気ままに

大船での気ままな生活日誌

原節子桜の残り花 カルミアの初花

2016-04-30 18:31:05 | Weblog

2016年4月30日

ぼくが名付けた原節子桜。例年、松竹桜並木で一番、初めに咲き、一番、あとに散る、”伝説の桜”になっていた。それが、今年はちょっとヘン。なんと、一番遅く、咲き始め、何だか、元気がない。原因はわかっている。昨年、本家の原節子さんがお亡くなりになり、がんばる気力が失われたと思うのです。

そこで、ぼくは、初花を咲かせたときに、”原節子は永遠です、原節子桜も永遠です”と慰めの言葉をかけてあげた。それ以来、急に元気を取戻し、次々と花を咲かせたのだ。この調子なら、きっと、一番、あとまで咲いてくれるのではと期待していたのです。

その通りになりました。もう、明日から5月というのに、そして、どの松竹桜も花を散らしてしまっているのに、原節子桜だけが、まだ”残り花”をつけているのです!とうとう、やってくれました、おめでとうございます!

さて、次の目標は、原節子桜自身がもつ”残り花最長新記録”への挑戦です。2010年、2014年、2015年に記録した5月6日を超えて欲しいのです。なんだか、新記録誕生の予感がします。写真の花房のほかにもう一つありますので、どちらかが残ってもらえば。わくわくどきどきしんきろく。これから、毎朝、念入りに調査し、その結果をブログで報告することにいたしまする(汗)。

わたしも天国から応援するわ。

そして、今日はもうひとつうれしいことが。東慶寺のカルミアが咲き始めたこと。

今年はたくさん蕾をもっている!今日は初花記念日!

咲かせて、咲かせて、桃色吐息!いっぱい咲かせて!

おじいさんも応援します。

おばあさんも応援します。

新なでしこジャパンも応援します。

誰も応援してくれないけど、じつは、あたしも今日が初花なの。

根津美術館庭園のカキツバタはもう見頃というのに、遅すぎです!もう少し、がんばって!(たまには叱咤激励もしなければ)

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稀勢の里関らが熊本地震の募金活動

2016-04-30 08:02:03 | Weblog

おはようございます。毎日がGWのぼく(汗)ですが、いよいよ、本物のGWがはじまりましたね。どこでも大混雑ですね。

亀戸天神の藤見物に行ったあと、まだ五月場所のチケットを買っていなかったことを思い出し、両国の国技館に寄った。すると、そこに沢山の人が群がっている。何かイベントがあったらしい。聞いてみると、横審による稽古総見があり、相撲フアンにも無料開放していたとのこと。それは、終わったようだが、ぞろぞろ帰っている雰囲気ではない。まだ、何かやっているらしい。

構内に入ってみると、稽古姿の佐田の海関がまず目に入り、その向こうに、稀勢の里関と照の富士関がいるではないか。募金箱を抱えているので、ピンときた。熊本地震の募金活動をしていたのだ。館内では白鵬関らがおり、こちらの方は、募金する人達の大行列となっていた。

ぼくは、熊本市出身の佐田の海関の募金箱にいくばくか入れさせてもらった。実は、ぼくの家内も熊本市の出身で弟、妹家族が被災している。ようやく昨日、ガスが復旧したという連絡が入った。まだ、自宅に住めるだけいいと言っている。さらにひどい被災を受けた方々のことを思うと、悲しくなる。早い復興を祈るばかりだ。

佐田の海関

稀勢の里関

照ノ富士関

相撲博物館も開放されていた。”大相撲の賞展”を観てきた。チケットも、ほぼ完売だったが、残りわずかな椅子席を何とか手に入れることができた。そのあと、今日が初日の、えど博の”真田丸展”ということも考えたが、それはおすもうの日に兼ねて行くことにして、上野へ廻り、若冲展へ。50分待ちだったが、とても素晴らしかった。できるだけ早く感想文を書きたい。

