気ままに

大船での気ままな生活日誌

大谷、あわやノーノーの15勝目! 金木犀と銀木犀

2022-09-30 22:15:27 | Weblog

こんばんわ。

大谷選手が8月10日に10勝し、104年振りに、ベーブルース以来の”二けた勝利、二桁本塁打”の偉業を達成したときに、ぼくは、これでシーズン15勝は固い、17,8勝もとぶち上げた(汗)。そのとき、たいてい人は13,4勝ではないかと予想していた。それほど、投手の15勝は高いレベルのものなのだ。今日のアスレチックス戦で見事、15勝目をあげ、ぼくの予想が当たり、こんなうれしいことはない。

それも、あわやノーヒットノーランかという素晴らしい投球だった。何と8回二死までノーヒット。これはいくぞと思ったが、内野手のエラーに近いヒットでぽろりと落ちた。でも、その回をゼロに抑え、結局8回投げて、無失点、10奪三振の快投で15勝8敗とした。9回にまた弱体救援陣のためヒヤリとしたおまけつきだったが。

また、今シーズンの規定投球回の161回にあと1イニングに迫った。最終戦に登板予定なので、間違いなくパスし、MLB史上初の投打の規定回数を超えるという大偉業を達成する見込みだ。

投手成績も最高賞であるサイヤング賞に迫るもので、勝ち数15は、バーランダー(17勝)バルデス(16勝)に次いで、マノアと並ぶリーグ3位タイになった。最終戦もあるので16勝は固い。防御率も2・35に改善し、リーグ4位、奪三振213はリーグ3位、奪三振率は11・91で、コールの11・47を抑えてリーグ1位である。ホームランバッターがこれほどの成績を挙げるのだから、まさにクレージーと米国人が驚くのは無理がない。これでMVPがとれないなんて考えられないことなのだが、ジャッジが優勢だと言う。

大観衆のMVPコールがうれしい。

力投、大谷翔平。

大谷15勝”で気分よく午後の散歩に出た。円覚寺の金木犀と東慶寺のキンさんギンさん(金木犀と銀木犀)も15号を祝福してくれ、甘い香りを放っていた。

円覚寺の仏日庵前の二本の金木犀がもう満開だった。甘い香りが漂っていた。

そういえば、大谷カラーだ。

東慶寺のキンさんギンさんはまだ三分咲きくらい。銀木犀は去年は咲かなかった。右が金木犀、左が銀木犀。

金木犀

銀木犀 二年振りの開花。

そういえば、大谷・白星カラーだ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

五日月。

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小出川の彼岸花 彼岸過ぎでも勢い

2022-09-29 17:52:45 | Weblog

こんばんわ。

彼岸過ぎでも、夏の陽気だった昨日、小出川の彼岸花を見に行った。辻堂から慶応大学行きのバスでゆらゆら20分ほど揺れて、小出川の大国橋に到着。ここから追出橋までの3キロの川沿いに彼岸花が途切れない。

大黒橋付近の彼岸花は少し、盛りを過ぎていたが、下流方面ではまだ勢いがあり、十分、楽しめた。では、一緒に歩いてみましょうか。

芒も見頃。

この辺りはまだ見頃。

真っ赤。彼岸過ぎなのに勢いがある。

たまに白も。

川面を背景に。

あの橋のたもとまで。暑いので、その先は来年に。

橋の上から今来た道を振り返る。

木陰で一休み。

では、早いけど戻りましょう。

いろいろな生き物と彼岸花。

アオサギと。

黒揚羽と。

白萩と。

メヒシバやエノコログサと

柿の木の木陰で休憩。

もう、大谷カラーに熟れていた。

のどかな彼岸花コースでした。また、来年も。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日は13戦連続安打も、35号は出ず。明日は投手で先発。今晩、たっぷりエンゼルスカラーで応援したので、完封&15勝&35号、間違いないでしょう!

