ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

お餅を喉に詰めたトラウマ

2011-01-12 00:58:10 | 日記
ゆうやパパの実家では毎年、お正月前に餅つきをします。
以前は、臼と杵で餅つきをしていましたが、最近は餅つき機を使用しています。
お正月に限らず、一年に何度かお餅をつくので、御蔭で私達は頻繁にお餅を食べることができます。

ゆうやはおじいちゃんとおばあちゃんお手製のお餅が大好きで、小さい頃からよく食べていました。
私はゆうやが喉に詰めないよう、小さく切っては、ゆうやの口に運んでいました。

大きくなって、ある時、スーパーで買ったお餅を食べる機会がありました。
いつも食べているお餅と少し食感が違いましたが、いつものようにゆうやの口に運びました。
ゆうやも「お餅だ~。」と喜んで食べていたのですが、急に静かになりました。

ふと見ると、ゆうやが苦しそうな表情をしています。
「あ、これはお餅が喉に詰まってしまった!」と思い、ゆうやの背中をバンバン叩きました。
ポン!と、お餅が飛び出し、ゆうやは「ふ~。」と息をして泣きそうになりながら「苦しかった~。」と言いました。

いつも上手に食べるのにどうしたことでしょう。
やはり食感が違うと勝手が違うのでしょうか。

それから2~3年の間、ゆうやはお餅をあまり食べなくなりました。
「喉に詰めたらいけないからね。」
そう言ってお正月の雑煮も野菜や豆腐だけ食べていました。

今年のゆうやは、封印が外れたかのように、急にお餅を食べ始めました。
喉に詰めないように、小さく切りました。
ゆうやも慎重に食べています。
飲み込めたことを自分で確認してから、次のお餅を口に入れています。

元来、ゆうやはお米が大好きです。
お餅も大好きなはずです。
苦しかったことが印象に残ってしばらく食べることができなかったようですが、やっとトラウマを乗り越えることができたようです。

一つ、トラウマから解放されて、伸びやかなお正月となりました。


応援して下さる方は、ポチっとクリックして頂けたら嬉しいです。
日記ブログランキングの方は、再度投票ボタンをクリックお願いします。

にほんブログ村 介護ブログへ にほんブログ村

blogram投票ボタン

日記@BlogRanking
コメント