カボチャの受粉は、自然交配にまかせている。ハチなどの昆虫が飛び交っているから人工授粉にこだわらなくても自然交配で十分なのだが、つい人工授粉をしてみたくなる。
朝早く畑に行くと清々と花が咲き開いている。ことしはじめての人工授粉をしてみる。上の写真は雌花。すでにハチが中にいる。これでは人工授粉してやることもないのだが、確実にするため雄花を摘んでその花粉をつけてやった。下の写真がそうだ。 そこから実がなると、自分が赤ちゃん誕生に手助けしたみたいでいい気分である。人工授粉は天気が良い午前中がいい。梅雨のこの時期は雨模様が多いので、つい忘れてしまいがちになる。カボチャは放任して自然交配にまかせていいから気が楽だ。いま多くの実をつけている。
今年のカボチャは苗を購入しないで、はじめて種から苗を育て5月初旬に定植した。3株ある。菜園でカボチャを育てるのはぜいたくである。なぜなら場所をとるからだ。狭い菜園では作れない。ツルが旺盛に伸びで隣のウネにまで侵入してくる。やはり、いまそれで困っている。絡み合ったツルの下をのぞくと、生まれたばかりの赤ちゃんから収穫まじかなものまで転がっている。3株を植えただけに個数も多い。カボチャは見た目も立派だから収穫できると喜びも大きい。
▽雄花の花粉を雌花につける
▽これは雌花。雄花と雌花の区別はすぐわかる。花の下に子房がある。
▽果菜類は受粉するとそん後の成長が早い
▽第一号の収穫がまじかだ