日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



8年前にヒバクラ登山口から森吉山に登りましたが、山人平のお花(チングルマ)はほぼ終わり綿毛ばかりでガッカリでした。
その時は阿仁スキー場方面にゴンドラで下山したのです。
少しのアップダウンはあるものの標高差もあまりなく、ゴンドラの往復ならまた森吉山に登れるんじゃないか?と思い、今度こそ山人平の一面のチングルマを見てみたいとお天気やら宿泊施設やら散々チェックしていたけれど中々うまくいかず。
今年は諦めようかと思っていましたが、20日からの大人の休日俱楽部パスが始まるタイミニグで宿が取れ、少し遅いかな~と思いながら行ってきました。

20日は角館に前泊、始発の秋田内陸線に乗り阿仁合から乗り合いタクシーでゴンドラまで、21日は下山後森吉山麓のホテルで後泊、2泊3日の山旅です。
いくら緩やかなアップダウンとは言え、今の私はどのぐらい時間がかかるものか?
山人平まで行けば更に時間がかかる。
帰りの時間を気にしないでゆっくり登ろうと下山後のホテルを予約したのは大正解でした。

ゴンドラ開始の時間8時45分ごろ乗り合いタクシーで到着したら、すでに車で来た人たちでいっぱいで建物の外まで並んで待っていました。
ゴンドラ開始時間が遅いのに更に30分ほど待たされました。
泊りでよかった~。

歩き始めると早速アカモノやゴゼンタチバナ。


チゴユリとマイヅルソウ


シラネアオイが残っていました。
ちょっと嬉しい。

タニウツギ

もうニッコウキスゲが咲きはじめていました。

森吉山の山頂が見えてきた。

オオバキスミレ            ウラジロヨウラク

ハクサンチドリ            イワカガミ

湿地帯にヒナザクラがいっぱい


ヒナザクラは可愛い         イワイチョウ

そんなに苦労することなく避難小屋に到着しました。
避難小屋から山頂



山頂手前の稚児平ではまだ一面のチングルマが残っていました。


でもそろそろ終盤・・・



綿毛

コースタイムより時間はかかったけれど、予定していた時間で山頂に到着しました。

山頂から。奥は八幡平


奥 岩手山?


避難小屋とゴンドラ山頂駅の建物も見えます。


山人平


休まずに先に山人平へ。
山頂斜面にはヒナザクラやイワカガミがいっぱいでした。


ミツバオウレン

ミズバショウ             ショウジョウバカマ

コバイケイソウ             アオノツガザクラ

山人平の手前の湿原ではチングルマの群生が

が、山人平ではやっぱりもう遅かったか・・・

ヒバクラ岳

山人平から森吉山山頂。
ここが一面お花畑になるんですがね~。
斜面にはまだ少し雪が残り、2か所通過しました。

山頂への登り、8年前は30分ほどで登れたけど今回は休み休み1時間かけて登りました。
一度大きく下ると次の登りの時に足がついていかなくなるんですよね。
山頂で少し遅めの昼食をとってゆっくり下山しました。
山人平のお花にはあと5日か1週間早かったら良かったかな~?
でも稚児平ではまだきれいに咲いていてくれてよかったです。



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坂戸山に咲くカタクリを見に行ってきました。
最近、あまりアップダウンの山を歩いていないので低山だけどそれなりに標高差のある坂戸山に果たして登れるのか?
もし無理なようなら引き返してもいいと思い行くことにしました。
情報によると六万騎山のカタクリはもう終わっているらしいので坂戸山だけにします。
そうすれば朝一で出掛けなくても済みます。

先週と同じ電車に乗っていきましたが土曜日は日曜日より少し混んでいて、最初座れなかったけれど次の駅で空きができ座ることができました。
日曜日の方が空くのかな~?

越後湯沢駅で上越線に乗り換え六日町で下車です。
坂戸山に行くのだろうと思われる登山者がいっぱい。
六日町から登山口まで20分ほどの歩きです。
登山口には車もいっぱい停まっていました。

コース  登山口~(城坂コース)~桃ノ木平~坂戸山~(薬師コース)~登山口

薬師コースは階段ばかりできついので今回も城坂コースから周回コースで行きます。
少し行ったところの屋敷跡には一面にカタクリが咲いていました。
少し時期がずれると咲く場所も変わってくるのです。
5年前に来た時はこの辺りにはカタクリは咲いていませんでした。

何だかちょっとくたびれているみたい・・・

スミレが元気に咲いています。(同定できない)


イカリソウ

カタクリがぽつぽつと出てきましたが

ショウジョウバカマもキクザキイチゲもわずかに残っているだけ
 

エンレイソウ


少し数は増えたけれど、盛りを過ぎたものが多い

大分登ってきました。

こう見ると結構急な登りです。
ジグザグと道がつけられているので何とか登ることができました。

いよいよカタクリロードの始まり?!



