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夢が広がる農家食堂 キッチンカーできました

2022年05月23日 | やさいの生産者

 

 美味タスの五十嵐さんが今年新たな挑戦を始めようとしています。
 5月の野菜作りは長年続けてきたレタスの美味タス、プリーツレタス、サニーレタスと3種に限定し、2月に種をまき苗を育て、広い畑に各種段播きしています。美味タスは全有連に、プリーツレタスやサニーレタスは地元の農家の店とそれぞれ行き先が決まっています。
 秋から冬にかけては長ねぎが主流です。6月にはサクランボも本番を迎え、まだ取り組む人の少ない「サクランボの1本仕立て」で今年も勝負をかけます。
 農業を面白いものにしたいと「農家のワンダーランドづくり」を目指していた五十嵐さんは奥さんの協力を得て、畑地の近くに田んぼの店「むぎわらぼうし」を作りました。障害のある自身の子どもを含めてみんなが農業を通して働く場をつくろう、との思いからでした。作業場のある小さなレストランは今年設立から10年を迎えます。
 多くの人たちの協力を得てオープンした「むぎわらぼうし」は着実に地域に溶け込み、接客する奥さんの笑顔とアイデアがお得意さんを増やしています。忙しい農業とお店と高齢の義母、子や孫たちの世話をするパワーには「脱帽」です。
 新たな計画は、お店の横に置かれたキッチンカーから。ここで念願の農家食堂を始めたいと計画しているのです。ちむどんどん、ワクワクする夢。手書きのポップを見せながら語る五十嵐さんが輝いていました。

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