Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

もろもろ新着入庫のご案内

2021-02-28 20:53:38 | 新着入庫

916スパイダー3.0 V6 12V SOHCエンジン! グリーンM 左ハンドル  5MT

 

 

スパイダー2.0 ヨーロッパモデル キャブレター仕様 左ハンドル 5MT

 

VWゴルフ 4WD 左ハンドル 6MT

 

155V6 2.5リッター スポルティーバ

 

はなはだ簡単で恐縮ですが、現在新着入庫しているクルマです。

追って詳細をアップする予定です。

よろしくお願いします。

 

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今週末の主な出入り

2021-02-27 23:46:26 | 雑記帳

一週間が早い!

撮り忘れもありました。

今週末の主な出入りです。

75TSは車検入庫

 

147はハンドルを切ると異音がするとのことで入庫。

 

たまたま工場に居合わせましたが、確かに異音がします。ステアリングラックが怪しい・・とメカニック

本来タイヤを直接手でもって舵を切ろうとすると、動く(←初めて知りました)はずなのに動かない・・

予想外の重症らしく、お預かり修理となりました。

 

アバルト500はタイベル交換の修理入庫

 

GTもタイベル交換の修理入庫 

代車の空きが出るまで随分入庫を待っていただきましてスミマセン~

 

155TSは車検入庫

 

プントは諸々の修理入庫

 

フィアット500Lはエンジンオイル&エレメント交換

 

あとがき

【番外編】いわゆる廃車処分(実際は99%リサイクル)での引取作業

あれ、3台の予定だったはず・・あと1台どこに積むのかと一瞬思っていたら・・

 

うまくなっていますね

 

3台出ていったので、駐車場がもう少し空くかなと思っていましたが、あまり変わらず・・

なんでやね~ん?

よく考えたら、昨日を含めて合計3台の新着入庫があったからでした・・汗;

またご案内いたしまーす

 

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一周忌によせて

2021-02-26 17:09:26 | 雑記帳

〈スタッフブログです〉

 

ブログ初登場の事務員です。

前社長が亡くなってから一年。

あっという間だったような、とても長かったような一年でした。

 

先日の日曜日、一周忌に参列させていただき、思い出の一つも書いてみようと

思い立ち、初登場いたします。

読経の間、私の頭の中はずっと回想シーンでした。

 

翌日の月曜日、天気も良く「思い出めぐり」に出かけました。

20数年前の話になりますが、当時無職だった私は、平日誰も来ないような

さびれた洗車場にいました。

「出会いの場所」さびれたコイン洗車場は駐車場になっていました。

 

いざ洗車しようと思ったときに、小銭が足りないことに気づきました。

ふと横を見ると愛知ナンバーの変なクルマに乗ったおじさんが・・

「スミマセン、お金くずしてもらえませんか?」

それが、前社長との初めての出会いでした。

(変なクルマはシトロエンGSで、名義変更前のクルマだったと後日知りました。)

洗車場をあとにして向かった喫茶店と併設の園芸店

(今から思えば当時乙女だった私?としては軽率な行動だったかもしれません。←もしかして逆ナンだった?汗;)

 

その後、何故か話に花が咲いて(?)お互いが知っている近くの喫茶店に行くことになりました。

そこで「うちで働かへんか?」と声をかけていただき・・現在に至ります。

”アルファロメオ”どころか”オイル交換”ということも知らなかった私も

部品の名前ぐらいはわかるようになりました。

 

前社長が好きだったシュークリーム屋さんにも行ってみました。

口のまわりにクリームいっぱいつけておられたなぁ・・

 

まぁ20数年もいるとそれはそれはいろいろとありましたが、

前社長とは親の次ぐらいに一緒にいた月日は長く、

良くも悪くも思い出はたくさんあります。

存命中、「僕がおらへんかったら会社つぶれるわ」と(本気か冗談かわかりませんが・・)

おっしゃっていましたが、去年亡くなられた際には、正直私もそう思いました。

それでも何とか一年乗り切ることができたのは、お客様皆様のおかげだと感謝しております。

いつもありがとうございます。

 

今回クルマに関係のない内容を長々と申し訳ありません。

多分最初で最後の登場になると思います。

 

