バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

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王選手

2008-09-26 | 日記・エッセイ・コラム

ホークスの王監督が監督職を辞する事になったというニュースが大きく取り上げられている。
大病も経験している王選手。これからはお身体をいたわりつつゆっくりしていただきたいと思う次第です。

自分は長嶋さんの全盛期には小さかった…(あの引退式の時は小学校低学年だった。覚えてるけど。)。でも王選手はしっかりと観た。テレビでラジオで。
700号本塁打だって715号だって756号だって、800号だって。
ご両親とオープンカーに乗って球場内を一周したのを覚えています。

とにかく凄い人。良い人。という印象。今では王監督や王さんと呼ばれることが多いけれど、現役時代を眺めていた自分なんかにとってはやっぱり『王選手』がしっくりくる。
王選手は謙虚な人。打たれた人のことを考えて、派手に喜んだりなんかしない。いつも真面目で地味。だけれども派手なホームラン。甲子園のスターからプロ入り、若い頃は決して優等生ではなかった。でもスーパースターの地位を確立して謙虚になった人。子どもからみたら、発言が地味で面白味がないようにも感じたけれどもそれこそが王選手。だから、凄い。とも思えた。”エライ人”はかくあるべきという感じだった。なので熱狂的王ファンっていうのは子どもにはあんまりいなかったような気がする。全盛期をあまり知らないというのに熱狂的長嶋(監督)ファンってのは結構いたけど。

王選手はその後も真摯で有り続けた。巨人という抜け出す者のいなかったブランドを捨てて福岡へ(ホークスへ)行ったときは感心したものでした。不成績で泥をかぶる可能性が高かったのに(実際苦労した)。ホークスで優勝して胴上げされているニュ-スを観た時には、普段野球をあまり熱心に観ないのにグッときたものでした。

王選手は子どもゴコロになんとなく偉大な人の象徴であったように思います。偉ぶらない王選手。子ども達のお手本的な存在として王選手は…っていう言い回しがいくつかあったような記憶があります。

その中のひとつ。
「王選手は暑い真夏でも冷たいジュースは飲まずに、喉が渇いたら熱いお茶を飲むそうです。だからあんなに沢山ホームランが打てるんですよ。(なので冷たいジュースばっかり飲んでちゃ駄目です)」

この説得力!


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