気ままに

大船での気ままな生活日誌

小奈良の紅葉

2012-11-30 22:36:31 | Weblog
今日のタイトルは”小奈良の紅葉”。
小京都って、よく聞くけど、小奈良って聞いたことがないって?
それが湘南地区にあるんです!

論より証拠。ほらね、奈良は薬師寺の三重の塔。
三重の塔と紅葉。


それに、春日大社の灯篭と紅葉。


さらに、さるに、てながざるに、猿沢の池と紅葉。



これだけ、揃えば、ここを小奈良と言っても、文句ないだろう、お手上げだろう、どうだ参ったか。

なぬっ、まだ承知せんとか? では、明日香村の石舞台も加えよう。



ようやく降参したようだ。

では、ここが何処だか明らかにしましょう。
茅ヶ崎、高砂緑地の松籟庵の庭園です。


奈良と同様、文化度も高いです。緑地内の茅ヶ崎美術館で中学美術作品展が。


自画像


抽象画も


そして名画の摸写も


・・・・・

はじめの三重の塔は、実際、薬師寺の塔を真似てつくったものです。右はフェノロサに”凍れる音楽”と評された薬師寺東塔。


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ウォルターズ美術館

2012-11-30 08:35:06 | Weblog
米国旅行から帰って、もう1週間を過ぎた。なのに、まだ美術館シリーズは半分も終わっていない。急がなければならない。現在進行形の記事もあるので、1日2本のペースでいかないと、片付かない(汗)。でも、こうして、美術館のことを調べ直したり、記事に載せる写真を選んだりするのは、とても楽しい作業だ。アフタートラベルの楽しみといったところだろうか。

さて、ウォルターズ美術館。ボルチモア市内にあり、”きらめく宝石のような美術館”と形容されている。とにかく、展示されている美術品の範囲の広さに驚かされる。ウォルターズ親子が蒐集した古代ギリシア・ローマ時代の美術品から東洋美術品まで、もちろん近代絵画も含めて、4階のフロアーにわたって、ずらりと陳列されている。

全部、観ていくと、いくら時間があっても足りないので、主として近代絵画を観て回った。

クロード・モネの”春の日”が看板らしく、当館のカタログの表紙になっている。まず、その絵をご覧ください。


そして、館内の展示状況はこんな感じ。所せましと並べられている。








様々な絵が。




モナ・リザも。名画の模写もよくみかけた。


ドガ 出走前


以上はほんの一部。所蔵作品のオンライン コレクションがあり、1万点もの作品を観ることができますので、関心のあるかたはどうぞそちらで。

・・・・・
ボルチモアは以前、造船業が栄えていたとのこと、その造船会社を改造したレストランビル。煙突が残っている。ここで昼食をとった。

 
街路樹が真っ赤になっていた。


次回は、いよいよバーンズコレクションです。


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大船フラワーセンター 晩秋

2012-11-29 18:17:07 | Weblog
11月29日。もう、あと1日で、暦の上では秋が終わる。晩秋の大船フラワーセンターをふたりで楽しんできた。

先ずのお目当ては、これ。帝王ダリア。見事な花を咲かせていた。隣りのガリバーひまわりは、背では負けていないが、花がもうひとつだった。


そして、目指すはモミジ山。ここはまだカエデが色づき始めた程度だったが、ハナノキが見頃の紅葉になっていた。新宿御苑にも行かねば。あそこのはすごい。


モミジ山の麓のツワブキにもびっくり。葉山しおさい公園にも行かねば(汗)。あそこのもすごい。


銀杏は黄金色に輝いていた。


モミジ山を離れても、あちらこちらに紅葉が。サクラ紅葉もいいね。


もうけものの紅葉も。さるすべりの交雑種。こんなにきれいになるとは。ハナノキに負けない。



花は?
山茶花と冬桜が見頃。薔薇園はまだまだいけますよ。写真は今回はなしにしますが。

山茶花

冬桜


そうだ、菊も満開だった。


温室に入ると花盛り。

睡蓮を撮る人を撮る


この睡蓮。花より葉っぱ。お盆みたい。徳利載せて、温泉につかって、花見酒。いいネ。


バーチャルに酔っぱらって、温室から出てきたら、ほんとに酔っぱらってるやつがいたのには驚いた。





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ボルチモア美術館にて

2012-11-29 17:06:35 | Weblog
ワシントンDCからバスに1時間も揺られると、メリーランド州ボルチモアに着く。大リーグフアンなら、ここを知らない人はいないだろう。上原投手がはじめに契約した球団で、現在は和田毅投手が在籍しているボルチモア・オリオールズの本拠地だ。その球場を横に見ながら、街中に入るとボルチモア美術館が迎えてくれる。