ホリイトレーディングを今後ともよろしくお願い致します。

 

by N女史

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Drの一周忌

2021-02-25 22:51:34 | Drを偲ぶ

 

今日2月25日はDrの一周忌です。

早いもので、1年が経ちました。

写真は少し早く22日におこなったお寺での法要の模様です。

法要の後は墓参りに・・

 

今ごろ何をしているのでしょうね

いろいろと思い出されます。

一昨年の7月頃だったか腎臓ガンだと告白されたこと、腎臓摘出手術のための手術と入院、

ガンの再発と放射線治療、全く食欲がなかったお正月、なぜか食欲が戻ってきたというメールを

もらって安堵したこと、次の治療のための検査入院に付き添ったこと、そして最期は急であったこと・・

 

この2,3日Drの過去ブログを読んでいました。

全部は読みきれなかったけれど、Drのキャラが立っていると思ったものをピックアップしてみました。


Drの124を検証

珠玉のGTV6が到着!

Drの164が崩御(泣)

GTV6のエアコンどうするアイフル?

グラグラ嫌いの巻 パート3

譲り合いの文化?

美観が大事の巻

FIAT500Dが完成!

お呼びがかかりました?

出張修理は寒かったの巻

Spiderが衝撃の代車デビュー!

鼻持ちならないキャッチの巻w

今日はホワイトデー?

貼りまっせ~!?

DrはSOHC料理人?(10/16更新w)

ディーラーナンバーGETはこうするアイフル 完結編

(他にもっと面白いのがあったと思っていたのですが・・時間切れで見つけられませんでした。

おすすめがあれば教えてください、笑;)

 

再度読んで偲んでいただければ、Drもきっと喜ぶと思います。

 

Dr青春の一コマ

 

Dr亡き後なんとかこの1年やってこれたのも、ひとえに皆様のおかげだと存じます。

心より感謝申し上げる次第です。

 

 

 

 

 

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祝日の主な出入り

2021-02-23 20:02:39 | 雑記帳

ジュリエッタQVはブレーキパッド交換のための部品注文

 

こちらのジュリエッタQVはオイル&エレメント交換

 

115スパイダーは電動ファンの修理入庫 どうやらリレーが原因のようです。

 

こちらのスパイダーはシフトノブ交換、パワーウインドウ、ワイパー等の

動作不良での修理入庫

 

 

お客様ご指定、低ダストがうたい文句のブレーキパッド

 

アバルト500はリアディスクブレーキパッド交換とオイル&エレメント交換

 

フィアット500は12か月点検出庫 クラッチO/H、ミッションオイル交換等も

 

あとがき

30年ぶりのご来店というお客様と名刺交換してみると、高級輸入車の

ディーラーにお勤めでメカニックをされていました。

当ブログも読んでいただいているようで、3級整備士通信教育の内容にも

少し触れられて、レベルの差になんか恥ずかしい限りでした。

 

youtubeなどでよく高級外車が炎上している動画を目にすることがありますが

あれはどういうことなんですかとお聞きすると、主な原因は整備不良ということでした。

(不良という表現が正しいかどうかわかりませんが、定期点検がちゃんとなされていない意味です。)

実際に入庫されてきたクルマを点検した際に、ガソリンがかなり漏れていた形跡があったり

怖いっと思うこともあるそうです。

 

当ショップでも、7000kmオイル未交換だったり、オイル漏れが放置されて耐油性でない

ゴムホースを犯し、最悪そのまま乗り続ければホース破裂の恐れもある(メカニック談)

という状態のクルマを見たことがあります。

 

点検を自分でやるのかショップに任せるのかは別にして、やはりクルマの為、

ひいては自身の為にも(愛情?)点検は必要ということなのでしょう・・

 

 

 

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電子制御式燃料噴射装置4

2021-02-22 21:31:14 | 目指せ3級整備士?

