気ままに

大船での気ままな生活日誌

風船唐綿、浜木綿、スパイダーリリー、そして夕月

2023-07-30 21:21:02 | Weblog

こんばんわ。

この暑さでは遠方へは出掛けらず、お花見も朝夕の近所の散歩で済ましています。酔芙蓉と高砂百合の開花を楽しみに待っていますが、まだ数日はかかりそう。風船唐綿と浜木綿は見頃に。

風船のような実をつける風船唐綿が開花し、はやくも風船をいくつかつけています。

花と蕾

風船のような実。熟れると割れて、綿のような種が飛び出してくる。それで、風船唐綿。

浜木綿も咲いてきた。

家内が友人からいただいたスパーダーリリーも一週間、次々と咲き続け、いよいよ最終盤。

昨日、隅田の花火をテレビ座席で一緒に見た。

我が家のベランダからは夕月を。

十二夜の月。

満月は三日後。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

高砂百合は満月の頃、開花か。楽しみ!

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甲斐荘楠音の全貌展 大谷39号

2023-07-29 11:33:11 | Weblog

こんにちわ。

東御苑に山百合とイワタバコを見に行った日、東京ステーションギャラリーの甲斐荘楠音(かいのしょう ただおと)の全貌展を見てきた。先ずはこの大看板の美女に惹かれた(笑)。

甲斐庄楠音というと、2021年の東近美の”あやしい絵展”の主役を張った日本画家で、そういう妖しい女ばかり描く画家だと思っていたが違っていた。そのときの三つの作品をまず紹介しよう。ここでは撮影禁止だが、東近美ではOKで額縁付の絵である。

横櫛 (1916) 国画創作協会への初出品作。歌舞伎の演目『處女翫浮名横櫛(むすめごのみうきなのよこぐし)』を題材にした作品で、描かれている女性は通称“切られお富”。甲斐庄は若い時、レオナルドやラファエロの絵を勉強していた。そういえば、この絵にもモナリザの微笑みが。

舞ふ(1921)

幻覚(踊る女)あやしい女の面目躍如(笑)。

甲斐庄楠音(1894-1978)は、京都で栖鳳に学び、村上華岳に認められる。前衛的日本画研究集団「密栗会」で岡本神草らと共に活躍。

ほかに、ちらし等の写真からいくつか。先ずは、看板絵に採用されたこの絵。

春(1929)二曲一隻 2019年にメトロポリタン美術館(NY)の所蔵となった作品。日本での一般公開は初めて。「あやしい」だけではない、甲斐荘の朗らかでロマンティックな「陽」の一面を象徴する名作。

女人像(1920)これもあやしい女系か。

毛抜き(1915)

虹の架け橋(七妍)六曲一隻 (1915-76)七人の太夫。生涯をかけて見極めた女性の美。

畜生塚(未完の大作)1935年から描き始める。死後、発見される。若き日、レオナルドやミケランジェロへの憧れが感じられる裸体像。京都瑞泉寺の畜生塚にまつわる物語。秀吉の命により秀次に連なる妻妾、乳母、侍女、子供達の39人が斬首される。

甲斐荘楠音の後半生は映画人(衣装デザイン、時代考証など)として活躍した。溝口健二監督は”甲斐荘くんに手伝ってもらうと品がよくなる”と絶賛していた。太秦の東映京都撮影所に保管されていた市川右太衛門の衣裳などが多数、展示されている。ぼくも少年時代よく見た東映時代劇。右太衛門といえば「ええい、この眉間の傷が目に入らぬか」の旗本退屈男。なつかしい衣装がいっぱい。大川橋蔵の信吾十番勝負も。

旗本退屈男 謎の南蛮太鼓(1959)

旗本退屈男 謎の暗殺隊(1960)

清方、松園とは趣が異なる美人画家ですが、とても面白い展覧会でした。撮影禁止で十分紹介しきれていませんが、ここで終了といたしまする。

(公式サイトから)大正から昭和にかけて京都で活躍した画家、甲斐荘(甲斐庄)楠音(1894~1978)。国画創作協会で彼が発表した作品は美醜相半ばする人間の生々しさを描いて注目を集めましたが、やがて映画界へ転身し、風俗考証等でも活躍しました。本展では、彼が携わった時代劇衣裳が東映京都撮影所で近年再発見されたことを受け、映画人・演劇人としての側面を含めた彼の全体像をご覧いただきます。スクラップブック、写生帖、絵画、写真、映像、映画衣裳、ポスターなど、甲斐荘に関する資料のすべてを等しく展示し、その「越境性」と「多面性」を紹介します。

