気ままに

大船での気ままな生活日誌

銀座・東急プラザ、オープン 2016年3月31日 

2016-03-31 23:10:01 | Weblog

こんばんわをもう一度(笑)。

やっぱり、これも、今晩中に書いておかねば意味はないと思って、眠い目をこすりこすり書きはじめている。江戸切子をモチーフにした斬新な建造物、東急プラザが、本日、2016年3月31日にオープンしたが、そこに行ってきたのです。

ぼくは、これはと思う展覧会とかは、なるべく初日に出向いているが、この”江戸切子”も初日に狙いを定めていた(汗)。なんと、その日は上野公園の桜が満開で、東博の桜も満開で、と気をよくして、意気揚々と銀座に向かったのだった。実は、ちょっと混雑が心配だった。入場に1時間待ちなんてことになったら、どうしようかなんて。ところが、午後も3時を過ぎると、落ちついたらしく、すいすいとエスカレーターに乗れ、各階を見学し、オープンテラスの屋上まで難なく踏破できたのだ。

外部の建築が江戸切子なら、内部はどうなのか、あるいは、旧銀座東芝ビル時代によく立ち寄った旭屋書店は再出店しているのか等、興味があった。

数寄屋橋交差点から見る、オープン初日の東急プラザ。やっぱり、ここからが一番、見栄えがいいし、江戸切子のイメージは良く出ている。

交番前の桜を入れて。3月31日、満開。

さて、内部でも、一番江戸切子らしいインテリアは、6階「KIRIKO LOUNGE」(キリコラウンジ)かな。約27mの大吹き抜け空間にカフェを併設している。



階下を見下ろす。

屋上は2ゾーンからなる、”KIRIKO TERRACE”(キリコテラス)。展望できる。

グリーンゾーン。植物の壁が印象的。

ウォーターゾーン

 隣りは、お馴染みのビル。


64面液晶マルチディスプレーによる大型映像システム”メトア ビジョン”もみられます。花をテーマにした、フラワーアーティーストと映像クリエーターのコラボによる高精細の4K映像でごわす。

サマトラケのニケもおりますよ。

旭屋書店は?ありませんでした。その代り、免税店がありました。銀座は免税店の街になってしまった。


器が巨大なうどん屋さんもありました。ここは、お昼に寄ってみよう。おいしそう。

こんなお店もありました。では、おやすみなさい。

 

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上野公園 桜満開 2016年3月31日

2016-03-31 18:38:24 | Weblog

こんばんわ。今日は上野界隈のお花見に行ってきました。早速、報告したいと思います。

2016年3月31日 上野恩賜公園

上野公園の桜も人も満開になりました!

お昼頃には、お花見宴会もはじまりました。

弁天堂にも人の波!

月の松

紅一点、陽光(ヨウコウ)!

上野東照宮

参道

五重塔

どこも満開桜!

小松乙女 (小松の宮親王像の前)

噴水の前

素晴らしい上野公園の桜と人の波でした。
さて、お次は、東博の庭園でのお花見。これも最高の見頃でしたよ。(つづく)
 

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原節子桜 ようやく開花

2016-03-31 09:00:59 | Weblog

おはようございます。

ぼくが名付けた原節子桜。昭和11年に松竹大船撮影所開設記念に植栽された砂押川沿いの桜並木の中の一本である。この桜は、いつも一番先に開花し、一番遅く、なんと5月初旬まで残っている。とにかく伝説の女優に相応しい”超人的な”桜なのである。それが、今年は、もう一週間も前からほかの松竹桜が開花し、その後、次々と開いているのに、ずっと蕾のままだった。それが、ようやく今朝、開花を確認した。もう、回りの桜は、明日にでも、一気に満開になろうかという勢いなのにである。

きっと、昨年、原節子さんがお亡くなりになったせいだとぼくは思う。原節子桜とぼくに命名されたときから、ほんとに自分が原節子と思うようになった。それで、その名に負けない桜になろうと、凛として生きてきた。それで、10年間、一番花と名残花の王座をほぼ譲らなかった。それも、原節子さんがこの世に生きていたからであって、亡くなられたあとは、心の支柱を失なってしまったのではないだろうか。それで、今年は、一番花の栄誉を逃すどころか、一番最後の開花となってしまったのだろう。人間もそうだけど、桜もやっぱり心の支えというのが如何に大事かということなのだろう。

でも、原節子は永遠です。だから原節子桜も永遠ですよと、今朝、声をかけてあげた。僕の気持ちが通じれば、きっと元気を取り戻し、今年の名残桜部門ではトップとなり、そして、来春は、また開花部門でも王座を奪回すると思う。

2016年3月31日

原節子桜はほとんど蕾。隣りは小津安二郎桜。こちらは5日前から咲いている。どうか、元気づけてほしい

今朝、一部、開花。ほとんど蕾。

ほかの松竹桜はこんなに進んでいるのに

では、皆さん、今日も一日お元気で!