電子制御式燃料噴射装置の続きで、今回は(3)制御系統の内容です。

図1.制御系統の構成

 

制御系統は、エンジンの運転状態を検出する各種センサーと、センサーからの信号に基づいて燃料噴射量を

決定するコンピュータ(コントロール・ユニット)から構成されている。

 

図2.制御系統の配置例

 

各センサーは、吸入空気量やエンジンの負荷、排ガス中の酸素量、水温、吸気温度、排気温度、

加速、減速などの状態を電気信号に変えてコンピュータに送る。

コンピュータは、この信号をもとに各状態に応じた噴射時間を決定し、インジェクターを作動させる。

図3.各種センサーからインジェクターへの信号の流れ

 

制御系統がコントールする主な内容は

1.燃料の噴射量

2.燃料の噴射時期

3.空燃比

 

制御系統各部の構造と機能

①センサー類

a)スロットル・ポジション・センサー

スロットル・バルブの開度からアイドルおよび高負荷のエンジン状態を検出し、この信号により

コンピュータで燃料の増量と燃料カットを行う。

燃料カットとはスロットル・バルブ全閉時にエンジン回転数が規定以上になった場合(エンジン・ブレーキ時)、

燃料噴射を停止することで、省エネと触媒コンバーターの過熱を防止している。

 

b)水温センサー

エンジンの冷却水温を検出して、冷却水温に応じた燃料を増量する。センサーはサーミスターを内蔵し

温度によって抵抗値が大きく変化する性質を利用して水温を検出している。

 

c)吸気温センサー

水温センサーと同様、サーミスターによって吸入空気温を検出して、吸入空気温に応じた燃料が増減される。

 

d)スタート・インジェクター・タイムスイッチ

低温始動時(冷却水温22℃以下)に、エンジンが始動中であることを示すスターター信号を受けて、

コールド・スタート・インジェクター(キャブのチョーク系統に該当するもの)から燃料を噴射して

始動性をよくするものであるが、スターターの回し過ぎによるプラグのかぶりを防ぐため、噴射時間を制御している。

 

②コンピュータ

図4.コンピュータ制御ブロック図

 

エア・フロー・メーターからの吸入空気量信号とイグニッション・コイル一次側からの

エンジン回転数信号から燃料の基本噴射量を計算し、これに各センサーから送られてくる

信号による補正を加えて最適な噴射量を決定している。

イグニッション・コイル一次側の信号によって、噴射時期も決めている。

 

 

③O2センサー

O2センサーは大気と排気ガス中の酸素濃度を感知し、その情報をコンピュータに送る装置。

図5.O2センサー

 

図5.はセンサーの構造を表したもので、酸素濃度差があると起電力を発生するジルコニア素子の性質により

大気と排気ガスの酸素濃度差を感知し、排気ガス中の酸素濃度すなわち空燃比を検出している。

 

図6.O2センサーの出力特性

 

空燃比が理論空燃比より濃い場合いはリッチ信号が、薄い場合はリーン信号がコンピュータに送られる。

 

④空燃比制御補正特性

O2センサーから送られる信号によって、燃料の噴射量の増減を繰り返し行い、空燃比を

三元触媒の浄化性能の高い理論空燃比付近の狭い範囲だけに限定している。

 

図6.空燃比制御

 

図7.空燃比制御サイクル

 

O2センサーは、空燃比が理論空燃比よりも濃い場合には高い起電力を、薄い場合には低い起電力を

発生しその信号をコンピュータに送っている。

コンピュータは、この信号をある一定の比較電圧と比較し、それよりも高い場合は空燃比が理論空燃比より

高いと判定し燃料を減少させる。逆に薄いと判定した場合には、燃料を増加させ、三元触媒の浄化性能の

高い理論空燃比付近にコントロールしている。

 

参考サイト:インジェクターの仕組みと構造

参考サイト:理論空燃比制御

 

 

 

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今週末の出入り

2021-02-20 22:26:59 | 雑記帳

明日が定休日のせいか今日はお客様の数も多く、久々大忙しの1日でした。

珍しいクルマの出入りもありご紹介します。

今週末の出入りです。

 

 

 

シトロエン2CVは幌の交換で入庫

いまだに部品があるんだ!とびっくりしました。

 

アウトビアンキA112 アバルトは車検入庫

 

156は車検出庫 タイベル交換、ウォータポンプ交換等も

 

フィアット・パンダ1.1 HOBBYはマフラー交換

 

トヨタ・ヴィッツはオイル交換

オーナー様から左ハンドルであまり人が乗っていなくて面白いクルマを探してとのご用命を賜りました。

 

