日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



2009年の山行記録をまとめました。

 1/18(日) 大山 蓑毛から関東ふれあいの道を下社まで歩く。
 3/ 5(木)  四阿屋山 秩父の山。初めてのセツブンソウを求めて。
 3/21(土) 角田山 一度見てみたかったオオミスミソウ。可愛い花。
 4/11(土) 日影沢~城山~高尾 ニリンソウが花盛り。
 5/ 2(土)~3(日) 立山浄土山 ゴールデンウィークの立山は初めて。
 8/ 8(土)~10(月) 小蓮華山~白馬岳 念願の朝日岳を目指すも嵐で敗退。
 8/19(水)~21(金) 北穂高岳 涸沢からかなりきつい登り。下山は雨の中。
 9/13(日)~14(月) 西穂高岳 快晴で素晴らしい眺め。岩場はかなりハードだった。
 9/26(土)~28(月) 剱岳 憧れの剱岳登頂。雷鳥沢の紅葉もきれい。
10/12(月) 硫黄岳 夫と。桜平から日帰り。
10/22(木) 西沢渓谷 紅葉がきれいだった。
10/24(土) 大菩薩峠~牛ノ寝通り 紅葉がきれい。石丸峠からはかなりの下り。  
11/ 8(日) 御前山 栃寄沢から登る。あまり歩かれていないみたいだった。
11/18(水) 景信山~高尾 高尾の紅葉がまだきれいだった。 
11/28(土) 扇山~百蔵山 初冬の落ち葉の道を歩く。 
12/ 8(火)  鎌倉天園 プチハイク。
12/20(日) 笹子雁ヶ腹摺山 夫と。けっこう急登だった。予定の下山路が分からず。



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先日の扇山に続き、中央線沿線登山第二弾!
昨日は笹子雁ケ腹摺山に行ってきました。

年内に雪見をしたかったのですが、日本列島がすっぽりと冬型にハマってしまってちょっと時期を逃してしまったみたいです。
日本海側はこの前までの雪不足は何だったの~?というぐらいの大雪に見舞われているようですが、関東は連日の晴れ。
どこにしようか?
一つ予定が狂うと中々頭の切り替えができず、散々迷って駅から行きやすそうな笹子雁ケ腹摺山に行くことにしました。

夫に声を掛けると一緒に行くという返事。
自分はただくっついてくるだけなのに場所決めにもうるさく、6時間以上歩くのは嫌だとか、景色が見えないのは嫌だとか・・・。
面倒だったらありゃしない!
だから一人がいいのです。自分の思う通りに行かれるから。
でも何となく一緒に行くという雰囲気になってしまい・・・。

笹子駅~登山口~笹子雁ケ腹摺山山頂~笹子峠~甲斐大和駅

無人の笹子駅で降りたのは我々を含め6人の登山者。
バスの時間が合わず登山口まで30分ほど歩きます。
5分ほど歩いてから夫が「こっちでいいのか?」と言う。
「電車の進行方向に行くのよ。」と言うとこちらは反対だと!
自分では正しく歩いていたつもりでしたが、電車を降りたら方向感覚が狂ってしまったようです。
おかしいと思ったら早く言ってよ~!

甲州街道を30分余り歩き、墓地の脇から山道に入ります。
じぐざぐと登っていきますが、これが最初から最後までかなりの急登。
何箇所か少し緩やかになってホッとしますが、ほぼ直登で2時間。
「笹子」なんてついて何となくヤワなイメージを持っていましたが大間違いでした。
時々冷たい風が吹き上げ、汗ばんだ身体を冷やします。
極端に暑かったり寒かったりで大変でした。

ようやく山頂に到着です。
途中の木々の間から富士山が見えていましたが、山頂からは遮るものなく見ることができました。






南アルプス。
雲がかかり稜線を見ることはできませんでした。残念!


大菩薩嶺も見えます。


金峰山~甲武信ヶ岳方面。
左手奥の辺りは八ヶ岳が見える方角だと思うけれど残念ながら雲の中。

山頂ではそれほどの寒さもなく、早めの昼食。
5~6人の人がいましたが、そのうちドヤドヤと団体さんが到着。
静かだった山頂が一気に賑やかになりました。
小一時間いたので、それではと下山することにしました。

笹子峠方面に下山です。
山頂直下はかなり急でした。
途中で尾根を歩く道と巻く道に別れますが、迷わず巻き道を選択。
これがイノシシの通り道だったらしく、いたる所に穴掘りの痕!

