気ままに

大船での気ままな生活日誌

もう九月もおわり 大船フラワーセンター

2016-09-30 23:17:06 | Weblog

こんばんわ。もう、九月もおわり。さびしいような、うれしいような。

午前中はカルチャー講座でベートーベンの伝記映画”エロイカ(英雄)”(1950)を観た。先日の逗子図書館主催の、モディリアーニの伝記映画 ”モンパルナスの灯”と同様、とても、良かった。どちらも、すぐ感想文を書かなければ、と思いつつ、今晩も、新鮮さが売り物の”花物語”を優先させねばならない、心苦しさよ(笑)。

大船フラワーセンターの彼岸花は、ほぼおわっていたが、親戚筋の”あけぼのしょうきらん”が見事に咲いていた。

あけぼのしょうきらん(べにさつま)

しょうきずいせん

 友禅菊ともんしろちょうの仲良しさん

ふくわばもくげんじ

おきなわすずめうり

しもばしら

禿いとう


すばらしい九月晦日の大船フラワーセンターだった。

それでは、おやすみなさい

いい夢を。

 

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熱海の巨樹 来宮神社の大楠

2016-09-30 17:45:00 | Weblog

熱海の来宮神社の大楠は、熱海梅園とセットで訪ねることが多いので、もう何度、来たことか。今回は、梅の季節ではないが、わざわざ訪ねてみた。前日の湯河原の巨樹、柏槇を見物した影響かもしれない。

本殿にお参りし、その脇の道を少し、行くと、突然、目の前に大楠が現れる。思わず、ははあと土下座したくなるような風格。本殿より、こちらの大楠の方が、むしろ神さまらしい。実際、江戸時代には木に宿る神さま、”木の宮神社”と称されていたとのこと。

樹齢2000年という。幹を一周廻ると、1年、寿命が延びるという伝説。三回廻る(笑)。




大楠の横には川が流れている

洞に神さまがいらしゃる。

苔むす

天を仰げば、若々しい。いつも青春。2000歳とは思えない。

日本三大巨樹のひとつ。鹿児島の楠が一位。二位がこれ。本州ではナンバー1。ふと、ぼくの小学校時代の恩師、N先生のことを思い出した。先生の退職後の趣味は、日本巨樹巡りだった。年賀状にいつも写真をのせておられた。きっと、この三つも制覇されたはず。

この神社には、樹齢1300年の第二大楠もある。300年前の落雷にも負けず、がんばっている。

石の神さまもいらっしゃる。弁天岩。

よくみると、蛇の親子がいる。

御鳳輦(ごほうれん)

毎年、7月16日に浜降り神事があるとのこと。来年は是非!

お神輿も。

本殿

素晴らしい、来宮神社の大楠さまでした。


 

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湯河原の巨樹、びゃくしん(柏槇)

2016-09-30 09:30:48 | Weblog

こんどの熱海方面小旅行は、おわってみれば、はからずも”巨樹探訪の旅”となった。順に紹介しよう。まず、最初に訪れたのが湯河原駅の山側にある城願寺のびゃくしんである。

このお寺は、この地(相模土肥郷)の豪族土肥次郎實平が、萬年の世までも家運が栄えるように”萬年山”と号して持仏堂を整えたことからその歴史は始まるとのこと。土肥實平といえば、伊豆の頼朝が旗上げしたときに馳せ参じた武将の一人。

山門

石段を登ると、おおおっ!巨樹が突然、目前に!

圧倒的な存在感。樹齢700年という。建長寺のびゃくしんもほぼ同じ年齢。

国の天然記念物に指定されている。

寄らば大樹の陰に曼珠沙華が。

これは縁結びの樹、なぎの木。向こうに本堂。

なぎの木とびゃくしんを本堂側からみる。ひとっこひとりいない静けさ。

二つの樹の間にある七騎堂。頼朝は旗上げしたが、石橋山の合戦で敗れ、潰走して土肥の杉山に逃れ、山中の洞窟に身を隠した。辛うじて、漁船に乗って房州に落ち延びた。この時、同船したのが頼朝以下主従七騎であった。世にこれを頼朝七騎落と呼んでいるが、土肥次郎實平もその一人。七騎堂には各武者の像が安置されてる。

駅へ向かくう道には彼岸花が。

駅前には土肥氏館跡の石碑と土肥次郎實平夫妻像が。

 

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金木犀の香り

2016-09-30 08:28:58 | Weblog

おはようございます。金木犀の香りが漂う頃となりました。

ぼくの朝散歩コースはいくつもあるが、最近は、彼岸花と酔芙蓉のみられる南側の道に偏っていた。でも、今日は、北側の道へ。金木犀を植えておられる家が多いし、大長寺の大きな金木犀を見たかったから。ぼくらの一軒家時代にも玄関先に植えていたことを思い出す。