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浄智寺の彼岸花と武士の一分

2022-09-28 10:32:54 | Weblog

おはようございます。

浄智寺の鐘楼門へ向かう石段を登りながらふと思った。そうだ、たしかこの石段の両側に彼岸花が並んだ場面を何かの映画で見たことがあったっけ。

鐘楼門の前の萩は今、咲かなければ咲くときがないと必死に咲いていた。

白萩も。

本堂(曇華殿)の前のベンチに座り、その映画は何だったか思いめぐらした。最初に浮かんだのは小津安二郎監督の初めてカラー作品である”彼岸花”だった。小津は浄智寺の裏に住んでいたし、映画の題名からして彼岸花が出てくることは間違いない。ご近所の浄智寺をロケ地に使うことは十分ありそうなことだ。スマホでぼくの過去ブログを調べてみると、映画”彼岸花”のことはいくつも出てくるが、ロケシーンのことは出てこない。さてと、次のターゲットにしたのは山田洋治監督の作品だ。山田監督は大船撮影所の跡地に建てられた鎌倉芸術館によく講演に来られ、数回、お話を聞いている。小津監督を尊敬しオマージュ作品も作っている。そして、とうとう見つけた。やはり山田監督の作品で、(忘れるはず、だいぶ前)2006年の作品で”武士の一分”という映画だった。

当時のブログ(武士の一分/ジーンときたでがんす)によると、”年末の由紀さおりディナーショーで同じテーブルに居合わせた、北鎌倉のご夫婦から、この映画に関するこんな情報を得ていました。お彼岸のお参りのロケが北鎌倉の浄智寺で行われているのを偶然みかけ、参道に、たくさんの本物ではない、造花の彼岸花が咲いていたというのです。すでに映画も観ておられ、本物の彼岸花のようにみえました”と。ぼくもそのあと映画を見て確認した。下級武士の三村新之丞(木村拓哉)の妻、加世(檀れい)がお彼岸のお墓参りに行き、彼岸花の参道でお坊さんと話しをしているシーンだった。

季節外れだったので造花の彼岸花を使ったのか、それともお彼岸の頃なのに彼岸花が咲いていなかったのか、いずれにしても、ぼくは浄智寺の石段脇で彼岸花を見た記憶はない。いや境内でも覚えはない。ベンチでぐるりと首を回しても彼岸花は見当たらない。そうか、書院裏の庭園にはいつも草花がいっぱいだから、あそこにはあるかも知れないと立ち上がって、ふと後方に首を回したとき、藪の中に紅い花が。彼岸花が二本!見つけた!これで武士の一分がたった(?)。

本堂うしろの書院庭園は花盛りだったが、彼岸花はやはり一つもなかった。

左から、白芙蓉、花虎の尾、紫苑(しおん)と並ぶ。

今日の主役は初登場の紫苑。前回はまだ咲いていなかった。

もう満開になっている。

花虎の尾

次の主役は秋明菊。一輪だけ咲いていた。これもたくさんあるので満開時はすごい。

心たがやす。

竹林の道でイガグリを見つけた。

布袋さまの前に彼岸花が一株ほしい。

結局、浄智寺境内には彼岸花はあの二輪だけだった。映画では造花を使わざるを得ないか。

浄智寺裏の小津安二郎の旧居の入り口にも彼岸花はひとつもなかった。門は日本画家、小倉遊亀邸の門。小倉の表札がある。

小津安二郎と小倉遊亀の邸宅はこのトンネルの向こうにある。ここにも彼岸花はなかった。

山田洋次監督の「武士の一分」。ラストシーンは泣かせてくれました。ジーンときたでがんす。

妻を離縁し、時がたって、ある日、下男が、飯炊き女を雇っていいかと、(失明している)拓也に尋ねる。その夕方、その女が用意した食事を食べ終えた拓也。その女をここへ呼べと下男に。台所から女が現れる。そっと手をさしのべる拓也。・・・お前の料理の味を忘れるはずがないではないか、と優しく語りかける。・・・戻ってきてくれ・・・。壇、うれし涙で・・・でがんす、・・・でがんす、と言葉にならない。(感動のラストシーン、あちこちからすすり泣き)

