この時期の畑は夏野菜から秋冬野菜への移行期だ。次々とやらなければならない作業が出てくる。体の具合が悪いからなんて言ってられない。
こんどはキャベツの植えつけだ。ブロッコリーとは種まきから植え付けまで同時に作業をやっていく。今年のキャベツの苗も、ブロッコリーと同じく7月19日に種をまいたもの。こちらもやや育ちすぎた。すぐに植えつけなければならない。
育ち過ぎた苗を移植すると根づかないで枯れてしまうのではないかと心配してしまうが、キャベツは移植に強い。移植するのは日差しの強い日中よりも夕方のほうがいい。移植穴に水をやってから苗を植える。どうしてもしおれてくるが、ブロッコリーと同じく2、3日もすればしゃきっとしてくる。
ことしの品種は「いろどり」(カネコ種苗)。これまではずっと「金系201号」(サカタのタネ)だった。これはうまかった。年中栽培できた。たまには違う品種を作ってその味を楽しみたいので変えてみた。キャベツは品種によってうまいかまずいかが決まってしまう。最初は評判にいいものを選び、次は自分の好みの味を探すのも楽しみになる。
じつはブロッコリーに比べて、キャベツをそれほど好きというほどでもない。あまり自分から食べようとはしない。しかし苗を作ればそれだけ作ってしまう。キャベツは大物だから、それなりに立派にできると喜びは大きい。すぐに収穫して食べればいいものをそのまま放っておくから無駄にしてしまいがちだ。
肝心なことを言い忘れた。植えつけたらすぐに防虫ネットをトンネル掛けする。BIGFARMのキャベツは収穫までこのネットの中で育つ。
BIGFARMのキャベツ栽培