気ままに

大船での気ままな生活日誌

雨の大町 苔を訪ねて

2007-09-30 09:32:30 | Weblog
今日も雨、昨日も雨でした。午後、小雨そぼふる中、鎌倉大町を散歩しました。我が家近くのお寺の境内の苔が、秋霖で息を吹き返し、すっかりきれいになっていましたので、あの大町の苔階段もきっと、と思い、出掛けたのです。

松葉谷・妙法寺。この別名、苔寺には5月の初めに訪れています。そのときは、”美しき 苔石段に 春惜しむ (星野立子)”のようにすばらしい苔石段を鑑賞することができました。あの、うつくしい緑が再現されているのではないかと期待したのでした。

ところが、な、ななんと、苔石段には苔がないのです。顕微鏡的にはあるかもしれませんがが、肉眼的にはないのです。この夏の異常な暑さに負けてしまい、まだ立ち直れないのかもしれません。”苔石段 苔がなければ ただの段”ですね。でも、境内の芙蓉の花がきれいでしたよ。”芙蓉咲く 松葉ヶ谷の み寺是れ (虚子)”

そして、安国論寺へ。山門を入ると、ここはいけそうだ、と思いました。苔が結構、地べたを這っているのです。あちこちみながら本堂に向かいます。でも色あせた苔ばかり、やはりダメかと思って、本堂の右の小径に入ると、あっ、ボクは小さな声をあげました。一隅に、ボクの近くのお寺でみたような(少し負けるけど)、苔むしろがあるではありませんか。やはり、この秋雨で蘇ったような若い緑の苔でした。苔むしろの上で、わくら(病)葉が静かにからだを休めていました。

わくら葉の からだ休める 苔むしろ (汗)



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松坂大輔 15勝、地区優勝も決める

2007-09-29 18:21:59 | Weblog
ようやく、松坂がやってくれました。シリーズ最後の登板で、快投。15勝、200イニング出場、200奪三振を達成、見事に帳尻を合わせました(笑)。おまけに、この試合と併行で進んでいた、ヤンキースが逆転負けして、12年振りの地区優勝まで転がり込んできました。「胴上げ投手」です。本当に、松坂は、大事な試合は必ずものにする、たいしたものです。

うっふふの結果でしたが、本当は、もしこの試合を落したら、辛口コメントをする予定でした。勝てば官軍(笑)、ムカシのことは忘れます。これからは、ポストシーズン、ばったばったと三振の山、完封勝利でいきましょう。ホームランの配給はヤンキースの松井だけでいいです。

でも、ワールドシリーズは、6年間、一度も優勝の喜びを味わっていない、松井のヤンキースになって欲しいかな。でも、アメリカンリーグ決勝にヤンキースが出てこなければ、100%レッドソックスを応援します。ナショナルリーグの、ロッキーズの松井が決勝に出てきたらどうするって?ム、ム、ム
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くらげにクラクラ 江ノ島水族館

2007-09-29 11:40:14 | Weblog
オイラ、昨日、江ノ島水族館に行ってきた。クラゲコーナーがとっても気に入ってしまった。いくつもの種類のクラゲが、それぞれの水槽に飼われているんだが、とくに、オイラが釘付けになったのは、空色の照明の水の中に白い雲みてえなクラゲがゆらりゆらり泳いでいる水槽だった。「みずくらげ」と案内があった。どこにでもいるポピュラーなものらしい。

本当に青空にぽっかり浮かぶ雲みてえだった。おーい雲よどこに行くんだ、とゆうオイラの好きな詩がふと思い浮かんだ。ふんわり、ふんわり雲みてえに、こいつら、のんきに水ん中を漂っている。自由気ままなやつだなあ、とオイラはつぶやきながら、誰かに似ているなあと思って、よく考えてみたら、オイラのことだった(滝汗)。

オイラ苦笑しながら、何十匹もいるクラゲをさらに見続けていた。同じようにみえるこいつらも、それぞれ個性があるのが分ってきた。大きさも違うし、超ゆっくり(ゆっくりが標準なんで)泳ぐのもいるし、水槽の真ん中を好むのもいれば、オイラのように端っこの席が好きなやつもいる。おもしれえな、こいつらにも心があるんだろう。それで、オイラはこんな”実験”をやってみたんだ。