ドドドドッと走った様子が目に浮かぶようです。


もうこんなに下りてきました。

聞けば65番鉄塔のところから甲斐大和駅に下る道があるという。
が、最後に見たのは65番ではなく64番鉄塔だったような・・・。
とうとう65番鉄塔はわからず、笹子峠に到着。
その鉄塔の所から下るという道もわかりませんでした。


旧笹子トンネル。

甲州街道峠道の標識に導かれ、緩やかに下っていきます。

が、途中で林道に出、どちらに行ったものか?わからない・・・。
夫はこっちではないか?と言うが、あっちに看板があり見ると「治山工事のため立ち入り禁止」
仕方なく舗装路を歩くことに。
しかしくねくね曲がった舗装道路を歩けば大変な時間がかかるので、下を覗いて歩けそうな所はショートカット。

半分ぐらい下った清水橋?のところで峠道の出口発見!
「だからこっちと言っただろう。」と夫。

ずいぶん遠回りをしてしまったみたいです。

通行止めになっているらしく車は通らない、人も歩いていない道を二人で2時間かかって甲斐大和駅まで歩きました。
こういう時は二人で良かった~と思いました。

ほかの人たちはちゃんと鉄塔沿いの道を下ったのでしょうか?
地図には書かれていない道だそうです。


登っているときは暑く、風に当たれば寒く、帰ってきたら少し頭痛。
今日はのどが少し変です。






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昨日はお天気が良かったので鎌倉の天園に行ってきました。
獅子舞の谷~建長寺を歩いてきました。
やっぱり獅子舞谷のカエデはもう見頃を過ぎていましたが、まだきれいでした。

鎌倉は相変わらず混んでいます。
下りの電車も同時に到着していたので、まるでラッシュアワーのようでした。
家を出るのが遅くなってしまったので、鎌倉宮までバスに乗りましたが、バス待ちの時間を考えると歩いても同じようだったかも。


獅子舞谷は道がぬかるんでいて滑りやすいです。


まだ紅葉がきれいに残っていました。


グラディションがきれいです。






山にもたくさんの人が入っていました。




稲村ケ崎と相模湾。
午後になるとやはり霞がかかってしまいます。


鎌倉市の最高地点の大平山山頂。(159m)


展望台から。
太陽の光で海がキラキラときれいでした。


半僧坊の紅葉もきれいでした。

建長寺から鎌倉駅まで歩きました。
休憩入れても3時間足らずのプチハイクでした。



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中央線沿いのこの辺りの山はほとんどまだ登っていないのです。
10年近く前に高川山に登ったぐらい。
駅から直接登れる山も多く登りやすいけれど、ついつい後回しになっていました。
扇山へ登る梨ノ木平登山口までのハイキングバスが、11月までの土日祝日でお終いになると知りました。
明日はお天気が崩れると言うし、行くなら今日しかない!
ということで行ってきました~。

鳥沢駅=梨ノ木平登山口~扇山~百蔵山~百蔵山登山口~猿橋駅

鳥沢駅前に停まっているバスはゴルフ場行きのバスで、登山口行きのバスは通りに出て左手に少し行ったところにバス停があります。
初めてだとちょっと分かりにくいです。
午前9時発のバスには私を含めて6人の乗客でした。
バスの中から富士山がきれいに見えますと運転手さんが案内をしてくれました。
山頂に着くまで持ってくれるといいけれど・・・。

梨ノ木平登山口にはトイレもあります。


1時間ほど登ると南西側が開けている場所があり、富士山が見えました~。


雑木林をジグザグと登り、尾根にたどり着きました。
木々の葉は落ちて初冬の様相です。


1時間半で扇山山頂に着きました。
だだっ広い山頂です。
バスに乗らずに駅から歩くと、プラス1時間となります。


御正体山の奥に富士山。
頭しか見えなくなってしまいました。


最初は4~5人しかいなかったのですが、扇山は登山口があちこちにあり、だんだん人が集まってきて20人以上になりました。


最初はこのまま別のルートで下山の予定でしたが、まだ時間もあるし百蔵山(ももくらやま)に登っても3時間で下ることができるので、百蔵山を周って行くことにしました。

扇山の隣、大久保山から一気に300m以上下ります。
かなり急坂で落ち葉の敷き詰められた道は滑りやすく、足の爪も痛くなってしまいました。


下りきるとしばらく平坦な道が続きますが、今度は百蔵山への登り返しです。
これがものすごい急登!
崖のようになっている訳ではないのですが、落ち葉もあり滑り落ちそうでした~。

