バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

W.C.カラスレコ発LIVE。素敵な夜でした!

2013-05-28 | ライヴ報告

先週末の土曜日は長く北陸富山の地で歌い続けてきた大屋 “ W.C.カラス ” 清さんのファーストCD発売記念LIVE東京編。
今日のブログのタイトルだけで十分。付け加えるなら「楽しかった」「素晴らしかった」。それで終わりたいくらいに単純明快。素敵な夜でした。多くの出会いや偶然、諸々に感謝。
以上!

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…というわけにはいかんので。当日の写真を交えつつ詳細を。

とにかく彼の新たな門出を良い雰囲気で祝いたかった。彼もお客様にも記憶に残る夜にしたい。そんな気持ちが当日が近づくにつれ小さなプレッシャー?となり、実は出演者の到着を待つ店内で少し緊張していた僕なのでした。

でもそんなことはまったくの杞憂でした。カラスさんの音楽を強く求めるお客さんで早々に満員のバイユー。富山からやって来た熱心なファン、サポーターの方々の姿も(驚かせようとこっそり来た方も)。これまでに共演したバンドマン、噂を聞いてやって来たバンドマン。

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この夜は六本木でベティ・ラヴェットの一夜限りの来日公演があったのですが…その後急いで流れて来た方々。そんな中には多忙な中、取材を兼ねて聴きに来て下さった音楽雑誌の編集長さんもいらっしゃいました。遠路感謝。

友情出演でオープニングアクトを務めたコージー大内。

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バイユー入りした時から “今日はカラスと楽しい夜にする” という目的?がハッキリと伝わってきていました。そんな気持ちの感じられる良いステージ。ウワサの新曲2曲も完成度を増して来て充実した演奏で、お客さんも大喜び。早くも熱気溢れる店内となりました。(「トンカツの歌」が「トンカツ定食の歌」になってた~笑。いつタイトルを決定するのでしょう?楽しみです♪)

そしてメインアクト!流石長いキャリアを誇るカラスさん、気合い十分ながら緩急のある貫禄の演奏をたっぷりと2ステージ聴かせてくれました。
とにかく佇まいや言葉、そして音に決して押し付けがましくはない「自然なリアリティ」が感じられ、お客さんもグイグイ引き込まれている。しっかりとした演奏力に時おり見せるラフさ加減のバランスが実に気持ちよい。ステージングも大らかで良い感じ。何よりすっかり引き込まれてしまったお客さんたちがカラスLIVEの空気感にどっぷりと馴染んでしまっていたのが印象的でした。

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夭折したバンド仲間ゴキさんの話をし、何曲も歌ってくれたのも嬉しかった(アルバム未収録曲も)し、アカペラで収録していた曲をギター入りで聴かせてくれたのも新鮮でした。次第に彼の言葉、や歌詞に反応して騒ぎレスポンスし始める客席。『Hot Dog Blues』のシモネタ?歌詞を一緒に歌い盛り上がり。更には『軍手の煮浸し』のリフレインを大合唱!うーんなんだかわからない状態だ。自然と笑顔になる自分に気づいていました。ほんと、杞憂でありました。

本編終了後、3日前に49歳の誕生日を迎えたカラスさんにみんなでハッピ~バースデイ!が出来たのも良かったです。

アンコールではコージー大内も登場!ふたりで
アルバム未収録の『飯炊き男ブルース』。

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とはいえ演奏も歌詞も即興中心のリアルブルース状態!さすが北陸のウワサの男!!凄いリアリティでした。コージー大内の唯我独尊ぶりも眩しかったです。

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終演後も楽しい宴。

富山からいらっしゃった方が「カラスが東京でいっぱいの人の前で歌うのを見れて良かった」と言ってくれたのがなんとも嬉しかったです。

更に、電車が終わった後も残って下さった方々と「バイユーの応接間」とも言われる栄ちゃんへ移動。栄ちゃん閉店後は店を移り、宴は6時半くらいまで続いたのでした。楽しかった~。
素敵な夜でした。

今回残念ながら…だった方、年内にもう一度バイユーでワンマンを企画予定です。
CDも店内販売を開始しました。次の機会に是非!

写真は2枚目5枚目以外、のカッチョイイ~写真は「いつもバイユーがお世話になっています!」のカメラマン、Fジヤマ女史撮影であります。感謝。


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