兼六園で春を見つける マンサクの花と白梅

　　［マンサクの花］

立春の朝、好天に誘われて兼六園の梅林を訪れました。毎年一番に春を知らせてくれる、「まず咲く」から名前がついたと言われるマンサクの花がある場所に行くと黄色い色が見えました。
何本かあるマンサクのうちの一本だけですがリボンのような黄色の花をつけていました。春とはいえまだ寒が明けたばかりの冬景色の中に黄色い花のあるその部分に春の暖かさを感じました。

　　［白　梅］

マンサクの花を見つけた後もしかして梅も蕾くらいは膨らんでいるかもしれないと兼六園の梅林を丹念に見て歩いて見ましたがまだまだ蕾の先を固く閉じた枝ばかり、探すのをあきらめて帰ろうとしたとき梅林の外れにある一本の木に白いものが・・・。
近づいてみるとポツポツと咲き始めた白梅がありました。通路から離れた場所なので近づくことができないので高倍率のコンデジで撮ってみました。それがこの写真です。
今夜から冬のライトアップが始まる兼六園ですが、その冬の兼六園の片隅にもたしかに春の息吹が感じられる朝でした。

　　［ＴＰＰ合意急ぐ日米政府］
今朝私が地域で配達した「しんぶん赤旗」の一面トップの見出しです。併読している北陸中日新聞でも、このところ豚肉や米、牛肉などでの日本政府の際限ない譲歩が見てとれる報道が「日本人人質事件」の陰で目立たない記事ではあったのですが続いています。
ＴＰＰ条約交渉に参加する国全体の国内総生産のうち約９０パーセントを占める「日米合意」をてこに全体の合意を迫ろうとしているようです。日本という国の農業をはじめとする社会の在り方を根っこからひっくり返そうというＴＰＰ条約というものにもっとアンテナを立てて、その危険な本質を国民に知らせることがこれまでにも増して緊急のテーマになっているようですね。



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