ようやく百蔵山の山頂に着きました~。
ここも扇山と同じようにだだっ広い山頂です。


富士山はすっかり雲の中に隠れてしまいました。

手前の山々は神楽山、御前山、馬立山。その左後方は九鬼山と思われます。
右手手前の山は高川山。
その間を御正体山の方に向かって富士急行が走っております。

だんだん雲が広がってきて、山々も薄ぼんやり。


百蔵山からは猿橋に下ります。
山肌の紅葉はもう枯れ葉色? 日差しもないのできれいではありません。



桂川の紅葉。


途中から舗装路になり、またバスの時間も合わず、駅までのアスファルトの道を1時間近く歩き疲れてしまいました。


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高尾の紅葉はどうか?
雨が上がった昨日、景信山から城山、高尾山と歩いてきました。

景信山は静かだったけれど、平日というのにけっこう人が歩いていて、城山もかなりのひと。
高尾はたくさんの人で賑わっていました。

小仏から景信山に登ります。
尾根に出ると色付いた雑木林が明るく、遠目にはまだ紅葉がきれいに見えます。


登り始めはまた雨が降りだすのではないかという空模様でしたが、東からだんだん雲が切れていき、景信山に着いた時には青空になっていました。

北高尾山稜。


北東方面。西武ドームも見えます。


東。新宿方面? ビル群が見えます。
ずいぶん遠くまで見渡せました。


大山。
丹沢、道志方面は雲がなかなかとれません。
富士山も見えません。

城山へ。
景信山ではお茶屋さんはお休みでしたが、城山では営業しておりました。
おでんを食べました。500円。
美味しかったです~。
おでんを食べながら何気なくそばの木を見ると!

えぇ~?!
ここは私有地だったの?!
知らなかった・・・。
ここで火を使わなくてよかった~。


城山から高尾山。

一丁平。
立派な展望台ができておりました。
そういえば前に来た時工事途中でした。


どこかのおじさんが「今日は江の島の向こうに大島が見えるよ。」と教えてくれました。
私は近眼でめがねをかけていても肉眼で見難く、写真で江の島がわかりましたが大島まではわかりませんでした。
目のいいおじさん!
                        江の島 ↓


高尾は相変わらずすごい人!
平日でこれでは休みの日はどうなっちゃうんだろ。

まだきれいに色付いている木もありました。


高尾の展望台から富士山が辛うじて見えました~。
でも半分以上雲に隠れています。


下山はどうするか?
ケーブルカー沿いの紅葉も見てみたいと思い、4号路からケーブル駅に向かいました。
4号路は現在工事中で、
深山橋の先(下から登るときは深山橋の手前)で階段が取り付けられ、1号路に合流するようになっています。
この階段がかなり急で金属の手摺が冷たいこと!

 

ケーブルカーは30分ぐらい待ちました。
おまけにギューギュー詰めで周りの景色を見るどころではありませんでした。
これだったら稲荷山コースかイロハの森コースで下ればよかった。

昨日はヘリコプターがずっと飛んでいて何かあったのかと思っていたら、高尾でNHKの中継が!
明日(今日)中継するのでその準備をしているということでした。
さっき「お元気ですか日本列島」でやっておりました。
二元中継ということでしたが、今日は雨のためヘリが飛べず、昨日の映像を流していました。
ヘリからは色付いた山肌がきれいに見えていました。



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奥多摩の紅葉もずいぶん下まで降りてきているようです。
どこに行こうか?
いろいろ候補はあるのですが、散々迷って昨日は御前山に行ってきました。
以前春に行った時には奥多摩湖から大ブナ尾根~湯久保尾根を歩いたので、今回は境橋から栃寄沢を登ることにしました。

奥多摩駅に降りると一斉に登山者がバスに走ります。
鴨沢西行きのバスは2台でした。
10分ほどで境橋に到着。下車したのは私を含め3人でした。
境橋はトンネルとトンネルの間に架かった橋の真ん中に停留所があり、初めて降りたのでどっちに登山口があるのか?わからない・・・。
一緒に降りた人に聞きました~。
70代と思われるおじさんと少し若い男性登山者。それぞれ単独です。
若い男性は足の速さが違うのでさっさと行ってしまいましたが、おじさんは奥多摩にはずいぶん通っているようで、コースについていろいろ親切に教えてくれました。

