朝夕は寒いくらいの気温に下がる山里、太陽が当たり暖かい路面には交尾期・産卵期を迎えたカマキリが体温を上げるためかよく出てきています。その中には交尾をしているものもいるし、餌を捉えて食べているものもいる。
今日の写真は交尾中のカマキリですが、良く見るとメスの両腕のカマの部分にはカマキリの頭部が挟み込まれ背中にはオスカマキリが捉まり交尾中です。カマキリは秋の餌の少なくなる季節には仲間のカマキリも捕食するといわれ、交尾相手のオスをも捕食すると言われています。
知識としてはカマキリが共食いすることは知っていますし、交尾で体力を使い弱ったオスをメスが捕食することも知っていましたが、その現場を見たのは初めてです。
この年齢(70歳)になってもまだまだ初めて見たり知ったりすることが多くて沢山のことを自然の営みから教えてもらっています。