こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

生涯をかけて… 

2010年03月06日 | 愛とゆるし
不安感を抑圧する傾向は、いまだちょくちょく顔をだしてきます。自分の傾向を自覚したことで、以前のように大きな失敗はしなくなりましたが、小さな後悔はしょっちゅうです。

たとえば大事なことを相手に伝えなければならないとき。熟慮して、決心して伝えても、不安感に対する詰めが甘いと、上手く真意が伝わらないということが起こります。不安感は相手との関係性だけでなく自分の置かれている立場や思想信条まで絡まってきて、一つの行動の後ろには、けっこうたくさんの感情が関わってくるものです。

多様で微妙な不安感に開かれていないとき、伝える言葉の中に知らぬ間に余分な自己防衛の感情と言葉が入り込んでしまうようです。

こちらの余分な自己防衛の言葉は、必ず相手の心に不安を引き起こします。大抵、相手の反応から自分が余分な防衛機制を働かせていたことにはっとするわけですが、その度に、細やかに動く不安感に、わたしはもっともっと開かれなければと思います。抑圧④(魂の自由・57)
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