[狸]
眼をそむけたくなる写真です、これまでも林道や山の中を通過する幹線道路で目にする輪禍に遭った野生動物たちを見るたびに辛い思いをしながら写真を撮ってきましたができるだけブログにアップすることは避けてきました。
未明の林道で冷たくなっていたのは立派な体躯の狸。
未明の林道で冷たくなっていたのは立派な体躯の狸。
[家族を思う]
もう立派な成獣の狸です。
おそらく家族もあると思いますが、巣穴では家族が彼の持ってくる餌を待っているかもしれません。
子どもたちはそろそろ独り立ちできる季節なので彼が帰らなくても大丈夫かもしれませんが、それにしても痛ましい事故です。
[人の業というものを思う]
やがて明るくなれば道路の管理をする方たちが片付けて、この路上で野生の命がなくなったという形跡は無くなります。
私はこういう野生動物たちの姿を見るたびに私たち人間がどれほどひどいことをしているかということ。
しかもそのことをほとんど意識しないままだということがとても悲しく、ヒトという種が持つ「業」というものを考えてしまいます。
私はこういう野生動物たちの姿を見るたびに私たち人間がどれほどひどいことをしているかということ。
しかもそのことをほとんど意識しないままだということがとても悲しく、ヒトという種が持つ「業」というものを考えてしまいます。
昨夜はネット環境が乱れて今朝になってのブログ更新となりました。
林道の整備が進み夜間の事故などで野生動物たちの犠牲も、未明の林道で撮った写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。