30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

手早く簡単にできたリンゴジャム

2010-12-13 | ジャム

先週はカリンジャムを作った。なんとも魅惑的な甘い香りがする。天然の香りなのにまるでリキュールを入れたかのような強い香りだ。手前味噌になるが「こんなにもいい香りがするのか」と感心している。

今週はリンゴジャムを作った。
リンゴジャムははじめて作ったのだが、ジャムづくりベテラン?の私にとってはものたりないほど簡単であった。あっという間にうまい具合に仕上がった。カリンジャムのほうがよっぽど手間ひまがかかる。リンゴジャムの出来上がりはパステル調のサクラ色をして美しく、目に優しい。すてきという言葉がぴったり合う。しだいにオレンジ色に変わってきた。

作り方を記録しておこう。

材料
紅玉リンゴ 1キロ
グラニュー糖 300グラム
レモン 1個

作り方
1、リンゴは変色しやすいのでその対策が必要だ。
ホウロウ鍋に水600ccを入れ、そこにレモン汁の2分の1ほどを入れておく。
2、リンゴはよく洗い、皮をむき、芯を取り、皮と芯を1のホウロウ鍋に移し、火にかける。煮出して皮の赤い色とペクチンを抽出するためだ。木べらで混ぜながら半分くらい水分を飛ばすと、とろみが出てくる。時間にして15分ほど煮た。



3、これを濾し器で濾す。



濾した汁は、赤い色をして、ペクチンでとろりとした感触だ。

 

4、皮と芯を煮出している間に、皮をむいたリンゴの実を小さく切る。変色しやすいから、手早く、切ったらすぐにグラニュー糖の半分をかけてまぜておく。



5、これを煮出した汁の鍋に移して、火にかける。残りのグラニュー糖とレモン汁を入れ、あとはとろみが出てくるまで、焦がさないようにその場を離れることなく木べらで丹念に混ぜて煮詰める。



たいぶとろみが出てきた。こんなもんかなと火を止める。



瓶は、同時並行して煮沸消毒しておく。その瓶に熱いジャムを詰めていく。この小さなときめき。



じつにいい色をしている。見とれてしまうほどだ。うーん、ほんとにすばらしい。



フタをしてしばらく逆さにしておく。



写真を撮るため、いっときこの姿勢に。



リンゴジャムは2時間ほどで完成した。うまくできた。どんなもんだいと、またまた腕自慢したくなるのだが、私にはちょっとばかり簡単であった。もの足りなかっただけにリンゴジャムはジャムづくりビギナーにはおすすめだと思う。

今週はユズジャムを作るつもりでいた。家の建て替えでユズの木を切ってしまい、今年はユズをどう調達しようかと考えていた。農家に交渉しようかと思っていた矢先、かみさんが「ケーキ作りのために買った紅玉があるから、それでリンゴジャムを作ってはどうか」という。ユズジャムはなんども作っているから、はじめてのリンゴジャムに挑戦することにした。かみさんはリンゴジャムをすすめたくせに「冷凍庫にジャムが20数個も入っている。また作るの?」とシブイ顔をしていた。


  

 

 

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