桃ノ木平はカタクリがいっぱい
以前来た時はまだこの辺りは雪で覆われていました。
雪解けで咲き始めが遅いのですね。

以前とほとんど同じようなタイムで山頂に到着できました。
山頂下のカタクリ


山頂から金城山。
すっきりとした晴れではなかったので霞んでいます。


八海山?

山頂ではたくさんの人がいました。
お昼を食べて下山します。
最近はバランスが悪くなっているので慎重に階段を下ります。
イワナシ

イワウチワもまだ咲いていました。

 

ユキグニミツバツツジ           タムシバ
 

下りは慎重になったので少し時間がかかってしまいましたが、予想していたより1時間近く早く下山することができました。
460m余りの標高差を登って下れてちょっと自信になりました。
お花にはあと1週間ぐらい早い方がよかったな~
ちょっと残念だけどそれでも上の方でカタクリの群生を見られてよかったです。


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高尾のスミレが気になり、早起きして行ってきました。
珍しく日曜日のお出かけです。
平日では通勤客で電車が混んでいるだろうと思い試しに日曜日に行ってみることにしました。
結果、大正解。電車は空いているし早めの時間では高尾のケーブルもそんなに混んでいない。
登ってしまえばあとは好きに歩くだけなので混んでいようが関係ないのです。
これまでは日影から歩いていたコースですが、けっこう登りがきつくなってきたのでケーブルカーで高いところまで登っていけば何とか歩けるだろう、もし無理なようなら引き返せばいい。

コース  ケーブルカー高尾山駅~(4号路)高尾山~富士見台園地~一丁平~城山~日影沢園地~日影バス停

ケーブルカーは日曜日ということもあり、10分間隔の運行でした。
乗客のほぼ全員が座れるという状況。
若い人や元気な登山者はケーブルカーなどに乗らず歩きで登るのでその分混まずに済んでいるようです。
だらだらと登り薬王院には行かず途中から4号路へと入ると途端に人がいなくなりました。
山頂はもう人がいっぱいでした。
富士山の頭が何となく見えている?

山頂のヤマザクラ。

スミレはタチツボスミレだけが元気でした。

モミジ台には行かず、富士見台園地を回ってみることにしましたが、やはりタチツボスミレばかり。
高尾から城山へ向かうことはほとんどなかったので、このコース、結構下ることに初めて気が付きました。
モミジ台コースとの合流点は470mでした。
高尾山が599m、城山が670mなので129m下って200m登りになります。

一丁平の辺りは桜が満開。
風が吹くと花吹雪が舞ってきれいでした。



わずかに残っているエイザンスミレ

城山では人がいっぱい。
桜も咲いていたけどモクレンが満開で見事でした。

スミレを期待して日影林道を下ります。
いつもの場所でアカネスミレを見つけて嬉しい。


細かい毛で覆われています。

こちらは無毛のオカスミレ。

コスミレのブーケ

林道の中間あたりでタカオスミレ。数は少ない。


ニリンソウ


可愛いマルバスミレ


ナガバノスミレサイシン

ヤマルリソウ           カキドオシ

ヨゴレネコノメ           オニハコベ

やはりスミレには少し遅かった。
でも少しのアップダウンで高尾から城山へとぐるっと歩けました。
朝早く来たので帰りも遅くならず空いている電車で帰れました。
日影からのバスはまだそんなに混んでいなかったけれど増発便が出ていました。
暑かったし久しぶりに歩いたので家に着いたらぐったり疲れてしまいました。



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ハイキングツアーではありません。
ツアーの中に軽~いハイキングが組まれているという企画で大雪山の紅葉を見てきました。

大型台風が来るというので、果たしてツアーは催行できるのか?飛行機は飛ぶのか?直前まで心配しましたが、ギリギリ出発日の20日(火曜日)の昼頃には台風は宮城県沖に。
旭川に着いたら晴れとなっていました。

