Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

LANCIA DELTA 1.8 Di Turbo Jet 200 ps A/T EXCUTIVE

2011-03-31 21:57:05 | 試乗記

ご注文のDELTAが到着!            ブロンズサバンナ(362)は人気色?


NEWデルタに関して、唯一乗ったことが無いのがこのモデル最強の200PS仕様でした。

故に、どのような走りをするのか興味津々のDrでありました。

正規輸入されてませんが、日本では一番売りやすいバージョンでしょう。



泣く子も黙るFRAUレザーインテリア

EXCUTIVEは最上級グレード故にほぼ全ての装備が備わります。

個人的にはベースでも充分に質感は確保していると思いますが、更なる質感を求めるならこれしかありましぇん。

DELTAをオーダーするに中たっては、どのグレードを選択するかは悩ましいのであります。

その理由は、少しOpt装備を張り込めば上のグレードを選択した方がお買い得になるからです。


早速乗りましょう 


たぶん、このデルタの試乗記というのも書いた人は少ないのではと思います。

かって評論家を評論までした(意味不明)がDrが公平な評価を下しまっせ~!(笑)。



1,742cc DOHC16Vターボ          200PS/5000rpm  32.6kgm/1400rpm

このバージョンはいわば旦那仕様とも言うべき乗り手を選ばないラクチン仕様です。

正規輸入されてないとは故、本来なら競合すべき他メーカー車種と対等に戦わなければなりましぇん。

Drの一番の心配はいわゆるドライバビリティでエンジンとA/Tのマッチングです。

残念ながらイタ物A/T(トルコン)は得意とは言えませんでしたから

32.6kgm/1,400rpmというスペックは少し前に乗ったFIAT500マルチエアーと同様に俄には信じがたい数値です。


アイシン6ATはティプトロ式


恐る恐るセレクターをDレンジに入れて走りました。

新車故に思い切った速度は出せませんが、必要充分程度の走りで、特にトロくは無い物の感動的とは言えません。

エンジンの特性は比較的フラットトルクで低速域でも通弊感は感じません。


あまり冴えなかった走りもPOWERボタンを押すと変身しました。

シフトアップポイントは大幅に変わり、各ギアでかなりひっぱてくれます。

やはり、イタ車の持ち味を出すならこれが重要です。

もし燃費を気にしないなら、POWERモードで乗ることです。

ファンツードライブ度が違いまますからネ!。

結構な高回転を使ってもノイズは充分に許容範囲でしたから、POWERの値打ちは有るという物です。

セレクターを左に倒すと+-で手動シフト出来るのですが、山道以外ではあまり使う必要はないでしょう。

少々面食らったのは通常のティプトロならセレクターを前に押して+(シフトアップ)で引いてー(ダウン)のはずです。

それが、全く逆になっていていつしか欧州の標準はこのように変わったのか、少々腹立たしい思いをしました


225/45-17のグッドイヤー製 

操縦性はかって乗ったデルタ(1.4TBと1.6DT)と大同小異でした。

弱アンダーステアの充分に及第点を与えられるハンドリングです。

ちょっと気になったのは、ややタイアのゴツゴツ感を感じました。

17インチのせいにするのは最早時代遅れですから、タイアの特性か、サスペンションが強化されてるのか不可解です。

ここまで書いて重要なことを思い出しました

この最上級モデル(EXCUTIVE)にはREACTIVEサスペンションなるものが標準でありました。

よって、乗り心地の評価は持ち越しとなりますw。

(評論家失格かも



かなり広いラゲッジスペース


元来ステーションワゴンをモチーフしたデザインですから、Rrシートを倒せば広大なスペースになるはずです。

今まで、ワゴンじゃなければダメという方にもこのDELTAは選択肢に入るかもしれましぇん。

一点、ワゴンに劣るのはRrゲートがさほど下から開かないことです。



バンパー上は高い

従って、余り重い荷物の出し入れは憚れることになります。

それさえ気にしないなら、DELTAはワゴン代わりに使えるでしょう。



どこから見てもワゴン?