私は栃寄沢に沿って登るつもりでいたのですが、そのおじさんによると、林道沿いに登るのが一般的で、沢沿いは今はあまり登られていないらしい。
この近辺に熊が生息しているらしく、通行止めになっているだろうとのこと。
最近もうろついていたとの目撃情報もあったようです。
(奥多摩は全山熊注意ではありますが)
でも「通行止め」ではなく「通行注意」になっていますよ(立て看板)と言うと、
それなら一人ではイヤだけれど二人なら行ってみようかと言います。
しかし~私だって若くないし女だし・・・。
そんなわけでおじさんをその気にさせ、栃寄沢に足を踏み入れたのでした。

おじさんは3年ぐらい前まではこの栃寄沢が好きで何度か登ったらしい。
最初は藪が生い茂っておりました。
やっぱり戻りましょうか~?とちょっと弱気になります。
二人でカウベルをガランガラン鳴らして歩きました。
おじさんが北海道の山に行った時、現地のガイドさんはヒグマ避けに5分置きぐらいに『ホッ!ホッ!』と大声で叫ぶと言い、同じように『ホッ!ホッ!』と叫んでくれます。
そして『これは!まだ新しい痕だ!』と掘られた土を見つけました。
おじさんの予想ではイノシシではないか?とのこと。
あわてて二人でガランガランと鳴らします。
そんな土の掘られた痕を何箇所か見つけました。


黄葉はまだ中途半端です。
沢沿いの道はいい感じなんですが・・・。

小さな滝?もいくつかあり・・・。




熊とイノシシの影に怯えながら無事栃寄ノ大滝まで到着しました~。




そして林道に合流。
何と!
こちらの栃寄沢の入り口立て看板には「通行止め」とありました!



林道を少し行くと東屋がありました。
近くにトイレもあります。
このあたりの紅葉はきれいでした。

ここからまた登山道に入ります。
もうそれほど熊やイノシシの心配はなさそうでした。
コースは後ろ姿が見えるだろうから自分のペースで歩けばよいと気遣っていただきました。


森はもう晩秋の趣き・・・。

一帯は奥多摩都民の森として整備されていて、時々「体験の道」と交差します。
東屋もありました。



ようやく御前山避難小屋が見えました~。


御前山山頂。


おじさんはゆっくりだけれどしっかりとした足取りで休みなく歩きます。
私は時々立ち止まって休んだり写真を撮ったりして徐々に離され、私が山頂に着いた時にはおじさんはおにぎりをほおばっておりました~。
一緒に歩いていただいたお礼を言い、私は小一時間ほど山頂で過ごしましたが、おじさんは食べてからほどなく同じ道を下山していきました。

さて、下山ルートはいっぱいありますが大ブナ尾根を下ることにしました。
しかし、こんなに急だったかな~?と思うほど急坂!
しかも、落ち葉が道を覆い、うっかりすると落ち葉で隠れた石ころや木の根に乗っかり転びそうになります。
足を捻ったりすると大変!
慎重に下りました。



中腹辺りから紅葉も鮮やかになってきました。
が、お天気がそれほど良くなかったのでイマイチ。




























奥多摩湖が見晴らせる場所がありました~。
前に来た時はこの場所に全然気がつきませんでした。


樹林帯の最後の下りもかなり急でした。
思ったより時間がかかってしまいました。

下山後、30分ほど湖岸を歩いてみました。



湖岸の紅葉もだいぶ進んできたようです。




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一昨年、奈良倉山から鶴寝山を歩いた時に、大菩薩峠からの『牛の寝通り』は広葉樹の気持ちよい歩きが楽しめると知り、また日帰りも可能らしいとわかり、紅葉の季節に是非歩いてみたいと思っていました。
ただあまり人通りの多くない場所なので、一人で歩いた場合クマが心配。
夫に行かない~?と聞いてみたら「悪いけどあまり興味ない。」とにべもなく断られてしまいました。
夫は硫黄岳の次の週も今度は阿弥陀岳に行き、私は「2週間続けて八ツは行きたくない」と断ったので、そのお返しをされた感じ・・・。

紅葉の季節の土日なら全く人通りがないことはなかろうと、鈴とカウベル合わせて3つ付けてガランガラン音を鳴らしながら歩いてきましたが、時々すれ違う人もあり、また大菩薩方面から行く人もいて心配は無用でした。

紅葉は上日川峠ぐらいまではきれいでしたが、それより上はもうおしまい。
牛の寝通りも玉蝶から榧ノ尾山あたりが全山紅葉という感じで素晴らしかったです。
このあたりの紅葉は黄色が主体で派手さは無いけれど、柔らかい色合いの林の中の歩きは気持ちがいい。