お寺の金木犀は見頃になっていた。

帰り道は南側の道へ。

酔芙蓉も終盤に入ってきた。でも、まだ蕾はいくつも。

今朝の花、昨日の巾着花(笑)そして、明日は咲こう花咲こうの蕾。三世代同居。

彼岸花はいよいよおわりか。

これからは、ほうき草とコスモスの時代。

もう、明日から10月。季節も移り変わります。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!でも、金木犀の花言葉のように”謙虚”の気持ちを忘れずに(笑)。

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キンメの煮つけではじまり、うな丼で締めたおいしい旅

2016-09-29 22:18:55 | Weblog

こんばんわ。熱海から帰ってきました。

熱海は東海道線で一時間ほどで行けるので、日帰り圏だが、年に数回は温泉につかりに行く。今は、梅も熱海桜もジャカランダも、何にもないときだが、宿からの案内につられて泊まることになった。夕食の会席に金目鯛煮つけが付いてますということで、むしろ家内が積極的に動いた(笑)。ぼくも、もともと、お魚とそれに合うお酒は大好きなので(汗)、一も二もなく賛成した。

ただ”熱海の夜”はこれでいいけれど、熱海の昼はどうしたものか、ちょっと気がかりだった。MOA美術館は、長期休館中だし。というわけで、初日の昼は、一つ手前の駅の湯河原見物とした。ところが、お目当ての町立美術館が水曜日休館だった。ところが、温泉町巡りが結構、楽しかったし、鎌倉時代、この辺りの領主だった土肥氏の菩提寺の城願寺を訪ねたときに、樹齢800年というびゃくしんの巨木に出会い、感動!

そして、二日目の今日は、熱海の巨木を訪ねた。熱海梅園に近い、来宮神社の大楠である。数年振りの再会だったが、さすが樹齢2000年のご神木。圧倒的な迫力にまた感動!

今回の小旅行は巨木シリーズだな、よしそれならばと、午後から出掛けたのが、熱海から二つ目の駅、三島。三島大社の金木犀の巨木がお目当て。ちょうど花も咲いていて、感動!

そのあと、いつも大行列で入れなかった三島のウナギ屋さんに行ってみると、なんと待ち時間なしで入れた。午後2時頃だったこともあるけれど。ここで、おいしいうな丼をいただき、感動!

キンメの煮つけではじまり、うな丼でしめた、(三大巨木に出会うという)おいしい旅となった。

うな丼

食欲の秋。三島大社の神鹿。

熱海の朝

熱海の夜 


それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

(来宮神社の落葉のハート)

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おすもうさんのファッションショー 秋場所入場風景 (2)

2016-09-29 09:47:41 | Weblog

おすもうさんの着物ファッションショーの後編でござりまする。

まずは、弓取り式の聡ノ富士から。

玉鷲

豊響

栃の心

千代翔馬

嘉風

旭天鵬

大翔丸

豪風

隠岐の海

貴ノ岩

旭秀鵬


宝富士

以上でござりまする。ほんとに、おすもうさんの着流し姿は様になっていますね。着物もそれぞれステキです。

 

 

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おすもうさんのファッションショー 秋場所入場風景(1)

2016-09-29 05:53:32 | Weblog

おはようございます。宿泊先、熱海からの投稿です。

はや、秋場所も遠くになりにけりですが、ぼくが11日目に見物したおすもうさんの場所入り風景をお届けしたいと思います。おすもうさんの着物ファッションショーをお楽しみください。入場順です。

千代大龍


大砂嵐

大栄翔

徳勝龍

天風

碧山

千代の国

高安

妙義龍

栃煌山

蒼国来


佐田の海

臥牙丸

荒鷲

そして、遠藤、登場。ひとけたちがう声援(笑)。ピンク色から空色の着物に。

ここらで、一旦、休憩といたしまする。それでは、今日も一日、お元気で!

(つづく)

熱海の朝です。

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藤沢浮世絵館 開館記念・第二期展

2016-09-28 21:40:20 | Weblog

こんばんわ。大谷の快投で日ハム優勝決める。おめでとうございます。

7月に辻堂に藤沢浮世絵館がオープンし、”開館記念/絵師たちに愛された藤沢展”が開催されている。その第二期展に先日、行ってきた。第一期と同じ展示構成であるが、作品は入れ替えられている。

まず、東海道コーナー(役者見立東海道五十三駅)。歌川国貞(三代豊国)作で、22枚も並んでいる。今回は曽我物語、 箱根霊験躄仇討、伊賀越道中双六、碁太平記白石噺、関の小万、亀山の仇討、以上七つの仇討関係を特集している。写真撮影可能もうれしい。

箱根霊験躄仇討の飯沼勝五郎

同・お初 滝にうたれ、勝五郎の病気治癒を祈願する。

大磯のとら (曽我物語)

呉服屋重兵衛(伊賀越道中双六)

平作娘 およね(伊賀越道中双六)

藤沢宿コーナー

北斎の小型版、東海道五十三次。広重の風景画とは異なり、人物や風俗を主に描いた。

そのひとつ、大磯。

江ノ島コーナー

華やかな江ノ島

国芳

広重

国安

企画コーナーでは”富士の人穴”。 富士山と江の島が海底で繋がっている道があるという伝説。

楽しい展覧会でした。浮世絵はこうして、静かに、じっくり、見るのが一番!