Drの個人的結論を言います。

この1.8Di(トルコンAT)は日本の道路でオールマイティに使える実用車です。

老若男女乗り手を選ばず使えますし、同クラスライバル車にも充分太刀打ち出来るというものです。

個性派のアナタにはもちろん打ってつけと言えましょう。

正規輸入が無いのは惜しいと思いますが、日本でもそれなりに売れるDELTAだと思います。


P.S.   REACTIVEサスはDrの宿題とさせて頂きますw












 








     









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美観が大事の巻

2011-03-29 21:36:00 | 雑記帳

突如現れたボディカバー軍団

Drは以前からかなり気になることがありました。

それはショップのこのスペースがかなり見苦しい光景だったからですw。



ガビ~ン                  イタ車の墓場かも

ショップにとっては必要悪とも言えるような部品取り解体車が多数鎮座しております。

あれば重宝して、ショップにもお客様にも有益な解体車です。

しかし、その光景は大幅にショップのイメージを壊します

そこで、臭い物には蓋をするべく大量にボディカバーを入手したわけです。

ボディカバーと言えば昔から某社の物が有名でDrもそれなりに買いました。

しかし、今回はひょんなことから知り得た仲林工業((株)さんという関西のメーカー製です。

この会社はボディカバーの専門業者でかなり歴史があるようです。

価格も比較的リーズナブルで、ことボディカバーには色々とノウハウをお持ち用です。



特注裾延長仕様(20cmロング)              中身はアウトビアンキA112


解体車ですから裏地なんて要りましぇん。

Drの一番の要求は風で飛ばないことでした。

何でも風対策はカバーの裾を伸ばすことだそうです。

その結果、既製品に無いロング裾仕様になりました。

車種を特定しない汎用仕様で、ミラー袋も無しです。



裾5cm延長の汎用7型                  中身は166

いくら商品車が綺麗に並んでいても、横に解体車があると大幅にイメージダウンとなります

今回のコンセプトは何はともあれ目隠しでした。

二番目は風で飛ばない(飛びにくい)ことでした。

比較的にリーズナブルな価格でオーダーを受けてくれた仲林工業(株)さんに感謝する次第です。


裾を絞るバックルは便利

HPを拝見すると、専門店のノウハウが凝縮されてるようです。

今回のDrのリクエストにもたいへん親切に対応していただきました。

また輸入車に関しても、かなりの数が型取り済みでアルファも殆どの車種がラインナップされてます。

業販は原則的にしていないそうですが、今回の取引で、もしかしたら業販も有りかもしれません 

直接注文が面倒であればご相談下さい。
















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Dr、Twin Airに乗るの巻

2011-03-26 20:18:43 | 試乗記

New Fiat 500C Twin Air POP 5MT         イエローは正規に無い


震災の非常事態の時に入港してしまった500Cですが、何とか手元に届きました。

今回の500Cはちろんお客様のオーダーで輸入した個体です。

塗色に関しては正規輸入にないというご希望で黄色になりました。

とても鮮やかな黄色で500に良く似合ってると言えましょう。

参考迄に正規物の塗色は4色しか選べましぇん。

しかも、色目自体は赤と白のみで、それぞれソリッドとメタリックが選べるという変な選択肢です。

これでは、顧客からは大いに不満が出るでしょう



トップを最大限に開けた図


かって500Cは輸入しましたので、エンジン以外の箇所は同じです。

変速機はデュアロジックならぬ5速MTです。



注目のツインエアーエンジン


まもなく正規物もツインエアーが輸入されるとのことで、すでに入港済みとの噂もあります。

しかし、実物を体験した人は限りなく居ないようです。

Drは先陣を切ってこのツインエアーを評価します。

(責任重大かもしれましぇんw)