黒岳ロープウェイに乗り、大雪高原の沼(一部)を巡り、旭岳のロープウェイに乗り紅葉を見るという欲張りなプログラムでした。
大雪高原の沼巡りは紅葉が見頃、旭岳姿見平の紅葉はちょっと遅かったか。
旭岳ロープウェイの中腹辺りがきれいでした。

レポは後ほど・・・。






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昨日、今日と尾瀬に行ってきました。
昨日の晩は遠足前の子供みたいに眠剤使っても一睡もできず、こんなで行ってもいいものかどうか・・・
電車やバスの中で眠って行こうとしたけれどバスの中で一時間ほど眠っただけ。
暑さもあってバテバテで小屋に着きました。
そのせいか昨夜は爆睡でした。

今朝は白い虹が見られてラッキー。

ワタスゲとタテヤマりンドウ、ほかにもお花いっぱい。
やっぱり尾瀬はいいです。

レポは後ほど・・・



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憧れの北海道のお山に生涯一度は登りたい。
一番登りたいのはトムラウシなんだけど、とてももう無理なのでせめて大雪山に登りたい。
去年は計画を立てていた矢先に地震があり断念しました。
今年こそお花の時期に行こうと毎日天気予報とにらめっこ。
数日お天気が続きそう!というので、前日に宿の予約と行きの新幹線と帰りの飛行機のチケットを取り、7日の朝一で出発しました。

山でなくても北海道に行くのは初めてなんです。
ちょっと不安もあるけどワクワク。
どうせなら黒岳石室に泊まり縦走したい。
今年になってあまりしっかりと山登りをしていないので、どのぐらい歩けるのか?
縦走も今年が最後のチャンスだろう。
もしコースタイムを大幅にオーバーするようなら途中で戻って観光するもよし。
荷物をなるべく軽くするために、黒岳石室では貸しシュラフがあるというのでシュラフとマットは持たずに行きました。
これがずいぶん助かりました。

しかし、1日中鉄道で北海道入りというのも疲れます。
いい時間帯の飛行機はもうチケットがなく、もしあったとしても高額。
初日は現地に入るだけなので我慢です。
6時32分のハヤブサで函館北斗まで、スーパー北斗で札幌まで、ライラック号で旭川まで、バスで2時間層雲峡まで。
着いたのは夕方6時半、実に12時間の旅でした。

撮り鉄~
特急スーパー北斗        特急ライラック

層雲峡の泊りは立派なホテル、ではなく、層雲峡ホステルというゲストハウス。
一昨年槍ヶ岳の時に新島々で泊ったゲストハウスはあまりよくなかったので、次にはゲストハウスに泊まるのはやめようと思っていたけど、翌朝の銀泉台行きのバスがホステル前から発車するというので、我慢することにしました。
夕方着いて寝るだけだし、でも頼めば夕食はカレーを出してくれて朝はおにぎり弁当を作ってくれるというのでそれは好都合でした。
ホステルはけっこう居心地の良い施設でした。
コーヒー紅茶の飲み物はいつでもどうぞ、シャワーも使えるけどそばのホテルの温泉割引券もありますという。
わざわざ出掛けるのも面倒なのでシャワーで済ませてしまいました。
部屋は8人用のかいこベッドの部屋で欧米人女性と二人でした。
お布団には糊のきいたシーツと枕カバーもあり、ぐっすり寝られました。

翌朝6時のバスに乗るために5時に起き、おにぎりを一つ食べて出発です。
ホステル前にはもうバスが待機していました。
ホステルから乗ったのは4~5人ぐらいだったか・・・?
次のバス停層雲峡バスセンターでは20人ぐらい乗ってきました。
銀泉台まで1時間。
私はよく見える一番前の座席に座っていましたが、途中で前方に動物がパッと茂みに逃げていくのが見えました。
キタキツネ?ちょうど犬ぐらいの大きさ。
でもキタキツネはもっと薄い色だよね~。
こんなところに犬なんていないだろうし・・・。
焦げ茶色してたあれは、もしかして子供のヒグマ?
バスを降りる時に運転手さんに聞いたら『私は見ていないから分からない』ですって。
でもあれは絶対ヒグマの子供に違いない。

山の中ではキタキツネにも出会ったし、エゾシマリスにも会いました。
ヒグマも遠くにいたって聞いたけど肉眼では見えませんでした。
ナキウサギには出会えなかったな~。(涙)
お天気も良くお花もいっぱいで素晴らしかった。

