Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

EXAMINER Smart導入しました!

2006-07-30 19:25:59 | 修理日記

エグザミナーはアルファ、Alfa、Fiat、Lanciaの専用テスターでタッチパネル式


一般ユーザーにどこまで浸透しているか解りませんが最近のクルマの
コンピューター化に対してテスター診断というものが不可欠になりました。

これはイタ車に限らず国籍問わずで必須のアイテム化されています。

故障個所の診断はもちろんですがABSやエアーバッグ警告灯の点灯や
リセットにも必ずこれが必要なんです。


このエグザミナーなる専用テスターは高価でおいそれと買える物では
なく殆どのショップはディーラーにてお願いしてるわけなんです。

しかし一々ディーラーにクルマを運ぶのも面倒ですしお客様にも
迷惑をかけてしまいます。

そこで、Drは清水の舞台から飛び降りるつもりで買いました!

価格はおよそ中古車一台分でしょうか(泣)。


このように本体とアダプターがパッケージされています


それまではいわゆる汎用型のテスターを使用していましたが奥の深い
診断は出来ませんでした。

これが有れば鬼に金棒でディーラーレベルでの診断修理が出来ます。

スペアキー一つとってもお客様に待ってて貰い必死のパッチ(死語か?)
でディーラーまで往復なんてことは無用です。


しかしこの初めて見るEXAMINER Smartなるテスターはイタリアから届いた
ものの使い方が解らないじゃあ~りませんか?!←浜 祐二調でネ


そこでDrは考えました?!

今日は暑い???

アイスクリームを手みやげに近所の正規ディーラーに行って使い方を
教えて貰おうというセコイ作戦です(苦笑)。

この作戦は見事に成功して担当のOメカは親切に教えてくれました(^^)v



正規ディーラーのOメカにレクチャーを受けるの図(^^;



まぁ、結局は薬局で慣れれば特に難しいということはありません。

なんと言っても日本語対応とタッチパネル使用で結構簡単です。

基本OSはなんとWINDOWS98でプリントアウトも可能です。


通常このように専用のカプラーを車体に接続して使用します

時代は変わりクルマの電気は全てコンピューター化されて今まで
のように経験と勘だけでは事実上診断や修理は出来なくなり
ました。

参考までに診断出来る箇所は以下です。

エンジン不調にまつわる各センサー、補器類、エアコン作動、ABS、AB等診断
電子制御A/T診断、スペキー設定、電子制御サス診断・・etc

ホンマに現在の修理の何割かはこれ無しでは出来ません。

新兵器導入で皆々様のおクルマも診断しまっせ~!(笑)










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Drの欲しい一品!

2006-07-27 20:50:16 | イタリア車

理想のアイテム AR 159 SPORTWAGON 2.4JTDM 200PS 40.6kg/m!


最近仲の良いイタ車好きの間で良く交わされる言葉が「最近欲しいクルマが無いネ」なんです。

Drも個人的に国籍車種を問わずこれが欲しいというクルマ(現行モデル)が見当たりません。

しかし探せばありました?!

個性を特に重視するDrのお奨めの一品は159のJTDMのQ-troです!

欧州の主流となりつつあるディーゼルターボでセレでないアイシン製の6速フル
A/Tでオールマイティに使えるアルファです。


信頼のアイシン製6速A/T

Drは明らかに高回転型の24VエンジンとA/Tのマッティングに疑問を持って
おりました。

そんななかでJTDMはなんと2,000rpmで最大トルク(2.4は40.6kg/m!)を発揮する
わけです!

ガソリン車のように5,000rpmも回さなくて良いんですよ。

Drは実のところこのJTDMがヒジョ~に欲しいんだなヤッパシ!←山下 清調ネ(^^)v

しかし為替も悪くて商売にはキビシィ~(泣)←こちらは財津一郎調でお願いします
というのが本音です。



純正モニターを2DINナビに交換出来ればGOODですね


別にスポーツワゴンでもセダンでもどちらでも良いと思います。

強いて言うならあなたのライフスタイルに合わせて注文して下さい?!