早速試走の図


排気量はわずか875ccの二気筒ターボ付きです。

馬力は85ps/5500rpm、最大トルクは14.6kgm/1900rpmというスペックを先ず念頭におきましょう。


結論から言いますとこのツインエアーはまさにバイクのようなエンジンでした!。

とにかく回転の上昇が軽い(軽すぎる?)のです。

回転計を見ると並のエンジンよりも2,000rpmくらいも上を回ります?!。

つまり、せいぜい3,000rpmくらいだろうと思って回転計を見ると5,000rpm付近を指してるじゃあ~りませんか!。

それだけ軽快かつストレスなしに回るエンジンです。

異常に良く回る物のトルク感は感じられません。

正直なところ低速トルクは弱いというのが第一印象でした。

しかし・・・。

最大トルク 14.6kgm/1900rpm


このスペックを俄に信じられないDrは結論を出さずに、乗り直しましたw。

頭貝割れ大根状態のDrは人様がこのツインエアーをどう評価しているのか気になりました。

しかし・・


記事がありましぇ~ん!


唯一、ググッて発見したのはWebCG様の試乗記でした。

しかし、こちらの担当記者ももうひとつ的を得ない表現のようです。

もしかしたら自信がなかったのかな~なんて失礼ながら思いました。

(気持ちは解らぬでは無い)


やむなくDrは冷静になりいつもの試乗コースを何度も周回しました。

最終的な結論は明らかにトルクよりも回転で稼ぐタイプだから錯覚してしまうのでは無いかということです。

14.6kgm/1900rpmは発揮してるのだろうということで自身を納得させました 

Drのかっての体験ではアルファ33/16Vとスマート(スペック似ている)の特性に近い物を感じさせました。


押し忘れたEC0ボタンw

こちらもテストし忘れたので翌日持ち越しの再テストとなりましたw。

ECOモードでは、最大出力が77ps、最大トルクが10.2kgmに抑えられて燃費は30%も改善されるとのことです。(1.4比)

かなりのパワーダウンを懸念したのですが、そうでもなく割と普通に乗れました。

燃費至上主義の方はジャンジャンこのECOボタンを押して下さい(笑)。


信号待ちでいきなりエンストして壊れたかと思いましたが、例のストップ&ゴーシステムが装着されてました

こちらは、エンジン停止時にギアを入れようとクラッチペダルを踏めば即時にエンジン始動出来ます。

しかし、あまり気持ちの良い物じゃありましぇん。


このツインエアーはオリジナルの空冷二気筒を彷彿させるような味付けをしてあります。

元祖がバタバタならツインエアーはパタパタという若干洗練されたノートです。

レッドゾーン目がけてバイクのように軽快(過ぎる?)に回るエンジンは異色と言えば異色ですが、大いなる楽しみと言えます。

それは、かって存在した小排気量の小型スポーツ車のように、シフトをこまめに選択して走るという楽しみなのですネ。

更に、この二気筒独特のフィーリングが楽しさに拍車をかけてくれますから!。

いみじくも、このツインエアーは正規輸入元様も楽しさを前面にPRするとのことです。

こちらはDrと意見が一致したようです(笑)。



過去の参考記事

FIAT500 Twin Airを受注開始

FIAT 500C Twin Air

現地から二台出港の図
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72y AR 2000 GTV その2

2011-03-24 21:40:08 | 新着入庫

実走行と思われる


この走行距離が正味か否かを見極めることは出来ます。

もちろん長年ジュリアシリーズの極上品からズル物wまで扱ったDrだからこそですネ。(自慢かも)

参考までに日本全国探して、ことズル物に経験豊富なショップは少なくとも後二件はあります。

それは、DEL御大春日井のW御大でしょう(笑)。

Drも入れて、この三方は・・・


ズルズル三強ショップ

(座布団は辞退しますw)


もっともW御大は古いのから足を洗われたようですし、Drもメインじゃありましぇん。

唯一、デル御大が頑張って居られますネ 




この破れ具合は頃合いダス            オリジナル未張り替え


乗り方にも左右されますが、実走行の裏付けにはなります。



惜しいダッシュクラック

こちらは走行距離よりも保管状況を物語ります。

2000はダッシュの修復が効くのが救いです。

こちらはOpt扱いで約10万円の付加作業となります。

木目の状態は良ですから、敢えてこのまま乗っても良いでしょう。

ステアリングホイールはオリジナルで状態も良く好感が持てます。



なんと修復歴ナシ!