今晩は、熱海の宿からです。では、おやすみなさい。

いい夢を。


 

 

 

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勘三郎の身替座禅

2016-09-28 06:31:35 | Weblog

おはようございます。

今月のシネマ歌舞伎で勘三郎の”身替座禅”が上映されているというので、なつかしくて見に行ってきた。これは、2009年12月の旧歌舞伎座さよなら公演のものだが、ぼくは見ていなかった。さよなら公演は一年つづいて、2010年4月が、まさに最終のさよなら公演なのだが、これにも、勘三郎も出演していて、こっちの方はみている。”寺小屋”だったが、それが勘三郎の芝居をみた最後となった。

新古演劇十種の内/身替座禅”は、2013年4月にはじまった新歌舞伎座杮落とし公演の、最終公演、2014年3月にみているので筋は知っている。そのときの配役は、山蔭右近が菊五郎、奥方の玉ノ井が吉右衛門だった。勘三郎がどんな右近を演じるのか楽しみだった。それに奥方は、三津五郎で、これも楽しみ。身替りにされる気の弱い太郎冠者には染五郎というのも興味があった。

さすが、勘三郎、浮気で恐妻家の山蔭右近を、まるで本人がそうであるかのように、自然に演じ、とても面白かった。やっぱり芸のこやしは必要だと思った(爆)。映画では、歌舞伎座の最前席でみているように(あるいはそれ以上に)、顔の表情もはっきりと見えて、勘三郎の細やかな、素晴らしい演技を堪能した。うふふと花子に会いにいくときの、だらしない顔なんて実感がこもっていた(笑)。

さて、物語は、以下のような滑稽なもの。前回感想のときのあらすじをコピペすると。

恐妻家で浮気性の右近が、なんとか、せんだって、知り合った花子に逢いたいと策を練る。最近夢見が悪いので、諸国の寺々を参拝したいと奥方に申し出る。しかし、許されず、結局、仏堂で一晩だけ座禅したらということになる。それならばと、右近は身替りに太郎冠者を置き、自分は花子に会いにいく。一夜の浮気をして、えへらえへらした顔で帰ってくる。そして、座禅衾で顔を隠している身替りに、とうとうと一部始終の楽しかったことや奥方の悪口を述べる。ところが、衾の中に居たのは、食事を届けにきたとき事情を知り、激怒し、自分がその中に入った奥方だったのだ。

ほんとに惜しい役者を亡くしたものだ。

。。。。。

そして、もうひとつの演目が、これも旧歌舞伎座さよなら公演(2009年10月)の蜘蛛の拍子舞

源頼光とその家臣の四天王たちによる土蜘蛛退治の物語。女郎蜘蛛の精には玉三郎、松緑の渡辺綱、菊之助の源頼光、そして、三津五郎の坂田金時。女郎蜘蛛そのもの(中に人が入っている)も演技し、見得もあり、笑いを誘った。題名にある”拍子舞”とは拍子に乗って歌うように台詞をいいながら踊る技法とのこと蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)は歌舞伎座でみている。猿之助が六変化の女郎蜘蛛の精を演じた。海老蔵は坂田金時。これも面白かった。

 

それでは、みなさん、今日も一日、山蔭右近のように(?)、お元気で!

(今朝の空)

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彼岸過ぎ 円覚寺・松嶺院

2016-09-27 21:45:57 | Weblog

こんばんわ。

今日、午前中がカルチャー講座の受講、午後は逗子図書館の映画会の予定だった。その間隙を縫って円覚寺に行ってきた。境内の松嶺院は花の寺として有名だが、お彼岸の間は檀家の方々のお墓参りのため閉鎖している。彼岸過ぎとなったので、早速、訪ねたというわけ。

松嶺院

先ずは、何と言っても、萩ですね。手入れがいいから、綺麗で、お上品さでは鎌倉一でしょう。

そして、紫苑。

花の小路は花盛り。

かりがねそう

しゃくちりそば

だんぎく

ひめふよう

まるばふじばかま

まつむらそう

われもこう

たぬきまめ

うめもどき

紅白の彼岸花もね。

そして、こすもす。


大満足して松嶺院を出た。彼岸過ぎだというのに、円覚寺の境内は真夏のような暑さだった。


真民さんの今月の詩↓

午前中の美術史は、近代イギリス絵画の先駆者といわれるウイリアム・ホガースについて。放蕩一代記、娼婦一代記、当世風の結婚などを発表。画家として不動の地位を確立。晩年には美術論者としても活躍。67歳でロンドンで死去。

午後の映画は、”モンパルナスの灯”。モディリアーニの伝記映画。貧困と病苦の うちに36歳で、パリのモンパルナスに死す。死後、著名な画家となる。

対照的なふたりの人生。

。。。。。
それでは、おやすみなさい。

いい夢を。


 

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