大聖堂広場にあるインフォメーションセンターで、ワイパラのワイナリーツアーに参加できるかどうか聞いたところ、そのツアーはもう出発してしまったのでダメだと言われ、半日市内観光に参加することにした。要するに「はとバスツアー」みたいなものです。バスの出発時間までに小一時間あったので、街中のデパートに行ったり写真を撮ったりして過ごした。
写真はクライストチャーチ大聖堂で150年ぐらい前の建造物。英国ゴシック様式の教会らしい。この銅像は教会を建てた人か何かだと思うが、鳩が頭の上に乗っているのが面白くて撮ってみた。
前に回ってみるとなんと、
頭から顔にかけて鳩の糞だらけで、顔がまだら模様になっていた。可哀想だけど、大笑い。銅像ってあんまり高いところに作るもんじゃないんですね。鳩のえじきになるなんて、作った人にとっては想定外だろうな。小野さんに「何一人で笑ってたの?」と言われ、「顔がすごいことになってた」と教えてあげた。
これは市内を走るトラム。約20分で市内をグルグルっと一周して帰ってきます。
小一時間ぐらい街を歩いたら、方向音痴の私でも大体の位置関係が分かってきた。実はとっても小さい街で、道路はきれいに碁盤の目に広がっているので、適当に歩いていてもちゃんと見覚えのあるところに戻ってこれる。とっても私向きの街で、すぐに馴染んでしまった。「安全だし、分かりやすいし、歩きやすくていいね」、なんて能天気に浮かれながら言ったら、「私が一緒だからでしょ!」とカツが入った。はい、その通りです。
バスツアーの出発時間近くになり、集合場所に向かったら小さなバンが止まっていた。「はとバス」じゃなくて普通のバンで、お客は私達の他に、ロスから来たアメリカ人の母と娘の2人。たった4人の客とドライバー兼ガイドのおっちゃんの5人で、バンで巡る市内観光が始まったのでした。
つづく