写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

雪の茶屋街 少し昔の金沢

2018年01月22日 | 写真日記
    [雪降る町 金沢]

今日は東京周辺が大雪ということで朝からテレビ画面は関東周辺の雪害状況で占められています。
金沢市も今夜あたりから降雪との予報もあり心配しています。
今日の写真は金沢らしい観光スポットとしてたくさんの方たちが訪れるひがし茶屋街の雪の日の写真をアップしました。
かつて金沢の花街として旦那方が遊び、多くの女性が芸を磨き多くの客をもてなした粋な造りの町屋が軒を連ねる遊郭のメインストリートです。
突然降りだした強い雪を避けようと多くの観光の方が土産物屋などに避難して人影が一時的に少なくなった「ひがし茶屋街」のモノクロームのような町の印象がかつてこの町で涙を流したであろう女性たちの思いと重なるような気がしてシャッターを押した一枚です。

    [灯篭を凍結から保護する菰巻き]

お茶屋さんの玄関先で菰で巻かれた立派な灯篭が雪を受けながら立ち尽くしていました。
この店の女将さんや働いている人たちの心遣いがよくわかります。

    [ひがし茶屋街の玄関先にあたるバス停のベンチ]

金沢市内で有数の観光スポットのバス停「橋場町バス停留所」のベンチです。
気づかない方が多いのですが停留所のベンチは透明な分厚いプラスチックでできていて、そのプラスチックに色とりどりの和独楽が埋め込まれています。
写真はそのベンチの透明なプラスチックのなかの独楽の向こうに広がる雪で白くなった道路と街の光景です。
私の好きな写真の一つです。

今日は少し昔の金沢を思わせるような雪の街の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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