 

 

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段蔓桜並木、リニューアルオープン 吉右衛門丈も祝いの舞

2016-03-30 18:54:16 | Weblog

長らくお待たせしました。本日、3月30日に鶴岡八幡宮の段蔓桜並木がリニューアルオープンしました。早速、取材に出掛けてきましたので、どの新聞より早く、速報させていただきます。

正午頃の第二鳥居前。ここで竣功式が行われるとのこと。椅子も並べられていた。

すべて植え替えられた若桜は、まるでこの日に合わせたように満開になっていた。

1時半に式典がはじまり、1時45分に、段蔓の参道を中村吉右衛門丈らが通り初めをすることになっている。

ぼくは、第三鳥居の前で待ち構えていた。次第に観客が多くなって、身動きがとれないほどになっていた。


二時過ぎとなり、行列の先頭が現れた。

満開の桜の下を吉右衛門丈が。

目の前を通り過ぎて行く。うしろには、地元のおえらいさん達が。

長谷川平蔵!の声も(笑)。

宮崎緑さん!円覚寺の管長さんも。

ミス鎌倉!うしろに、養老孟司さんも!

大人気!さすが、吉右衛門丈!

行進はおわる。まるで、お正月のような人出。

そして、舞殿での神事がはじまる。

そして、吉右衛門丈による”延年の舞”。

 そして、ぼくらも段蔓桜並木の通り初め。すべての古木が植え替えられ、若木は180本程度。

第三鳥居から始まる。

満開です。若木のせいでしょうか。境内の古木桜より早いです。

ゴールの第二鳥居まで。

段蔓桜並木のリニューアルオープンという、歴史的な日に立ち会えて、大満足。加えて、先日の歌舞伎座に引き続き、中村吉右衛門丈の姿を拝見でき、とてもハッピーな一日であった。

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恩地孝四郎展

2016-03-30 10:30:04 | Weblog

これも会期が終わり、ひと月もたってしまった展覧会、恩地孝四郎展(東京国立近代美術館)。この美術館は竹橋にあるので、いつも東御苑のお花見をしたあとに訪れる。あの日(2月23日)は梅林坂の梅が満開になっていて、広場の椿寒桜も見頃になっていたっけ。

恩地孝四郎(1891~1955)の作品は昨年秋の”月映展”で多くの恩地作品をみているし、それ以前にもカマキン等で何度も見ているが、今回のような大量な作品群を見るのははじめてで、その多彩さにおどろいてしまう。木版画(260点)、絵画(38点)だけではなく、写真作品(20点)やブックデザインが70点もある。

月映展に出ていた作品は、改めて、感慨深く、鑑賞した。恩地孝四郎、田中恭吉、藤森静雄との三人の美術学生が、木版画と詩の雑誌の公刊を目指し、活動をはじめ、私家本をつくり、そして念願の出版にこぎつける。やっと日の目を見た雑誌も長くは続かず、田中の死とともに消え去る運命にあった。恩地の版画は、はやくも抽象画であったが、田中らの作品と共鳴して、悲しみを帯びていた。

写真作品(ゼラチン・シルバー・プリント)も興味深かった。その中に”博物誌”があり、さまざまな動植物を撮っているのがだが、”芸術的な”撮り方が面白かった。全体より部分という撮り方も多く、冬芽だけを拡大してみせているものもあった。また、装幀本も随分とあり、結構、時間をかけて、見て廻った。以下、ちらしに出ていた作品を載せて、記録に残しておこうと思う。

自画像(ブルーズ)1919年頃

抒情(明るいとき)1915

あるバイオリニストの印象(1946)

裸膚白布(1928)

アレゴリーNo.2廃虚(1948)

イマージュNo.6母性(1951)


オバタマムシ(博物誌)1938-42頃


その日は、東御苑の梅見坂の梅が満開の頃だった。ひと月も前のことだった。昨日、このあと始まった、安田靫彦展を観に行ったのだった。その感想文も、ひと月あとになるかも(汗)。