大谷39号

今日午前中、ワイルドカード争いをしているブルージェイズとの3連戦の初戦。初回に大谷の先制39号ソロが飛び出した。昨日から3打席連続ホームランでシーズン60発ペースに乗せた。しかし、チームは逆転され、また大谷は最終回、打てば逆転の場面の5打席目に代打を送られた。身体の故障があったのではと心配される。

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大谷、初完封で9勝目、二試合目に37,38号連発

2023-07-28 11:45:48 | Weblog

こんにちわ。

未明2時からはじまったタイガース戦。さすがにすべては見られなかったが(笑)、ときどき目を開け、大谷が初完封で9勝目を挙げた”歴史的試合”につきあった。歴史的というのは、そのあとすぐ始まったダブルヘッダー第二戦にもDHで先発出場し、なんと、37号、38号と連発したのだ(こちらは生中継なし)。恐らく、ベーブルースもこんな離れ業はやっていないだろう。完封して、同日の二試合目に2本塁打なんて。まさに”歴史的快挙”!

テレビ朝日のモーニングショーでよく大谷を採りあげているので、そちらでこの写真を撮った。わかりやすくてよい。

第一試合。あわやノーノーの被安打1の快投。奪三振は8、見事な9勝目だった。

そして1時間後にはじまった2試合目。37、38号連発。4打席目は腰に痺れがあり、大事をとって代打を送られる。チームも勝利し、タイガースをスイープ。

明日からはトロントでブルージェイズ戦。こことはワイルドカード争いをしているので、スイープして一気に差を縮めたい。

前日、大谷のトレードなしが決まり、すっきりした気分で投げて、打ったのだろう。本人もこうコメントしている。「残るというか、エンゼルスで最後までプレーするつもりで今までやってきましたし、ただ周りの声も含めて気持ちもスッキリ臨めたので、これからプレーオフを目指して頑張りたいなと思います」と。もう10勝、40号が目前。シーズン15勝、50本は確実。アーロン・ジャッジの記録(62本)も超えるかも、と夢は膨らむばかり。そして、ポストシーズンでひりひりするような日々をぼくらも送りたい!

大谷からいっぱいエネルギー注入されたが、この暑さではどこも出掛けられない。せいぜい図書館か映画館か。

それでは、みなさん、良い午後を。

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らんまん ムジナモの発見

2023-07-27 18:40:37 | Weblog

こんばんわ。

今朝の、朝ドラ”らんまん”で、万太郎が偶然、池で食虫植物、ムジナモを発見するシーンがあった。そういえばと、過去ページをめくってみると、やっぱりそうだった。ぼくは小岩菖蒲園で”ムジナモ発見の地”という顕彰碑を見ている。

万太郎(牧野富太郎)がムジナモを発見し、おどろくシーン。

ぼくが2年前に、小岩菖蒲園でムジナモ発見の碑を見つけ驚くシーン(笑)

小岩菖蒲園は、上野から京成線で京成小岩駅の次の江戸川という駅の近くの江戸川沿いにある。21年6月に訪ねているが、花菖蒲はもう終盤だった。

明治23年(1891)に東大植物学科の牧野富太郎博士がこの地でムジナモ(ミジンコを食する食虫植物)を発見したという記念碑。平成2年(1990)6月10日、発見百周年記念として、牧野博士の遺族を招いて除幕したとのこと。

大正10年(1921)に、国の天然記念物に指定されたが、ムジナモが絶滅したことから大正15年(1921)に解除されたとのこと。その後、各地で発見されたが、自生地の消失などで1967年に絶滅した。ただ、栽培に成功していた個体が残っていたため、種としての絶滅はまぬがれた。現在、自生地はないが、埼玉県羽生市の宝蔵寺沼でムジナモは栽培、保護されているようだ。

。。。。。

いちょうの精子を発見した平瀬作五郎と蘇鉄の精子を発見した池野成一郎がこのドラマに出てるのを知っておどろく。

植物画を描く画工、野宮朔太郎が若き日の平瀬作五郎、大学助手の波多野泰久が池野成一郎。野宮(右)と波多野(左)がこれから共同で研究しようと握手するシーン。

平瀬は、イチョウ精子発見という世界的大発見の翌年に東京大学(技手)を辞職して、彦根中学校の教員になっている。牧野富太郎と同様、学歴がないため教授にはなれなかったが、どちらも大きな仕事をした。池野成一郎は教授となり、単独で帝国学士院恩賜賞に推薦されたが、平瀬と共同でなければ受けないとつっぱね、結局そろっての受賞となった。生涯、仲良しだった。