大きな水槽の隅にうろちょろしている一匹のクラゲちゃんをオイラが見続ける、それも心の中で”こっちにおいで”と言い続けるのだ。オイラこの手で遠くの山鳩を目の前によび寄せた経験があるのだ。クラゲちゃんが目の前に来るかどうかでオイラの心が通じたかどうか判断するのだ。

強い視線を感じたらしく、2,3分後に、クラゲちゃんは緩慢なみずかき動作を少し早め、少しだけ隅を離れた。オイラはさらに強い視線を送る。また少しだけ、オイラが待つ中央のガラス面に近づいてきた。これはいいぞ、オイラはさらに眼光を強くする。すると、なななんと、ゆらりゆらりと、こちらに近づいてきた。そして、オイラの目の前に。そして、なななんと、まるでオイラに合図でも送るかのようにくるりと回って、おなかの方をみせてくれた。そして、ワンちゃんがおなかを上にして撫でて、とでも言うように、そのお腹をガラス面にほとんど着くぐらいに接近させた。大成功だった。やっぱりクラゲに心はあると確信した。そこまでサービスしなくてもいいんだよ、とオイラはガラス越しのクラゲちゃんのおなかをポンとたたいて、そこを離れた。

そんなこともあって、オイラはすっかりクラゲちゃんに親近感をもった。ミズクラゲだけではなく、タコのようなクラゲやら食べられるクラゲ、どのクラゲもとてもキュートな姿だった。それに、生き方が、ゆうゆうと流れる雲のようで、とても素敵だ。加えて、オイラはそのクラゲコーナーの壁に貼ってあった説明文を読んで、とてもカンゲキしてしまったのだ。すごいクラゲちゃん、本当にヒトよりすごいと、”親近感”以上に、ソンケイの念をいだくことになったのだった。

・・
(説明文)
クラゲはヒトよりすぐれている。(タイトル)

ゆらゆらただよっているだけで食事のできるクラゲ。
よぶんな進化をしなかったシンプルな姿、無駄に動き回ることをしないスローライフを、はるかな古代から続けているのです。
・・

オイラは改めて、水槽の中のクラゲちゃんをソンケイのまなざしで観たのだった。

(写真はミズクラゲではありません、こちらは透明ニンゲンみたいで、写真写りがよくなかったので、別の、タコみたいなクラゲの方にしました)






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小島寅雄さんの野ほとけ巡礼

2007-09-28 09:44:56 | Weblog
ボクが鎌倉市民になってから、まだ2年ちょっとですが、こちらに来てから初めてお名前を知った方が何人もいます。図書館の郷土資料コーナーで”知り合い”になるのです。今日、ご紹介する小島寅雄さんもそうゆう方のひとりです。

先日、北鎌倉駅近くの、鎌倉古陶美術館前を通りかかりますと、”小島寅雄展”が開催されているのに気づきました。ボクは、別の目的地に向かっていたのですが、躊躇なく入館しました。

そういえば、小島寅雄さんはこの、すぐ近くのお住まいでした。浮き世の煩悩を消しながら、百八つの石段を登りきったところ、円覚寺の前の山の中に我が家がある、とゆう彼の文章を思い出しました。ここの小さな13坪の家にご夫婦で晩年をすごされました。

簡単に履歴を紹介しますね。鎌倉に生まれ、師範学校を卒業後、教職を経て、鎌倉市図書館長、教育長、鎌倉市長などを歴任しました。引退後は、若いときから敬愛していた良寛さんのような生活をと、得度までされ、また、皆に推され、全国良寛会会長になられた方です。

会場に入ると、たちまち小島寅雄ワールドに魅了されてしまいました。ほのぼのとした野仏の絵、そしてほとけさまの横に書かれた、これまた、ほのぼのした字体の書。”色即是空””日々是好日”などの仏語のほか、こんな、ご自分の詩もありました。

「なまけるな おこるな いばるな あせるな くさるな おごるな」
「じひして じひをしらぬとき 仏 というなり」
「朝焼け 小焼けだ 大漁だ 大羽鰯の大漁だ 浜はまつりの ようだけど 海のなかでは 何万の 鰯の とむらい するだろう」

