[ねこねこやなぎ]
「ねこねこやなぎ ねこのしっぽふわわわわ ねこやなぎのわたげもふわわわわ」
白山書店の店長だったころ、春が来て小さなお客様が来るとよく読み聞かせに使った絵本 岸田 衿子 文 / 古矢 一穂 絵 の最初の言葉です。
そんな言葉が思い出されるネコヤナギが河北潟干拓農地で白い穂を出していました。
[雪かと思えば]
寒い枝であつた猫柳となつた/栗林一石路
上の句のような枝のあちらこちらに白い雪が残っているように小さな花芽から白い穂がほころんでいました。
[風に揺れて雀が]
さっと吹きすぎるまだ冷たい風に追い立てられるように、揺れる枝からスズメたちが姿を現し飛び立ちました。
まだ冬という言葉がふさわしい雪が残る河北潟干拓農地ですが、今日出会ったネコヤナギが春の兆しを感じさせてくれました。
雪が残る河北潟干拓農地に春の兆しの白い穂が見えました、ほころびはじめたねこやなぎの写真三枚をアップしてブログ更新しました。