昨日は夜中遅くに帰宅し、今日は1日中グダグダと過ごし写真の整理もできていません。
レポはちょっと時間がかかってしまうかも~。
また後程・・・。




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しばらく山に行かないと根っこが生えたみたいに何処へも出かけられなくなります。
何だかんだ行かれない理由をくっつけて。
気持ちは行きたいのだけれど身体がついていかない。
年を感じます。

妙義山の中間道はまだ少し紅葉が残っていそうと言うので、ようやく出かけてきました。
高崎から信越線に乗り換え、降車駅の松井田駅に近づくと前方に迫力満点の妙義山が現れます。
駅にはタクシーがいるかな~?と思ったらなし。
電話をして来てもらわなくちゃなりません。駅も無人駅でした。

コース  妙義神社登山口~第一見晴~第二見晴~妙義神社登山口~大人場~東屋~大砲岩~
     第四石門~第二~第一~石門入り口~中之岳神社

先ずは妙義神社に参拝をして登山の無事をお願いします。
中々立派な神社です。が、石の階段が長い。
急なうえ階段の幅も狭くちょっと怖いです。




神社の脇から登山道に入ります。
が、『登山道崩落のため第二見晴の先、通り抜けできません』との張り紙。
そんな事知らなかった~。どうしよう。
中間道を石門まで歩き、下道を妙義神社まで戻るつもりでしたが、計画が狂います。
散々迷って取りあえず第一見晴らしまで行ってみることにしました。
行ってまたここに戻ってこなければなりませんが時間的には大丈夫そう。
そのあと下道で途中まで行ってみよう。

落ち葉でふかふかな道を登っていくとおじさんおばさんたちが下りてきました。
『第二見晴らしが素晴らしいですよ~』
それなら頑張って第二見晴らしまで行ってみることにしました。

歩いて15分程で第一見晴に到着しました。


きれいな紅葉が残っていました。


第二見晴も30分ほどで到着です。
前方に岩峰。金洞山?


すごいゴツゴツ。


アップで


最高峰相馬岳(左)と天狗岳。


東側。


眺望を楽しんだらまた戻ります。
日が差すと紅葉もまだまだきれい。


来るときは気がつかなかった。


神社から車道に下り、30分ほど歩いたところ(大人場)からまた登っていきます。
けっこう急な登りでアキレス腱が伸びちゃいそう。
でもこの斜面が一番紅葉がきれいでした。












東屋。


お昼を食べて出発。
長い鉄階段や岩をくりぬいた道もあり、細かいアップダウンでちょっとお疲れ気味。
 

ようやく大砲岩に到着。
若い人たちは岩の先まで乗りに行ったけれど、私はバランス崩したらアウトなのでパス。


第四石門。間から大砲岩が見えます。


第二石門。鎖場。


第二石門。裏側から。鎖があるけれど雨で濡れたりしていたら滑りやすくて怖いだろうと思う。
足場の確かなとっかかりもあまりなく、けっこう体力使ってしまいました。


第一石門はくぐるだけ。


ようやく登山口に到着し10分ほどで中之岳神社。
金洞山


中之岳神社はまたまた長い石段。
上まで登りお参りしました。


長い階段と最後の鎖場で疲れてしまいました。
時間的にも3時を過ぎ、ここからタクシーで帰ることにしました。(4330円)
途中の車道から正面に白雲山と相馬岳が見えたけど、写真が撮れなくて残念。

紅葉の時期に一度は来てみたいと思っていた妙義山でしたが、間近で見るのは初めて。
岩々がすごい迫力でした。
紅葉にはちょっと遅めだったけれどまだまだきれいでした。







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苗場山に初めて登ったのはもう40ウン年前。
11月の初めでした。
前日の夜に雪が降り、山頂はまるでメルヘンの世界。
友人と大感激したのを思い出します。
その時の写真 ⇒

あの時のような景色をもう一度見たい。
日帰りでは山頂でゆっくりできないから、次は山頂ヒュッテに泊って湿原を散策をしたい。
ずっとそう願っていました。
山頂ヒュッテは10月25日までの宿泊と言う。
望んだような状況には中々ならないけれど、お天気が良いと言う日、月で苗場山に行ってきました。
もう紅葉はすっかり終りだけど、山頂の草紅葉はまだ雰囲気を残し
相変わらずの素晴らしい景色を見せてくれました。

