気ままに

大船での気ままな生活日誌

コロッケさんでも”大空”はまねできない

2008-01-31 10:02:37 | Weblog
昨日、ものまね名人コロッケさんのことを書きましたが、あのコロッケさんでも大空の姿はまねができないだろうなと、今朝の空をみてて思いました。

刻一刻変ってゆく、日の出前の東の空。我が家のベランダからです。





そして、丘の上の公園からみた空の雲。どれひとつ同じものはない。オンリーワンの雲。丹沢もよくみえた西の空。




これでは、さすがのコロッケさんも空のまねはできませんね。
いや、もしかしたら、ボクら生き物は大空のまねをしてるのかもしれません。ボクらだって、一ときも、同じからだじゃないし、同じこころでもない。きっと大空のまねをしないと生きていけないのかもしれませんね。

。。。

さて、昨日の樹木界のものまね大会のつづきですが、優勝のコロッケ賞は、あのあと飛び入りで出演してきたこの方に決まりましたので報告しておきます。鉄塔のものまねをした木さんです。電線までつけて、アイデアが面白く、なるほど樹木界のコロッケさんです。副賞として、戸塚のコロッケ屋さんを差し上げることにしました。

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樹木界のコロッケさん

2008-01-30 20:44:45 | Weblog
ボクは、ものまね名人のコロッケさんが大好きです。とくに五木ひろしさんやちあきなおみさんのものまねは天下一品です。声色だけではなく、歌い方の特徴を見事に凝縮して示し、その上、顔の筋肉の動きや、からだの動作の特徴も、単純な動きに翻訳して、面白おかしく示してくれます。これは、まさに第一級の芸術だと思います。先日、テレビでものまね名人戦をみていましたら、コロッケさんが、お姉さんのケロッケさんと一緒に出ていました。おはなしによると、子供の頃は、お姉さんが、コロッケさんのものまねの師匠だったらしいです。

樹木界にも、ものまね名人がいるはずだと、今朝の散歩はこうゆうテーマで歩いてみました。やっぱりいましたよ、紹介しますね。樹木界のコロッケさん、ケロッケさんです。

いつものお寺の境内の木さんです。向こう側の木さんのものまねです



右側のさるすべりさんの特徴をよく捉えているでしょ。桜さんのものまねです。



右の鉄さびのものまねをしてる木さんです。似すぎてるでしょ。


右の寄生つる性植物のものまねをしている木の芽さんです。特徴を捉えていますね。



隣りのコンクリート製の電柱にそっくりなやしの木さんです。ものまねというより他人のそら似かな。



隣りの緑色のマンションをものまねしてみました。苔さんのご協力で。



さて、ものまねチャンピオン、コロッケ賞はどなたに差し上げましょうか。
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初場所予想星取表の結果は?

2008-01-29 21:20:07 | Weblog
大相撲初場所は、白鵬優勝でめでたく幕を閉じました。さて、恒例の(笑)、ボクの予想星取表の評価をしたいと思います。今回は、中日時点での予想の外に、初日前の予想もしていますので、それについても紹介してみたいと思います。

まず、全体的なことですが、予想優勝力士は朝青龍(14勝 1敗)としたのですが、もし千秋楽で白鵬を破っていれば、白鵬の予想勝ち星と共にピタリ賞だったのですが、はずれてしまいました。しかし、稀勢の里の10勝、殊勲賞はぴたりとあてました。一方、豊真将、把瑠都の不振は予想外でした。それでは、個々に予想結果を分析したいと思います。

