おばんです。おじんです。
2016年4月14日 大船フラワーセンター
石楠花
チューリップ
ネモフィラ
牡丹(鶴羽)
はなずおう
静桜
福禄寿
早起き・枝垂れカツラ
寝坊助・枝垂れエンジュ
も、いちど、石楠花。
おやすみなさい。
(あかぼししゃくなげ)
おばんです。おじんです。
2016年4月14日 大船フラワーセンター
石楠花
チューリップ
ネモフィラ
牡丹(鶴羽)
はなずおう
静桜
福禄寿
早起き・枝垂れカツラ
寝坊助・枝垂れエンジュ
も、いちど、石楠花。
おやすみなさい。
(あかぼししゃくなげ)
平安神宮の神苑が8時半から開くというので、その10分前には到着した。もっと並んでいるかと思ったが、二、三十人程度であった。神苑の屋根からこぼれる紅枝垂れの色が最盛期に比べると、褪せていたので、あまり期待はしなかった。
しかし、神苑に入ってみると、そうでもなく、まだまだ見頃の紅枝垂れ桜に満足した。それも、この静けさの中で。人が入っていない平安神宮神苑の景色なんて初めて撮る(笑)。
では、栖鳳池のある東神苑に移りましょう。
向岸に橋殿がみえる。
橋殿からみるこっちの景色。
尚美館と枝垂れ桜
外へ出ると、桜色のおみくじが見頃を迎えていた。
さて、次に向かうのは、南禅寺のお屋敷通りの紅枝垂れ。ここは初めていくところ。野村美術館のうしろ辺りと聞いたので、そこを目指す。そこに辿りつくまでの、朝の静かな雰囲気がとても気に入った。適当に歩いていたら、もみじの永観堂の前に出た。
青モミジの永観堂
句言 老いの三失 人は老いると三つのものをなくします。一つは、体力。二つは、仕事。三つは、連れ合い。たしかに。誰もが通る道でごわす。
野村美術館横の、疎水を引き込んだ水路の道。
この小道の突き当りを右に折れると。この風景!
す、素晴らしい。十分、見頃だが、最盛期にまた来てみたい。
振り返る。
来年は連れ合いと来よう。互いに、なくさない前に。体力もあるうちに。
原谷苑の八重紅枝垂れをみたあとは、仁和寺の御室桜というのが、ここ3年の定番コースとなっている。遅咲きの御室桜がちょうど見頃になっているからである。ミツバツツジの咲く山道を二キロほど下ると、仁和寺に着く。
思った通り、御室桜は見頃になっていた。これでひと安心。
そして、苑内へ。
江戸時代から知られた御室桜。貝原益軒の書にも出て来るし、蕪村にも詠われ、大正13年に国の名勝に指定された。
背が低いので、目の前で花を愛でることができる。
もう、散っている花びらもたくさん。
花の間から五重塔が。
大勢の人がカメラを向ける。
ここがビューポイントらしい。こんな写真が撮れる。
桜園を一回りして、出口に向かう。
そ、そのときだった。ぼくの前を行く女性が急に態勢を変え、彼女の右腕がぼくのカメラをもつ手に当たる。カメラがぽとりと落ちる。ごめんなさいとの声。大丈夫ですよ、と答える。こういうことは、これまでもあったし、これくらいの衝撃では大丈夫なはず。ところが、カメラを拾い、電源ボタンを押してもウンともスンとも返事がない。苑外に出て、いろいろ、いじくってもだめだ。結局、上の写真がこのカメラの最後の仕事となった。でも、5年ほどの間、毎日のように酷使してきたので(汗)、もう疲れはてていたのかも。ゆっくり、やすませてあげよう。
それにしても、京都の桜旅はまだ半ば、これから先、どうしようかと考えた。ふと、京都駅前にビックカメラがあることを思い出し、一旦、ホテルに戻り、後継のカメラを買うことにした。2万円もしないコンパクトカメラだから手軽に買い替えることができるノダ。
夕方、新しいカメラをもって、京都御苑の近衛邸跡の枝垂れ桜を見に行くことにした。ここの桜は久しぶりだった。満開になっていてくれた。
そのあと、先斗町に出て、古いカメラの一生を想いながら、お酒を飲んだのであった。翌朝は、早々と平安神宮に出掛けた。