小石川植物園に平瀬作五郎のイチョウ精子発見記念樹がある。この木はいつも早々と黄葉になるので、見頃を見たことがない。

正門近くに、池野成一郎博士が裸子植物としてはじめて精子を発見したという、同じ系統の蘇鉄が植えられている。うしろの大銀杏はいつも見事な黄葉。

小石川植物園で一番古い建物、柴田記念館。大正8年(1919)に、東京大学植物学教室の柴田桂太教授が学士院恩賜賞の賞金を寄付し、建設されたとのこと。内部も公開されている。集合写真の中に牧野富太郎博士(1862ー1957)の写真もあった。竣工が牧野博士57歳のときだから、この建物にも出入りしていたことだろう。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今夕のお月さま。上弦プラス1の月。

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夏の京都 智積院、泉湧寺、下鴨神社

2023-07-26 19:10:09 | Weblog

こんばんわ。

祇園祭・前祭の合間、智積院の等伯父子の国宝障壁画等を見て、泉湧寺、下鴨神社にも参拝した。これらの寺社は数回は訪ねているが、みな秋の紅葉の頃で、暑い夏の頃は初めてかもしれない。以下まとめて、簡単に記録しておこうと思う。

智積院

お目当ては、長谷川等伯父子らの国宝障壁画だが、今年の冬、六本木のサントリー美術館で、”京都・智積院の名宝/抒情と荘厳”という展覧会があり、そこに寺宝が勢揃いして、詳しくレポしているので、ここでは、写真撮影の可能な復元図をニ、三に留めることにする。

国宝は宝物館に展示されているが、ここでは撮影禁止。しかし、名勝庭園を望む部屋にそれらの当時の色彩を鮮やかに復元した襖絵がある。ここは撮影可能である。

手前から国宝・桜図(長谷川久蔵)国宝・楓図(長谷川等伯)の復元展示。

”桜図”の完成の翌年に亡くなった息子久蔵の突然の死を悲しみ、創作意欲を失いかけたが、息子の分まで精進しようと自分を鼓舞し、”楓図”を描き上げたといわれる。桜図と同様な豪華さで楓の古木が枝をいっぱいに広げ、その下には様々な草花がみごとに配されている。 息子の死という悲痛な思いを乗り越えた力強さと、落ち着いた秋の雅が感じられる。等伯55歳の時の作品(智積院・解説)。

もう一度、国宝・楓図(等伯)。宝物館内の本物は色あせているが、威厳はある。

国宝・松に黄蜀葵(とろろあおい)図(等伯)

この部屋の前が名勝庭園。

名勝庭園は廬山を模している。楓も数本(秋には紅葉する)。池の水は揚子江に模して、わざと濁らしてあるとのこと。

宝物館と青紅葉。智積院の紅葉は素晴らしい。穴場かも。

泉湧寺

紅葉で有名な東福寺から歩いても来れる泉湧寺。途中の今熊野観音寺も紅葉名所である。ここを10分も登れば、御寺・泉湧寺。皇室ゆかりの寺で、歴代天皇皇后が訪問されている。

大門

大門をくぐってすぐ左に楊貴妃観音堂がある。唐の皇帝玄宗の妃・楊貴妃の等身坐像にかたどったという聖観音像が安置されている。

堂内は写真撮影禁止だが、楊貴妃観音さまはこんなにお綺麗。

鎌倉の浄光明寺にも京都の泉湧寺から寄進され楊貴妃観音がある。美人祈願として人気がある。

大門の坂道を降りると、仏殿、舎利殿、御在所、霊明殿とつづく。途中に泉湧水屋形がある。

泉湧水屋形 泉湧寺の由来となった清泉を囲う尾形。清泉は絶えることなく湧き続けている。

仏殿、舎利殿、御在所、霊明殿など案内してもらったが、写真撮影禁止であった。

下鴨神社

正式名は、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)で山城国一宮。

楼門

舞殿と中門(本殿への入り口)本殿は写真撮影禁止。

みたらし池。夏の風物詩、みたらし祭(足つけ神事)は7月21日(金)~30日(日)に行われる。ちょっと早かった。

この池でおみくじ(みずみくじ)を浸すと、文字が現れてくる。

ぼくのおみくじ。中吉でした。

最後はちょっと、はしょりましたが、これで夏の京都旅紀行の完といたしまする。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日は上弦の月