・・・・・

初場所予想星取は以下のようでした。

白鵬    13勝 2敗   (安馬、朝青龍に負ける)       
朝青龍   14勝 1敗  (負けん気発揮し、優勝)
千代大海   0勝 9敗 6休 (おそらく途中休場) 
琴光喜   8勝 7敗  (ようやく勝ち越し)
魁皇      7勝8敗  (負け越す)
琴欧洲    7勝 8敗  (負け越す、大関陥落)
安美錦    10勝 5敗   (関脇維持)
安馬    10勝 5敗   (大関足がかり、技能賞も)
琴奨菊    10勝 5敗   (三役維持)
出島    6勝 9敗   (小結陥落)
稀勢の里  10勝 5敗    (殊勲賞、三役復帰)
時天空   6勝 9敗   (出直しへ)
豊ノ島    8勝 7敗    (なんとかしのぐ)
雅山    6勝 9敗    (また下位へ)
豪栄道    7勝8敗    (上位の壁、負け越し)
把瑠都  10勝5敗   (実力発揮、三役の可能性も)
豊真将    8勝7敗  (ようやく勝ち越し)
栃煌山    9勝6敗   (危機脱す)
・・
そして実際の成績と評価

白鵬    14勝 1敗 ほぼ的中 A       
朝青龍   13勝 2敗 ほぼ的中 A 
千代大海   0勝 8敗 7休 的中 AA
琴光喜   8勝 7敗   的中 AA
魁皇      8勝7敗  ほぼ的中 A
琴欧洲    9勝 6敗  ややはずれ B
安美錦    5勝 10敗   大はずれ D
安馬     9勝 6敗   ほぼ的中 A
琴奨菊    9勝 4敗2休 ほぼ的中 A
出島    3勝 12敗    はずれ   C
稀勢の里  10勝 5敗    的中 AA
時天空   6勝 9敗    的中 AA
豊ノ島    6勝 9敗    ややはずれ B
雅山    7勝 8敗     ほぼ的中  A
豪栄道    5勝10敗    ややはずれ B
把瑠都   7勝8敗     ややはずれ B
豊真将    4勝11敗    はずれ  C
栃煌山    8勝7敗   ほぼ的中 A

総合評価 65÷18 = 3.6417  A

算定基準 AA:5、A:4、B:3,C:2、D:1として計算)

(評価委員会コメント)
総合評価の点数3.6417 は四捨五入するとは、4.0となるので、一応A評価とする。しかし、前回の点数4.00より低く、前々回のレベルにまで戻ってしまったのはどういうことか。この成績をミロヨイナ(3.6417)、しっかり精進して欲しい。 ただ、稀勢の里のピタリ賞をはじめ横綱、大関陣の成績をほぼ的中させているのは評価できる。今後を期待したい。

千秋楽の史上に残る名勝負。白鵬、朝青龍を破る。

。。。。。。。。
参考までに、初日前の予想はこうでした。

白鵬    12勝 3敗    (朝青龍、稀勢、安馬に負ける)     
朝青龍   14勝 1敗  (負けん気発揮し優勝、稀勢には負ける)
千代大海   8勝 7敗  (ようやく勝ち越し)
琴光喜   11勝 4敗 (朝青龍にはどうしても勝てない)
魁皇      5勝10敗  (引退の危機)
琴欧洲    7勝 8敗  (大関陥落 )
安美錦    8勝 7敗   (関脇維持 )
安馬    10勝 5敗   (大関足がかり、技能賞も)
琴奨菊    6勝 9敗   (小結陥落)
出島    5勝10敗   (小結陥落)
稀勢の里  10勝 5敗    (両横綱破り、殊勲賞、三役復帰)
時天空   4勝11敗   (大負け、出直しへ)
豊ノ島    7勝 8敗    (負け越す、上位の壁)
雅山    5勝10敗    (また下位へ。)
豪栄道    8勝7敗    (上位戦しのぐ、勝ち越しへ)

把瑠都  11勝4敗   (実力発揮、三役の可能性も)
豊真将    10勝5敗  (巻き返し、二桁勝利 )
栃煌山    10勝5敗   (危機脱す、豪栄道を追う位置へ)