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東御苑の桜 

2016-03-30 09:31:00 | Weblog

おはようございます。二月は逃げる、三月は去る。桜とお相撲を追いかけているうちにぼくの誕生日も知らぬうちに過ぎ去ってしまった。もう、明後日は四月だって。はやいはやい。

2016年3月29日 東御苑

東京駅から歩いてきて、大手門の人だかりにびっくり。そうか、あの行列だ、とすぐ思いついた。ぼくも昨秋、紅葉見物で参加した皇居の乾門通り抜けの人波が東御苑へ流れ、そしてここに出てくるのです。今回は桜見物通り抜け。

一瞬、その入口の坂下門に廻ろうかと思ったが、初志貫徹、大手門から東御苑に入る。まず、三の丸尚蔵館で”古典再生/作家たちの挑戦展”(これがなかなか良かった)をみて、二の丸公園へ。雑木林にもう、やまつつじがいくつか咲き始めている!満開になる頃は金蘭銀蘭えびね蘭。わくわくどきどき。


雑木林を抜けると、池の向こうに満開の桜。コシノヒガン。


近寄ってみる。藤棚の横です。

その途中、はやシャガが満開!前日、ヨコハマでもみて驚いたばかり。三月はなにもかも早い。だから三月生まれは、頭がいいのだ。

汐見坂を上り、本丸の広場に出ると、いきなり見事な桜。これも彼岸桜だった。コシノヒガン。腰痛の方は”腰の彼岸”と思うかもしれませんが、”越の彼岸”で、富山県に自生地があるようです。

乾門通り抜けの人々でいっぱい。東御苑に初めて来たという人が多いみたいですよ。外国人旅行者の方がよほど知ってる。

広場の反対側にも白い桜が満開!人も満開!

天城吉野という。オオシマザクラとエドヒガンの種間雑種。なるほど。

天城吉野の大木が広場の奥の方にもあります。

前方の天守台も満開です!

トウゴクミツバツツジも満開です。前科のある方は投獄三葉躑躅と思うかも知れませんが、東国三葉躑躅です。糖極蜜葉ではないかと、葉っぱを噛んでいる方がいました。ほんと甘いわと言っていましたが、本当だろうか。

北詰橋から、乾門方面をみると、ここも満開の列だった。この列が東御苑に次々と入り、大手門から出て行くのデアル。

乾門を正面から見てみる。続々と出てくる。さて、いつ通り抜けしようか

そのあと、工芸館で芹沢鴨じゃない、けい介のいろは展をみて、近美で安田靫彦展をみて帰った。どちらもとても素晴らしかった。

では、みなさん、今日も一日、お元気で。

丸の内で見たミミズク




 

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ハマの桜

2016-03-29 09:38:15 | Weblog

おはようございます。今日は全国的に晴れ渡り、気温も高くなるようですね。桜の開花も一気に進むことでしょう。昨日、ぶらりとヨコハマの桜の開花状況をみてきました。

まず、山下公園へ。ホテルニューグランド前の枝垂れ桜が見頃になっていました。

ハマの主、氷川丸を桜簾越しに。

ハマのシンボル、マリンタワーとツーショット。

ハマの老舗ホテル ニューグランド旧館と

氷川丸ポーズ!カモメの水兵さんを従えるのがルーチンのポーズ。おかげさまで、今年、重要文化財になりました。

さて、みなとのみえる丘公園まで登っていきましょう。

コクリコ坂の信号旗とたぶん横浜緋桜。

神奈川近代文学館前の芸亭(うんてい)の桜。結構、開いていました。この時期のを見るのは、はじめてかも。なぜか、散る桜を見ることが多い。

文学館三十周年記念に植栽された”花雪の桜”。跡継ぎ誕生。

文学館では漱石展が始まっているが、この日は休館。そして、洋館が立ち並ぶ山手本通りを歩く。

こぶしと外人墓地

ぼけと外人墓地

コクリコ坂と桜。 ほんとは貝殻坂

この坂に隣接する元町公園の桜がヨコハマの標準木というのだが、標識がないのでどれなのかわからない。

さて、お目当ての山手公園に行ってみよう。山手68番館入口の桜はもう見頃になっていた。びくりぽんだす。

日本最初のヒマラヤスギとツーショット

でも、公園内の桜は、まだまだ、この古木が咲くと、見事ですよ。ちょっぴりピンク色に染まりはじめました。

石川町から桜木町へ。家内がお花見同窓会に合わせた、恒例の”春のお里帰り”中なので、お気に入りの居酒屋さんで一杯。お相撲があるときは、帰らなければならないので、これができなかった。今日は、新橋辺りで一杯というのはどうだろうか。