昨日、図書館に寄って、改めて、十数冊もある小島寅雄さんの本をながめてきました。その中のひとつ、野ほとけの絵本のような「野仏巡礼」の序に、友人の瀬戸内寂聴さんの文章があり、それに、はたと目がとまりました。さすが、作家はちがうと思いました。ぴたりと小島寅雄さんをいい当てているのです。

「絵は私の念仏」といわれて、毎夜毎夜、仏さまを描きつづけていられる小島寅雄先生の仏画は、清浄の心を持った人にしか描けない、この世ならぬ清らかさとあたたかさをたたえていらしゃる・・・どのお顔も縹渺として清純で、けがれを知らぬ嬰児のようにあどけない。それはそのまま小島先生のお心の証しであろう

























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苔ちゃんは万葉集で11首も詠われている

2007-09-27 21:02:52 | Weblog
今朝、”中秋の新緑 苔みどり”とゆうタイトルで、今どきのうつくしい苔ちゃんを紹介しました。今日の午後、鎌倉の町中を散歩しているとき、ふと、ボクがこんなにも可愛がっている、苔ちゃんは、いったい万葉の歌人にはどう思われていたんだろうか、万葉集に苔ちゃんが登場している歌はあるのだろうか、そんな疑問が突如湧いてきて、図書館で調べてきました。

萬葉植物事典(大貫茂著)とゆう、植物の写真付きの格好の参考書がありました。苔ちゃんは、な、ななんと、11首もあったのです。す、すすごい、たとえば、あの秋の七草、女郎花でさえ14首です、百合の10首を越えています。万葉歌人にも好かれていたのですね、ボクは安心しました。

代表歌が紹介されていました。
”み吉野の 青根が峯(たけ)の苔筵(こけむしろ)誰か織りけむ 経緯(たてぬき)なしに”
苔むしろですか、なるほど。今なら苔じゅうたんでしょうか。ボクも、散歩道のお寺の境内の苔じゅうたんを詠んでみますね。
”かまくらの 古寺が庭の 苔絨毯 誰かコケけむ 経(たて)すじありぬ”(誰がつまずいたのだろうか(和尚さんだろうか)たてに筋が入っている)(滝汗)

万葉ベスト3は、萩142首、梅119首、桜約100首(桜は”花”と呼ばれているものも含む)です。さすが、萩ですね、ついでに秋の七草を調べてみました。萩142首、ススキ43首、なでしこ26首、葛18首、女郎花14首、朝顔(桔梗)5首、藤袴1首です。藤袴は、山上憶良の秋の七草を詠った歌だけにしか出演していません、憶良にだけ好まれた花だったんですね。

ついでながら”マイ秋の七草(以前ブログで紹介)”はどうだったでしょうか。萩、すすき、女郎花は前述の通りです。そして、あとの四つの草花は惨憺たる結果でした。秋桜0首、秋明菊0首、野菊1首、秋海棠0首です。万葉の時代にはなかったのでしょうね。でも野菊は日本古来の花だと思います、意外でした。

苔ちゃん善戦といって良いでしょう。万葉時代からそこそこの人気があったのですね。

今(午後9時)、東の空にこうこうとした満月が出ていますよ、夕方、雲っていて、今日はだめかなと思っていました。正真正銘の満月は、今年は十五夜ではなくて、今晩のようです。これから、しばらく、お月様と散歩してこようかな。



  
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中秋の新緑 苔みどり

2007-09-27 10:31:42 | Weblog
天を仰げば中秋の名月(今夜が本当の満月らしいですね、みえるといいですね)、地には中秋の名花。萩 女郎花 曼珠沙華、すすきに こすもす 吾亦紅、秋明菊に秋海棠。そして地べたには、中秋の名苔(笑)こけみどりちゃん。

ボクの朝散歩コースのお寺の境内。いつかも紹介しましたホオズキ隊の前の苔みどりちゃんがすっかりきれいになっているのです。梅雨の頃、とってもしっとりしたうつくしい緑のお肌だったのですが、真夏になってからはこの暑さに負けて、寝込んでしまい、肌はかさかさ、吹き出物もいっぱい、あの抜けるような緑の肌が黄土色になってしまっていたのです。ゲンキンなボクは、そんなみどりちゃん見たくないと、最近ではほとんど見向きもしなかったのです。