いわゆる旧車はほとんどの個体が修復歴ありです。

レストアと称したパネルの交換や切り接ぎも立派な修復歴になります。

修復歴イコール事故歴というイメージがありますが、レストア作業も事故歴と同じです。

修復歴の無い個体じゃないとダメという方も居ますが、そのような個体は限りなく存在しないか、存在しても思い切り高価な物件になり非現実的となります。

この個体は第三者の査定機関で修復ナシですが、Rrのフロアは少々怪しいと思いました。



見せたくない画像 

これは腐食の定番箇所であります。

こちらの修復はOptでなく最初から標準作業ダス 



早期治療が必要w              Rrウインドウ


ガラスを外す必要があるので、少々コストが必要です。

こちらも標準作業で追加は要りましぇん。

Ftウインドウは大丈夫です。



伊藤忠純正日立クーラー             理想のセンタータイプ

このメーカー純正のようなクーラーは日立製の伊藤忠オリジナルです。

完調であればスゴク良く効き、夏場もラクチンです。

但し、年代物につき修理が必要であればOpt扱いとなります

年代物のクーラーの修理は場合により二桁万円~は覚悟して下さい。

効かないなら取っ払ってくれというリクエストには残念ながらお答えできましぇん。

このセンタータイプはダッシュ下面とコンソール上部をカットしてますから、吹き出し口を撤去すると超不細工になるので念のためw。

エンジンルーム内のみの撤去は不可ではありましぇん。

不似合いな国産オーディオはもちろん撤去しますが、そのままでも良いと言われればエクストラコストは発生しましぇん(笑)。



伊藤忠RHDオリジナル?


当時の法令のため内目はスポット扱いとなり、室内の後付SWで任意に点灯出来ます。

キャレロのランプなら許せるもののスタンレーのシールドビームは綺麗じゃありましぇん。

外目はキャレロですが状態はよろしくありましぇんw。

ヘッドライトリニューアルはOptにしましょうか?(笑)。

ややくすんだFtグリルも一新したいと思うのですが、そうするとヘッドライトも一新しないとバランスが悪いですネ。

従って、この箇所に関してはDrの気分次第となります



超快調な走り!

実はDrがこの個体で一番感動したのはメカニカルコンディションの素晴らしさでした!。

外内装はそれなりにヤレていてもメカには愛情が加えてありました。

特にエンジンはその乾いたノートはまさに好調の証です。

クラッチ、ミッション、サスも秀逸で手入れ不要です。


クーラー以外はオリジナル


参考までにキャブは少数なSOLEXですが全くノープロブレムです。

こと性能に関して、WEBERが一番でデロルトとSOLEXはダメということは決してありません。

まさにその見本のような個体でありますからネ。


現在この2000GTVは化粧直しに出しましたのでショップにはありましぇん。

化粧直しのコストが判明すれば、基本価格を決めたいと思います。

メカは手つかずで済みますので、随分と助かります。

シートはオリジナルに近いように一新します。(標準作業)