(ボクのコメント)
ここでも稀勢の里 はぴたりとあててます。勝敗だけではなく、朝青龍を破って殊勲賞獲得も、エヘン。白鵬が安馬に負けるこおも予言ています、エヘン。あとは結構はずれてますね。相撲の予想は難しいです。各力士の体調、メンタル面がわかりませんので、こうなるのでしょう。千代大海と琴光喜がここまで悪いとは思いませんでしたし、魁皇が結構元気だったのも意外でした。それにしても、ボクが稀勢の里の次ぎに応援している豊真将は、いったいどうしたのでしょう。普通なら、この地位で負け越すはずがありません。どこか悪いのでしょうか、心配です。来場所は元気な姿をみせてください。
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故宮博物院の神々

2008-01-29 10:20:42 | Weblog
ちょっと、大げさな言い方になるかもしれませんが、故宮博物院に展示されている文物はまるで神々のようだと思いました。

先ず、玉。玉とは石のこと。故宮博物院といえば、あの”翠玉白菜”。翡翠の天然の色を生かした、鮮やかな緑と白が輝く白菜そっくりの彫刻。そして、おいしそうな赤身と脂身の混じった豚の角煮そっくりな”肉形石”。原石にお住いの神さまが工匠に、呼びかけて作らせたにちがいありません。そして新石器時代の、経40センチの磨き抜かれた、天の神を祀った玉壁も神々しいです。まさに神そのものです。

青銅器。西周晩期の”毛公鼎”。3本の足に支えられた35キロもある容器、中を覗くと497の文字がみえます、漢字の原型となった文字。故宮博物院所蔵品の中で最高の学問的価値があるそうです、でもそんなことはどうでもいい、まるで神の言葉、神のつかう文字のようにみえます。

精密彫刻の数々。”象牙球”1本の象牙から17層にもなる球体をつくり、それらひとつひとつに細かい彫刻を施し、かつ回転するといいいます。親子3代かけて作成されました。そして”陳祖章 彫橄欖核舟”。僅か3センチのオリーブの実を舟に、舟内には8人の人物、テーブル、杯まで精密に彫刻されています。これらは神がつくったとしか思えません。

これらの文物は、鑑賞するとゆうより、あまりの威厳におそれおののいてしまうとゆう感じです。どの人も、玉や青銅や象牙に宿った神々を拝んでいるようにみえました。

でも、ボクが一番時間を費やした文物は陶磁器でした。これらは、神々とゆうより、もう少し親しげに話しかけることができるものでした。とくに、ボクが気に入ってしまったのが、北宋時代の汝窯の青磁です。上野の”宮廷のみやび”展で観た青磁”千声”にはあまりひびかなかったのですが、ここの、汝窯の数点にはびんびん響いてしまいました(笑)。色がすばらしいです。雨上がりの空の色”雨過天晴”と賞される、美しい青色です。うっとりする青さです。ボクがぼおっとしてみてましたら、数人の日本人観光客を連れてガイドしていた中国人が、これをもし買うとしたら20億円します、と説明していました。汝窯は消滅していて、そこの作品は世界中で70点ぐらいしか残っていないそうですので、本当かもしれませんね。

そして、明時代の”青花”等の陶磁器。ひとつひとつも、もちろんいいのですが、ずらりと並んだ青い模様入りの瓶やら壺が並んだ姿は見事なものでした。マスゲームを観るような、こうゆう鑑賞の仕方もいいなと思いました。色絵のものも素敵だったです。今回、中国陶磁器をたっぷりみて、またこの方面への関心が少し強まったように思いました。

まだまだ紹介したものがたくさんあるのですが、きりがありませんので、この辺にしておきます。詳しいことを知りたい方は、別冊太陽”台北 故宮博物院”をごらんください。ボクも台北に行く前に買いました。とても参考になりましたよ。

・・・・・
故宮博物院を見学するのは、今回が二度目です。10年ほど前に、台中での仕事を終えた帰りに寄っているのです。そのときは、時間もあまりなく、館内をせわしく回った憶えがあります。今回は、”気まま生活”の利点を生かし、2日間たっぷり時間をとりました。博物院も1年ほど前にリニューアルしたということで、とても見やすく、きれいになっていましたよ。もう一、二度は行きたいと思います。