147GTAは車検出庫

 

ブレラは修理出庫 MTワーニングランプ点灯 4速、5速にシフトが入らないという症状でした。

 

スパイダーはパワーウインドウ動作不良の修理入出庫

 

グランプントは無事納車と思いきや、エアコンが動作しないということで再入庫

原因は電気部品の接触不良ということで大事には至らず良かったです。

 

ランチャ・イプシロンは車検出庫

 

フィアット・パンダ4X4も車検出庫

 

ジュリエッタも車検出庫

 

 

 

 

ランチャ・テーマ8.32でのご来店は現車確認・商談に来ていただきました。

この8.32というモデル名は、フェラーリV8の32バルブエンジンを搭載することに由来するそうです。(wikipediaより)

 

MiToはクラッチの修理出庫

洗車させてもらっときになぜかボディにマセラティのトライデント(三又槍)のマークがあり

???だったのですが、MiToとマセラティの限定コラボモデルということを別のお客様に教えていただきました。

 

あとがき

明日21日(日)、あさって22日(月)は定休日となります。

23日(祝日)より営業再開いたします。

 

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アルファ155 V6 リミテッドバージョン 新着入庫!

2021-02-19 13:18:47 | 新着入庫

1997y アルファ155 V6  LMD  フルノーマル 5MT 走行約4.5万km 

車検受け渡し 価格158万

 

当時リミテッドのネーミングで限定車として販売されました。その仕様は

外装ではツェンダー製エアロFr、Rrバンパー、両サイドステップ、白く塗装した16インチアルミホイール。

両サイドのラインとデカールも限定仕様でしたが、劣化していたため再ペイントの際にはがしました。

 

控えめなFrスポイラー

 

サイドステップも純正と比べて少し厚みがある程度です。

 

好みもあります、白アルミ。通常、155V6は黒もしくは濃いグレーM。

 

内装もリミテッドは、通常155V6と違い左右レカロ製シート。Rrも同じ生地で統一

Fr左右もシートはスレもなくキレイです。バケットタイプなので少し着座位置が低めのローポジション。

サイドが合皮、センターがロゴ入りファブリックコンビネーション。

 

RrシートもFr同様キレイです。

 

ダッシュ周りはスッキリしています。

 

ステアリングのスレはありません。1997y~ハンドルセンタースポットのアルファロメオ

オーナメントがバッジ式になりました。以前は型押しアルファロメオ

 

シフトノブも純正革製。リバースロック付き5速マニュアル

見てください!純正カセットデッキ~

 

Rrから見ても派手さがなく自然なエアロパーツ

 

ツェンダー

 

トランクは広く深くドテがないので荷物の積み下ろしの際、しやすいです。

トランクスルーではないのですが、この当時スキートンネルと呼ばれていた

中央部が前に倒れる仕組み

 

天井もタレていません。万一タレが生じても自社で張替えOKです。実績あります。

 

SOHC、V6、2500cc、FF横置きエンジン

24Vエンジンに比べると音、エンジン回転も古典的。決して速くはないが独特の音が心地よい。

 

1997年当時の新車販売時155ツインスパーク2.0よりも50万円高かったせいもあり、

ダントツに2.0リッターが売れました。

お客様の声は、見た目全く同じなのに50万円は高いという評価でした。

革シートであるならばとか、馬力がもう少しあればとかでした。

でも今となれば残っている固体がいかに良いかだと思います。

そろそろ155もネオクラシックの部類に入る順番です。価格高騰が予想されます。

できれば今のうちにご検討くださいませ。

その他にも155V6、赤、ノーマル、65,000km も入庫しています。

 

by ナースkr

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FIAT DOBLO LOUNGE 1.4 T-JET M/T

2021-02-16 16:31:27 | 並行輸入車礼賛

新車並行 フィアット ドブロ ラウンジ 1.4 T-JE 左ハンドル 5人乗り

1400cc ガソリンエンジン 6速マニュアル

 

2020年製造中止で、現地在庫があったクルマをお客様のご希望で

購入の運びとなりました。ありがとうございます!