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極楽寺のオニユリと百日紅 スパイダーリリーも

2023-07-25 09:22:24 | Weblog

おはようございます。

真夏の花といえば、百日紅。鎌倉では極楽寺と本覚寺の古木が知られている。ただどちらも毎年ゆっくり咲く。まだちょっと早いだろうけど、あまり待っていると百日紅の根元に群生しているオニユリの見頃を見逃してしまう。猛暑の中、出掛けた。先日出掛けた京都の暑さほどではないのでらくちん(笑)。

極楽寺山門

本堂までの桜並木の参道

本堂前に百日紅の古木。

百日紅の花は上部にほんの少し咲いているだけ。

満開まであと一と月はかかりそう(笑)。

その根元のオニユリは、ちょっと見頃過ぎたが、まだまだ魅せてくれる。寄らば大樹の陰。

この辺りでは珍しい麻らしきもの群生も。

今年も、極楽寺の鬼百合を見ることができ、しあわせ。こんどは百日紅の見頃の時期にもう一度。

帰りの江ノ電、極楽寺駅ホームにこのオニユリのポスターが飾ってあった。これはちょうど見頃ですね。

帰宅したら、家内が近所の奥さんから毎年いただくスパーダーリリーが待っていた。名前は”蜘蛛の百合”と恐いが、鬼百合もそうだけど、どちらもうるわしい。この花は一日しかもたない。でも蕾があり、次々と咲くので数日、楽しめる。

夕空にはスイカのような月がぽっかりと。もう少しで上弦の月。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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豊昇龍、初優勝&大関昇進 熱海富士、十両優勝 大谷36号

2023-07-24 09:46:45 | Weblog

おはようございます。

波乱万丈の名古屋場所もおわった。19歳の”令和の怪物”の、100年振りの新入幕優勝も見たかったが、結局は落ち着くところに落ち着いた。関脇、豊昇龍が本割で怪物、伯桜鵬をあっけなく破り、優勝決定戦でも北勝富士を危なげなく倒し、初優勝を決めた。これで、直近三場所33勝の大関昇進ラインに届き、臨時の理事会を開催することも決まり、豊昇龍の大関昇進が確実になった。初優勝と新大関、両手に花となった。

当初、三関脇が新大関候補でありトリプル新大関もと期待されたが、大栄翔と若元春は終盤、注文相撲をとるなどして大きく崩れ、10勝にも届かず、両力士の大関とりは仕切り直しとなった。代わって、小結、琴ノ若が本来の力を出し、11勝。次の大関を狙うポジションについた。

上位総当たりの番付に戻ってきた朝乃山も期待されたが、序盤、取りこぼしもあり、また怪我の途中休場もあって、結局、やっと勝ち越した。来場所に期待したい。

新入幕トリオ、伯桜鵬、豪の山、湘南の海の活躍も見事だった。そろって三賞を獲得。とくに、伯桜鵬の強さにはおどろく。来場所、前頭上位に上がってくるが、どこまでやるか。

以前、伯桜鵬のように期待されていた20歳、熱海富士は復活の狼煙を上げ、見事、十両優勝。再入幕は確定的で、来場所は怪物を脅かす存在になりたい。一方、幕下の”相撲界の大谷”と騒がれた大の里はやっと勝ち越しだが、十両昇進は確実。元稀勢の里の弟子として大きく飛躍したい。

新しい風を感じる名古屋場所であった。秋場所が待ちどおしい。ぜひ、国技館で見るぞ。

24歳豊ノ島か19歳伯桜鵬か。

一瞬の勝負

優勝決定戦も圧勝。

豊昇龍、涙の初優勝

NHK速報も出る中、親方と喜び合う。

うれしい賜杯

総理大臣杯は河野大臣から。

琴ノ若、11勝で大関とりスタート。最短で来年初場所か。

朝乃山、途中出場から負け知らず、大関、関脇を破り8勝は見事。来場所は優勝を狙いたい。もちろん大関とりも視野に。

若手のがんばりで三賞がどっさり。

熱海富士、嬉しい十両優勝。再入幕、確定的。もう落ちないぞ。

大谷36号

お待たせしました、5試合ぶり。超低空、激速のホームラン。エンゼルスも勝ち、貯金2に。

吉田選手は首位打者に。大谷選手はホームランキング、打点2位。二人で三冠ほぼ独占!すごい侍ジャパンコンビ。

それでは、みなさん、今日も一日、暑さなんかに負けないで、お元気で!