【映画】武士の一分 予告

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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日本美術をひも解く(皇室、美の玉手箱)(2)若冲の動植綵絵を中心に

2022-09-27 09:18:18 | Weblog

おはようございます。

だいぶ間が開きましたが、芸大美術館の”日本美術をひも解く(皇室、美の玉手箱)”展の紹介文、第二弾となりまする。お相撲や大谷情報、彼岸花報告など新鮮ネタ優先で、展覧会記事はいつも遅れてしまいます。

本展の一番の目玉はやはり、若冲の最高傑作、”動植綵絵”でしょうか。全30幅のうち、10幅も上野に集結した。2016年4月には東京都美術館で30幅そろいで展示されたが、大変な人気で、ぼくも3時間待ちで見たものだ。今回は15分待ちくらいで再会できた。

で、今回もこれを中心に紹介したい。ぼくもそうだが、多くの人はこれをお目当てに来られたのでは。会場内は写真撮影禁止だが、ここでの画像はマイコレクションから調達した。

本展は、次のような章立てである。ほとんど三の丸尚蔵館所蔵だが、芸大美術館所蔵のものも一部ある。すでに2章まで紹介しているので、今日は3章、4章となりまする。

序章 美の玉手箱を開けましょう
1章 文字からはじまる日本の美 
2章 人と物語の共演
3章 生き物わくわく
4章 風景に心を寄せる

 

3章 生き物わくわく

ここでは様々な生き物が描かれた若冲の動植綵絵10幅を中心に、江戸絵画や明治工芸品等が展示され、わくわくさせられる。

国宝・動植綵絵 (若冲)江戸時代18世紀 明治22年(1889),相国寺より献上。

若冲が40歳で弟に家督をゆずって、絵画に専念し、10年かけて30幅を完成。それをお世話になっている相国寺に寄進し、自作の釈迦三尊像の周りに仏画のように置いてくれるようにお願いする。三十幅の中には、それこそ様々な動植物が登場する。鶏を中心とした鳥類が多いが、樹木、草花、蝶、虫、魚、蛸まで顔を出してくれる。

相国寺ではこんな感じで展示されていた。現在は三の丸所蔵。


本展では、10幅(芍薬群蝶図、梅花小禽図、向日葵雄鶏図、紫陽花双鶏図、老松白鶏図、芦鵞図、蓮池遊魚図、桃花小禽図、池辺群虫図、芦雁図)が展示されている。

芍薬群蝶図 色とりどりの芍薬の花とさまざまな蝶。

梅花小禽図 満開の梅花と8羽のメジロ

向日葵雄鶏図 鮮やかなヒマワリを背景に見栄を切るような雄鶏。向日葵は北米原産で17世紀に渡来してきたばかり。

紫陽花双鶏図 つがいの鶏を慶祝するような紫陽花。

老松白鶏図 深い緑の松の中に白い羽根と真っ赤な鶏冠が浮かぶ。

芦鵞図 カラーとモノクロのコントラスト。大胆な筆使いの芦。

蓮池遊魚図 仏花の蓮が咲き誇る水中の幻想的な世界。

桃花小禽図 淡い桃色を基調にした桃の花と鳩。

池辺群虫図 池辺に集まる70種以上の小さき虫たちの楽園

芦雁図 ひび割れた池の表面、芦の枝に積もった雪、冬景色と雁。

さて、次はいつみられるだろうか。三の丸尚蔵館のリニューアルオープン時かな。

。。。。。。

若冲の動植綵絵は後期展示だったが、前期展のこの場所には大きな屏風が立った。2009年に東博で”皇室の名宝展”があったが、そのとき若冲の”動植綵絵”三十幅すべてと永徳、常信の”唐獅子図屏風”が同時に展示されていた。永徳の唐獅子は迫力があった。一方、となりの左隻、狩野常信の唐獅子はやさしそうだった。常信は永徳の曽孫になるらしい。下図は恐い方の唐獅子。