1914年に開設され、古代のモザイクから現代美術まで、8万5千点もの所蔵品がある。とくにクリベルとエッタのコーン姉妹が蒐集した近代美術コレクションが売り物だ。ピカソ、ブラック、さらにルノワール、セザンヌ、マネ、ゴッホ、ゴーギャン、そしてマチスとお馴染みの画家たちの作品がたっぷり展示されている。

ここの看板娘は、マチスの”ブルー・ヌード”と”ピンク・ヌード”の美人姉妹。お二人に会えるのを楽しみにしていた。しかし、ピンクの娘は貸し出されていて不在だった。並んだところをみてみたかったけれど、贅沢はいえない。

やっぱり、ここで一番、輝いていた”ブルー・ヌード”からご登場願いましょう。


ついでに、もうひとつマチスの作品。犬のいる風景。明るい色がいいなあ。子供たちも好きみたい。


セザンヌの作品も多かった。いつもの、山と水浴を




マリー・ローランサン 若き日の作品 ”アーティストのグループ”


シスレーは、川べりのポプラの絵


コローは花の冠をつくる女の絵


ピカソの母娘


メアリー・カサットの黒衣の女


彫刻も。 ロダン、考える人


ロダン、接吻


ドガ、踊り子


すばらしい展示室






これらの中にあった、いくつか 




トリはこの作品に。ボティチェルリ ”キリストを礼拝する5人の天使”


聖母子像に見送られて、名残惜しく、立ち去ったボルチモア美術館でした。




次回はウオルターズ美術館の予定です。


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フィリップス・コレクション

2012-11-28 15:36:58 | Weblog
1921年開館の米国初の近代美術館、”ザ・フィリップス・コレクション”。ダンカン・フィリップスとその妻マージョリーのコレクションがそのまま、ワシントンDCの高級住宅街の邸宅に飾られている。フィリップス家におじゃまし、美術品を見せてもらうという感じ。

2011年に国立新美術館で”モダン・アート,アメリカン/珠玉のフィリップス・コレクション”が開催されているので、この美術館について、知っている人は知っていると思う(笑)。ちなみに、僕はこれには行っていないので何も知らないで行った。

ここで、一番有名な絵は、ルノワールの”船上のランチョンパーティー”だそうだ。たしかに”ムーラン・ド・ラ・ギャレット”のような存在感がある。我が家にある”現代世界美術全集ルノワール”にも、印象派末期の代表作と解説してあった。まず、はじめめにその絵を。




それから、この邸宅美術館の雰囲気を知ってもらおう。ピアノのある部屋に絵が飾られていたり、

こんなふうに、

暖炉の上に飾られたり、とか。


ちょっと、外に出てみよう。こんな住宅街の中にある。

ここが、”ザ・フィリップス・コレクション”邸。


さあ、また中へ。印象派の作品が中心だが、その前後の画家の絵も。さらに、アメリカ同時代の美術品も、”モダン・アート,アメリカン”も。以下、ぼくのセレクション。

セザンヌ ”自画像”


モジリアニ ”Elena Povolozky"


マチス


ピカソ Reclining Figure


シャガール The dream


ドガ


ボナール 開かれた窓


ブラック Still life with grapes and glarinet


マネ Spanish ballet


その他いっぱい。楽しい、くつろげる美術館だった。


次回は、ボルチモア美術館の予定です。

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晩秋のロダン

2012-11-28 09:38:00 | Weblog
国立西洋美術館の庭園にはロダンの名作がずらりと並んでいる。考える人、地獄の門、カレーの市民など。これらの作品は、本家の巴里、ロダン美術館庭園にも陳列されている、ロダンの名作中の名作である。もうひとつ、ふたつ加えてもらうことができるならば、発表当時は”あざらし”とか”袋に入ったヒキガエル”とまで酷評された、バルザックの像、そしてロダン自身と彼が愛した弟子のカミーユがモデルであるという”接吻”だろうか。

