写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

能登半島 花嫁のれん展(七尾市一本杉通り)

2011年05月10日 | 写真
「花嫁のれん」は幕末から明治初期の頃から能登、越中、加賀に見られる庶民の風習の中から生まれた独自ののれんです。嫁入りのときに持参した暖簾を嫁入り先の仏間の入り口にかけて花嫁が暖簾をくぐるところから結婚式が始まった添えです。
能登半島七尾市の老舗の集まる一本杉通りでは各家に伝わる花嫁のれんを年一回期間を決めて公開する「花嫁のれん展」を訪れました。今年で八回目を迎え、この日は遠く九州からの見物の人や外国からのテレビ取材のクルーともお会いしました。「のれん」そのものは作られた時代によって材質もデザインもいろいろありますが・・・・、とてもすてきな暖簾との出会いや親切な地元の人たちのおしゃべりが楽しい時間でした。写真はお酒やさんの二階に飾られていた花嫁暖簾です。
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能登島

2011年05月09日 | 写真
ゴールデンウィークの最後だというので娘夫婦が能登半島の七尾湾に浮かぶ能登島のおいしいピザ屋さんに連れて行ってくれました。かつて白山書店として出張していたころはまだ橋も有料でその通行料がなかなか売り上げや利益の中から捻出できなかったことを思い出します。
その頃に比べてずいぶんハイカラな島となり、水族館やガラス美術館などは観光客を集めています。そういえばそのピザのおいしいレストランの名前も「ハイカラ食堂」という店で七尾湾が見えるおいしいお店でした。
今日の写真は、その能登島がまだ小さなフェリーでしか渡れなかった頃の島の表玄関として賑やかだった、そして今は閉ざされた港に残された大きな錨です。
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金沢市南部丘陵ー2

2011年05月08日 | 写真
ここ数日のあいだ私の所属している短歌サークルの手作り「年間歌集」(収録125首)の編集に集中していました。ようやく編集が終わり、これからこれも手作りでのプリントと製本になります。会員5人にそれぞれ10冊、合計50冊をあと一週間で作成の予定です。
   この歌集に収録の私の歌二首
    東支那の海にて戦死の叔父の骨、祖母の眠れる墓目指し来よ
    19年の生を偲びつ老い猫を看取った朝は花にれの咲く
今日の写真は昨日に引き続き夕景、夕陽そのものです。残念ながら日本海へのだるま夕陽とはなりませんでしたが・・・、ご覧下さい。

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金沢市南部丘陵夕景

2011年05月07日 | 写真
雪どけと天候回復を待ち、今年最初の金沢市倉が嶽町からの夕景です。半月前はまだ積雪によって通行できなかった林道沿いにある「知る人ぞ知る」夕景の名所です。とくに棚田に水が張られ、日本海から加賀平野そして山を越して足元に続く棚田に夕陽が映りこむこれからの季節は毎日のようにカメラの三脚を据える人の姿が見られます。
この日はまだ道路状況が充分でないので私一人の世界でした。咲き残っていたカタクリの花と夕陽を撮ってみました。
兄弟ブログ「日々撮りたて」でも夕景の写真を公開しています。
親サイト[ぎゃらりーたちばな]、兄弟ブログ[日々撮りたて]へもどうかご来訪ください。
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ザゼンソウの咲く里

2011年05月05日 | 写真
「ザゼンソウ」はWikipediaによると『仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来とされる。また、花を達磨大師の座禅する姿に見立てて、ダルマソウ(達磨草)とも呼ぶ。冷帯、および温帯山岳地の湿地に生育し、開花時期は1月下旬から3月中旬。開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり約25℃まで上昇する。そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げている。開花後に大型の葉を成長させる。』
花言葉は「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」、サトイモ科ですが仲間の水芭蕉と比較するとあまりなじみのない植物です。水芭蕉ほどの大群生地というのもあまりなく、どちらかというと雪解け水が流れ出す湿地でひっそりと赤い花を見せています。
そのザゼンソウが金沢市南部丘陵に自生しています。数年前に見つけたのですが毎年雪解けの頃に会いに行くことにしています。今年も同じ場所に姿を見せてくれました。
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カプチーノ

2011年05月04日 | 写真
ひさしぶりに街でつれあいと「お茶」しました。北陸でも屈指の繁華街、片町のおしゃれなカフェで猫模様の「カプチーノ」を頼みました。Wikipediaによれば「カプチーノ(イタリア語:cappuccino)は、イタリアで好まれているコーヒーの飲み方の1つで、陶器のコーヒーカップに注いだエスプレッソに、クリーム状に泡立てた牛乳を加えたものをいう。イタリア語の本来の発音は「カップッチーノ」に近い。好みによってチョコレートパウダーで風味付けすることもある」ものだそうでミルクでお好みの模様を浮き立たせてくれるのがこのカフェのウリのようです。写真は動物写真家の岩合光昭氏の猫写真展を見ての帰りに立ち寄ったので猫のデザインでお願いしたカプチーノです。
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クロサンショウウオの卵 -金沢市南部丘陵-

2011年05月03日 | 写真
金沢市南部丘陵に遅い春がやってきました。ようやく雪が消えた小さな泉でクロサンショウウオの卵を見つけました。
雪に閉じ込められていた里山で新しい生命の誕生がはじまります。この後蝦蟇蛙や赤蛙などの産卵、そして孵化したオタマジャクシなどを餌とする小動物や鳥、水生生物も子育ての季節となります。
春から夏へと移り変わる季節は山里や森で暮らす生き物たちの命がもっとも煌めく季節でもあるのです。
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竹の秋、竹秋

2011年05月02日 | 写真
山いくつその前山や竹の秋 (道山草太郎)

四月になると竹の葉が黄ばんできて秋の植物の葉の色に似てくることらこのきせつは「竹秋」「竹の秋」と呼ばれ、季語としてこの言葉が使われます。
昨日に引き続き金沢市の南部にある竹林の、まさに「竹秋」と呼ばれる光景です。まもなく筍の収穫が終わると同時に竹林にササがサワサワと降り注ぎ、地表を覆います。
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筍掘り

2011年05月01日 | 写真
金沢の地物の筍は柔らかくおいしいと評判ですが、今年は裏作の年のうえ長引いた雪と寒さで記録的な不作になりそうです。そんな中でも筍農家の方は竹林の整備も兼ねながらの筍堀りに早朝から精が出ます。
この朝は私の参加する写真サークル、日本リアリズム写真集団かなざわ支部の撮影会としてお邪魔させていただき、すぐ近くから撮影させていただきました。
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