続2000ベルリーナDrのこだわり編

ホイールをレストアしてタイアを新調したベルリーナは足下が引き締まった


少し前に入庫のお知らせをしましたがやはりDr的には細部が気にいりませんでした。

一つはスティールホイールの色でしたがこれはそう手間も要らずにリニューアル出来ました。

少し難問だったのがシートなのですがこれはレストアラー（大袈裟です）の腕の見せ所です。

ポイントはオリジナルを残すことで決して張り替えてはいけません。

個体はほぼ破れがなかったので解れた糸のみの再生です。

しかし良く見るとシート生地も若干傷んでました。

特にRrのほうがなぜかややベロ～ンという箇所が発覚したんです。

そこでオリジナルシート生地の移植手術をしました！？。

担当医は出入りのクラフトマンさんです。

種明かしすると見えない部分のオリジナル生地をはぎ取って見える痛んだ部分
と入れ替えるんです。

手術結果は上々でコンセプトの張り替え無しでレストア出来ました。



張り替えたように見えますがオリジナルです



こちらも全て新車時の生地です


悩んだのは縫い糸の色です

ほとんどの個体は白糸なんですがそれは劣化して白になったのであってオリジナル
は黒糸なんですね。

しかし黒にすると糸が目立ちすぎるんです。

よってちょっと茶色に近いような黒で縫い直しました。

これも結果は上々だと思います。



こちらはエアクリボックスを塗り直しただけですがスッキリしてるでしょう？


Drがかなり気に入らなかったのがヘッドライトが東芝のシールドビームなんです。

お客様の中には懐かしくて良いやんと言ってくれた人もいました。

しかし・・・

許せません。

そこで先ずデッドストックのキャレロH1を交換しました。
手持ちは内目だけしかありません。



やはりキャレロのクリスタルカットは美しい！　作業は簡単でDrがしました



取りあえず内目だけですがイメージは向上しました


キャレロH4外目は旧知のMT4さんに在庫が有ったので早速発注しました。

全てキャレロになるのが楽しみですね。


少しずつ細部を仕上げていくと残ってる箇所が気になって来ました。

若干メッキの劣化したセンターグリルも新調したいしレンズ類も全て有れば
交換しようとかホンマにキリがありません（^^;。

まあ出来ましたらこの辺りでご勘弁と願うDrであります。

絶品アルファ164QV4.8万km屋内保管車！

92y　164QV　48,500km　オリジナルコンディション　ファリーナのデザインは色あせない


下取りしました最近では珍しいバリ物の164QVをご紹介します。

ボディカラーは鬼門のアルファレッドですが地下ガレージ保管により退色は
限りなくありません。



見にくいがオーバーレーシングのRrマフラー付きです


当社が販売した個体ではありませんが10年近く当社がメンテを担当しています。

Tベル交換にクラッチO/Hは当社にてメンテ済みで直近ではAC不良の為コンプレッサーを交換しました。



嬉しいことにQVサウンドは健在です　ウルトラHTコードはノンオリジナル

とりわけこのSOHCエンジンの醸し出すサウンドは素晴らしいの一言なんですが
中古車の場合はやはり差がありくたびれたE/gはこのサウンドがしません。

この個体は充分に木管サウンドしてますよ！。

後メカで少し気になったのはクラッチミートがややジャダー気味でした。

しかし交換するのも勿体ないし敢えて必要ないですがご希望なら実費でお願い
します（苦笑）。

他はダンパーがやや弱っている感触でした。
これは買ってから愛情を加えましょう（笑）。

Drは正直ダス。

他のフィーリングはノープロブレムで充分にQVを楽しめます。

特にDrの愛情でシフトの遊びを改善させました。
よってシフトは良い感じでっせ～！（苦笑）。



僅かにスレの合った運転席シートはDrマジックにて修復　ホンの少しね（笑）



Rrシートはほぼ新車の状態に見えます



メーターナセルの状態に注目　普通は凸凹になってますね(^^;