そ、それがです。暑さも収り、秋雨がぱらつくようになった頃から(正確には一昨日からですが)、突如、うつくしさを取り戻したのです。取り戻したと言うより、もしかしたら、梅雨の頃よりうつくしいかもしれないと思いました。女性にたとえてみると、梅雨の頃のみどりちゃんは、20代から○○代(これを読んでいる方の年齢を入れてください)の妖艶な美しさだったのに対し、今のみどりちゃんは10代のはつらつとした素顔の美しさと言えるでしょう。

どうも、最近の雨と気温で、苔が一斉に芽吹いた(?)ようなのです。そうですね、雑木林の芽吹きの頃とそっくりです。新緑です。早春ではなく、中秋の新緑ですね。一口に緑といっても、少なくとも5種類の緑がありました、日本の伝統色には緑色だけでも若葉色、浅緑、柳色、青竹色、鶯色、松葉色等、20ぐらいあるそうですが、細かくみると全部カバーできるかもしれません(写真では十分出ていませんが)。

ボクはみどりちゃんの前にしゃがみ込んで、しばらくうっとりと眺めていました。すると、なんだか、ボクは2、3000メートル上空から地上の新緑の山々を眺めているような錯覚に襲われました。飛行機からこんな景色を眺めたことがある、と思いました。しばらくして、はっと我に返りましたが、今度はガリバーがこびとの国を見ているような気になりました。そしてこんなことを考えていました。

この新緑の山々にも、バイキンちゃんのような微小な生き物たちが住んでいて、ボクたちとはゼンゼン違うスケールの時間や大きさで生活をしている、天を仰げば、月、星、銀河系、星雲、と限りなく遠い世界が続いている、地ではこうして、植物、微生物、ウイルス、分子、原子、素粒子と、これまた限りなく小さな世界が続いている、そんなことを考え始めて、ボクはちょっと途方にくれていたのでした。

ボクはもう一度、我に返って、こけみどりちゃんに、ボクらの世界からみても、きみはとってもきれいだよ、中秋の新緑、中秋の名苔だね、とささやいてあげました。





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一つ家に 遊女も 寝たり 萩と月 

2007-09-26 11:22:12 | Weblog
昨晩は中秋の名月でした。その日の午前中、ボクは宝戒寺のすばらしい萩をみてきました。というわけで、今日は萩と月の2題話です。

月編:
昨夕は見事な中秋の名月をみながら月見酒を楽しみましたが、ボクは、それだけではもの足りなくて、真夜中のお月見もしました。何度か夜中に起きて、ベランダから空を見上げました。一度目は、お月様、雲に隠れていました。でも雲越しにほのかなあかりがあり、そのそばに、小さな雲の切れ目がありました。すると、数分後に、ななんと、お月さまがその隙間から数分間だけ顔を覗かせてくれたのです。

そして、2時間後。今度は中天より少し西寄りに、先ほどのより厚い、黒い雲がかかり、そのわずかな隙間にお月さまがこうこうと輝いていました。すばらしい眺めでしたので、デジカメをとりに戻ったわずかな時間に、ななんと、お月さまはすっぽりお隠れなさっているではありませんか。

二度とも、”ちょっとだけよ”でした。まるで、ボクがベランダに現われる時間をあらかじめ知っていたかのようでした。ボクは、去年もそうでしたので、お月さまと気が合うなと、とても幸せな気分になりました。これも、普段からお月さまを可愛がっているからだろう、と自画自賛したのでした。

萩編:
萩の寺の愛称もある宝戒寺。白い花の萩が、山門前、本堂の前、そして裏の庭と境内を覆いつくしています。歳をとるにつれて、ボクは萩が好きになってきたように思います。夏の暑い盛りに、小さな葉っぱをいっぱいつけた、しなやかな枝をめいっぱいに伸ばし、つぼみもいっぱいつける。そして、残暑の熱い空気に、もうあなたは出てって、とでも言うように、萩の花が次々と咲き始める。