西沢渓谷と同じ塩山で下車。
西沢渓谷行きのバスはこの前の倍以上の人が並んでいました。
大菩薩へはバスの時間は合わず、また夕方前までには小菅に下りたいので、タクシーで福ちゃん荘まで乗せていってもらいます。(5750円)
そうすると大菩薩峠まで1時間足らずで行くことができます。

福ちゃん荘~大菩薩峠~石丸峠~榧ノ尾山~大ダワ~小菅

大菩薩峠。
定番写真です。
けっこう人が入っていましたが、ほとんどの人は大菩薩嶺に行きます。


熊沢山まではほんの少しの登り。
富士山が見えましたが、空は高曇り。
前日の天気予報では日本列島の真ん中にお日様マークがあったはず・・・。


下りきったところが石丸峠。
天狗棚山と狼平も気持ちよさそうです。


小金沢山最高点。富士山。


石丸峠。
何人かの登山者もいてホッとしました~。
天狗棚山には登らずに途中から牛の寝通りに入ります。


ジグザグと下ります。
この辺りの紅葉は終盤で枯れている葉も多い。

この後も、ほとんど下り。玉蝶辺りで少し平らになりますがまた下り。
紅葉もだんだんきれいになってきました。

下りがほぼ終わり平坦な道が続きます。
紅葉の樹林帯を歩きます。






おじさんパーティと時々前後します。




榧ノ尾山に着きました。
伐採で開けています。ここで一休み。
15~6人のグループが休んでおりました。



再び樹林帯に入り、寝た牛の背中のようなほぼ平坦な道を歩きます。

















榧ノ尾山を過ぎてから、少し緑の割合が増えたような気がします。




どこまでも続きます・・・。

モミジの紅葉進行形?


突然開け、大ダワに着きました~。
このちょっと先に小菅に下る分岐点があります。 



この辺りも大分色付いてきてきれいでしたが、まだ緑も多く見頃にはもう少し。


後は小菅まで下るばかり。
高指山からは植林の薄暗い道をジグザグと一気に下ります。

大菩薩峠からわずかな登りがあったほかはずっと下り。
小菅に下る途中から足のつま先が痛くなってきてしまいました。
下りばかりで楽なコースと思っていましたが、下りばかりというのも結構きつい。
剱岳、硫黄岳の登山では起らなかった筋肉痛。久しぶりに腿とお尻が痛いです。


バスの時間まで少しあったので小菅の湯で汗を流して帰ってきました。

晴れ予報を信じて行きましたがずっと曇り。
上野原駅に着いた時には雨が降っていましたが、歩いている間は降られなくてよかったです。
でも紅葉の写真もイマイチ。
やっぱりきれいに撮れませんでした。




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先日、りんごのほっぺさんが西沢渓谷に行かれて、紅葉が見頃になっているらしいと知り、私も昨日行ってみました。
若いころに一度行ったことがありますが、紅葉の時期にもう一度行ってみたいと前から考えていました。

紅葉の季節には平日にもバスが出ているというので、塩山駅からのバスに乗ります。
休日はかなり混むらしい。
バスはほぼ座席が埋まるぐらいの人でした。
が、車で来る人や団体さんもいて、平日でもかなり賑わっておりました。

周りの山々もきれいに色づいています。






紅葉と滝。
絵になる素材ですが・・・ちっとも絵になりません。



竜神の滝。


沢沿いに歩きます。
足元注意!
うっかり滝や紅葉に見とれていると、路肩から落ちそうでけっこう神経を使います。





周りの紅葉に見とれます。
淡いグラデーションがきれいです。

一番奥にある七ツ釜五段の滝に着きました。

かなりの水量です。


ぐるりと周ると五段の滝上部が見えます。

ここから階段を一気に上ります。
これがけっこうつらい!



