ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

障害児から障害者へ~不安と課題

2011-01-07 00:54:54 | ゆうやプロジェクトについて
昨日は半年ぶりに国立病院へ行ってきました。

前回の診察は夏休みにありました。
その頃、ゆうやの手足はほとんど動きませんでした。
その時の握力検査では右手が5kg、左手が0kgという結果でした。
残念ながら手指筋力の検査は、検査不可能でした。

あれから、にぎにぎボールを購入し、毎日指や掌に刺激を与えてきました。
ヘルパーさんに手伝って頂いて、エレベーターのボタンを押す練習も頑張ってきました。

そして今日、再度、同じ検査をしました。
握力は右手が11kg、左手が5kgという結果でした。
前回より数値が上がっています。

手指筋力の検査も初めて挑戦してみると、1kgという数値が出ました。
わずかですが、初めて数値が表示されました。
ちなみに私も測定してみたのですが、結果は15kgでした。

これは、ヘルパーさんに手伝って頂いて頑張ったゆうやの日々の努力の結果と考えられます。
こうして数値に表れると、比較し易く、成長の具合がよくわかります。

握力や指先の訓練なら、家庭で工夫をすれば、今後もなんとか継続することができるでしょう。
しかし、身体機能全般の訓練となると、私一人では手も足も出ません。

障害児の間は、受け入れてくれる施設もあり、リハビリを定期的に受けることができます。
従って、身体機能の維持もしくは向上を目指すことができます。

でも、*障害児が成長して *障害者となると、リハビリを受ける機会が極端に減少、或は、なくなってしまう現実が今の日本にあります。
親も年老いてきて、自分のこどもとはいえ、自分たちより大きくなったこどものリハビリをすることなどできなくなってきます。
こどもの介護さえできるかどうかー。

再度、ドクターに尋ねてみました。
「大人になったとき、ゆうやのリハビリを定期的にしてくださるところはありますか?」
ドクターはしばらく沈黙したあと、「先天的障害者には、残念ながらありませんー。」と答えられました。

そうなのです。
だからこそ、私は「ゆうやプロジェクト」を推進していこうと強く思いました。
「ゆうやプロジェクト」は、障害者の身体機能向上の実現を目指していきます。
障がい者が心身共に豊かな人生を送る為にー。


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