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京都で森の妖精、レンゲショウマ

2023-07-23 10:31:11 | Weblog

おはようございます。

今回の祇園祭ツアーは午後2時に京都のホテルに集合、その日の宵山を巡って、宿泊。翌朝、山鉾巡行を見学するというプランで、関西方面の方はそのまま帰宅。関東方面の人はホテルにもう一泊して、三日目は各自自由行動ということだった。この日も体温を越えるような暑さだったが京都府立植物園へ出掛けた。

コロナ前の19年にも祇園祭に来ているが、そのときは前祭の一週間後の後祭だったが、植物園に行き、いい思いをした。あの素晴らしい夏の花をもう一度というわけ。あのときは、森の妖精と慕われるレンゲショウマのほか、キレンゲショウマ、紅筋山百合、山百合、オニユリ、オウゴンオニユリ、サクユリと”植物生態園”は花盛りだった。

果たして今年はどうか、わくわくどきどきで森の中に足を踏み入れた。植物生態園の入り口から、去年、紅筋山百合が咲いていた方面へ歩みを進めた。

実はレンゲショウマと共に紅筋山百合も期待していた。ここのは、大船フラワーセンターのと同じ濃い赤の”本物の”紅筋山百合なのだ。ところが、森の中、どこを探しても出てこない。紅筋だけではない、山百合もオニユリ、オウゴンオニユリ、サクユリもいない。ちょっとがっかり。早々、おわってしまったのか、とここまで書いて、念のため植物園のホームページをのぞくと、7/22現在、紅筋山百合、開花となっていた。ちょっと早かったようだ。やはり後祭のあとの方が良かったかも。

じゃあ、レンゲショウマもだめかと諦めかけていたが、どこからか声が。ここよ、ここよ、妖精のような声。やぶの中に目を凝らすと、蕾をいっぱいつけたレンゲショウマの姿が。一つだけ開花していた。

なんとか、小津安二郎のローポジションで撮ってみた。たしかに、レンゲショウマ!

これで、目的を果たした、と、少し大きな道に出ると、また、ここよ、ここよの妖精の声。あっ!ここにも。こちらの方が、近寄れる。

カメラを花の下に入れて撮ってみた。でも、やはりうつむいた風情が”森の妖精”に似合うかな。

北山門近くに竹笹園があるが、ここにスエコザサがあるというので探しに行った。今、朝ドラで人気の、牧野富太郎が仙台市で発見し、牧野を支え続けた妻・寿衛子(すえこ)に感謝して献名した。現在ではアズマザサの変種となっている。この中にあるはずなのだが、今度は”ここよ、ここよ”の声が聞こえず、辿りつけなかった。家内が探し上手なのだが、この日も猛暑で、わたしは北山門近くの進々堂で待ってるということで助けてもらえなかった。

NHK知っトク東北から)牧野博士が昭和のはじめ、東北大学の研究者の案内で仙台市青葉区の広瀬川沿いの三居沢(さんきょざわ)を訪れた際に新種の「ささ」を確認。その後、博士の研究生活を長年支えた妻・壽衛(すえ)さんへの感謝の気持ちを込めて「スエコザサ」と名付けた。冬に氷点下10度から20度になっても芽を残して生き残る力強さと、葉のしなやかさ、やわらかさ、美しさが壽衛の姿と重なり、この「ささ」に「スエコザサ」と名付けたのではないでしょうか」と上野さんは語る。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。

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大谷8勝目 伯桜鵬11勝目 朝乃山7勝目

2023-07-22 22:19:14 | Weblog

こんばんわ。

今日はスポーツ観戦三昧(笑)。

午前中は大谷翔平がパイレーツ戦に投手先発。ぼくは、10K7回零封を望んだが、9K6回1/3、5失点。加えて自己ワーストの1試合4被弾。しかし、今回は味方打線が爆発、今季8勝目を挙げた。チームは4連勝で貯金2。プレーオフ進出争いへ踏みとどまった。

