バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

コージー大内待望のセカンドアルバム登場!そして土曜日にバイユーでレコ発LIVE!!

2012-05-15 | 音楽

長~いキャリアを誇るコージー “ライトニン” 大内が満を持して発表したファーストアルバム『角打ブルース』が中央線音楽界、日本ブルース界、いや音楽界の枠さえ越えた反響を持って迎えられてからはや4年。
それ以来、彼の九州、大分の日田弁で歌うブルースは大きな注目を集め、『弁ブルース』の騎手として充実した活動を続けて来ました。そしてついに!この度、待望のセカンドアルバム『X(ばってん)ブルース』が発売されました。Photo_3
親しく付き合っている人間を褒めるのって難しく恥ずかしいものなのですが…これが素晴らしい内容!日本のブルースアルバムの枠を軽々と越えてしまっています。

実は、長い時間をかけて熟成された楽曲が詰まったファーストアルバムと比べてわずか4年は如何にも短く、心配する声もあったのですが…全ては杞憂でありました。大きな注目を集めてからの4年間はこれまで以上の濃密な時間だったということなのでしょう。熟成具合もバッチリです!
今作収録の楽曲がバイユーで新曲として歌われていた頃には正直、これまでの曲を演奏する時に感じさせる強力な説得力との差を感じたこともあったのですが、出来上がった『ばってんブルース』にはそんなところは微塵もありません。それどころか更に濃厚でさえあります。
赤裸々でリアルな等身大のブルース。日田弁の響きの中から中央線での彼の日常も透けて見えてくるようです。そして手に入れた深い表現の向こうにはこの4年間に訪れた全国各地のライヴで手に入れた新たなブルース表現があるのでしょう。

ここ2年ほどの彼のライヴの充実振りはバイユー近辺でも話題になっていて、このタイミングでつくるアルバムが悪かろう筈がない、と思っていましたが予想以上の力作です。

ファーストアルバム発売直後からライヴで披露し始め、CD未収録ながら代表曲として認められて来た『大鶴村のサイレン』。子どもの頃家族4人で住んでいた大鶴村の公民館、管理人として毎日正午と午後5時にサイレンを鳴らす母親の思い出を歌ったこの曲(レコーデングが待望されていた)はバンドヴァージョンとソロの2ヴァージョンを収録。発表当時の生々しさに表現の完成度が加味され最高のタイミングでの録音となりどちらも代表曲に相応しい出来となったように思えます。

吾妻光良、鮎川誠 さんという音楽ファンの信頼度の高いふたりが絶賛推薦のコージー大内2ndアルバム『X(ばってん)ブルース』!末席からバイユーも推薦いたします。是非に!

そ・し・て、
今回も制作の場として協力したバイユーゲイトではファーストアルバム発売時に引き続き

『CD発売記念LIVE』を開催いたします。今度の土曜日、5月19日です!
大いに盛り上げたいです。皆様、ご来場どうかよろしくお願いいたします。


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