鶏冠山。




旧森林軌道跡のほぼ平坦な道を一時間ほど歩きます。
よく整備されて道幅も広いのですが、やはり紅葉に見とれたりカメラに夢中になっていると道を踏み外す恐れあり。
ちょっと飽きがくるころ、バス停への近道を見つけました。
うっかりするとこの小さな立て札を見逃してしまいそうです。






ネトリ橋より。
すっかり日が傾いてしまいました。

朝のうち晴れていましたが、案外雲が多く紅葉もイマイチきれいに撮れませんでした。<と言い訳してみる。

緑の葉も多く、まだまだ紅葉は楽しめそうです。



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連休最終日、八ヶ岳の硫黄岳に行ってきました。
今回は単独ではなく、久しぶりに夫と一緒です。

剱岳登頂後、半分燃え尽き症候群状態になり、次の山行がなかなか決められなかった私に、これまた連休を外して北アルブス行きを考えていたものの、お天気や休みの兼ね合いが上手くいかず北ア行きを諦めた夫が、硫黄岳に一緒に行くか?と声を掛け・・・。

できれば一泊して登るのがベターなのですが、連休の混雑がイヤな夫、桜平からの日帰り登山とします。
八ヶ岳に登るには、東西に登山口はいっぱいあるのですが、硫黄岳は桜平まで車で入ると日帰りが可能です。


朝一番の特急あずさで茅野まで行き、タクシーで桜平まで入ります。
私がこの話に乗ったのはこのタクシー代。
一人で乗るより二人ならもったいなくないから・・・。
ちなみにタクシー代は7200円(片道)でした~。

桜平~夏沢鉱泉~オーレン小屋~夏沢峠~硫黄岳~赤岩の頭分岐~オーレン小屋~桜平

桜平から歩き始めます。
沢にかかる橋を渡ったところに簡易トイレが設置されています。
トイレットペーパーもついていました~。
林道歩き30分ほどで夏沢鉱泉に到着。
夏沢鉱泉に泊ると茅野駅までの送迎をしてくれるそうです。
そうするとタクシー代を宿泊代に回すことができるので、日程に余裕のある時などは泊るといいですね~。

連休最終日もお天気に恵まれ、澄んだ青空にわずかな黄葉!
期待も高まります。


朝は冷え込んだらしく、落ち葉に霜が付いていました。

     スギゴケ









これはスギゴケの花?

八ヶ岳の樹林帯はコケがきれいです。



オーレン小屋で一休みして夏沢峠から硫黄岳を目指します。
オーレン小屋から夏沢峠までは20分のコースタイム。
そろそろ着くだろうと思っていると、唐突に小屋が現れびっくりします。
八ヶ岳は山小屋があちこちにあり心強いです。
小屋の後ろに硫黄岳。
爆裂火口を見上げます。すごい迫力です。


硫黄岳までジグザグと登ります。
お昼をとっくに過ぎ、だんだんガスが湧き上がってきて雲も多くなってきました。
早くしないと見晴らしが・・・。
やっぱり歩き初めが10時というのは遅過ぎです。


だいぶ登ってきました。
夏沢峠、縞枯れ模様の箕冠山の向こうに根石岳、東西天狗岳も見えてきました。

ようやく山頂に到着です。
硫黄岳の山頂はのっぺりとだだっ広い山頂です。

爆裂火口の部分が抜け落ちています。




下の方も一気に崩れ落ちています。
写真ではなかなかこの迫力を伝えることができません。

残念ながら赤岳、阿弥陀岳は雲がかかってしまっていました~。
この眺めを見たいがために登ってきた夫はガックリ。
南北アルプスの展望も期待していたのですが・・・。
やっぱり山は午前中勝負です。


日帰りで遅くても4時半には桜平に下りなければ。
あまりのんびりもしていられません。
30分ほど赤岳の雲の取れるのを待っていましたが、ますます雲は多くなるばかり。
諦めて下山です。

赤岩の頭手前の分岐から下山です。
こちらの登山道はけっこう急で登りは大変そうでした。


紅葉は桜平の辺りがまだ見頃で夕陽に照らされてきれいでした。



桜平から見る紅葉。

桜平までの山肌の紅葉もきれいでしたが、この辺りは車で通り過ぎてしまうところなので、ちょっと残念です。


八ヶ岳はシラビソなどの常緑樹が多く、紅葉はあまり期待していなかったので眺望だけが楽しみでしたが、雲が多く少し残念でした。
連休ということで泊りを避けたのですが、やっぱり一泊して朝早くから登りたいところです。
朝のうちは富士山も見えていたと聞きました。


帰りのタクシーを呼ぶのに、夏沢鉱泉で携帯をかけましたが繋がらず(アンテナ1本)夏沢鉱泉の宿の人が電話をかけてくれるというのでお願いしました。(100円)
タクシーが上がってきてくれるのに3~40分かかるというので、桜平に着く前にと思ったのです。
行きのタクシーの運転手さんは桜平で繋がると言っていましたが、桜平でもアンテナ1本でしたから、あまり当てにはできません。
場所によっては繋がるところもあったかもしれませんが、夏沢鉱泉でかけてもらってよかったと思いました。