ボクは最近、花は見るだけではなく、おさわりしたり(汗)、味見をしたりして楽しんでいます。さわってみると、植物によって”触感”がずいぶん違うことが分ります。いろいろな植物を触っていますが、萩は最高レベルの”触感”です。とくに花芽のある梢は、とても柔らかな”触感”で、まるで遊女の柔肌みたいです(汗)。花の味は淡泊ですが、葉っぱは、しばらく咬んでいると軽い苦みを感じます。天ぷらにするとおいしいかもしれませんね。

というわけで、ボクは、朝一番で訪れた、まだ人気の少ない宝戒寺で、雪のような白い萩の花をいっぱいつけた枝垂れの枝を、両手でかき分けてかき分けて、進みました。花と枝振りを鑑賞し、そしておさわりし、枝を揺らして音を聴き、かすかな花の香りを嗅ぎ、味見する、ボクは五感で萩を楽しみました。また、今年も一層、萩が好きになったような気がしました。

・・・
萩と月というと、芭蕉の名句が思い起こされますね。

”一つ家に 遊女も 寝たり 萩と月”

芭蕉さんも、ボクのように萩の花を見て、触って、遊女みたいだなと思ったのかもしれませんね。それで、遊女を萩に、そして自分は月にたとえたのではないでしょうか。

ついでながら、仙台銘菓「萩の月」も好きですよ。








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中秋の名月

2007-09-25 20:50:11 | Weblog
今夜は中秋の名月ですね。夕暮れに、ワイフが、お月さま出てるよ、と教えてくれました。東の空をみると、まん丸お月さまが。でもちょっと欠けてるかな。あさってが、本当の満月だそうですね。でも、お月見は旧暦の8月15日でないとね、十五夜お月さんでないとね。

もちろん、月見酒しましたよ。うちのベランダからよくみえますので、ときどきベランダに出て、月を眺めながら一杯。去年は確か、曇り空でした。でも、夜中に起きたら、突如、雲が晴れてきて名月がちらりと顔を出してくれました。とても嬉しかったです。

”月々に月みる月は多けれど月みる月はこの月の月”ですね。月というと、明恵上人を思い出します。西行法師が桜の詩人ならば、明恵上人は月の歌人と言われています。”あかあかや あかあかあかや あかあかや あかやあかあか あかあかや月”お月さまにぞっこん、そんな気持ちが良く出ていますね。また、季節は違いますが、”雲を出でて 我にともなう冬の月 風や身にしむ 雪や冷たき”。ひとり寂しく歩く夜道を、天を仰ぐと、お月さまがどこまでどこまでもついてきてくれる。お月さまが、大親友のようですね。

今日は一晩中、お月さまを観たいと思います。うまい具合に、歳なので、一晩で2,3度は目が覚めるんです、とほほのほ。いや、今晩にかぎっては、うふふのふですかね。


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英勝寺の彼岸花

2007-09-25 08:07:51 | Weblog
鎌倉駅西口から北鎌倉方面に15分ほど歩いた場所に鎌倉唯一の尼寺、浄土宗英勝寺があります。この寺は扇ヶ谷上杉家の重臣だった太田道灌の屋敷があった場所に建てられました。建てたのは、道灌四代目の孫の娘で、徳川家康の側室、お勝(かつ)の局です。家康が亡くなってから英勝院と号する尼さんになり、先祖の地に尼寺を建てたのです。

境内にはいろいろの花がありますが、春は梅、この時期は彼岸花が人気です。赤い彼岸花が中心ですが、とにかく株数が多いです。鎌倉一ではないかと思います。梅園内に所狭しと群生しています。見事なものです。ただちょっと雑草も仲良く、一緒に生えていました、自然でいいでしょう(笑)。

尼寺と曼珠沙華。なんとなく相性がいいですね。今は仏につかえる身ですが、心に秘めた若き日の熱い思いが、この花を観てふつふつと湧いてくる・・尼さんとゆうと、つい瀬戸内寂聴さんのイメージで考えてしまいます(汗)。

ここの裏の竹林もいいですよ。竹のお寺とゆうと、報国寺ですが、負けませんよ。

・・・・・
お勝の局はとても聡明な方だったそうです。家康が食べ物で最もうまいものは何かと尋ねますと、塩だと答えました。では、最もまずいものは何かと再度尋ねますと、また塩と答えました。どんな食べ物もそれぞれの良さがあり、調理の味付けで、うまくもまずくもなるとゆうことを述べたのです。家康がお勝の局を重用したはずですね。
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大相撲千秋楽 星取表予想の結果はいかに