以下、雑誌”太陽”からの写真です。




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晩冬の候 かまくら

2008-01-28 21:17:46 | Weblog
先日ボク宛にきた手紙の時候の挨拶に、”晩冬の候”とありました。ボクはこの”晩冬”の言葉を使ったことがありませんでしたので、なんだか新鮮に感じました。でも、ちょっと、言葉のひびきから受ける印象がよくないなと思いました。晩春、晩夏、晩秋、いずれもやわらかなひびきがあり、情緒もあり、小説や映画の題名にも使いたいような雰囲気があります。でも、”晩冬”の言葉にはそうゆう優雅な雰囲気がないのです。実際、小津安二郎作品に”晩春”はありますし、”麦秋””早春”もありますが、”晩冬”はありません。

”晩冬”には雰囲気がない。何故でしょう。ワープロで”ばんとう”と打つと、まず”番頭”が出てきますように、誰も”晩冬”を、はじめに思い浮かべません。番頭とゆうと、ボクらの世代では、子供の頃よくみた”番頭はんと丁稚どん”を思い浮かべてしまい、もうアタマの中はどたばた喜劇の舞台になってしまいます。だから、小津作品にも、”早春”はあっても、”晩冬”はないのです。俳句でも使われたのをみたことがありません。小説の題名でも決してありません。それほど、”晩冬”はみんなからばかにされいるのです。

また、”ばんとう”の一字を変えても、”べんとう(弁当)”しかなりませんし、上下ひっくり返しても、”とうばん(当番)”ですし、もうどうにもしようもない言葉なのです。

ボクはこの”晩冬ちゃん”がとてもかわいそうになって、なんとか、他の季節のように、俳句や小説や映画に使われるようにさせてあげようと思いました。そのためには、これぞ、”晩冬”といったしびれる風景を見つけ出し、それを売り出すことによって、晩冬ちゃんのイメージチェンジをはかろうと考えたのです。

で、ボクはかまくら散歩に出掛け、そういう晩冬風景を探しに出掛けたのでありんす。ところが、なんと、景色の方まで、”晩冬”嫌って、まだ晩秋や初冬の風情を名残惜しそうに残しているもの、あるいは、春を待ちきれない風情の景色のどちらかだったのです。それらをまず、紹介してみたいと思います。

。。晩秋、初冬がまだ名残惜しい景色。。

枯れ葉がいっぱいの木、ススキの穂、つわぶきの花、どれも晩秋の趣ですね。



。。春が待ち遠しい景色。。


紫陽花の新芽、河津桜の花芽そしてユキヤナギの開花、もう早春の趣ですね。



待ちきれない方ばかりではありません。
”わたしマツわ””ボクも待つよ””吉報待つわ”



以上のように、これは、という”晩冬”の景色はありませんでした。でも、こういう、早春やら晩秋やら初冬やら、入り混じった景色こそが、きっと”晩冬”の景色なのでしょうね。

いや、ボクらこそ晩冬の季節だという方がおりました。なるほどね。”ばんとう(板十)”ですね。板が十枚たてかけてあります、ベンチは10枚の板で出来ていますね。ちょっとくるしいかな。

以上、今日訪ねた長谷寺の景色が中心です。







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稀勢の里二桁勝利 三役復帰確実に

2008-01-28 09:17:15 | Weblog
稀勢の里、千秋楽も曲者、時天空を難なく仕留め、見事、10勝目をあげました。殊勲賞も獲得し、来場所の小結復帰を確実にしました。先場所の9勝に続く、連続勝ち越し、それも余裕ある勝ち越しで、いよいよ、上を狙う足場ができました。