アナタ向け向けズル剥けでご予算に合わせて仕上げちゃいます。


唾を付けるなら今のうちダス























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73y AR 2000GTV

2011-03-22 21:02:23 | 新着入庫

73y ワンオーナー! 伊藤忠ディーラー車 RHD 走行8万km オリジナル


ここ最近ジュリアに縁のあるDrであります。

この2000GTVはレストアベースと言っては可哀想ですが、たいへん素性の良い個体であります

推測すると新車時から一度だけ全塗装していて、後は新車時のままという個体です。

いわば塗装以外はフルオリジナルと言っても良いでしょう。

コンストラクターから言わせて貰うと下手にコテコテにいじってある個体よりも数段歓迎すべき個体です。

現実的にはこういう素の状態を維持している個体は一番少ないのです。


粋なベージュインテリア           クーラーは伊藤忠純正タイプ


なんせ約40年間も触らずですから、当然インテリアはそれなりにヤレています。

懸案のダッシュボードは例のエアーダクト片側にクラックがあります。

贔屓目にみれば敢えて修復せずにこのまま良いでしょう。

最も完全主義の方は当然修復すべきでしょう。

この辺りの修復度合いはご相談というか、Optシリーズにすることにしました(笑)。

このコンセプトは限りなく完璧に仕上げると売価も比例して高価になります。

基本価格をそこそこに抑えれば、より多くのジュリア購入希望者の射程距離に入ります。

Opt箇所は後でも出来る作業ですし、少しずつ仕上げるのも楽しみです!。

(座布団一枚欲しい 



メルセデス純正ミラーw


全く不釣り合いではありませんが、見る人が見れば違和感はあるでしょう。

よって・・・。

純正戻しはOptダス

コストはドアーパネルの穴埋め工事が必要であればお高くなりますw。


ど~してもやった方が良い箇所は標準にして、やらなくても問題なしの箇所はOpt扱いにすることが決定しました。

次回はこの個体の良いところと悪いところ検証して、みなさんと一緒にど~するか考えましょう。(意味不明w)


アナタ好みの2000GTVに仕上げまっせ~!


続く











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69y AR 1300 GTJ

2011-03-20 19:22:38 | 新着入庫

Dr好みのオリジナル?


Drの脳裏の中にスゴク葛藤がありました

それはオリジナル路線を敷くか、はたまたモディファイ路線にするかであります。

実はこの個体はオリジナル路線を敷くには少々無理がありました。

↑画像は無理矢理にバンパーを取り付けたのであって、手元に来たときはバンパーなんてありましぇん

おまけに・・・w



怪しいデカールが・・          


爆弾がトレードマークということは、もしかしたら過激集団かもしれませんネ

(お殿様は神様です 


ゴールドのアロイが・・

このミニライト風のアロイはRSワタナベでしょうか?。

Drのオリジナル路線とはまさに反対方向としか言いようがありましぇん

朱に交われば赤くなる?。

毒を喰らわば皿まで?。


(座布団一枚下さい


急遽方向転換のDrであります



段付はバンパーレスに限りますネ 


このアングルからは泣く子も黙るお多福仕様にも見えます。

オリジナルだけがアルファと違いまっせ~!。

そうなんです川崎さん!。

どちらの路線もイケるのがアルファの良いところダス

(一粒で二度おいしい


決まってるじゃあ~りませんか!

RSワタナベ君も満更ではないのかもしれましぇん。


しかし・・・。

こちらはより上品なアウトデルタレプリカ(シルバー)に変更予定ダス。



実は2,000エンジン(OH済)           ファンネル嫌い


ヘッダーも付いてます

エンジンはノーマルチューンですが、かってフルOHしております。

他にキャブ(デロルト)もミッション/クラッチもOH済みです。

基本的に景気良く回りますし、2,000のトルクで運転はラクチンです。


GTAレプリカのステアリング付


インテリアのカラーはオリジナル説もありますが、このままが条件ダス

ダッシュは後期タイプのフロッグアイですから希少な年式と言えましょう。


以上、Drが急遽オリジナル路線を中止してレーシー路線に転換した理由を理解して頂いたでしょうか?。

ホンマに、オリジナルやらレーシーやらフラフラになりまっせ~!(笑)。

この個体はバリ物という程ではありませんが、それなりに楽しめる個体です。

特段手を入れる箇所もなく、外内装とも良好です。

比較的リーズナブルな価格で販売します。





















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1600GTV修復シリーズ その3(番外構想編)

