ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

特別支援学校の給食

2011-01-29 01:11:11 | 日記
ゆうやは普段、昼食は特別支援学校で給食を食べています。
小学校で給食を食べていましたが、中学校ではお弁当を持参していました。
高校生になって再び給食が復活し、私としては朝の支度がとても楽になりました。

給食では昔から牛乳が出ます。
瓶に牛乳が入っていて紙の蓋がされており、さらにその上から薄いビニールがかぶせられています。

私達健常者は、いとも簡単にそのビニールをとり、紙の蓋をとりはずして牛乳を飲んでいます。
でも、障害を持つゆうやは自分で牛乳の蓋を開けることすらできません。

給食の時間になり、牛乳が目の前に置かれ、付き添いの先生方が蓋を開けてくださっていました。

昨日の学校からの連絡ノートに嬉しいことが書かれていました。
「昼食の時、牛乳のビニールを本人が取れるようになりました。とっても喜んでいました。昼食時、話をしながら楽しんで食べるようにしています。」

先生方はゆうやの世話をしてくださるだけではなく、出来る限り自分のことは自分でできるように、細かなことまでひとつひとつ挑戦させてくださっているのです。
その御蔭で、牛乳のビニールを自分で取ることができるようになり、ゆうやは非常に達成感を味わえたと思います。

最近の給食では、ビビンバやすき焼き、グラタンなど、メニューを聞くだけで、「美味しそう♪」と思うような食事が出されます。

特別支援学校では、給食の形態を3つに分けてくださっています。
ひとつは、咀嚼できない生徒のために、出来上がった食事をミキサーなどですりつぶしたもの。
もうひとつは、少し咀嚼できる生徒のために、食材を刻んだもの。
そして最後は、普通食です。

毎日、調理してくださる方々が、この3種類の形状の給食を生徒一人一人の身体状況に応じて作ってくださっています。

ゆうやは、普通食を頂いています。
でも、前歯で硬いものを噛み切ることができないので、配膳された後、付き添いの先生にお願いして一口サイズに切って頂いています。

食事面でもきめ細やかな配慮をして頂き、ゆうやの学校生活は成り立っています。
こうした温かい配慮を頂いて、とても有難く思っています。

「明日の給食は何かな?」
ゆうやは給食をとても楽しみに学校へ通っています。


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