まず右上手をとって四つで攻める、この形ができてから安定してきたようです。中途半端な押しより、ずっといいと思います。さあ、いよいよ大関狙いです。間違いなく、今年中に大関稀勢の里が実現します(きっぱり)。だって、もう今だって、実力的には、白鵬、朝青龍の次ぎでしょう。大関陣でまともにやって(琴欧州のように立ち会いの変化さえなければ)稀勢の里に勝てる力士はいないでしょう。関脇陣では、安馬が互角の力をもっていると思いましたが、今場所の対稀勢の里戦でみせた”立ち会いの変化”でもうまともでは勝てないと、自分で言っているようなものでしょう。

あとは下位に取りぼしがないようにして欲しいですね。それと、ボクが国技館に応援に行くと必ず負けるので、これからは必ず勝つようにしてください。そうすれば、来場所から順に、11勝(殊勲賞)、12勝(殊勲賞)、13勝(優勝)ときて大関昇進となります。そして、来年初場所には、よよ横綱をはる・・・うしししっ 

・・・
千秋楽結びの一番、久し振りに興奮しました。むかしの栃若対戦をほうふつさせる大一番でした。きっと記憶に残る名勝負のひとつになるでしょう。





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ドラマチック女子マラソン

2008-01-27 16:35:28 | Weblog
今日午後に行われた、北京オリンピック代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは、悲喜こもごものドラマチックマラソンでした。よく、人生はマラソンのようだと言いますが、その逆も真で、マラソンは人生のようなものだ、そう感じさせるレースでした。

マラソン初出場の福士加代子選手がいきなり飛び出し、快調に独走態勢で飛ばします。順風満帆、折り返し地点では、もう第2グループは遠く離れ、優勝は間違いない、あとは大会新記録を出して、五輪代表選手の有力候補になることだけだと思っていました、誰もが。ボクも安心して、ベランダからの窓越しの暖かい日射しを受けて、ついうつらうつら。

ところが、”何だかうしろが迫ってきたようよ”と言うワイフの声にドキンちゃん。30キロ地点からどうも足が上がらなくなってきていました。あのときのQちゃんそっくりだ、大丈夫だろうか。そして、2位の英国選手が近づいてきて、ああああ、抜き去って行く。 あんなに離しておいたはずなのに、なななんとゆうことだ。



そして天満屋の森本友選手にも抜かれ、次々と順位を落としていく。がんばれ、福士、沿道の暖かい声援。一緒に走ってくれている人もいる、でも、足がもつれて倒れそうになる、そして、倒れてしまう、また立ち上がり、ふらふらとゴールに向かう、監督も心配そうに、近くに寄って大丈夫かと声をかける、箱根駅伝でよくみる光景だ、福士選手は頑張りつづける、ゴールだけは絶対する、そんな強い意志を感じられる、どんなぶざまな格好を人にみせても、絶対ここから逃げるわけにはいかないのだ、ここが私の一番の居場所、大好きな居場所なんだから。お母さんの心配そうな目がテレビに映る。このテレビをみている、みんなの目を代表している。Qちゃんも見ているだろう、野口みずきさんも、土佐礼子さんも。



そして、ついに競技場に姿を現わす。大声援がわき上がる。まるでトップで入ってきたような、そんな大声援が。もう限界だ、またふらふらと。監督が声をかける。でも、にっこり笑って、ゴールを目指す。そして、ゴール。よく頑張り通した、よくやった福士。



日本人トップの森本友選手。自分のペースを守り、堂々2位の成績でゴールしました、おめでとうございます。そして、優勝したマーラ・ヤマウチ選手、インタビューでの流ちょうな日本語にびっくりしました。オックスフォード大卒の元外交官で、ご主人が日本人だそうです。オリンピック出場は内定しているらしく、マラソンのために自分も職場を辞め、なんとご主人にも職を辞めてもらったそうです。すばらしいご夫婦ですね。きっと、オリンピックでメダルはとれなくても(失礼)、お二人には、お天道様から大きな大きな金メダルが与えられるでしょうね。