現在、同館でロダンとブールデルの特別展”手の痕跡”が開催されているが、昨日は上野動物園のパンダに溺れ、見学する時間がなくなってしまった。それで、庭園のロダンの作品を観て回ったのだが、ふと、木々が色づいている晩秋に観るロダン彫刻は、もしかしたら、一年中で一番、きれいなときかもしれないと思った。そして、よくよくみると、どの彫刻の背景にも色づいた木々がある。きっと庭園設計の段階で考えたことだったのだろう。これは、ぜひ、写真に撮っておかねばと思った。

晩秋色をバックにしたロダン彫刻の数々。

考える人


ちょっと向きを変えて


カレーの市民


地獄の門


アダム


エバ


これは、ブールデル作 弓をひくヘラクレス


ちょっと向きを変えて


もし、バルザックがあったらこんな感じ(METにて)


館内ではロダン・ブールデル展


・・・・・
晩秋色に染まる上野公園

動物園前の銀杏


桜紅葉


晩秋色に染まらないシロフクロウ


おいらも染まらない
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食欲の秋 上野のパンダ

2012-11-27 23:03:54 | Weblog
駒込の六義園の紅葉狩りを楽しんだあと、東洋文庫ミュージアムに行く予定だったけれど、休館日だった。仕方なく、ぼくは予定変更して、山手線で上野に向かった。ロダン展でも覗いていこうと思ったのだ。しかし、上野公園に入って、突如、また予定変更した。急に、パンダに会いたくなってしまった。赤ちゃんが生まれ、大喜びしたのもつかの間のことだった。シンシンちゃんは心身ともに疲れはてていたに違いない。もう元気になっただろうか。

パンダ舎の前に行ったら、シンシンちゃんもリーリーちゃんもいない。残念、今日はお休みかと、帰りかけようとしたら、アナウンスがあった。もう5分もすると、お食事タイムになります、運動場の方にお回りください、と。ぼくは狂喜した。何故って、もう4回ほどここを訪ねたが、一度もお食事タイムに出くわしたことがなかったのだ。

ほどなくして、リーリーちゃん(雄)が運動場に現れ、笹の葉をむしゃむしゃと食べ始めた。そして、シンシンちゃんも別の運動場に出現し、笹の枝をかわいらしく、抱え、おいしそうに食べ始めたのだ。そして、あっと言う間に、ペロッとたべ終えたのだ。

食欲の秋。上野のパンダだった。

リーリーちゃんの巻













お食事終えて、お水をごくり。


シンシンちゃんの巻 すっかり元気を取り戻していた。






ゴリラくん親子も食欲の秋だった。




上野の五重塔とスカイツリーがやさしく見下ろしていた。




六義園の見事な紅葉とパンダの食事風景がみられるという、めったにない、いい一日だった。

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紅葉の六義園

2012-11-27 19:08:46 | Weblog
昨日の冷たい雨とは、うってかわっての秋晴れ。早々と出掛けた先は、駒込の六義園。春の枝垂れ桜以来の訪問。もちろんお目当ては紅葉でござんす。お見事でやんした。

正門


銘木枝垂れ桜の向こうに紅葉が


庭園の入り口付近の見事な紅葉。わくわくどきどき。




カエデだけではなく、銀杏も


ハゼノキも


ドウダンツツジも


サクラ紅葉も


うれしいことに茶店にお酒が まだお昼前だったし ちょっと一杯、紅葉酒


まだまだつづく紅葉散歩


池の紅葉




散る紅葉


楽しい紅葉狩りでごぜいました。



いい気持ちになって、近くの東洋文庫ミュージアムへ。しかしながら、ななななんとゆうじ、みやこちょうちょう、ちょうはなぜとぶか、とびたいから
休館日でした。 何故、火曜日にやすむんや。これでひっかかったのが三度目や。サントリーでは二度。