亀戸天神の藤。早咲きが見頃ということだった。全体的にはイマイチ。

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なんじゃもんじゃ蛾

2016-04-29 08:43:10 | Weblog
前日、大船フラワーセンターでなんじやもんじゃの花(ヒトツバタゴ)が咲いていたので、円覚寺のなんじゃもんじゃを観に行った。北鎌倉駅で降りて、ふと、ホームの柵にとまっているうす緑色のアゲハ蝶くらいの大きさの蛾に目がとまった。つくりもののようにも見えたので、ちょっと触ってみると、ぴくりと動いた。どうも、羽化したばかりみたい。こりゃ、なんじゃもんじゃ?なんじゃもんじゃの花をみにきて、なんじゃもんじゃの蛾をみれるなんて、なんて運がいいのだろう。
 
まずは、その写真から。薄緑色にピンクのふちどり。なんて綺麗な蛾!

帰ってから調べると、オオミズアオ(大水青)という名の蛾であった。まるで蝶のようにきれいな蛾。幼虫は桜の葉を食べるそうだから、近くの桜の木から降りてきたのかも。
 
円覚寺に入ると、ここでも、なんじゃもんじゃ?
 
牡丹までなんじゃもんじゃ。雨傘とは。


あ!
 
本物のなんじゃもんじゃは見頃でしたよ。

松嶺院のなんじゃもんじゃ。

 
仏殿裏のなんじゃもんじゃ
 
 

黄梅院のなんじゃもんじゃ?ちゃう、ちゃう、おおでまりでんがな!


花はかみさま、ほとけさま。
 
さて、今日はこれから東京見物へ。若冲は混んでるかな。カキツバタもいいね。


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弘前公園の桜(6)弘前城植物園

2016-04-29 07:49:18 | Weblog

おはようございます。2016年4月25、26日に訪ねた弘前公園の桜報告シリーズも、いよいよ、これが最後となります。

弘前公園の一画に7万平米の敷地をもつ弘前城植物園。園内に25ほどのゾーンがあって、ここの”さくらの園”が今、一番、華やか。ここだけではなく、園内のあちらこちらに桜がいっぱい。また”白神山地生態圏”ではブナの新緑がうつくしい。そう、カタクリやシラネアオイも咲いてましたよ。では、まず、さくらの園から。

さくらの園 一歩、植物園に入ると、こんなに静か。

向こうの丸太は?太郎杉の幹です。長勝寺前の市道中央に立っていたもの。枯死したあと、ここに移された。

飯田吉野

紅枝垂れ

咲耶姫(さくやひめ)

薄墨桜

さくらの園を出ても、あちこちに桜が。

かつらの並木もよかった。街路樹見本園にて。

カタクリ

シラネアオイ

”白神山地生態圏”のブナ林の新緑も素晴らしい。


近くに住んでいれば、毎日、散歩したいような、ステキな植物園でした。

。。。。。

日本一の弘前の桜を二日間もみて大満足。帰る頃には、お濠の花筏が急に増えてきた。


おいわきやまさん、また逢う日まで。

(完)

 

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大船フラワーセンター ふじ、はんかちの木、なんじゃもんじゃ

2016-04-28 13:42:18 | Weblog

弘前から帰った翌日(4月27日)、家内と近くのフラワーセンターに出掛けた。ふじが、どんぴしゃの見頃、はんかちの木もOKだし、なんと、なんじゃもんじゃまで咲いていた。でも、牡丹は最終盤、その代り、芍薬が咲き始めていた。