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大相撲初場所見物

2008-01-26 22:02:56 | Weblog
昨年の秋場所に行ったときに、ペアープレゼントの投票をしておいたのが、当選し、今場所13日目の椅子席招待券が贈られてきて、この日を楽しみにしていました。ワイフは相撲にはほとんど関心はありませんが、タダ券となると喜んで、いくいくと、一緒についてきました

ボクは午前中、歯医者さんに寄る予定がありましたので、国技館で待ち合わせ。ワイフは浅草の有名ロシア料理店での昼食の予定がかなわず(予約なしでは無理だったらしい)、とんかつを食べてから、2時頃に国技館で合流しました。幕下上位の対戦が始まった頃でした。そろそろ幕内のお相撲さんが入場してきてるようなので、外に出てみました。あぶなく逃すところでした。すぐに、お目当ての稀勢の里が入場してきました。目の前を通り過ぎる稀勢の里に、ワイフが、”頑張ってください、応援してます”と、デジカメで忙しいボクに代わって声をかけてくれました。いつも、応援していないくせに、結構、調子いいところがあるワイフです。そして、続いて、ワイフと同郷、熊本出身の普天王が入場してきました。ワイフが関心をもっている唯一のお相撲さんです。今度は、本気で”頑張ってください”と声を張り上げていました。



そして、鶴竜、栃乃洋そしてボクの応援する豪栄道豪太郎。豪太郎は、ちょっと元気がなさそうな顔でした。



そして次々と見慣れた力士が入場してきます。結構、冷たい風が吹いていましたので、切り上げて中に入りました。団体客等がおみやげをもらうところや優勝杯や三賞杯、等を眺め、席に戻ると、中入りの土俵入りが始まるところでした。満員御礼の垂れ幕も。





さて、肝心の相撲内容のことですが。余り書きたくありません。まず、稀勢の里が旭天鵬に接戦で敗れ、次ぎに応援している、豊真将と豪栄道が完敗し、おまけにワイフの応援する普天王まで負けてしまいました。”むざんやな 4連敗”です。 ボクが国技館に応援に行くと、100%稀勢の里は負けてくれます。本当にどうゆうことでしょう、テレビで観ていた今日14日目はしっかり勝っています。

でも両横綱がすばらしい相撲をみせてくれました。琴光喜と魁皇の両大関、大健闘でした。これで、ボクの機嫌も少し直りました。千秋楽、両横綱の同点対決、そして朝青龍の優勝、というボクのシナリオ通りになりそうです。

両国の町に出て、ボクが以前住んでいたところにもその支店があってよく利用した、ちゃんこ屋さんで、ワイフと残念会をしました。大船の家に帰る頃には、東の空に、十五夜お月さんにちょっと欠ける、初場所13日目ぐらいのお月さまがぽっかり出ていました。









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シモバシラ(植物)をみた!

2008-01-26 16:29:05 | Weblog
寒い朝でした。でも、♪寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる♪と、小百合ちゃんの歌を口ずさみながら、いつもの散歩道を歩いて行きました。今日は何の発見もなさそうだなと、いつものお寺の境内に入って行きました。ふむふむ、梅の花が昨日よりいくつか増えているな、いいぞ、いいぞ。そして、いつものように本堂前で手を合わせ(何もお願いはしません、ただ無言でお辞儀するだけです)、鐘突堂の方に足を運んだときに、はっと。し、し霜柱だ!霜はここでも何度かみていますが、霜柱は初めてです。以前住んでいた所ではしばしば観察できたのですが、この辺は暖かいので、なかなか見られないのです。”初霜柱”だ!”ボクは狂喜し、デジカメを向けました。よくみると、本当にうつくしい姿です。うすい土の屋根を少し押し上げ、ちょっと冷たそうな雰囲気ですが、色白の色っぽい姿をみせてくれていました。



