写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

山里の「秋」を撮る

2021年08月13日 | 写真日記
    [宵祭り]
10月は秋祭り
白山山麓に暮らす近郷近在の人たちが楽しむ祭り、その宵祭りは昔から若い男女の出会いの場ともなったといわれています。
私は子どものころ父親が祭りの場を訪ねる露天商だったので、その頃のことを思い出して「祭り」というだけでそのころの楽しさや寂しさを思い出して心が騒ぎます。

    [裏山の紅葉]
11月、山里の秋は美しく寂しい。
里山の麓の民家の裏に立つと迫ってくる秋色に圧倒されるような気がします。
足裏に感じる深くやわらかな落ち葉の感覚がもうすぐ訪れる冬、分厚い雪に閉じ込められる長い季節を思い起こさせます。

    [合掌櫓の大根干し]
これだけのスケールの漬物用の大根を干す合掌櫓は写真のやぐらを最後に見かけなくなってしまいました。
金沢周辺では雪の季節になる前の冷たい冬の風で干した大根を漬物に使います。
12月になって雪が積もり始めるころにはこの櫓も片付けられて田んぼは雪の下になります。

10年ほど前の個展で展示した作品のうち山里の秋の写真三枚をアップしてブログ「写真師の新カメラ日記」更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
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