でも、予定変更でとんでもないご褒美が。それは次回に。ヒントは上野です。




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フリーア美術館

2012-11-27 08:54:54 | Weblog
ワシントンDCといえば、スミソニアン協会。15の博物館、植物園、動物園などを擁している。この協会設立の経緯が面白い。スミソナイト(亜鉛鉱石)を発見した英国の化学者ジェームススミッソオンが、莫大な遺産のすべてを、英国ではなく、縁もゆかりもない米国に寄付して、出来上がったものだそうだ。侯爵の庶子として生まれたが、50歳近くに、父の継承権を国王に申請し、認められ、巨額な財産を手に入れた。生涯独身だったので、遺産は、(庶子として)冷たい仕打ちを受けた英国には残したくなかったようだ。

フリーア美術館は、そのスミソニアン協会に属しているが、設立は、デトロイトの実業家、チャールズ・ラング・フリーアである。彼は、日本美術をはじめとするアジアの美術品のコレクターであり、その蒐集品と、同様にアジア趣味の芸術家ホイッスラーの作品などが展示されている。

ナショナルギャラリーで西洋美術をたっぷり観てきたあとなので、和室でほっこり日本茶をいただいた感じ。

宗達や蕪村らの屏風ににっこり。朝鮮・中国陶磁器にうっとり。 インド仏像ににんまり(汗)。ホイッスラーの孔雀の間(写真なし)にはムムム(笑)。

















異国でみる日本美術もいいな。
次回は、フィリップス美術館どす絵。

スミソニアン協会本部


フリーア美術館

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大相撲九州場所の予想結果はどうだったか

2012-11-26 18:43:46 | Weblog
大相撲九州場所も白鵬の4場所ぶり、それも貴乃花の記録を抜く、23度目の優勝で幕を閉じました。

今場所は初日、二日目をみたあと、アメリカに飛び、その間はほとんど情報はなく(意識的に)、千秋楽前々日に帰国した。ぼくが観ていなければ、稀勢の里が緊張せず(笑)、連戦連勝して、優勝戦線に最後まで絡むだろうと予想していた。

しかしながら、なななんと、すでに3敗していて、トップの1敗、白鵬にふたつの星の差をつけられていた。しかしながら、ぼくが帰ってきた13日目の対白鵬戦に勝てば、まだ可能性は残るはずだった。しかしながら、なななんと、完敗。完全に優勝の望みは消えうせてしまったノダ。

新横綱、日馬富士の不成績はある程度、予想していたが、ここまで落ちるとは思いもよらなかった。一方、ふがいない大関の成績はほぼ予想通り。把瑠都は途中休場で大関陥落が決まってしまった。豪栄道と栃煌山はお見事でした。

というわけで、今回のぼくの予想は、優勝争い関連では、はずれ、その他のところでは、まあまあの成績といったところです。

・・・・・
九州場所星取りの予想(左)と実際の成績(右)。いつものように、一差までは○、それ以外は●。 

稀勢の里12勝3敗/10勝5敗●;白鵬12勝3敗/14勝1敗●;日馬富士12勝3敗/9勝6敗●;鶴竜10勝5敗/9勝6敗○;把瑠都 9勝6敗/1勝2敗休場X;琴奨菊8勝7敗/8賞7敗○;琴欧洲8勝7敗/9勝6敗○:豪栄道8勝7敗/11勝4敗●:妙義龍7勝8敗/6勝9敗○;豊真将7勝8敗/4勝11敗●;安美錦6勝9敗/7勝8敗○、栃煌山6勝9敗/10勝5敗●、松鳳山6勝9敗/10勝5敗●;栃ノ心6勝9敗/5勝10敗○;隠岐の海5勝10敗/2勝8敗休場X、魁聖5勝10敗/7勝8敗●:豪風4勝11敗/4勝11敗○  

結局、7勝8敗の負け越しでした。初場所予想では、全勝でいきたいと思います。ということは、稀勢の里も全勝優勝するということです。


千秋楽の熱戦


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