その霜柱をみているうち、ボクはすぐ、あの”霜柱”のことが思い浮かびました。あのシソ科の植物、シモバシラのことです。寒い朝に冬枯れの茎が、地から吸い上げた水を氷らせ、それが表皮の外に飛び出し、外観が霜柱のようになるので、この名が付いたのです。その植物が大船フラワーセンターに植えられていることを、ごく最近知り、是非一度は、その霜柱に変身した姿を観てみたいと思っていたのでした。

ボクはそのチャンスをずっとうかがっていました。まずその日は、霜が降るような寒い日でなければならない、それが、この辺では、なかなかないのです。たまに降るとその日が休園日であったり、旅行に出掛ける日であったりと、もう、今シーズンにチャンスが訪れないかもしれないとあきらめかけていたのです。

今日は、霜は降りていないけど、りっぱな霜柱が出来ている。ただの霜が降る日より、霜柱が出来る日の方が、むしろ、シモバシラができる可能性が高いかもしれない、いや、絶対そうだ。今日だ、今日こそ最後のチャンスかもしれない、そう思うと、もうボクは、いてもたっていられなくなり、朝食を食べて、朝ドラをみて、すぐに、歩いて30分ほどの、9時開園のフラワーセンターに向かったのでした。のんびりしてたんでは溶けてしまう。早く行かねば。

9時ぴったりに到着。もちろん、一番乗りでした。正門からほど近い、その場所に走るように向いました。たたたたたたたっ、ボクは、昨日観た、鞍馬天狗のように足早に進み、その場に立ったのです。

あああった!そこには新撰組の、じゃない、新鮮な、うつくしい氷の美女が何人も。まさにシモバシラだ、でも霜柱というより、”つらら”かな、でもそんなことはどうでもいいことのだ、まちがいなく、ボクは、ボクが夢にまでみた、その、まぼろしのお姿を拝見させてもらっているのだ、うれちい、うれちい、ちゅき、ちゅき、と、ボクは幼児語を連発していたのだった、うれしさのあまり、あるいはこれがきっかけで、ボケが一気にすすんだのか(汗)、天才バカボンみたいになってしもうたのだ。



でも、ほんとにはかない命なんですよ。寒い日だけに現われる、雪女みたいですね。ボクが和名をつけるとしたらユキオンナにします。



ボクのあとに、りっぱなカメラをさげた、おっさんがやってきました。3日つづけて来たんだ、やっと巡り会えた、と喜んでいました。良かったね、おっさん。いい写真撮ってね。



オイラ本当に、運が良かったダス。近くの、ひいらぎなんてんさん(の仲間)、ウィンターコスモスさんそしてローバイさんの、花々も祝福してくれました。とても幸せな1日でした。



園内を一回り、ゆっくり回って帰るときに、もう一度のぞいてみましたら、雪女のみなさんはもうすっかりやせ細って、消えゆく寸前でした。





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やっぱり日本の冬の朝がいい

2008-01-25 09:55:30 | Weblog
台北から帰って、昨日、今日と久し振りの朝散歩。寒いけど、やっぱり日本の冬の朝がいいですね。

今日は快晴。丘の上の公園から、遠くの、昨日の雪をかぶった丹沢の山がくっきりとみえました。そして白い、満月に近い月も。これで富士山が見えれば最高なんですが。ボクの散歩道コースはとても気に入っているのですが、たったひとつの不満は、どこからも富士山が見えないということなんです。

公園のちょっとした水溜りが氷っていました。ボクにとっては、”初氷り”です(笑)。初霜、初雪(一昨日のではありませんよ、1月13日です)、初氷、これで三役そろい踏みです(笑)。南の国ではみられないうつくしい光景です。

昨日は”初霧”でした。うすい霧でしたが、すこしボケた景色に親近感がもてて(汗)、楽しい朝散歩でした。そして、朝霧でつくられた真珠のような水滴が木々の枝に輝いていました。これも南の国ではみられない、うつくしい光景でしたよ。



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