コース 和田小屋~神楽ガ峰~苗場山山頂(泊)~神楽ガ峰~ドラゴンドラ~苗場

本当は下山を秋山郷にしたかったのだけれど、
宿泊予約をした時に下山口小赤沢からのバスの接続が悪いと教えられ
仕方なく、神楽ガ峰から田代スキー場に下り、ドラゴンドラで紅葉を楽しもうということにしました。
和田小屋まではタクシーで入ります。(5720円)
11年ぶり3度目の苗場山。
前回は駐車場で下ろされたけれど今回は和田小屋までタクシー入ってくれました。

和田小屋の標高1384メートル。
木々はもう葉を落としています。
和田小屋でトイレを借り登山届を出して出発します。


振り返り和田小屋


前日に雨が降って、登山道は水が流れ沢状態だったりドロドロだったり。
大きな石がゴロゴロとする急登は歩きにくく、滑らないように気を付けながら登る。
コースタイムをずいぶんオーバーし、しんどい。



樹林帯を越えれば少しは見晴らしがよくなり気分もよい。


が、今度は階段地獄。


下の芝、中の芝を過ぎ、カッサ湖が見えてきました。
谷川連峰の方はまだ雲がかかっています。




ようやく神楽ガ峰に到着


そして姿を現す苗場山。




登り返しが恐ろしい神楽ガ峰。


苗場山の登りは辛かった~。
ようやく山頂湿原に到着~。
大幅にコースタイムオーバー。




山頂標識と三角点。
以前はここに遊仙閣という小屋があった・・・。


苗場山頂ヒュッテ(苗場山自然体験交流センター)に宿泊手続きをします。
枕カバーにするようにとタオルが配られました。使用後は持ち帰ってよいと!


布団の幅は割と広く、ゆったりと寝られました。
が、掛けの毛布が重くて堅い~。
何枚も掛ける訳にもいかず、着るもので寒さの調節をしました。
夕食はカレー。お替り自由。美味しかったです。
紙皿にポテトサラダ、福神漬け、ラッキョウを好きなだけ盛り付けます。
所謂バイキング式?
朝食もバイキング式。ほかに昆布の佃煮、沢庵など。
 

まだ時間はたっぷりあります。
当初行く予定にしていた小赤沢の方に行ってみました。




ずっと続く湿原





この先に苗場山神社があるのですが、そこまで行かず戻ります。
他の方たちは神社まで行ったようです。


赤湯温泉の方にも行ってみました。
工事の人たちが入って湿原の保護作業をしているようでした。




夕方寒くなったので小屋の中に戻っていたのですが
『夕日がきれい~』と誰かが言ったのであわてて外に出る。
残念ながら日は沈んだ後だったけれど、夕焼けが十分きれい。
そしてよく見ると北アルプスがくっきりと見える!
左端に穂高と槍ヶ岳、右側は後立山。


アップで。穂高連峰、槍ヶ岳。


後立山の峰々。

素晴らしいね~!ここに泊らなければ見られなかった景色だね~と隣の方と感激。

翌朝、ご来光を見るため早起き。
今日も雲一つないお天気。




日の出は5時50分と聞いたけれど6時過ぎました。
6時半の食事まで少し散策。
霜が降りて朝日に照らされキラキラと輝いていました。
が、カメラで表現するのが難しい。


池塘は凍って










そろそろ戻ります。


食事をいただいたら支度をして小屋を出発。










中々山頂を去り難い。
最後のお別れをして下ります。




恐怖の登り返しをクリア。
苗場山の急下りは泥濘でもあれば凍って怖いところだが、土が乾いていたので滑ることもなく下れた。


神楽ガ峰から。今日は谷川や越後のお山もきれいに見えます。








上の4枚を繋げたパノラマ


神楽ガ峰から田代スキー場のドラゴンドラ乗り場を目指して下ります。
こちらのコースは初めて。
歩きにくいとか聞きましたが、結構歩かれている様子。


こんな小さい湿原もあり


苗場山を眺められる場所もあり


ナナカマドは実がたわわ


かなり急下りが続くと思えば平坦な道もあり
中ほどにドラゴンドラ乗り場が見える。


アップで。


ほとんどが樹林帯の下りであまり面白いコースとは言えない。
和田小屋からの秡川コースの方が下の芝、中の芝、上の芝と休める場所もあり。
しかし入るにはタクシーを利用するか徒歩でないと入れないのでこちらのコースは助かる。