2011-03-19 21:46:43 | 修理日記

着手前の画像


1600GTVの修復メニューはオーナー様と協議が出来て進んでおりますが、一点Drの構想と食い違いがありました

それは決して重要項目では無く、いわば嗜好の問題でありました。


Dr;フェンダーミラーとフォグランプは取っ払った方が良いと思いますが。

お客様;そのままにして下さい。

Drガビ~ン!。       ヤッパシ付いてる物は付いてたほうが良いですもんネ。←苦しい


Drが外したいという根拠はオリジナル状態と言えばそれまでなんですが、ミラーに関してはフェンダーのラインをスッキリと見せたいこと、フォグに関してはせっかくの三本ヒゲが隠れてしまうのが惜しいと思ったからです。

お客様のそのままが良いという根拠は推測ですが、初代オーナー様に敬意を表して当時の状態を触りたくなかったのではと思います。

又、当時の少々レトロチックな雰囲気がお好みなのかもしれません。

このご意見(推測ですが)はごもっともだと思います。

当時の輸入車のイメージからは決して非難される理由もありませんし、これが当時のオリジナルやと言えなくはありましぇん。

最早、どちらがオリジナルか混乱します(笑)。


では、ちょっと検証してみましょう



先ずフェンダーミラーを外してみた       (Photoshop by Dr)
 

確かにフェンダーのラインは生きてきますが、巻頭画像のミラー付きも大袈裟ではなく好感が持てます。

これは五分の勝負としましょう(笑)。

但し、このフェンダーミラーはアレキサンダー製(英国)と思われます。

たぶん同一品を入手は困難と思われますから、類似品を探す必要があります。
(それなりにヤレてますので)

もしかしたら、探すのが面倒なので取っ払いなさいと提案した可能性もありますネ(笑)。



キャレロのフォグランプ

当時もこのようなスタイルも散見されましたから、これはこれで味というものです。

ただ、錆が出ていますのでこちらも要交換です。

探すのが面倒ということはもちろんありますありませんw。



ミラーもフォグも取っ払ったw

画像の加工がうまくいきましぇ~ん

ちょっと淋しいでしょうか?。


Drはあくまでも請負人ですから決してクライエント様に好みの押し売りはしません。

それが機能を左右するものなら別ですが、趣味嗜好の問題であります。

こういう場合は難しい理由付けは不要です。

早い話が・・・(早くないw)


お客様は神様です






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譲り合いの文化?

2011-03-17 20:33:41 | 雑記帳

被災地は物資を求めて長蛇の列


海外メディアは未曾有の災害にも関わらず、略奪もなくすごく冷静にみんなが対処していることを絶賛しているそうです。

譲り合いの精神は日本独特の文化なんでしょうか?。

もちろん全ての人に当てはまるとは思えませんが大勢はそうなんでしょうし、Drもどちらか言うとそういう人です 


ガソリンスタンドも長蛇の列


タイミングが悪く、オーダーして頂いた並行輸入の車両が到着しました。(関東方面)

本来のスケジュールであれば手元に到着していてもおかしくありません。

しかし、排気ガス試験を委託している業者からは・・・・・。


ガソリン不足で排気ガス試験が出来ましぇん

直接の被災地ではなくてもこのような状況です。

首を長くして待っていただいているお客様にやむなく事情を説明しました。

通常はお叱りを受けることも多いのですが、お返事のメールには・・・・・。


お世話になっております。全ったく急ぎません。
被災地第一です。
ガソリンは、他に優先して使ってもらうようにしてください。
ご無理をお願いしてお借りしている・・・・
毎日ブログを欠かさず拝見させていただいておりますので、大きな動きがありましたらブ
ログ内で通知頂ければ 結構です。



ちょっと嬉しいDrです



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2005y LANCIA YPSILON 1.4 16V PLATINO

2011-03-15 21:33:48 | 新着入庫

比較的レアーなワインメタリック(CODE163)


Drが過去に輸入したイプシロンが戻ってきました。

当時の並行ネタとしては人気車でした。

価格は当時約250万円というところでした。

さすがに現在では価格はこなれてきましたので、この年式では100~150万円と言うところでしょう。

このイプシロンは是非とも戻って来て欲しかった個体なのです。

その理由は・・・



なんと走行1,900km!