国宝・唐獅子図屏風 (右隻) 狩野永徳(左隻) 狩野常信

唐獅子図屏風

牡丹孔雀図 円山応挙

花鳥十二ヶ月図 酒井抱一

鮭 高橋由一(芸大美術館蔵)日本一有名な鮭(笑)

以下写真がないが、メモしておいたもの。

旭日双鶴図 荒木寛畝
秋茄子 西村五雲
暮韻 橋本関雪
青華氷梅文花瓶 初代宮川香山
鹿置物 高村光雲

4章 風景に心を寄せる

前期には海北友松の屏風が二つ並んだ。浜松図屏風と網千図屏風。これも前述の東博展で見ているが写真はない。

七宝四季花鳥図花瓶 並河靖之 大きく配された山桜やモミジとともに数種の野鳥が,並河の創始した光沢をたたえた黒色釉の背景から鮮やかに浮かび上がる。また,細密な図案は絵筆で描かれたかのように,樹幹の輪郭となる金属線に肥痩がつけられており,その技術の高さには目が奪われる。近代有線七宝の最高水準を示す並河の傑作として,内外での大きな評価を得ている。御下命により制作されて1900年パリ万国博覧会に出品された作品(宮内庁解説)。素晴らしかった。

四季花鳥図花瓶

横山大観 飛泉
黄昏 和田英作

五姓田義松 ナイアガラ景図

素晴らしい展覧会だった。ぼくには今年一番の美術展だったかも。これらの作品は、たぶん令和5年秋の三の丸尚蔵館のリニューアルオープン展で再会出来るはず。1年後ならまだ元気でいられるだろう(笑)。

(完)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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海蔵寺の萩、紫苑、彼岸花

2022-09-26 21:09:55 | Weblog

こんばんわ。

大相撲秋場所がおわって、帰宅時間を気にせずに散歩に出かけられるのはうれしい。前回、海蔵寺を訪ねたのは秋場所の始まる数日前、そして大谷が33号を放った9月8日だった(現在、34号だから一気にペースが落ちてしまった)。あのときは萩が咲き始めていたが、紫苑や彼岸花はまだかけらもなかった。

海蔵寺というと山門前の萩だが、石段両側の紅白の萩はこんな状態。

石段の上から。まずまずの咲きっぷり。

山門をくぐると、芙蓉と隣り合う紫苑(しおん)。大谷選手の背丈ほどもある。

 

だいぶ咲いている。ぼくの好きなアオスジアゲハが舞っていた。

ヒョウモンチョウも。ほかにモンシロチョウが。

そして、お目当ての彼岸花。ここのは群生ではなく、数株が石や垣根に寄りそうように咲いている。風情がある彼岸花。

光悦寺垣に寄りそう彼岸花

ここで一番の群生。群れるものに風情はない(笑)。

秋海棠も少し。

海蔵寺本堂。臨済宗建長寺派の寺。

やぐらも風情がある。

ここから鎌倉駅へ向かう道沿いにある英勝寺にも寄った。一週間ほど前、訪ねているが、そのとき彼岸花は咲き始めであった。もういいだろうと覗いたら、満開になっていた。

塀の外を横須賀線が走る。

英勝寺の満開の彼岸花を今年も見られて幸せ。来年もまた!

では、おやすみなさい。

いい夢を。


秋明菊 

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高安、鉄人・玉鷲に苦杯 初優勝、逃す

2022-09-26 09:37:41 | Weblog

おはようございます。

秋場所千秋楽。高安の初優勝を信じていたが、本割で玉鷲に破れ、優勝決定戦にも持ち込めなかった。立ち合いは五分と思われたが、玉鷲が終始、攻勢、いいところなく土俵を割った。

優勝が決まり、思わずペロっと(笑)。

(若隆景との優勝決定戦に破れた)春場所以来の無念。

高安が破れた瞬間、優勝決定戦を楽しみにしていた場内のお客さんのため息が聞こえるようだった。今度は高安に優勝させたいね、と常々言葉にしていた北の富士さんや舞の海さんもがっかりした様子だった。情けないとは言わないが(もう言ってしまった)、どうにかならなかったのか。でも、誰よりも悔しい思いをしているのは本人だから、これ以上は言わない。