 では、みなさん、今日も一日、お元気で!元気が出ないときはトマトをまるごとかじって!トマトが赤くなると医者が青くなるそうですよ。

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大相撲春場所星取り予想はどうだったか

2016-03-28 22:10:11 | Weblog

こんばんわ。

大相撲春場所も無事(?)、千秋楽を終え、白鵬の四場所振りの36回目の優勝で幕を閉じました。さて、恒例の(笑)、ぼくの、”春場所の星取り予想”がどうだったか、自己評価したいと思います。

まず、ぼくの”五箇条の予想と結論”が当たっていたか、それぞれ、評価してみたいと思います。緑色の文章が予想で、青色の文章がその評価となります。

1)琴奨菊の連覇はあるか?ありません!前半に、二つは落とし、優勝戦線からは脱落。しかし、終盤、盛り返し、横綱を破り(ある力士の初優勝の援護のため)、二桁勝利には到達。これはほぼ当たりましたが、ここまで成績を落とすとは思いませんでした。

2)白鵬の4場所振りの優勝もありません。九州場所の”猫だまし”、先場所の”子猫だまし(ぼくが命名した栃煌山戦に使った手)”以来、相撲の神様にすっかり嫌われてしまった。それでも、優勝戦線には最後まで残り、12勝程度。残念ながらはずれでした。でも、今回の千秋楽の一番でますます相撲の神様に嫌われ、へたすると年内に引退に追い込まれます。

3)日馬富士は直前の怪我でいつまでもつか。途中休場もあるのでは。よくて9勝。ぴったり当たりました。

4)鶴竜は、優勝目前だった稀勢の里に対する”二度騙し”の怨念が1年間つづくので、優勝はない。9勝前後。これも、ほぼ当たりました。

5)豪栄道と照の富士はカド番を脱する。いずれも、8,9勝で、優勝には届かない。豪栄道の予想以上のガンバリははずれましたが、両力士のカド番脱出は当たりました。

結論)以上の力士の中から優勝力士は絶対でません。とすると、残るはわれらが稀勢の里!消去法ですが。13勝2敗で初優勝の予想でしたが、わずかな差で優勝を逃しました。

以上、優勝力士は、はずしてしましたが、大筋は当たっているかと思います。しかし、個々の力士の星取り予想は以下に示すように、9勝8敗と、ようやく勝ち越しという褒められた成績ではありませんでした。関脇、小結陣の意外な不振によって、ぼくの黒星が増えてしまったということだと思います。一方、琴勇輝の思いもよらぬ大活躍も想定外でした。

さて、本来であれば祝福されるべき白鵬の優勝が、千秋楽の立ち合いの変化という奇襲作戦に、大阪の相撲フアンのみならず、全国のフアンから総すかんをくってしまいました。一方、稀勢の里は、自己最多勝タイとなる13勝を挙げ、”準優勝”となり、来場所、白鵬を破って、優勝すれば、綱獲りもという声も出てきています。

夏場所は両国国技館。チケットはあっという間に売り切れそう。できれば千秋楽狙い!初優勝の稀勢の晴れ姿をこの目でみてみたい。・・・と、あまり期待しすぎると、いつものようにこけるかな。

。。。。。

星取り予想/星取り結果 ぼくの勝敗は±1勝が〇、それ以外は●となります。 

稀勢の里13勝2敗/13勝2敗〇、白鵬12勝3敗/14勝1敗●、鶴竜10勝5敗/10勝5敗〇、琴奨菊10勝5敗/8勝7敗●、高安10勝5敗/5勝10敗●、日馬富士9勝6敗/9勝6敗〇、豪栄道8勝7敗/12勝3敗●、照ノ富士8勝7敗/8勝7敗〇、栃煌山8勝7敗/4勝11敗●、嘉風7勝8敗/4勝11敗●、豊ノ島7勝8敗/3勝12敗●、隠岐の海7勝8敗/8勝7敗〇、栃ノ心6勝9敗/6勝9敗〇、安美錦6勝9敗/7勝8敗〇、宝富士6勝9敗/6勝9敗〇、碧山6勝9敗/7勝8敗〇、琴勇輝3勝12敗/12勝3敗●