納めてから約6年足らず経過しております。

早い話がほとんど載らずに保管されていた個体なのです。

しかも・・・


屋内保管     フルノーマル

マンション内の立体ガレージですから、風雨も直射日光も無縁でした。

こういう個体をGETするには、通例横やり(妨害)が入ります。

オーナー様とも疎遠であったので、いささか不安なDrでありました。

果たして、蓋を開けてみるとオーナー様から良く聞く買い取り店や関東のショップ名が出て来くるじゃあ~りませんか

これはマズイと思いましたが、思い切り太っ腹価格で勝ち抜きました!


新車同様のインテリア             通称コニャックレザー(409)


実走行1,900kmですから、使用感はもちろんありません。

限りなく新車に近いコンディションです。



自走にてカミンバック


道路の選択を間違ったようでいきなり渋滞でした。

このイプシロンはDFN(セレスピード)です。

DFNはフルAT(CITY)モードでは特に低回転時の頻繁な変速は失速感を増大させます

これは比較的高回転型エンジンとの相性の問題でしょう。



マニュアルモードが良い

ゴーストップの煩雑な時はマニュアルモードでむやみな変速をさせないのがスムーズに走行させるコツです。


空いてくるとノープロブレム

中速以上で走れる状態になればCITYでもスムーズです。

セレ(DFN&デュアロジック)のスムーズな運転方法はかって書きました。


商売とは言え、こういう珠玉の一台をGET出来たときはとても充実感があります。

それは売れる売れない以前の問題なのです。

成約なるか否かはあくまでも結果であって、GET出来たことに価値が有るというものなんです。

(オリンピックと同じダス


注目の価格は148万円と相場よりは高いでしょう。

良い個体は高くないとイケないのです。

車検も24/7とたっぷりとあります。

一点、アロイの小ガリ傷がありましたが修復してお渡しします。

ブログ見たと言われても、たぶんお安くはなりませんw。















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地震

2011-03-13 21:08:33 | 雑記帳

東日本大震災


3月11日の午後にショップで銀行員と折衝していました。

急に頭がクラクラとして景色が揺れました。

Drの持病の目眩だとてっきり思いました。(稀に起きる)

後で事務員が地震があったと言うし、来店の方がクルマで揺れたと言ったので本物の地震やったということに気付きました。

後はご存じのように大変な惨事で、まさに地獄絵図としか言いようがありません。

いつも思うのですが、被災地から遠く離れた被害のない我々はたいへん心苦しく思ってしまいます。




阪神大震災

約15年前の早朝のことでした。

当時、マンションの5階で寝ていたDrはそのまま1階まで落ちたと思いました。

震源地から比較的近い故に身を持って地震の恐ろしさを体験しました。

ショップの立体駐車場からもしや車両が隣家に転落したのではないかと恐る恐る出社したことを記憶しております。

この時も超自粛モードで電話は鳴らないし、クルマを買うなんて人はなかったのです。

この自粛モードが数ヶ月続けば確実にショップは潰れると真剣に思いました。


それにしても、自然の恐ろしさを実感します。

天災だからどうしようも無いのかもしれません。

しかし、科学の進歩と引き替えに自然を破壊しているのも人間なのです。

天災が起きるのはもしかして自然にそむくことの報復なんだろうかと思うこともあります。


被災者の方のご冥福をお祈りするとともに救助と復興が迅速に進むことを切に望みます。



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