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かれこれ35年前、別山で初めて対面して以来、剱岳はずっと憧れの山でした。
雄山から縦走し喘ぎ喘ぎ別山に登りついたとたん、目の前に威風堂々と聳える剱岳。
正にご対面~という感じです。
ホントに感激でした!
この時は大雨になり登らずに帰ってきました。
その後も近くまで行ってもお天気悪く、登る機会はありませんでした。

そんなこんなでアラ環の今。この岩山に実際のところ登れるのか?
それなのに憧れの山への思いは募るばかり・・・。
よほど個人ガイドを頼んで登ろうかと思いましたが、少しずつ岩場の経験も積み体力も何とかなりそう。
聞けばクサリ場足場はしっかりとしているとのことで、思い切って出掛けました。
ホントは何かあった時に、それ見た事か!と言われないためにも50代のうちに登っておきたかったのですが、諸事情ありようやく登頂の運びとなりました~。

行くについては、今回初めて『フリーきっぷ』というものを知り、お値段もお得だし何より寝台が利用できるというのが嬉しい!
それこそ40年前、初めて一人旅でアルペンルートに行った時に寝台車に乗って以来なのです。

シルバーウィークはどこの山もかつてないほどの混み具合だったらしく、そのすぐ後の週末は空いているだろうと思っていましたが、やっぱり同じ思いの人はいるものですね~。
寝台列車は残り7席、しかも禁煙車は空いていないという。
でもみんな寝る時間なのだから煙草ばかり吸っている人も無かろうと・・・。
ぜんぜんノープロブレムでした~。

富山からは室堂までやっぱり往復切符を買います。
この方が帰りの手間要らずだし何より安い!(最近遠出ばかりなので・・・。)
ホントはアルペンルートをこっちからあっちへ抜けた方が楽しめるのですが・・・。

さて!
立山のケーブルの待ち時間は30分。
その後はスムースにバスに乗れました。
途中の弥陀ヶ原の紅葉もだいぶ色付いていてきれいでした。
室堂の草紅葉は終盤です。

立山

みくりが池
剱岳がほんの少し、顔を覗かせています。

今回は剣山荘まで雷鳥坂を登ります。
雷鳥平までぐ~っと下るのが辛いところです。帰りはここをまた登り返さなければなりません。
雷鳥沢の紅葉は見頃でした!

キャンプ場越しに雷鳥坂。
真中のジグザグを登り、先ずは鞍部にある剣御前小屋を目指します。






称名川にかかる橋を渡り、いよいよ登ります。
左手に行くと新室堂乗越、大日岳方面。
帰りはこちらから下りました。



ナナカマドは葉も実も真赤です。




雷鳥沢の紅葉は模様みたいで面白い。













だいぶ登りました。
室堂や地獄谷が見渡せます。


ようやく剱御前小屋に到着。
剱岳にご対面!
晴れていても雲が多く、一瞬の雲の切れ間に姿を現した剱岳を撮りました。


食事をして、まだ小屋に向かうには早いので、別山を往復することにしました。
真砂岳、雄山への縦走路。


別山途中からの剱岳。
絶えず雲が湧き上がり、なかなか立派な姿をきちんと見せてくれません。




剱沢の紅葉もいい感じでした。⇒
(写りが悪いですが)

剱御前小屋から剣山荘に向かいます。
剱御前山腹の道はガレ場が4~5ヶ所あり歩きにくかった。

剣山荘は一昨年新しく建て替えられ(雪で倒壊したため)とても明るくてきれいでした。
シャワー室もありカーテンで仕切られ3人が同時に使えます。(もちろん男女別)
汗を流しさっぱりしました。
週末ということでそこそこ登山者はいましたが、余裕のお布団。
気持ちよく寝られました。

翌日!
いよいよ剱岳に登ります!
半数ぐらいの人たちは、渋滞を避けようと朝食を取らず早くに出発しましたが、私はしっかり食べてから出発しました。
かえってその方が渋滞はしないだろうと思ったからです。
それにちゃんと食べないと力が入らない。
思ったとおり・・・
ゆっくりペースな私は、後から来る人に次々に抜かされ、渋滞どころか置いてきぼりの目に!

一服剱までは30分ほど。
一応クサリ場もありましたが、まだ大したことはありません。

一服剱を過ぎると傾斜もきつくなります。




前剱に着きました~!


