久しぶりに今日はヘアカットに行きました。
東京に住んでいるのに、青山や表参道にある有名店には一度も行ったことがなく(だって何となく怖いんだもん)、通っているのは近所の美容室です。
昔は特に指名をするわけでもなく、その時に手が空いている人にお願いしていたのですが、ある時から店長さんにお願いすることに決めました。もちろん指名料がちょっぴり高いのですが、その店で一番のサービスを受けるためにはやっぱり店長に頼むべきですよね。それだけの価値は絶対あると思います。
私から見ると、美容室の仕事は重労働。立ち仕事だし、水や薬品も使うし、いろんな客とコミュニケーションしていつもニコニコしていなきゃいけないし、それも一度に3人ぐらいの客を相手に、あっちでカット、こっちでパーマ、そっちでドライヤー。どう考えても大変そう。これを毎日やるのは相当の精神力と体力がないと続かないだろうなといつも思っていたのですが、今日の店長の言葉はそんな私の勝手な考えを根本から覆すものでした。
「こんな楽しい仕事はないなって僕はいつも思っていますよ。だっていろんな人と話が出来て、きれいにしてあげて、喜んでもらえて、こんな楽しいことはないですよ」
「へえ~~~~」
そうなんだ。楽しいんだ。そっかそっか、楽しいから一日中立っていても大丈夫なんだ。そっか~~~、楽しんでこの仕事をやっているんだ。
なんだかすごく純粋にこの言葉に感動してしまいました。
こんな身近に仕事を楽しんでいる人が居たのですね。
今日はきれいにしてもらった上に、元気ももらったような気がしました。