と言うわけでもう良い状態の164QVなんて無いから商売にもならないと思ってましたがまだこんな個体はあるんですね。

Drも個人的に好きなアイテムで昔は良く日常に使っておりました。

なんと言っても目一杯引っ張ることを許容するこのSOHCエンジンは最高です。

ホンマに1stギアで目一杯引っ張る気がするのは911か164しか無いと真剣に
当時は思っておりました。

昔買いそびれた人ももう一度乗ってみたい人もお奨めの一品ですよ。

出来たら多少の愛情を購入後にかけて下さいネ。

その分リーズナブルな価格設定ダス（笑）。

DrのNew MIni 初体験の巻

2005ｙ　Mini Cooper S 6MT 23,000kmは優良下取車

Newミニがデビューしてだいぶん経つと思いますがDrは走る姿こそよく見るけど
乗ったこともなく未体験でありました。

この手のリバイバルヴァージョンは確かに受けるようで同様なNEWビートルも結構町中で見かけます。






新しいけどMINIに見えますね（笑）　幅はなんと1,690mmもある！


例によて新旧サイズの比較をしましょう。

●旧ミニ　　　3,055X1,440X1,355（mm）

●新ミニ　　　3,655X1,690X1,455（mm）


なんと長さで60cm幅で25cmも大きくなり二周りは悠に大型化されたことになります。

絶対的にはもちろん小型ですけどね（苦笑）。



先代のイメージを残している横顔　　WBは目一杯取ってある



後ろ姿はこんなもんでしょうか？　取りあえずミニに見えますね（苦笑）


このBMWの血の入ったNEWミニを運転してみました。

結論から言いますと非常に良く出来ています。

先ず、Drが感銘したのは全体にすごく硬派に作ってるあることです。

エンジンの回り、シフト、サス、ステアリング、ボディ剛性等を含めてすごくしっかりしていることですね。

決して全てが軽すぎずしっかりしていることです。

CG的に表現するなら「firm」ってやつです。←CG世代なんですDrは

最近の全てが軽めのクルマから見ると全てが重たく感じることでしょう。

しかしその重さがすごく硬派な感じで良いんですよヤッパシ！。

特にサスは低速で硬いと思いましたが速度を増すに従ってとてもスムーズ
になり良い感じダス。



クーパーSはなんとスーパーチャージャー付きで170PSを発揮する


エンジンは2,500rpm辺りからターボが効いたようにパワーアップしますが
低速域でもトルクは充分あり乗りやすいと言えましょう。



デザイナーの精一杯の努力でしょうか？　許しましょう（笑）


試乗が終わってDrはこのBMWミニが結構気に入りました。

それは外観だけ「それらしく」デザインして中身は何かの流用でスカスカみたい
じゃ全然なかったことです。

良くデザインを見ると「硬派」を感じませんか？。

Newビートルはなんか女性的な感じがするけどこのMINIは男性的ですね。

ちょっと無骨なイメージもあります。

6速シフトを駆使して走るのはまさに男の仕事場でした。

S以外に他のヴァージョンも試したいと思うDrでありました。


P.S.それからこの個体は一応下取車なんで売ります。

　　売れなかったら業者のオークションで換金予定ダス（笑）。

最もFun to driveなアルファが入庫？！

96y Spider 3.0V6(SOHC) 新車並行42,000km 電動トップ

アルファ75以降をニュージェネレーションとするならDrが乗って一番感銘した
のはType916のSpider3.0V6であります。

当時のSpiderは正規に輸入されていたのは2.0TSのみでした。

ところが本国には3.0V6の上級モデルがありました。

当社のような一部の業者が並行輸入していましたがその台数はたかがしれています。

今でこそV6は24Vになりポピュラーですが当時は12V（SOHC）ながら稀少でした。



本来はボディ最下部は黒ですが同色にモディファイしてあります


何がFun to driveかって？。

なんたってアルファの傑作SOHC V6のフィーリングなんですよ川崎さん？。

あのGTV6に端を発し官能の164QVやES30に搭載された官能のV6フィーリングは絶賛
以外の何者でもありません。

かのM田コレクションのM田氏は自ら輸入したこのSpiderV6に乗って降りてこなかって周囲が訝しがったそうです。

この楽しさと木管楽器フィーリングは乗った人しかわかりません。

残念ながら後の24VエンジンはこのOHCエンジンに較べるとよろしくありません。


Drも絶賛のOHC V6エンジンは後期メカテンショナー仕様です

この個体に関しては一度エンジンをO/Hしてあります。

バルブ廻り一新してピストンは164QVで組みました。

ついでにカムも164QVのを組む予定でしたがDrの勘違いでニュースプロケット
を忘れていて組めませんでした（泣）。

よって164QV/ES30用のカムシャフトは不良在庫ダス(^^;。←誰か買う？

本当に回せば低域から広域まで非常に気持ちよく吹き上がります！。

O/H後は吹き上がりが一段とシャープになりイタ車の本領発揮ダス。



インテリアも綺麗です　シフトノブはノンオリジナル


もうひとつの楽しさはType916のあの初期型アルファスッドを彷彿させる回頭性です。

コーナーはオンザレール感覚で運転がうまくなったと錯覚させること受け合いです。

前述の傑作エンジンとこのハンドリングで気分は高揚しないはずがありません。

ホンマにイタ車は素晴らしいと叫びたくなる心境になりますよ！。

もちろん実際には叫びませんけどネ（笑）。



Optの電動トップは好調で今のところトラブル無し


個人的にも最も感銘を受けたのは意外やこのV6Spiderなのでありました。

この良さを理解できればあなたも立派なイタ車通になれますよ（苦笑）。

そういえばデ○オートの社長も好きやと言ってましたね。

一度よろしければ乗って見て下さい。

買う気度50%以上なら試乗も歓迎します。

買わなかっても文句は言いませんので安心して下さい（笑）。

もちろん当社の管理ユーザー様は冷やかし歓迎です。

マニアなこの良さをわかる人に売れたらというDrであります。

GW突入にあたりネタ仕込みました？！

00y 166 3.0V6は丁寧に乗られた優良お買い得車です


GWは当社もお休みを貰います。

何年か前に連休前まではクルマが売れたのに連休明けから売れないわと
嘆いたことがありました。

同業者との会話でありますが「それはヤフオクにネタを仕入れとかなアカン」
というアドバイスを貰いました。

さすが真の商売人は言うことが違います。

彼のアドバイスは今までも結構イケておりました。

誰とは言えませんが三浦君ダス？？！！。


そこでDrも先ず景気づけに優良166を赤字スタートで出品しました。



ナンバープレートが車名です←わかりやすいです（苦笑）

なんといってもアルファのフラッグシップです。

装備も満載の高級車で大人4（5）人がゆったり乗れる居住性ダス。

新車は600万円以上しました。

個体は充分生きている生きクルマですよ。



インテリアも充分綺麗です



Tベル一式41,500km時に交換済みでE/gはもちろん好調


ボディも綺麗ですが一点Rrバンパーのみ傷の嵐です（泣）。



こちらは要ペイントですね


166以外にもPR効果で例の2000ベルリーナも出品しました。

CXも出したかったけど疲れたので延期します(^^;。


他に極上の164QVが入庫予定です。

では、少し休業させて頂きますね。


5/3より5/7（月）まで普段が休み少ないのでお許しを。