ゴゼンタチバナの紅葉


ブナの大木


長い下りにいい加減飽き飽きしたころようやくスキー場に到着。
が、ここからゴンドラ乗り場までまだ結構ありました。


ゴンドラ乗り場のレストランでお昼を食べて・・・
と思っていたけれど、着いてみればすごい人。
レストランも行列、トイレも行列、ドラゴンドラ乗り場も長~い行列。
昨日の日曜日も混んでいたと聞いていたけれど、月曜日なのにこの混雑。
いいお天気になってみんな繰り出してきたのでしょう。
中にはハイキングがてら少し登ってみようかという方々も。

苗場からのバスの時間に間に合わせなければならないのでお団子を買って食べただけで食事は我慢。
長い行列に並びます。
どのぐらい時間がかかるかと心配したけれど30分ほどの待ち時間で乗ることが出来た。

ゴンドラ内から。黄葉は黄色が主体ですがきれいでした。






平標山。


これを逃すとあと1時間50分待たなければならないというバスに何とか乗ることが出来ました。
やっぱりきつかった苗場山。
でも山頂の素晴らしさは頑張って登ったご褒美。
紅葉にはとっくに遅い時期で白銀のメルヘンの世界もなかったけれどやっぱりすてきなお山でした。








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八幡平から南に延びる稜線上の山々を結ぶコースを裏岩手縦走路と言います。
今まで八幡平は他の山のついでに寄るだけで、山頂を中心とした周辺のコースしか歩いたことがない。
その裏岩手縦走路はなだらかな稜線が続き、とても気持ちよく歩けそうだけど
途中にある小屋は全部避難小屋。
岩手山に登る時に是非一緒に歩きたいと思っていましたが、私の体力では一度にはとても無理。
それなら、夏には網張から岩手山、秋に裏岩手から網張へと繋げようと考えました。
中でも三ツ石山は紅葉で名高く是非一度は登ってみたいものと思っていました。

何日も前からお天気のチェック。
9月に入ってから雨続きで2日と晴れが続きません。
三ツ石山の紅葉は割と早く、先週から続々とレポが上がっていました。
散々振り回され、この日しかないと藤七温泉を予約。
最初の予定では1日前が晴れ予報でその日は満室だったのが、お天気がずれて幸いしました。
ところが、お天気は更にずれて、行った27日は夕方には雨が止むはずでしたが・・・。

盛岡駅から宿泊者用の無料送迎バスに乗り、さくら公園で宿からの迎えの車に乗り換えます。
(バスにはあちこちの宿に泊まる人たちが10数名乗りました。)
お天気よければ少し早めに来て八幡平の散策などできたんですけどね。
私一人のために申し訳ない。
『山に登るの~?明日は雨だよ~』と東北訛りのおじさん。
明日は晴れる予定で来たんですぅ~。

藤七温泉は初めて泊ったのですが、すごく気持ちのいい温泉。
食事は朝夕バイキングで山菜たっぷり種類もたっぷり、とても美味しかった。
宿の方々もとても感じよく、部屋にはテレビなどないのですが清潔で気持ちよかったです。
夕食にはツキノワグマの味噌煮も出て、これは宿のちょっとこだわりの一品となっているようです。
食べてみましたが・・・?
夕食                           熊肉(ゴボウと)


朝食
ほんの少しずつ取り分けていただいたけれど、これだけでお腹いっぱいになってしまいました。
まだこれ以外にもメニューはあったのです。


雨は次の日の朝になっても止みません。
予報では濃霧、昼頃から晴れ、明日は曇り。
朝食を頂き支度をして、ほんとうなら早めに出発したいところだけど、中々出掛ける決心がつかない。
何時までもグズグズしていてもしょうがない
どうやら雨も止んだみたいと雨具を着けて8時20分ごろ部屋を出る。
そしたら8時半には通行規制(山頂まで夜間通行止め)が取れて登山口まで車で送ってくれると言う。
30分ほど上り坂を歩かねばと思っていたのでこれは有り難かった~。
『贅沢な山小屋のつもりでまた来てください』『無理をしないで気を付けて』
温かい言葉を掛けていただいて出発。また是非泊まりたいです。

コース 裏岩手縦走路登山口~畚岳~諸桧岳~瞼祖森~大深山荘(泊)
大深山荘~大深岳~小畚山~三ツ石山~大松倉山~犬倉山分岐~網張温泉リフト乗り場



ちょうど私が出発する時に一人の男性が登山道に入って行きました。
こんなお天気の時は誰かがいると心強い。
どうせ離されてしまうだろうけれど・・・。

20分ほど歩くと畚岳(もっこだけ)分岐でその男性が休んでいました。
地元の方でこんなお天気だからもう帰ろうかと思っているとのこと。
私が大深山荘に泊り網張に下ると言うと、
『ここはお散歩コースで途中には日本庭園のようにきれいな所がいっぱいあるからゆっくり楽しんで。
でもお天気崩れるとこの時期雪になることもあるから、その時は松川温泉に下るといい』とのアドバイス。
ありがとうございました。
山に入ると誰彼別なく気軽に話ができるのが嬉しい。

