写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

2月豪雪 市民の暮らしを直撃

2018年02月07日 | 写真日記
    [あれっ 商品がない]

私たちのようすを心配して見に来てくれた孫娘のスマホの写真。
あるスーパーの食品棚が空っぽ、こんな風景は3.11東日本大震災時にテレビ画面で見た記憶があるのだが・・・。
今回の北陸を襲った2月豪雪で5日から物資輸送の大動脈である国道8号線、北陸自動車道路が大渋滞・通行止めの話はニュースとしては知っていたのですが、まさかこんな形で市民の食卓を直撃するとは思いませんでした。

    [果物はあるようですが食材が]

1枚目とは別なスーパーの食品棚のようすです。
孫娘は観光客などが利用する旅館でバイト中ですが、お客さんに出す食材が不足しているので近くのスーパーやコンビニ、商店で使えそうな食材を調達してきてくれと頼まれて外出。
食材なら何でも揃うという金沢を代表する小売市場やスーパー、コンビニまで足を伸ばしたけれどもどこも写真のような状態だったとのこと。
ニュースなどをチェックするとコンビニでは弁当など食べ物は極端な品不足、幹線道路の渋滞や通行止めに加えて市中の道路もほとんど機能しない状態が続きコンビニや大手スーパーの独自の配達網もほぼ止まってしまっている結果として必要な食材が手に入らなくなってしまっているということです。

    [食材にとどまらずガソリン・灯油も]

写真は我が家の前の旧8号線です。
直接の関係はないようですが、この道路も雪のために車線が狭くなりほとんど終日にわたって渋滞が続いています。
今日のテレビ報道では品不足は食品のみならず、灯油ガソリンも品切れの危険水域に近づいているとのことです。
考えてみれば日常市民が使う商品物資は国道8号線、北陸自動車道路でのトラック輸送に頼っています。
その道路が福井・石川・富山という北陸各地で寸断されていることの結果を金沢市民である私が具体的な形で認識し狼狽しています。

今日も1日雪が降り続きこれまでの積雪に加えて20センチほど増えているそうです。
わが家も雪に埋まっていた軽自動車をようやく掘り出すことができましたが、クルマの周りの雪をもう少し除かないとまだ使えない状態です。
明日はまずは歩いて近くのスーパーを巡り空っぽになっている冷蔵庫に入れる食材を補充しなければと思っていますが、さてさて何か買えるものがあるかどうか・・・。

今日は孫娘の写真で見る食材の入っていない空っぽの棚と我が家の前の道路の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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