白山山麓からの帰り道を走行距離約9万キロという愛車(軽自動車)でゆっくりと走っていると田圃道の向こうが黄色く染まっている。
最近では出会うことの少ない菜の花畑のようなので幹線道路を外れて田圃道へ、しばらく走ると視界が黄色く染められるような畑に到着、車を対向する農作業用車の邪魔にならないように狭い道の端っこに止めて撮影してきました。
私は讃岐地方の農村で生まれ、食用の菜種油を採るための菜の花畑が黄色く続く中を四国巡礼のお遍路さんが泳ぐように進んでいく姿をみながら育ちました。私の記憶のなかに「春」と「菜の花畑」と「お遍路さん」はセットで刻み込まれているようで、この写真のような光景に出合うと一瞬で子ども時代に戻る自分、もう一人の自分を意識してしまいます。
今日のブログは菜の花畑の写真アップだけで更新します。
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