写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

兼六園雪吊り なんで?いまどき花菖蒲が咲いて

2014年11月10日 | 写真日記
毎週月曜日の朝は「しんぶん赤旗」の地域配達日なので、休刊日の確認もしないままに早朝の新聞販売所に行き担当地域の棚を見ると新聞が無い!
その時点でようやく今日が休刊日と気づきましたが・・・、ということで今朝は久しぶりに兼六園の夜明け撮影に出かけました。

11月に入ると始まる、観光客のどなたもカメラを向ける兼六園の冬を迎える風物詩としてよく知られる雪吊りの也風景です。北陸の重い雪から名木を守る「雪吊り」、リンゴ吊りといわれる枝折れを防ぐ方法で、ご覧の通り見た目にも美しい景観を紡ぎ出します。写真の唐崎の松を手始めに兼六園の数ある名木の雪吊り作業が始まっています。



兼六園はさすがに天下の名勝といわれるだけに多くの庭師の手が隅々にまで行き届き、落ち葉でさえ必要な場所には残され、兼六園の紅葉の名所といわれる山崎山をめぐる園道は落ち葉で彩られ色づき始めた頭上のもみじと足元の落ち葉を楽しめます。



兼六園には犀川上流を水源として辰巳用水によって運ばれてきた水が園内の霞池や瓢池を巡る曲水を潤しています。今朝はその曲水のほとりで珍しい花を見つけました。本来は春に咲く花菖蒲が綺麗な花を咲かせていました。季節が春だと勘違いした花が咲いたのでしょうか、とても幸運なひと時に思える時間でした。

兼六園の紅葉はいまも美しいのですが本格的な紅葉ははこれから本番を迎えます。



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