畚岳はお天気よければ見晴らしのいい山だそうだけれどガスで何も見えずパス。
ここまでなら八幡平から一時間もかからず来られるから、またの機会でも良し(平らだし)
結局一人旅となりました・・・。

次の山は諸桧岳(もろびだけ)っていうからこの木々は檜?
立ち枯れの木々が何だか物語の風景。

登山道はこんなに平坦でここはまだよかったけれど、
雨が散々降ったから?道がだんだんぬかるんできます。
水溜まりもできて足をどこに置こうか?という所も。
もうテンションだだ下がり。
どうしよう。取りあえず諸桧岳まで行ってみようか・・・。
時には池もあり。ちょっと幻想的。


諸桧岳に到着しました。


どうしよう。もうこんなお天気に歩くの嫌。
ここで行ったり来たりしながら散々迷い、5分ぐらい戻りかけると向こうから男性3人組。
聞くと大深山荘から松川温泉に下ると。
その人たちを見送り、こんなお天気でもやっぱり歩く人はいるんだ~。
それなら私も頑張ろう。
大深山荘に泊れる支度はしてある。午後から回復するっていうから期待しよう。

30分ほど歩くと少し明るくなってきた!


シラタマノキ             ナナカマド


石沼


風雪に耐えたダケカンバ


前諸桧に到着


前諸桧から少し歩くと左側が突然開け、思わず声が出ました。
ここまで笹やハイマツの林の中を歩いてきたので眺望は全くなかったのです。
まだ稜線はガスっているけど、あれは鏡沼?


雲も少しずつ取れ、山腹の道路は樹海ライン?
こちらの道路はたまに車が走ります。やはりアスピーテラインが人気。


赤はないけれど、これはこれですてき。
少しずつガスが上がってきてる。


稜線が見えてきました。
晴れていれば岩手山までの稜線がずっと眺められるらしい。


次のピーク瞼祖森(けんそもり)




歩いている時は気がつかなかったけど振り返れば斜面が結構紅葉していたのが分かる。




紅葉


瞼祖森到着


瞼祖森を振り返る


正面に大深岳?
少し左寄り林の中に大深山荘も見えました。


今夜の宿、大深山荘。
まだ早いのですが、次の三ツ石山荘まで行く時間と体力がないのでここに泊ります。
一番乗りでした。
こんなお天気だし、平日だしもしかして貸し切りかな~?と思っていたらすぐに3人組の男子。


場所を確保して先ずは水汲み。
昼を食べ、明日のお天気が分からないので大深岳まで行ってみることにします。
小屋から往復10分ぐらい。松川温泉に下るコースの湿原に水場はありました。


水はじゃかじゃか出ていました。



大深岳までは30分ほどの道程。
ここもやっぱり見晴らし良くないので、少し先まで行ってみることにしました。


雲が多いけど晴れてきた!
乳頭山?


岩手山も。


明日のコース、小畚山と三ツ石山。


途中で何人かに出会い、今夜は何人ぐらいの泊りになるんだろう?と気にしながら戻る。
結構な人たちが小屋に到着していた。
それ以降も続々到着し、20人収容の小屋は超満員に。
この時期は平日でもやはり混み合うみたいです。
早めに到着してよかった。

翌日(29日)、曇りの予報だったけれどお天気悪かったら松川温泉に下る。
曇り程度だったら思い切って縦走を続けるつもりでいました。
そしたら思いがけず晴れ!
水場の湿原から朝日。下は雲海。


岩手山もスッキリ。


手前の小畚山に向け、大きく下ります。


やっぱり空は白っぽく青空とはいかない。


それに向きが悪く紅葉も冴えない。西日の方がきれいなんだろうな。


エゾリンドウ


振り返るとジグザグと下ってきた道が見えました。
模様のような山肌。


小畚山の紅葉






小畚山到着


次のピークを目指して、気持ちの良い縦走路。


小畚山を振り返る


ピーカンとはいかないけれど、これだけ紅葉が見られれば十分。


あと少し


振り返ってばかり。真ん中の山は源田ヶ岳?


