東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

下りムーンライトながら 大垣バトルの思い出

2012-11-10 21:08:52 | Weblog
大垣バトルとは、終点大垣駅で列車を乗り換える時の席取り合戦のこと。

映像は、2005年8月6日(土曜日)の朝6時前、下り臨時ムーンライトながらを終点大垣で下車して、隣のホームの普通姫路行き(3203F)に乗り換えた時の様子を、実際に大垣バトルに参戦しながら記録したもの

ダッシュしながら携帯電話で撮影したので、見苦しいのはお許しいただきたい。

この時は、終点大垣手前で、トイレを兼ねて先頭1号車のデッキに立って準備運動をし、大垣に到着し扉が開くや(1’29”)一斉に跨線橋向かってエスカレータを駆け上がった。

そして、跨線橋をダッシュして、今度は階段を駆け下りて、2番線に停車中の普通姫路行きの転換クロスシート窓側に無事着席できた。
【大垣駅構内図】

そして、後から後から、乗客がやってきて、ものの1~2分で満席になってしまう。10両編成のムーンライトながらから降りた多くの乗客が4両編成の普通列車に乗り換える訳なので当然と言えば当然だが。

大垣で座席に炙れてしまうと、米原までの30分間は立って移動することなるが、ほんの30分、座れなくとも大きな痛手ではない。それよりも、大垣バトルのカオス状態で怪我をしたり、させたりする事の無いように充分注意しないといけない。

残念ながら、今では、ムーンライトながらは青春18きっぷシーズンの限られた期間しか運行されないが、それでも、ムーンライトながらが大垣に到着すると、早朝から、このような光景が展開されているはず。


大垣バトルに勝つためには?

大垣バトルでは、到着前に何号車のデッキに立つかで明暗は分かれる。

エスカレータに近い側は、1号車後ろあるいは2号車前の扉、階段に近いのは3号車である。岐阜を過ぎてしばらくしたら、トイレを兼ねて、デッキに立つのが良いと思う。これでほぼ、米原までの着席は保証されたようなものである。

しかし、大垣~米原の座席を確保するために、岐阜~大垣では、混雑しているデッキで約15分、立って過ごすことになる。これをどう評価するか?

大垣到着までゆっくりして、大垣バトルを全く無視し、大垣~米原の30分間を立って移動するのと15分しか違わない。小生は、この15分差は意味があると考えて、大垣バトルに挑んできたが、人それぞれの考え方があるだろう。

さて、座席が後ろの方の号車だった場合にはどうするか?

実際にムーンライトながらに乗車すれば分かるが、名古屋を過ぎたあたりから、大垣バトルに備えて、前方車両に向かって通路を移動する人々がいる。

これは、小生は、あまりお勧めできない。

大垣~米原の30分間座るために、名古屋~大垣の30分間立っているのは、全く意味が無いと考えるからである。それに、名古屋を過ぎたあたりでは、まだ、お休み中の乗客も多い。荷物を持って通路を延々移動すると、通路側の座席で眠っている人の安眠を妨害してしまうかも知れない(小生も妨害されたことがあった)

そんな事なら、ムーンライトながらが岐阜に到着したときに、一度列車から降りて、ホームをダッシュし、前方車両に乗り移って、そのまま大垣までデッキにいる方が余程賢明と思う。


大垣バトルを避ける方法

この様な殺伐とした大垣バトルを避けるには、一本見送って、次の列車に乗車したり(これは、実は、小生はやったことが無い)、名古屋で降りて関西本線経由で大阪に出たり、岐阜か名古屋で降りて、東海道線を逆行して、途中どこかで、米原へ直行する区間快速5701F(休日ダイヤの場合)を捕まえて再び東海道線を下る方法、また、費用が掛かっても良いなら、近鉄を使ったり、あるいは、岐阜で降りて名鉄で岐阜羽島へ出て、そこから新幹線で米原までワープする方法がある。

それぞれ一長一短があるが、休日の場合、何れの方法でも、まず、間違いなく全工程着席可能と思われる。

行き先が大阪近辺ならば、名古屋で降りて近鉄特急に乗り換えるのが、追加費用は嵩むが最も快適で速いだろう。


米原での乗り換えで注意するべきこと。

大阪方面に向かう場合、大垣バトルを経て、普通姫路行き(3203F)に乗車後、米原で新快速に乗り換える事になる。この乗換はホーム向かい側に停まっている列車に乗り換えるだけだし、新快速は12両編成なので、ほぼ確実に着席できるから、大垣での乗り換えに比べると遙かに楽である。

しかし、乗換時間は極めて短いので、乗換は素早く行う必要がある

モタモタしていると良い座席は、直ぐに埋まってしまう。おまけに、米原では扉は横のボタンを押して開けるようになっている。それを知らずに、ぼんやりと扉が開くのを待っていると、新快速は発車してしまうから注意が必要。

なお、もし、どうしても窓側の良い席に座りたいのであれば、できるだけ、後ろの方の車両に乗るべきである。米原出発直後は、後ろの車両は結構空いている。

そのため、結局、米原の乗換でも、後ろの車両を目がけてダッシュする羽目になってしまうのであるが。

新快速は、停車駅毎に乗客が加速度的に増えていき、京都手前では通路も人で溢れかえるほど混雑する。よって長距離移動するなら、できるだけ窓側席を確保する方が賢明である。

米原の乗り換えでダッシュする値打ちは充分ある。但し、冬場はホームが凍結している場合もあるので、滑らないように充分注意されたい。


ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。
予約はこちらから

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