前剱を過ぎるといよいよ道は厳しくなります。


登りと下りで道が別に付けられ、この岩のトラバースは登りの時だけ通ります。
恐そうに見えますが、足場もしっかりしているので見た目ほど怖くありません。
でもこうして人が通っているのをみるとヒヤヒヤします。
特にこの男の人は片手にカメラを持ち、3点支持が出来ない状態でした。












剱岳の頭が見えてきました。
が、まだまだ道のりは遠い・・・。
厳しいクサリ場が続きます。








平蔵の頭のクサリ場。
7番目のクサリ場だそうです。
いちいち何番目とか覚えていませんでした。

足の掛かりにくいところは、こうして鉄杭が打たれているので安心です。








クサリ場を越すと、ついに山頂が間近に!
最後のクサリ場、『カニのタテバイ』が見えます!






何人か取り付いています。(クリックで拡大)

そして、こちらは下りのコース。
『カニのヨコバイ』を通ろうとしている人が見えます。
(クリックで拡大)














さあ!
いよいよ自分の番になりました!
気合いを入れて取り付きます。

少し足の届きにくい場所もありましたが、何とかクリア~!
途中で下を見ましたよ!
「おぉ~っ」と思わず声が出ました。
ちょっとスリルを味わいました。





上まで登りました!
下を覗きます。



タテバイが終っても山頂ではないのです。
ガラガラの道を30分近くかかってしまいました。

そして、ついに剱岳山頂です!







ちょっと雲が多く、すっきりと見渡せなかったのが残念です。
剱沢と別山。立山と浄土山が辛うじて見えました。
このあと雲に隠れてしまいました。



八つ峰の険しいギザギザ。後立山の山々。


雲の晴れるのを期待して山頂には45分いたのですが、遅くなるといけないので諦めて下山です。

いよいよ『カニのヨコバイ』
聞けば最初の足の掛けるところが難しいらしい。
先ごろもここで滑落事故が起こっています。
私は安心グッズを用意していきました。

鎖を伝って下っていきます。
さてヨコバイに差し掛かり・・・。
どこにどうしたものか?
ちょっと戸惑います。
が、
よくよく下を覗き込むと
ちょうど良い具合に、1~2センチほどの出っ張り(?)が!
長さは10センチぐらい。
出っ張りというより削ってある感じかも。
2か所ありました。
そこに先ず両足を乗せ、横に移動します。
この時絶対足を滑らせない!滑ったら落ちます!

あとは足が納まるスペースがあり楽に移動できました。





























更に鎖を伝って下りて行き、ハシゴを下ります。

これでここの難所はおしまい。
トイレがあるということで覗いてみましたが、使えそうもなかったです。
携帯トイレを持っている人への注意書きがありました。
小屋まで頑張るしかありません。


帰りもまだまだクサリ場は続きます。
事故は下山に多いという。
まだまだ気を抜けません。

このクサリ場も行きと帰りでコースが違います。
行きは左側の窪みからまっすぐ下り、横にトラバースして合流します。






雲が相変わらず多く、夕方には一雨きました~。

剣山荘に無事戻り、お腹が空いたのでカレーライスを食べ、剱御前小屋に向かいました。
もうほとんどの人は帰ってしまっていて、宿泊者の中ではきっと私が一番遅い帰りだったのではないでしょうか?

剱御前小屋までの登り道はしんどかった~!
でも翌日の帰りのことを考えると、なるべく早く帰れるようにしておきたい。

剱御前小屋はゆったりでした。
晩御飯はカレースープが出て美味しかった!

興奮していたのか?あんまり寝られませんでした・・・。

ついに登れた憧れの山。
登る前は不安もあったけれど、怖いところと覚悟して行ったためか?、ヒヤッとしたり怖くて登れなかったりということはありませんでした。
それより案外面白かった。
鎖もしっかり付いていたし、足場もしっかりしていたし、3点支持を守って慎重に歩きました。

翌日。
稜線はくっきりと見えましたが、出発と同時に雨!
今年はよく雨に降られます。レインウェアが大活躍です。





下山は新室堂乗越を行きました。
こちらの方が楽で、左手に雷鳥平を見ながら歩けます。

8時半にみくりが池温泉に行ったら、お風呂は9時からだという。
それなら我慢、と8時40分のバスに飛び乗り帰ってきました。
家ではあっしゅが一人でお留守番をしているので、なるべく早く帰ってあげたかったから・・・。
でもいつものことだけれど、留守をすると顔を忘れるらしく逃げて行きます。
1時間ぐらい遅くなっても温泉に入った方が良かったかな~。
悩ましいところです。


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