まず、苑内に入ってすぐの花屋さんの前の藤棚が見事だった。

これなら、ふじ苑もきっと見頃だろうと喜ぶ。そちらへ向かう途中、築山の麓にひとだかり。そうか、ハンカチの木だ。近づくと、もうすっかり白いハンカチになっていた。

今日はついてるゾ、とふじ苑に行ったら、どの品種も見頃。こういうときはめったにない。皆、いきいきと咲いている。ここ10年、一番かも。

ここで、お弁当を食べて、芍薬園へ。暁という名の芍薬が、一番、早起きだった。あとは未だ、春眠暁を覚えずだった。

そうそう、ねぼすけ、ひねまる子ちゃんもさすがに目(芽)を醒ましていましたよ。

牡丹園ではねぼすけハイヌーンだけが目をぱっちりさせていた。あとは冬眠じゃない、春眠に入っていた。

バラ園はこれから。ここで一番の早起きはこの子。

人生いろいろつつじもいろいろ。

ロードレンドロン


古都の曙 ここで育種したとのこと。若葉が黄色くて、花の赤との対照が面白い。

モミジ山に、るりはこべ。はこべではなく、さくらそうの仲間とのこと。

むぎせんのう。そういえば麦のような葉っぱでせんのうのような花。

モミジ山のあおもみじ。青葉はカエデが一番。カツラもいいけどね。

なんじゃもんじゃがもう咲いている。どうしたわけじゃ。

窓の外をみると、雨が上がったようだ。さあ、これから北鎌倉まで行って、山藤となんじゃもんじゃと、あと秘密の花を探しににいこうかな。

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弘前公園の桜(5)銘木たち

2016-04-28 11:23:42 | Weblog

 こんにちわ。今日は天気がイマイチなので、午前中は外出せず、ブログ記事書きに専念。今日、三本目となります。弘前の群れる桜もすごいけど、堀文子画伯のように、”群れない 慣れない 頼らない” 、一本桜もすごい。そんなすごい桜たちを紹介します。

日本最古のソメイヨシノ 東内門を入ってすぐ。旧藩士の菊池氏により、明治15年に寄贈されたもので、ソメイヨシノでは最古といわれている。神々しい。

日本一太いソメイヨシノ 緑の相談所裏の樹齢100~120年、主幹幹周5.37m、樹高10m。稀勢の里の貫禄。もうすぐ五月場所。 

御滝桜 大正三年宮城県人会により寄贈されたもの。棟方志功が命名した。わだば大滝になる。 

弘前枝垂れ これも宮城県人会の寄贈。通常の枝垂れ桜と花弁の枚数が違うので”弘前枝垂れ”としている。これは、天守の近くにあるもの。

プロフェションナルな桜(二の丸大しだれ)宮城県人会から大正三年に寄付されたもの。2013年、NHKの”プロフェショナル”で、紹介された。大雪になぎ倒されて、もう駄目だと思われていたが、根継ぎなど丁寧な治療で、プロフェショナルな樹木医さんに助けてもらった。この年も、満開がGWをはずれ、さくらまつりが終わったあとにピークがきた。宿も新幹線の切符もゆうゆう前日にとれ、このときは秋田の角館も廻り、弘前へ来た。今年も見事に花を咲かせてくれた。がんばってね。

どんじりに控えしは、まだ、若手のホープながら、幸せいっぱい、夢いっぱい、50年後の銘木、横浜緋桜。昭和47年頃に横浜の白井さんが作り出した品種で、新宿御苑にもある。東門をくぐると、鮮やかなピンク色の満開の花が十数本、迎えてくれる。年々、華やかになってきた。
(影の声) ”群れる 慣れる 頼る”、そんな桜のようだから、とても、銘木には。なれないでしょう。

次回は弘前城植物園の桜です。

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弘前公園の桜(4)北の郭、三の丸、四の丸

2016-04-28 08:57:00 | Weblog

本丸広場で岩手山とお城の夕景を楽しんでいると、ぼんぼりに灯りがともった。

内濠に架かる鷹丘橋を渡って北の郭に出る。

石垣工事の内濠開放区を望む。去年までは石垣の先端に天守があり、赤い下乗橋も見え、絶好の写真スポットだった。

三の丸へ向かう。灯りの桜道がつづく。

内濠の桜を見ながら、

お花見のグループも。

ピクニック広場も宴会の場。昼間は幼稚園生の遊び場。

四の丸に行くと、出店がいっぱい。

津軽百年食堂のモデルとなった老舗の出店もあった。

護国神社の大鳥居。参道も出店。

公園内どこへ行っても桜、さくら、サクラ。ほんとにすごい。

次回は弘前公園の銘木たちをご紹介します。(つづく)

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弘前公園の桜(3)追手門から二の丸へ

2016-04-28 08:05:19 | Weblog

おはようございます。弘前の桜、次は追手門(大手門)から二の丸付近のお花見となります。

追手門の前にある市役所は、さくらまつり期間、屋上(4階)を公開していて、そこから追手門付近の桜を見物できる。まず、そこから高みの見物。

市役所屋上からの花見(2016年4月25日)

