2016年4月1日
松竹大船撮影所開所記念に植樹された砂押川の桜並木が見頃になりました。もう、明日にでも満開の勢い。それに、ほかの桜よりだいぶ遅れて、昨日、開花したばかり原節子桜も元気を取り戻し、花数を一気に増やしてきました。
はじめに、原節子桜。昨日の記事でも紹介したように、いつも先頭で開花し、そのあとずっと咲きつづけ、一番、最後に散る”伝説の桜”でした。ところが、昨年、本家の原節子さんがお亡くなりになってから、急に元気がなくなってきたのです。昨日、ようやく初花がみられたので、ぼくは、原節子は永遠です、原節子桜も永遠です、と慰めの言葉をかけ、頬ずりをしてやったのです。それが、見事に功を奏し、すっかり元気を取戻し、一日で花数を100倍増していたのです。まだ隣りの小津安二郎桜やほかの桜には及びませんが、明日には一気に追いつくのではないかと思います。
原節子桜 昨日は数輪しか花がなかった枝がこんなに花をつけた。元気回復、おめでとう。
お祝いの紅白、さくらももこ。
からすまでお祝いにかけつけた。からすの花見。
もう、すっかり見頃になってきた桜並木、
原節子展が、鎌倉市川喜多映画記念館ではじまっています。4月から、主演映画も”新しき土”を皮切りに、次々と上映されます。
会場内には、原節子主演の映画ポスターや秋山庄太郎撮影のポートレートの数々が展示されています。ちらしの写真もその一つで、原節子さんが一番気に入り、余計にやいてもらい、手元に置いていたそうです。
ぼくも原節子桜に気に入られるようなサクラポートレートをつくってやらねば。