復路:1月16日(月) 天王寺→新大阪:はるか4号 京都 →新横浜:のぞみ26号 新横浜→八王子:横浜線普通 運賃:約¥31,000(周遊きっぷ京阪神ゾーン;+指定券、寝台券)
今回は週末を挟んでの出張ということもあって、いつもなら忙しい日曜日も余裕で過ごすことができた。
そして、翌月曜日、周遊きっぷのメリットを最大限活用するべく、特急はるかで通勤する。といっても、天王寺から新大阪までのほんの短い区間ではあるが。混んでいる大阪環状線を尻目に、悠々と座って通勤できるのは、優越感にひたれる一瞬である。
出張先での仕事が無事に終わり、京都からのぞみで新横浜に向かう。
のぞみ26号という、いわゆる500系、山陽新幹線では300km/hで運行される新幹線の指定を取っていたが、京都駅で時間に余裕があったので、それより早い列車に変更しようとした。しかしながら、どの列車も、3人掛の席しか空いておらず、しかたなく、本来の列車に乗ることにする。
500系のぞみは、初体験であるが、聞くところによると、車両断面が飛行機を髣髴させる円形であるという。つまり、飛行機と同じで窓際席は少し窮屈らしい。実際に乗車してみて、そのことを実感した。特に、19時台の新幹線の乗車率は100%に近い。隣席も当然、埋まっているから、逃げようがない。
物珍しさで最高速の車両を選択したが、失敗だった。
もっとも、この500系、設計当初は、狭い空間に合わせた座席配置も検討されていたとのことである。しかし、車両運用上の問題で、座席数を従来ののぞみにあわせるべく、色々無理があったらしい。JR西日本の車両であるから、きっと、斬新なことを考えていたのだろう。そう思うと、ちょっと残念な気がする。
また、狭いといっても、在来線特急ほどではないので、やおら鞄から折りたたみ椅子を取り出して、フットレストとする。結構、これが快適である。持参して良かった。そして、ポジションが決まればいつものように睡魔がやってくる。京都~新横浜間をほとんど眠って過ごしたので、2時間はあっという間だった。
自分でも呆れてしまうほどである。しかし、出張帰りの新幹線では曝睡するのが、正しいサラリーマンの姿なのだ。