2007-09-24 09:35:58 | Weblog
お彼岸のお中日。家族そろって父のお墓参りに行ってきました。帰宅してからは、テレビで大相撲千秋楽を観戦。白鵬13勝優勝、琴光喜10勝。ふむふむオイラの、大相撲お中日に予想した星取り表が結構当っておるではなかですタイ。ばってん、バッテン(はずれ)も結構あるですタイ。本日は、予想屋適性評価委員会による、オイラの評価表をのせることにしたですタイ。高評価が貰えたら、おめでタイ、タイの刺身が食いタイですタイ。ワイフの故郷は熊本ですタイ。

・・・
まず、お中日におけるオイラの予想星取り表を再掲載するタイ。こぎゃん予想ですタイ。

白鵬     13勝2敗  優勝
千代大海  11勝4敗
琴欧洲    9勝6敗
琴光喜   10勝5敗
安美錦   11勝4敗  技能賞
朝赤龍    7勝8敗 関脇陥落
稀勢の里  8勝7敗  小結維持
安馬     9勝6敗  殊勲賞 関脇復帰
豊真将    9勝6敗  新小結昇進
琴奨菊    7勝8敗
豊ノ島     9勝6敗
豊響      9勝6敗
栃煌山    11勝4敗
豪栄道    12勝3敗  敢闘賞

・・・
そして、千秋楽を終えた星取り表とその評価

白鵬     13勝2敗  優勝  (的中 AA)
千代大海   9勝6敗 (ほぼはずれ B)
琴欧洲    8勝7敗 (ほぼ的中 A)
琴光喜   10勝5敗 (的中 AA)
安美錦   10勝5敗 (ほぼ的中 A)
朝赤龍    8勝7敗 (ほぼ的中 A)
稀勢の里  6勝9敗  (ほぼはずれ B)
安馬    10勝5敗  殊勲賞 関脇復帰 (ほぼ的中 A)
豊真将    8勝7敗  新小結昇進 (ほぼ的中 A)
琴奨菊    10勝5敗 (ほぼはずれ B)
豊ノ島     8勝7敗 (ほぼ的中 A)
豊響      7勝8敗 (ほぼはずれ B)
栃煌山     7勝8敗 (大はずれ D)
豪栄道    11勝4敗  敢闘賞 (ほぼ的中 A)

総合評価:A(総合点51÷14=3.64285714)

(算定基準 AA:5、A:4、B:3,C:2、D:1として計算)

(評価委員会のコメント)
今場所の注目力士は、一人横綱の白鵬と新大関の琴光喜の二人であった。この二人の成績を見事に的中させたことは賞賛に価する。ほめてつかわすタイ。バッテン、いくらひいきとは言え、稀勢の里の負け越しを見通せなかったこと、そして、栃煌山 の”大はずれ”もいただけない。どちらも情に竿さし流された判断だ、もっと智に働けば角がたつくらいの判断がよかバイ。予想屋としての資質に疑問を抱かせる結果であったタイ。バッテンのバッテン、豪栄道豪太郎の敢闘賞、安馬の殊勲賞関脇復帰、豊真将の新小結昇進を予想したのは、タイしたもんタイ。予想屋として伸びゆく芽がないとはいえない。事実、前回の総合評価点3.0に対し、今回は3.64285714と確実に上昇している。数字の語呂合わせもいい『見ろ世には(3.6428)こんないい予想屋(5714)がいる』となる。よって今回の総合評価をAとしたい。次回はAAを目指し、精進して欲しい。ただし、この程度では、ネンキンの昇給は認められない。

・・・
オイラのつぶやき
ここの評価委員会はみょうなことばっか言わすもんね。でもAをもらったからよかタイ。でもなんだか、心底、喜ばれんもんね。オイラの応援しとる稀勢の里が負け越して、小結陥落だもんね。来場所は、しっか頑張って、よか成績あげて、三役復帰してもらいたいですタイ。

・・
写真は今場所13日目、国技館に入場してきた稀勢の里関です。ちょっと元気がなかったです。
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