 

リアはハッチではなく観音開き仕様

 

最近、日本で言うミニバンが海外でも続々と販売され日本に導入されています。

その中でも、ルノーカングーは今や見かける頻度が高いですね。

シトロエンも出して好評みたいです。

でもフィアットは正規輸入されませんでした。

このドブロがそれに該当します。

 

こちらに届きお客様がハンドルを握るまで、もう少し時間がかかります。

 

 

過去に一度、当社に入ってきたことがありますが、なぜか右ハンドル仕様でした。

京都に届くのが楽しみです。

 

by ナースkr

 

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電子制御式燃料噴射装置3

2021-02-15 10:52:52 | 目指せ3級整備士?

”電子制御式燃料噴射装置の構造と機能”の吸気系統の続きで、今回は(2)燃料系統の勉強です。

 

図1.燃料の流れ 国際文化カレッジ 自動車講座テキストより転載許可 以下同

 

フロチャートは少し実感がわかないので燃料噴射装置全体図より、燃料系統を黄色枠で囲んだのが下図です。

図2.燃料系統(黄色の囲み)

 

燃料は、フューエル・タンクからフューエル・ポンプでくみ上げられ、

フューエル・フィルターを通って、プレッシャー・レギュレーターでインレット・マニホールド内の

圧力より約250kPa高い圧力に保たれて、インジェクターに送られる。

インジェクターでは、コンピュータから送られてくる信号によって燃料を計量し、

インレット・マニホード内に噴射する。寒冷時はコールド・スタート・インジェクターから

サージ・タンク内に噴射し、始動性を良くしている。

 

各部の構造と作動説明

1)フューエル・ポンプ

図3.フューエル・ポンプ

 

ポンプ本体は下図のような仕組みでローターが回転すると、ローラーが遠心力によって

ポンプ・スペーサーの内壁に沿って回転するので、2個のローラー間で作られる部屋の容積が

徐々に増えて燃料を吸い込む。吐出部ではその逆が起こる。

 

図4.ポンプの作動

 

残圧用チェック・バルブはエンジン停止後(ローターの停止後)に、スプリングの力により

チェック・バルブをシート面に押し付け、残圧を維持し再始動を容易にする。

リリーフ・バルブは簡単に言うと、燃料圧力を規定の圧力に調整する弁。

サイレンサーは、フューエル・ポンプで発生する燃料圧力の脈動と騒音を防ぐもの。

 

2)プレッシャー・レギュレーター

図5.プレッシャー・レギュレーター

 

プレッシャー・レギュレーターは、インジェクターにかかる燃料の圧力(燃圧)を一定に保つ圧力調整装置。

圧力が変わると、燃料の噴射量がインジェクターの開いている時間で決まるLジェトロニック方式では、

噴射量が変わってしまう。

なので、圧力が規定以上になるとダイヤフラムが押し上げられてバルブが開き、

余分な燃料がリターンパイプを通ってフューエル・タンクに戻るようになっている。

 

3)インジェクター

図6.インジェクター

 

各シリンダーに1個ずつ設けられているインジェクターは、ニードル・バルブ、プランジャー、

ソレノイド・コイル、スプリングで構成されている。

ソレノイド・コイルに電流が流れて、コンピュータからの噴射信号が送られると、

プランジャー(上下運動する部品の総称のようです。)がコイルに吸引され、ニードル・バルブは

プランジャーと一体になっているため、内側に引かれて全開し、燃料が図6.の矢印のように噴射される。

燃料の噴射量は、バルブが開いている時間、つまりソレノイド・コイルへの通電時間により決定される。

 

長くなりそうなので次回にします。

 

あとがき

インジェクターの燃料噴射は、バルブの開き具合でもっと微妙に噴射量がコントロール

されているのかと思っていたけど、開いているのか閉じているのかだけの二択で、

開いている時間によって噴射量が決まるようですネ・・

 

クルマネタとは全く関係ないのですが、YouTube Music をはじめて知ってミュージック

ビデオを聴きながら(見ながら?)ブログ書いていました。

音⁠楽⁠ス⁠ト⁠リ⁠ー⁠ミ⁠ン⁠グ⁠サ⁠ー⁠ビ⁠ス⁠ YouTube Music ←なかなかイイです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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