バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

レヴォン、早いよ。

2012-04-20 | 音楽

数日前、HPに「癌との闘いのファイナルステージに…」と記されていたレヴォン・ヘルムが亡くなった。体調不良を伝えられながら音楽活動も続けていたレヴォン。今月末のニューオーリンズのジャズフェスにも出演予定だったレヴォン。まだ早いよ、と思う。なんとも寂しい。
今回、危篤の報を耳(目)にして気づいたリチャードの時とリックの時とも違った寂しさ(特にリチャードは悲しい気持ちが強かった)。レヴォンが一番、という意味ではなくて『バンド』が消えてしまう(とっくに消えてるんだけど)という寂しさを強く感じました。
僕の周り、バイユー近辺には『バンド』を愛する人が本当に数多い。熱烈に愛する人がストーンズ、ビートルズと同じ、いやそれ以上に沢山いる。そしてレヴォン・ヘルムを、その歌声を愛する人も沢山いる。昨夜、友人(危篤の報に接していなかった)が Bボードのアンケート用紙の呼んで欲しいミュージシャン欄に「レヴォン・ヘルム」と書いていたのを目にして胸が熱くなりました(彼女は「何とか元気になって!」と書き添えて出したそうです)

危篤の報以降、世界中の音楽飲み屋ではいつも以上にレヴォンの歌声が、回復を祈り流されていたと思います。今夜も聴くのでしょう。
そして明日以降も。音楽は残ります。

Levon_helmapril192012


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