでしたが、ご覧のような赤いステキな夕陽として記録されました。
ちなみに今年はなかなか天候に恵まれずだるま夕陽どころか水面に接する夕陽もまだ見ることが出来ません。まあそのうちに見ることが出来るだろうとは思っていますが・・・。
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天徳院 山門に揺らめく紫煙

2012年06月12日 | 写真

このところグループの写真展が開催されている金沢の曹洞宗の名刹として知られる天徳院に通う日々となっている。そこで一番に出会うのが元禄6年(1693年)建立の金沢市文化財でもある二重門となっている豪壮な山門です。

山門の中央に青銅の大きな鈴のような形のものが置かれその上に丸い玉を守る姿の獅子の像が立ち、その下の鈴のような容器には香の香りが満ち、ゆらゆらと紫煙が立ち上っています。

私は信仰深い人間ではないし、玉姫の供養寺として参拝者を集めている寺ではありますが「百姓の持ちたる国」加賀の民衆を血の海に沈めて支配者として金沢に進攻してきた前田家にも憎悪に近い感覚もあります。その前田家の庇護の下に成り立つ天徳院の歴史はけっして好きではありません。しかし長い歴史の中で当時の最高水準の建築、文化など守り続けてきた僧侶などの功績を軽く見るものでもありません。
なにより現代の私達に潤いと癒しを与えてくれる天徳院の作り出す空間は素晴らしいと思う日々です。
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高校生と花菖蒲園

2012年06月11日 | 写真

四日ほど前に金沢ではよく知られた卯辰山の花菖蒲園を通りかかると沢山の人が来ていました。アジサイも花菖蒲もまだそんなに咲いていないはずなのにと思いながら園に入ってみると賑やかに高校生の一団が写生していました。何しろお目当ての花がほとんど咲いていないのでお互いの姿を写生したり、立ち木を描いたり、もうお弁当を開いているグループもいました。

それでも少ないけれども咲いている花を見つけて一心に描き続けている高校生も居ました。あれから4日たちそのときの蕾ももう咲き始めてアジサイも見ごろを迎えている頃です。
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