ぼくが京都の祇園祭に行っている間、34,35号と連発したが、帰宅して、自宅でテレビ観戦するとどうもいけない。でも勝利投手になったのでよしとしよう。明日こそ、我が家で36,37号を見たい。チームは5連勝と勢いをつけたい。

夕方は名古屋場所14日目。19歳令和の怪物、伯桜鵬が躍動した。31歳の2敗単独トップの北勝富士との激戦を制し、三敗トップタイにのし上がった。

北勝富士の体が一瞬、早く落ちる。大接戦。

明日は、豊昇龍と決戦。勝てば、1914年夏場所以来109年ぶりの快挙となる新入幕優勝!歴史的な日になるか。がんばれ、落合!

豊昇龍は若元春のよもやの変化にも対応、三敗をキープ。

明日、伯桜鵬に勝って、初優勝で新大関を決めたい。変化だけはしないように(笑)。

元大関・朝乃山、新大関・霧島に挑戦。堂々と渡り合い、白星。霧島は負け越しで来場所、早くもカド番に。

ふーと一息。

明日は勝ち越しをかけて、若元春と。もう変化はないだろうから思い切りいきたい。

北勝富士が錦木に勝てば、豊昇龍と伯桜鵬の勝者と優勝決定戦。面白い千秋楽になりそうだ。

明日は、大谷36、7号、伯桜鵬・初優勝、朝乃山・勝越しのタイトルになるか。楽しみな日曜日。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日は祇園祭・後祭の宵々山。

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灼熱の名古屋13日目 山百合、咲き競う 明月院

2023-07-21 21:48:37 | Weblog

こんばんわ。

京都の祇園祭で遊びほおけている間、大相撲名古屋場所はもう最終盤。もう負けられない力士同士の対戦がつづく灼熱の13日目となった。昨日(12日目)まで、トップニ敗に錦木と北勝富士が並ぶ。三敗は豊昇龍と令和の怪物(伯桜鵬)。4敗には若元春、大栄翔ら両関脇らが追走。

そして、今日の取組がすごい。トップ錦木には一差で追う伯桜鵬、三敗の豊昇龍には大関・霧島。そして4敗同士の両関脇対決。朝乃山の星も気がかりだ。わくわくどきどきの13日目。

さて、どうだったか。灼熱の熱戦となった。

令和の怪物、伯桜鵬は、錦木をひきずり落とす!両者、3敗。明日は北勝富士も破り、優勝戦線に残りたい。新入幕優勝もあるぞ!

まさに令和の怪物!

豊昇龍は霧島に頭をつけ終始優位で勝ち星、10勝へ。新大関に一歩近づく。明日は若元春と決戦。どちらも負けられない。

関脇対決は若元春に軍配。大栄翔、優勝争いから脱落。大栄翔は明日は阿武咲。二桁勝利は是が非でも。

優勝ラインが4敗まで下りてくると、若元春の初優勝兼新大関も。

灼熱の名古屋場所13日目がおわり、トップニ敗に北勝富士、一差で豊昇龍、錦木、伯桜鵬が追走。二差で若元春、湘南の海、竜電。千秋楽までわくわくするような優勝戦線となった。

。。。。。

さて、優勝戦線から離れるが、注目の二力士も今日勝って、明日以降が楽しみになった。

朝乃山、正代に完勝。明日、霧島と対決。どちらも負けると負け越し決定。朝乃山、勝ち越しで番付を上げ、秋場所を迎えたい。

琴ノ若、阿炎に完勝、4敗をキープ。今場所こそ二桁勝利を勝ち取りたい。あわよくば賜杯も。

。。。。。

暑さが少し、緩んだので明月院へ昼散歩。秋海棠の開花と山百合の咲き揃いにも遭遇した。

ぼくが名付けた”秋海棠街道”。ぼちぼち咲き始めた。

山百合は二か所に群生地が。

竹林につづく崖に数株。

この丸窓の裏。

菖蒲田の横の崖に20株ほど!咲き揃う。

まだ、こんなに咲いていてくれているとは思わなかった。きっとこれが今年最後の山百合になるのではと何度も見た。

ほかにも境内にいろいろな花。

やぐら前の鬼百合

開山堂前のノリウツギ

ボタンクサギ

タマアジサイも開花

凌霄花 別名翔平花。明日、投げます!よろしく応援願います。

赤地蔵

わたしは大谷翔平

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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