玉鷲を誉めるしかない。11日目に若元春に負けた時、一気に崩れると思ったが、逆にそれ以来、持ち直し、錦富士と翔猿を力強い突き押しで連破し単独トップを維持した。この勢いをそのまま高安にぶつけたのだから、さすがの高安も適わなかった。

見事な二回目の優勝。おめでとうございます。

37歳で史上2位の年長優勝というのが素晴らしい。トップの太刀山は22代横綱で、富山県出身。朝乃山が優勝した時、富山では太刀山以来、103年振りの優勝だった。

また、玉鷲は初土俵からの連続出場記録を1463回まで延ばしていて、これが歴代3位に当たる。”鉄人”なのである。すごい記録。

初土俵から37歳まで、1日も休まず、務めてこられた鉄人・玉鷲に相撲の神様が微笑まないわけがないですね。

高安はまだ32歳、あと5年はがんばれる。玉鷲の年長優勝記録と優勝回数更新を目標にがんばってください。

三賞力士(殊勲賞:翔猿、玉鷲、敢闘賞:高安、技能賞:若隆景)

来場所も横綱、大関は期待できないので、また、この4力士の優勝争いになるかも。琴ノ若や霧馬山、豊昇龍も黙っていないと思うけど。

とくにこの両力士が本命と対抗になるのでは。若隆景は新大関、高安は大関復帰を目標に頑張って。

三役揃い踏みで珍しい光景がみられた。若隆景と若元春の兄弟が並んだ。若貴以来ではないだろうか。兄弟三役も間近。

幕下・朝乃山は6勝1敗で、十両昇進はお預けとなった。十両・熱海富士は8勝7敗で新入幕なるかどうか。両雄とも九州場所では大きく羽ばたいてほしい。

思い通りにはならなかった秋場所だったが、それでも十五日間、いろいろ、おすもうを楽しませてもらった。ありがとうございました。また11月に(完)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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高安、玉鷲と千秋楽決戦へ

2022-09-25 09:10:50 | Weblog

おはようございます。

大相撲秋場所もいよいよ今日が千秋楽。横綱が途中休場したり、大関も二大関が負け越すなど惨憺たる成績で、終盤戦からの優勝争いはなんと平幕力士のみとなった。14日目前時点で、ぼくの応援する元稀勢の里の弟分、高安、そして37歳で連続出場記録を続け、優勝経験のある玉鷲、そして、北の富士さんの孫弟子に当たる北勝富士の3力士に絞られてきた。

そして、14日目。まず、玉鷲対翔猿戦。翔猿、離れてとって玉鷲を翻弄することを期待したが、玉鷲、迷わず突進、一気に翔猿を押し倒した。これで、若隆景ら4敗力士の優勝の可能性がなくなった。同時に、高安、北勝富士も負けると千秋楽を待たずに玉鷲の優勝が決まってしまう。相撲ファンの多くはそれだけは止めてくれと思ったにちがいない。

その数番あとに、北勝富士が登場。相手は関脇・若隆景。北勝富士、めずらしくかちあげで攻めるが、若隆景にうまくとられ寄り切られる。元鶴竜さん、大事な対戦では、変わったことをしないでいつもの自分を出さないと、と解説。ぼくは若隆景の二桁勝利を喜んだ。やはり次代を背負う一番手は若隆景だと思う。千秋楽も勝って11勝として大関昇進の起点にしたい。兄の若元春も伸びてきており、二桁勝利は確実な情勢で(今日、御嶽海なので)、兄弟三役も夢ではない。