三ツ石覘標の台というピーク


そして三ツ石山へ。




三ツ沼


あれが三ツ石山の山頂?


だんだん雲が湧き上がって・・・


小畚山と覘標の台を振り返る。
すてきなお散歩コース


もうすぐ


三ツ石山山頂。


岩手山




傍にいた男性が、ピークは過ぎたかな?と言っていましたがこれだけの紅葉が見られれば十分。
山頂では風が出てきて寒かった~。
紅葉と眺望を楽しんで岩の山頂を後にする。

山頂はこんな風になっていました。


三ツ石山荘が見えました。
こちらの斜面も紅葉が見事。








下から沢山の人が続々と登ってきます。
松川温泉から登り松川温泉に下るという人が多いみたい。
下りは結構急な階段とドロドロのひどい道。
滑らないように気を付けて歩いてけっこう時間がかかってしまいました。
人も多いからすれ違いも大変。

三ツ石山荘。


三ツ石山荘から三ツ石山。


いい感じに晴れてきたけどもう下山。
もう少し山頂にいたら紅葉もきれいに見えたかもしれない~。残念。


大松倉山への登りの途中から三ツ石山を振り返る。
登山道が山頂直下は直登の階段、山腹の道は泥濘・・・。


大松倉山はこれまた平坦な尾根の先。


こちらも紅葉きれいでした。




一旦下って最後の登り返しで犬倉山分岐へ。
これがまたまたひどい泥濘。

このコースは半分ぐらい泥んこと格闘していた気がする。
雨が散々降った後だったからだと思うけど、せっかくのお散歩コースなのにほんとに残念。

後は少し下って網張温泉に下るリフトに乗り継ぎ、温泉に入ってさっぱりして帰りました。
最初はほんとに憂鬱な歩きだったけれど途中で帰らなくてよかった。
最後まで歩き通せてよかった。
お天気が何とか持ってよかった~。
日差しが少ない分、鮮やかな紅葉とはいかなかったけれど十分楽しめました。
泥濘さえなければまた歩きたいコースです。次は日帰りで。



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お天気が悪く暫く山に行けていません。
もう泊りでなんて考えないで、日帰りで軽く歩ける所と考え、入笠山に行ってきました。
まだお花も残っているらしい。
実は雪のない季節に入笠山に行くのは初めてです。
お花の季節に行きたいと思っていましたが、これまでなかなか行く機会がなく、
それなら一度歩いてみようと思って出かけました。
今回は夫にも声をかけ二人で行ってきました。

中央線富士見駅から富士見パノラマリゾート行きの無料送迎バスが一日往復一便ずつ出ています。
9月中までは平日も運行してくれています。
富士見駅には大型のバスが待っていてびっくり!
が、乗客は5人。貸し切りでなくてよかった・・・。

ゴンドラのチケット売り場では次回の割引券やソフトクリームの割引券、散策ガイドブックなど貰い、
帰りのゴンドラに乗る時には熱いおしぼりを出してくれてサービスにとても力が入っていました。

ゴンドラを降り、ゴンドラ乗り場裏手の林道から入笠湿原へ。
冬はいつも右手の林の中を通って行くので、この道は初めて。
この林道に『アケボノソウ』が咲いているとの情報でしたが見つけられず。

入笠湿原。平日だけどそこそこの登山者(?)がいました。


ワレモコウ         マツムシソウ

斜面一面にワレモコウが咲いていました。
マツムシソウはもう終盤。

湿原まで下りてくるとエゾリンドウが湿原一帯を埋め尽くすように咲いていました。




ウメバチソウとエゾリンドウ。ウメバチソウも盛りです。




トンボがいっぱい。


入笠山山頂。
雲が多く、アルプスや八ヶ岳は見られませんでした。


八ヶ岳も雲がかかって稜線は見えず。


シナノオトギリ            ホソバトリカブト


秋の色


タムラソウ


ハクサンフウロが咲き残っていました。ヤマハハコは元気。


帰りのゴンドラから、ようやく雲が取れた八ヶ岳。


晴れ予報で出かけたけれど、アルプスや八ヶ岳の稜線には雲がずっとまとわりつき、
眺望はイマイチでしたが、高原の爽やかな空気の中で気持ちよく歩くことが出来ました。
お花にはやっぱりちょっと遅かったけれど、湿原のエゾリンドウはすごい数でした。
また季節を変えて気軽に訪れたいです。





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