ぼくの”星取り予想”の成績は9勝8敗でした。

。。。。。

夏場所も、白鵬と稀勢の里の優勝争いとなりそう。

今日、山下公園でみてきた白鵬と稀(黄)勢の里。↓互いにそっぽを向いていた。 

では、おやすみなさい。

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ピカソ展・ルートヴィヒコレクション

2016-03-28 09:50:40 | Weblog

ぼくのブログには花巡り記事が結構あるが、これは、見学したその日のうちか、遅くとも翌日に書いている。いってみれば生鮮食料品みたいもので、幾日も置いておいたら、くさってしまう。お相撲記事も同様で、千秋楽近くになって、中日の取り組みを紹介しても意味がない。その点、展覧会記事は、しばらく放っておいても、さほど影響はない。でも、さすがに会期が終了して一月近くになるのはまずい。それ以上延ばすと、賞味期限切れでボツにするしかない。そんな展覧会のちらしが机の上に二つほどある。どちらも、2月28日が最終日だった。まず、その一つ。

ピカソ展(日本橋高島屋)

最近、魯山人(1883~1959)のことを調べていて、ピカソ(1881~1973)と似ているな、と思った。まず、二人はいろんな分野に手を初めている。魯山人は陶磁器、書、篆刻、絵画、料理、美食家など。ピカソは絵画、版画、挿し絵、彫刻、陶器など。そして二人とも、おどろくほど多作である。魯山人の生涯作品は2万とも3万点といわれているし、ピカソだってはんぱな数ではない。油絵と素描が1万3500点、版画が10万点、陶器も3000点以上はあるという。とにかく、起きている間は手を動かし、なんらかの作品をつくりつづけていたことになる。それに、作風がまるで生物のように常に進化しつづける。加えて、その忙しい合間、何度も美女と結婚あるいか同棲を繰り返している点もよく似ている(笑)。ご両人は二歳違いの同年代だが、1954年の、魯山人の渡欧中に二人は出会っている。このとき、ピカソはすでに陶器をはじめている。本展の出品目録をみると、1947年~1963年作である。魯山人伝では、たしか、ピカソの陶芸作品のことをよく言っていなかった、しんらつな意見だったように思う(笑)。

ここでも、何十点の陶芸作品が並んでいる。ぼくには批評眼はないが、天才ピカソがつくった陶芸品だから、へえと思って鑑賞するだけである。面白い絵付け、面白い形があると、これはピカソしか出来ないな、と感心する。

ピカソの絵画では、アルルカンを描いたシリーズがわりと好きで、今回も一枚あった。そのほか、印象に残った絵画がちらしの写真になっているのでそれらをここに載せておこう。これらは、ドイツ(ケルン市)のルートヴィヒ美術館所蔵のもので、油彩、版画、陶器等を約60点ほどある。加えて、マン・レイなどの写真家によるピカソの肖像写真が約40点もある。

楽しめた展覧会であった。

ほおづえをついている顔の水差し(1952)

手を組んだアルルカン(1923)

西瓜のある静物(1962)

読書をする女の頭部(1953)

紳士とアモール

マン・レイ作 ピカソ肖像写真


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円覚寺の春三月 のどかなり

2016-03-28 09:10:22 | Weblog

おはようございます。

円覚寺の春三月を楽しんできました。のどかなりのひとときでしたよ。

コブシ咲く

ショカツサイ咲く

スミレ咲く

池でカワセミに出会う

カラスと亀のけんかに出会う。カラスが脅すと、首を縮める亀。

今度は、カワセミに近づくと、寄らば虎の頭の上と、こちらに逃げる。

公開している方丈に入る。虎に歯磨きをしている羅漢さんをみてくる。ここの五百羅漢図は京都大徳寺のものと双璧で重要文化財になっている。狩野一信もこれをみて、増上寺の五百羅漢図を制作した。村上隆は増上寺のをみて現代の五百羅漢図をつくったので、孫弟子となる(笑)。

ここの庭園で、モンシロチョウの初見をした。

金沢翔子の字。翔子展もここで開催され、見学した。翔子展の証拠をみたい方はここへどうぞ。

黄梅院のミツマタは、どこのよりも品がある(笑)。

真民さんの詩で、ここの花は仏さまになっているからかも。

漱石の”門”の前の桜が咲き始めていた。

横浜の漱石展でも覗いてくるかな。そうか、今日は休館日だ。休肝日はないワタシ。

では、みなさん、今日も一日、お元気で。元気づけに、たまにはお酒もいいですよ。

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