そして、高安が土俵に登ってきた。いつもの落ち着いた顔だ。大きな拍手。観衆のすべてが高安に味方しているのがわかる。負けてしまえば明日は野球でいえば、消化試合になる。相手は勝越しを狙う豊昇龍。時々変化もする曲者だ。ただ叔父さん(元朝青龍)から、今日だけは注文相撲をとるな、まっすぐ行け、と忠告を受けているはず。ヘンなことをすると将来のある豊昇龍に傷がつく。

立った。豊昇龍、変化なし!いいぞ、高安、ぶつかる。豊昇龍、動きが止まる。一瞬、引き落とし!高安の勝利!大歓声ではなく、代わりに大きな拍手。

これで優勝争いは高安と玉鷲の2人に絞られた。そして、千秋楽は玉鷲と高安の直接対決が組まれた。さてどうか。ぼくの予想は高安。なにせ、初日段階、終盤戦前段階のいずれの予想でも高安を本命にしているので。玉鷲は終盤予想でに入っている。

本割は高安、かちあげでぶつかり玉鷲を一気押しで完勝。そして優勝決定戦。スタミナは本来、32歳の高安より高齢の37歳の玉鷲が不利とみるが、今の玉鷲は若々しい。五分と五分とみた。決定戦では元鶴竜さんが北勝富士のときに述べたように、いつもの自分を出した方が勝つのではないだろうか。玉鷲も高安も変化をしないし、どんとぶつかり勝負してほしい。同じニ所一門で互いに知り尽くした仲で対戦成績も五分五分。決定戦の勝者は相撲の神様が決めてくれるだろう。

ただ二度目優勝の玉鷲より涙の初優勝の高安をみてみたい。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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西方寺、七色の彼岸花 大谷14勝200K

2022-09-24 14:43:41 | Weblog

こんにちわ。

大和市の常泉寺の羅漢さん・彼岸花も素晴らしいが、横浜・新羽の西方寺の七色の彼岸花も見逃せない。

横浜からの地下鉄ブルーライン、新羽駅から徒歩5分で西方寺へ到着。参道入り口の彼岸花が迎えてくれる。

参道の両側には赤い彼岸花。

ちょうど見頃!

山門への石段の両側には白と黄金色の彼岸花が。

 

萩の簾越しに

白色系

黄金色といっても色々な黄色。

山門から眺める。

山門をくぐるとユニークな形の茅葺の本堂が現れる。江戸時代の創建当時の姿に復元された。鎌倉ゆかりの寺で、鎌倉の笹目に創建された後、極楽寺の支院を経て現在地に移転した。

花手水

山門横の大銀杏の下にピンク色の彼岸花が群生している。

わんちゃんもピンク色が好き。

ピンク彼岸花の向こうに椿の花が。

珍しい中国産の椿。アザレアツバキという。

いろいろの桃色。境内に紅、白、黄金色、桃色、中間色、全部合わせて”七色”と言っている(笑)

本堂の裏の萩も見頃に近づいた。

鐘楼前の彼岸花。

上から参道の彼岸花を見て、お別れ。来年も是非!

すばらしい西方寺の七色の彼岸花でした。まるで極楽への道のよう(笑)。来年もまた、この世の極楽、西方寺へ(笑)。

大谷選手、やりました!14勝、200K達成!

気温12℃、冷たい雨のそぼ降るミネアポリスで大谷投手、粘投。14勝目を挙げた。奪三振は200を超えた。投球回数は現在153回で、162回の規定到達までは残り9イニング。すでに達した規定打席と合わせ前例のない”W規定到達”が視界に入った。バーランダーに次ぐ最多勝次点(笑)の16勝もみえた。

勝ち投手の権利をもって、6回途中、2失点、無死満塁で降板したときはひやひやした。それも、いつも打たれる印象のあるループがリリーフ。もう駄目だと思ったが、奇跡が起こった。最初の打者を三振に仕留め、次の打者でダブルプレーで無失点で切り抜けた。これに応え、大谷は次の回、サンキューループ打のタイムリーを放ち、2点差とした。これをリリーフ陣が守り切り、大谷に14勝目が。あと2回登板が予定されるが、前述のように16勝と”W規定到達”は確実な情勢となった。できれば明日以降、ホームランを量産し、40本に届きたい。