156よりだいぶ広そうなラゲッジスペース

もし真剣に欲しい方がいらっしゃったらぜひご相談下さい。

融通効かせまっせ~!(笑)
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スペシャルショップな人達

2006-07-17 10:24:52 | Drの番外編(秘密)

修復出来たナロー911のシートはオリジナルっぽいでしょう?


少し前にひょんなことで手に入れたポルシェ911の記事を書きました。

これはDrの趣味半分と商売半分でまさに「趣味と実益を兼ねた」コンセプトであります。

とりナマズ? 911を売り物にするには最小限レストアしなくては駄目なので
パーツの入手が必要であります。

そこでDrはナロー911を扱っているようなショップを探しました。

Drは20年間一応スペシャルショップを主宰していわば「売り主」
だったのですが今回は「買い主」ちゅうか平たくいえお客の立場なんですね。

ネットで一通り検索していたら昔Drが開業前にお世話になったポルシェ専門店
もありました。

その中でここはかなりマニアックというか敷居の高そうなショップを発見しました。

店主が見てたらやりにくいので秘密にしたいところですがMーHOUSEという
ショップです(笑)。

Drはショップに恐る恐る電話をしてみました。

Dr「もしもしナローのパーツ探してるのですが・・・」

M店主「え~ナローはどのタイプですか?」

Dr「68yのTなんですが・・・」

M店主「そうじゃなくてボディのタイプなんですよ!」

Dr「???・・・・・・汗」←たぶん901ボディと言えばよかったんスね

M店主「今、忙しいから後にして下さい、ガチャン」

Dr「ガビ~ン」

一応、Drはお客のつもりでありましたが忙しいからとガチャギリされました(泣)

さすが敷居の高そうな専門店だけに応対も違うわいと妙に納得しました。←ホンマ?

Drの過去の経験からもSS(スペシャルショップ)は愛想の無いところが多いようです。

愛想の無いのが逆にSSの条件なんやろかな~んて思いますね(苦笑)。

今やから言うけどTECHNO(大阪南森町)いう関西きっての欧州車用品店もとびきり
愛想無かったです。←敷居が高いちゅうことです

大きい声では言えないけどDrんところもそのように言われた事があります(汗)。

なぜSSは(それもマニア度が高いほど)愛想悪いんでしょうね?

思うに・・・

*人嫌い

*商売より趣味でやっている

*プライド高い(ヘンコ!)

・・・・のような要因が考えられます。

どちらかいうと趣味の延長であり決して商売好きでやってないんですね。
明らかに少数派を相手にしたSSですから商売上は不利としか言いようがありまえん。

要は解ってくれる人だけ買ってくれたらが基本です。

拘ったSSほど店主の取っつきにくいのが共通点ですが一旦仲良くなればそうでも
ないということが言えます。

店主は好きで商売にするほどですからかなり極めたその道のマニアです。

そして実はかなりのロマンティストなんです。
人間性が悪いのとは根本的に違い一旦仲間意識が芽生えれば想像以上に親切に
対応してくれるはずです。

前述のM-HのS代表はDrの熱意が伝わったのか結構親切にパーツの世話をしてくれたりナローのことを教えて頂いています。

画像の千鳥格子のシート生地はS代表に無理言って探して貰った国産類似品です。

また、氏のHPのEsseyなるページは人間味を感じさせるなかなか楽しいページでDrも結構楽しみに読ませて貰っています。

そう言えばS代表はDrのブログもたまに見てるらしい・・(汗)。

今は無きTECHNO店長だったY田氏も初対面の印象は最悪(失礼)でしたがなぜか後にNEVERLANDなる欧州車用品SSを主宰されDrともひょんなことで取引が始まり以後嘘のように親切に対応して頂いております。

今更ですが氏のアクセサリーに対する拘りとセンスの良さは卓越してると思います。

ちなみに氏とDrの共通点は名前が共に豊なんです(笑)←関係ないって(^^;

