往路:10月22日(土) 京王八王子→新宿 :京王線急行 新宿 →品川 :山手線 品川 →京急蒲田:京急線特急 京急蒲田 →羽田空港:京急線特急 羽田空港 →関西空港:ANA141便 関西空港 →堺 :ラピードβ 運賃:¥940+¥8,550+¥1,500
今週末は10月の超割シーズンに当たっており、土曜日の早朝に羽田経由で帰省する。この便に搭乗するのも5回目であり、慣れたものである。
5時17分発の新宿行き急行に乗るため、東京宅から徒歩で京王八王子まで歩く。さすがに、10月も下旬に入ると、早朝は暗く寒く、季節の移り変わりを感じる。
偶々、品川での乗り換えがスムーズにいったので、今朝は、予定より一本早い京急線に乗ることができた。といっても、京急蒲田で羽田空港行きに乗り換える必要があるが、混み合う朝の空港へは、少しでも早く到着したい。
幸い、チェックイン端末も空いており、手荷物検査の列もさほど長くはなく、順調に搭乗手続きを済ますことができた。
ANA141便は定刻に羽田を出発し、定刻に関空に到着。さすがANAである。機内ではずっと目を閉じて眠ろうとしていたのだが、着陸前の数分間を除いて、ほとんど眠れなかった。
到着ゲートがいつもと違って、出口に近い場所だったことも加わって、これまた一本早い関空快速に乗れそうだったのだが、せっかくの機会なので、ラピード、それもスーパーシートに乗って堺に帰ることにした。ラピードのスーパーシートなら私でも乗れる。
南海の切符売り場で、ラピードの切符を買おうとしてカードを出したが、”現金しかダメです”とあっさり言われてしまい、財布の底から現金をかき集めるはめになった。空港で切符を買うのにカードが使えないなんて、常軌を逸しているとしか言いようがない。こんなことだから、はるかに負けるのだろう。実際、近々ラピードはβ中心に運行され、どちらかというと、沿線特急の色彩が強くなるらしい。
とはいっても、噂に違わず、楕円形を基調にまとめられたラピードの内装は素晴らしい。スーパーシートの座り心地も満足できるものである。そして、悲しいかな空いているのがとてもうれしい。
関西空港から堺まで、いつもの倍の運賃を払って帰宅したが、たまには、このような贅沢もいいものである。