200Kは野茂、ダル、松坂以来。

プロポーズも。

最期は大谷カラーで。

では、良い午後を。

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高安、初優勝へ万全 霧馬山を撃破

2022-09-23 22:51:33 | Weblog

こんばんわ。

秋場所もいよいよ大詰め。千両役者、高安が霧馬山に圧倒し、初優勝に向け万全の備えを。一方、単独トップで2敗の玉鷲は3敗の錦富士を突き落としで破り、高安との一差は変わらない。また、3敗同士のサバイバル戦は、北勝富士が翔猿を制し、優勝戦線に残った。競馬に例えると、いよいよ最終コーナー、タマワシがトップを走るが、一馬身の差でタカヤスが迫っている。ただ勢いは高安にあり、ゴール直前で抜き去る模様だ。

明日、玉鷲は翔猿と対戦。翔猿は今日のサバイバル戦の黒星で気力が減じ、玉鷲やや有利か。高安は曲者、豊昇龍。まだ勝ち越していないので、何をするか分からない。それが心配。変化だけは止めてくれといいたい。まともに当たれば、勢いの高安。北勝富士は若隆景には敵わない。明日、脱落。優勝は、二人に絞られる。

千秋楽では高安・玉鷲戦が組まれるだろうから、一差のままであれば、高安は本割プラス優勝決定戦の2連勝が必要となる。できれば、玉鷲が明日、負けて、本割の同星決戦にしたいところ。しびれる14日、千秋楽になりそうだ。

あまり考えたくないが、高安が豊昇龍に負けた場合、玉鷲が勝てば、優勝が決まってしまうが、負ければ、11勝4敗での優勝決定戦の可能性も残されている。ここには、若隆景、翔猿、北勝富士も入ってくるだろう。これもまた面白いかな。

高安、霧馬山に圧勝

玉鷲、錦富士を一瞬の勝負で。

北勝富士、翔猿を引き落としで勝利

大関の相撲は見る価値がなかった。手負いの御嶽海は正代にも負け、昨日、変化で勝った貴景勝はバチが当たり、若隆景の変化で負けた。

昨日、五百羅漢さんのいる常泉寺で彼岸花を見てきた。羅漢さんはどなたかに似ているという。高安に似ている羅漢さんは黄金の彼岸花(賜杯)をかかえていた。

白星彼岸花に囲まれていた羅漢さんも高安似だった。

高安の初優勝は、もう、羅漢さんの間では既定の事実だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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羅漢さんと彼岸花 常泉寺の極楽

2022-09-23 10:47:13 | Weblog

おはようございます。

大和市にある常泉寺。四季折々の花のお寺として知られている。春にはミツマタ、しだれ梅、花桃、桜、そして秋には彼岸花。境内には五百羅漢さんが棲んでおられるが、どんな花よりも彼岸花との相性が一番。背丈が同じくらいということもあって、写真のモデルにいいんだよね。

台風一過、ひょっとしたら、みなうなだれているかと思ったら、羅漢さんに守られて、みんなぴんぴん。最高の彼岸花が見られましたよ。紅白が中心でたまに黄色、桃色も。まるで極楽のような景色。ついパチパチたくさん撮ってきてしまったので、なるべくたくさん、載せたいと思います。

常泉寺の山門

山門脇の三色の彼岸花

境内に入ると彼岸花が次々と。山門を振り返る。

では、羅漢さんがたくさんおられるコーナーへ。彼岸花と一緒に仲良く。

極楽浄土への道(笑)

眠いよう。

山の道へ

では、また、別のコーナーへご案内しまちゅ。

まんず、ナンバンギセルで一服してね。

よくばり羅漢さん

ぼくだけの花

ピンク花も。

ここがどこか思い出せない。うーん。

河童もいます。

ツルボやホトトギスも

おわりに4大スターのカーテンコール。ご満足いただけたでしょうか。また、来年も元気で来てね。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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