追手門がみえる。

左に目を向けると、うっすらと岩木山がみえる。初日は黄砂の襲来があったようで霞んでいる。

高みの見物のあとは、下に降り、追手門に向かって歩く。お濠に花筏がいっぱい、この辺りの桜はもう散り始め。

追手門が見えてきた。

追手門をくぐって、



市民広場の紅枝垂れを横にみて、

さらに、桜の並木を先に進む。

杉の大橋を渡って、

南内門へをくぐり、


そして、二の丸に入る。

下乗橋がみえてくる。

本丸に入る下乗橋に。夕桜と夜桜見物に向かう人々。

そして、灯りがともりはじめる。 (つづく)

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弘前公園の桜(2)西濠付近

2016-04-27 21:38:08 | Weblog

こんばんわ。日本一の弘前公園の桜。本丸広場に引き続き、第二弾は西濠の桜のトンネルと参りましょうか。ソメイヨシノの桜並木ですが、満員御礼。あれ、もうすぐはじまる大相撲五月場所と混同してしまったでやんす。こちら、弘前場所は満開御礼です。素晴らしい桜のトンネルでした。

ほらね。

西濠に架かる橋、春陽橋。


橋上から観る。西濠を挟んで、両岸に桜のトンネル。ボートも出ている。まるで、ひと月前の皇居の千鳥ヶ淵みたい。


橋の向こう側も桜並木になっている。人出はこちらの方が少ない。

桜見物するふたり。

手前の、混んでいる桜のトンネルをくぐって、ボート乗り場方面へ。

お濠端の古木。


桜のトンネルの終点、そこはボート乗り場。そこから春陽橋方面を眺める。




しばし眺めて、西濠を離れる。濠に併行する小さな水路にも桜並木が。

隣りの蓮池に映る桜並木。花筏もはじまっていた。


これは、樹齢300年のイチョウ。根の一部が露出し、まるで、盆栽の根上がり仕立てのようになっている。この老木に会うのも楽しみ。老々会見。

素晴らしい西濠の桜のトンネルと、のどかな西堀付近の桜風景でした。
では、今日はここまで。明朝、追手門付近の桜をご紹介しましょうか。では、では、おやすみなさい。 

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弘前公園の桜(1)お城と岩木山

2016-04-27 10:11:06 | Weblog

おはようございます。弘前公園の桜見物から帰ってきました。

弘前公園の桜は例年、GWにピークがくるので、宿も新幹線の切符もとれず、いつも諦めていた。それが最近、はずれることが多くなり、去年も、今年も、GW前に満開になった。勤め人やツアー客にはがっかりでしょうが、ぼくらのような”自由人”には大歓迎。おかげさまで、二年つづけて日本一の桜を見ることができた。開花情報と天気予報もみて二日前に、4月25、26日と決定。

25日の朝、新函館北斗行のはやぶさ7号で出発

弘前公園の桜のポスターといえば、必ず出てくる、弘前城(天守)と赤い下乗橋。それが、石垣工事のために、天守が移動し、いつもと違う景色。移動前後の両方の景色を見られて幸せ。まずは、弘前城のある本丸広場の桜景色から。二日に渡り、朝、昼、夕と訪れた。

移動後も下乗橋からお城を観ることができる。人気スポットで大変な人出。外国人も多い。

翌朝はこんなに静か。幸せなカップルが記念撮影をしていた。


本丸広場は紅枝垂れ桜が咲き乱れる。ほぼ満開。朝夕、取り混ぜてあります。

本丸広場からみる岩木山は絶景。いつも、これを観るのを一番の楽しみにしている。

夕方にはうつくしいシルエットをみせてくれる。

お城とツーショット。

枝垂れ桜と。

ソメイヨシノと。

翌朝、早くから見物に行く。

まずはお城とのツーショット。これが、今年の売りだそうだ。


桜の間から。

枝垂れ桜と。

ソメイヨシノと。


さて、お次は満開のソメイヨシノのトンネルにしましょうか。(つづく)

 

 

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