読者の皆々様ももし将来SSを開業するようなことが有れば決して愛想良くしては
ダメですよ。

愛想の良いSSは本物じゃありませんから(苦笑)。









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笑いたいけど笑えない話

2006-07-08 19:56:02 | Drの番外編(秘密)

1985年ジュリエッタは当時のフラッグシップでした


ブログは通常のHPを制作するより確かに楽チンです。

それでもちょっと画像を多めに入れようとスケベ心を出すと結構これが面倒くさく
てやる気消滅なんてこともあるんですねヤッパシ(^^;。

そこでDrは画像は別に無くてもテキストだけでもそれはそれで良いんじゃないかと
思いました。

その方が更新も増えて楽しいですよねヤッパシ。

そこで今回またまたカテゴリーを増やしちゃいました。

その名も「Drの番外編(秘密)」なるちょっと怪しいタイトル名です(^^;。

前置きが長くなりましたがDrがクルマ屋を初めて20年間のお客様や当社のあまり
大きい声で言えないようなことをテキスト中心で語ります!

第一話はDrが開業以前からの付き合いのあったデザイナーYさんのことダス。

Yさんと知り合ったのはひょんなきっかけでした?!

Drが当時狙っていた某イタ車がHモータースに有ったのですがいつのまにか売れてしまいDrは地団駄を踏んでました。

そのイタ車を偶然にも町で見かけたDrは即追跡を始めたのですが不審?に思った
ドライバーが停車して降りて来ました。

そのドライバーが前述のYさんで初対面でしたがお互いクルマ好きでうち解けて
今度クルマを交換しようというお話になりました。

それから年月が過ぎDrがショップ開業してYさんはDrからクルマを買ってくれたのです。

何台か売りましたがその中でも印象に残ってるのはジュリエッタ2.0を乗って
貰っていた時のことです。

Yさんはデザイナーだけに感性が人一倍強いと伺えました。

ジュリエッタは気に入って乗って頂いてましたがどうしてもYさんには許せない
ことがあったのです。

後の75でもそうなんですがパワーウインドウのS/Wがいわゆるオーバーヘッド
コンソール部に有ります。

ちゅうことは必然的に手を挙げた(いわゆるハイと答える感じ)状態でP/W
を操作することになります。

言われてみれば後続の車両から見ると前のドライバーは「なんで手を挙げてんのやろ?」、「変な人やね!」・・ということですね(苦笑)

それ以来Drも出来る限りP/Wの操作を控えるようになったのは言うまでもありません(泣)。

もうひとつこの年代のアルファは電気系の信頼度は完全ではありませんでした。

Yさんのジュリエッタも時折セルモーターが回らないという症状がありました。

どうもエンジンkeyからセルへ行く電流が弱い時があるようで緊急用にセルのマグネットSWから一本リード線を設けてそれをバッテリーのB端子に繋げば最悪E/gは
始動出来る体勢にしてあったのです。

幸か不幸かYさんが当社にご来店時にセル不動の症状が現れました。

そこでYさんはボンネットを開けて例の隠しリード線を素早くバッテリーの
B端子に繋がれました。

即、セルは回って事なきを得たかと横に居たDrも思ったのですが不運なことに
ミッションが1stに入っていたのです?!

この時Yさんは自分のジュリエッタの真ん前に居られ例の線を繋がれました。

繋いだら最後自身のジュリエッタがYさん目がけて突進してきたのです!
(ギア入ってるから当然ですね)

Yさん反射的にジュリエッタから逃げました・・しかしジュリエッタはオーナー
のYさん目がけて追いかけて来ます。

間の悪いことにジュリエッタの前にもう一台クルマがありYさんは自身のジュリエッタとそのクルマの間に挟まれサンドイッチ状態になりました(悲惨)。

その時のYさんの「痛てててて・・・・」という悲痛な叫びは今でもDrの脳裏に
浮かびます。

自分で自分のクルマに轢かれた人も珍しいでしょう(^^;。

最終的には大事に至らず事なきを得たのですがDrは当時その光景を前にして
笑いをこらえるのに必死でした(^^;。

もう時効だから良いですよねYさん(苦笑)。




コメント (7)
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