会社の同僚に貸してもらって、読みました。
ホテルオークラは数回行ったことがあるのですが、老舗ホテルの歴史の重みなのか、
ホテルのロビーに入ると、10歳ぐらい老け込んだような気分になり(笑)、
その重厚なホテルの雰囲気に溶け込めない自分を感じてしまい、気おくれしながら
赤じゅうたんの上を歩いたっけ。
食事をしたこともあるのですが、欧米系の新しいホテルのレストランに比べると
メニューの古臭い感じが、いまひとつワクワク感を掻き立ててくれなくて、
「食べたいものがないな~」と感じていたのですが、その理由が分かりました。
オークラの使命は、「半世紀超えても変わらない味と質を維持する」ということだそうです。
よって古臭いことに意味があったのです。
半世紀超えてもそこにこだわり続ける料理人の日々の努力は、すごいの一言。
確かに半世紀前に食べたものと、全く同じものが食べれるという体験は、めったにできる
ものではないですよね。
そんな経験値を持った人たちに愛され続けているのが、オークラの存在価値のようです。
当然そんな経験値はないけど、本に出てくる、ダブルコンソメと世界一のフレンチトーストと
ローストビーフは食べてみたい!
本を読んでからオークラで食すというのは、ただ食べるだけではなく、それを作った人の
歴史を感じながら食事をすることができるので、リッチな体験になりそうです。
もちろんお値段もリッチ。
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