日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



2019年の山行をまとめました。
年々、山行きが少なくなってしまってます。
頑張ろうと思うのだけれど、身体も気持ちも付いていかれなくなりつつあります。
その上に、今年は長梅雨や台風もあり月一がやっとでした。
でも行きたかった佐渡や憧れの大雪山に行かれ嬉しかったです。
来年はもう少し頑張りたいです。

 2月14日(木) 北横岳 1月に風邪を引いて久しぶりの雪山ハイキング。
 3月 3日(日) 蔵王 熊野岳 時期が遅く樹氷が終わりかけで残念
 3月13日(水) 景信山 恒例ハナネコノメ探し。日影沢のハナネコノメが少なくなってしまい残念。
 4月16日(火) 坂戸山・六万騎山  夫を誘ってカタクリの山へ。坂戸山城坂コースのカタクリが見事だった。
 4月23日(火) 八方丸山 連休前、初めて八方池山荘に前泊し丸山まで往復。
 5月17日(金) 袈裟小丸山 交通の便が悪く袈裟丸山までは行かれず、小丸山までだったが、アカヤシオの群生は見事だった。
 5月26日(日)~27日(月) 大佐渡縦走 夫を誘い念願の佐渡へ。やはり時期が少し遅くお花が少なかった。
 6月26日(水) 谷川岳 1ヶ月ぶりの山。ホソバヒナウスユキソウが見られた。
 7月 8日(月)~9日(火) 表大雪縦走 憧れの大雪山へ。素晴らしいの一言。
 9月19日(木)~20日(金)  西穂独標 久しぶりの西穂。今回は独標まで。
10月10日(木) 乗鞍岳 山頂が未踏だったので剣ヶ峰まで登るがイヤに疲れた。
11月 8日(金)~9日(土) 榛名山 夫と。湖畔の紅葉がまだきれいだった。
11月21日(木) 陣馬山~高尾山 しっかり歩きました。



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今年は月に一度の山が精一杯の状態で、体力に益々自信がなくなってきています。
何とか気力体力を長続きさせたいものです。
寒さが一気にきて、早起きも辛いところですが、明日からぐずついたお天気が続くらしいので
今日何としても歩いてきたいと思い、高尾の紅葉を見に行くことにしました。
今年は楽な山行ばかりしているので少しはガッツリと歩かねばと久しぶりに陣馬山から縦走することにしました。
しかし、いつもの高尾駅から出る陣馬高原下行きのバスは、先月の台風の影響で途中までの運行とか。
山中で聞いたところよると路肩が大きく崩れバスの運行は当分無理なんじゃないかということでした。
それなら反対側の神奈川県側から行くしかありません。
相模湖駅や藤野駅には下山したことはあるけど、こちら側から登ったことはありませんでした。
藤野駅から和田行きのバスが出ているらしく、和田から登ればあまり時間もかからないで登れそうです。
急だったり荒れていたらイヤだな~と思いながら、でも使っている人もいるのだし何とかなるだろうと出発。
藤野駅からのバスは座席が二つ三つ空いた程度の登山者。
立っても14~5分の乗車なのでそんなに慌てる必要はなし。
ほとんどの人は手前の陣馬山登山口で降り、終点の和田まで乗ったのは6人ぐらいでした。
終点和田には県立陣馬自然公園センターがあり、外にトイレもありました。
身支度整えて出発です。
10分ほど道路を歩き陣馬山登山口に取り付きますが、10分もたたず先ず立派な石の標識を発見。
でもここってよそのお宅の敷地に入っていくような場所ですが・・・。
でもちゃんとここに立ててあるのだからここだよね~と思い、奥へ入っていくと、
小さな橋があり行かれないことはなさそうだけど、何となくあまり歩かれていないみたい・・・。
と思って引き返す。
確か私の後ろに3人グループがいたけど、もう姿が見えなくなって登山口のことを聞くことも出来ない。
他に登山口があるのかな~と思いながら道路を歩いて10分。
工事車両が入って作業をしている場所の入り口の倒木にちっちゃな標識を見っけ。

作業をしている人に陣馬山はここから行かれるのか聞くと行かれると言うので、ここから登り始めることにしました。
それにしてもあの3人組の人たちはどこに行っちゃったんだろう?

コース 和田登山口~一ノ尾根合流点~陣馬山~景信山~城山~一丁平~高尾山

このコースの入り口すぐにお墓所があり、そこを過ぎて登る道は木の根や石ころのないとても歩き易い道で、大きくジグザグとつけられた道は急なところがほとんどない年寄り向けのコースでした。
こんないいコースだったなんて。
次からも絶対にこのコースを選ぼうと思いました。
中腹はまだ浅い色づき。

1時間ほど登ると一ノ尾根との合流点に到着。
(左 一ノ尾根、右 私が登ってきた道。)
丸太のベンチでお茶を飲んでいると、一ノ尾根を登ってくる人がチラホラ。
多分途中下車の人でしょう。
ユックリペースの私の方が早く着くとは、やっぱりこのコースで良かった~。
と思っていたら、終点組の3人パーティーが。
私が最初に入って行った場所よりちょっと先に登山口があって、すごく急だったと言っていました。
私はその登山口に気がつかなかったんですよね。
この道は急なところもなくすごく歩き易い道でしたよと教えてあげました。

ほどなくして陣馬山山頂。三頭山とお馬さん


富士山の頭には雲。

今日は高尾まで歩くので長居しないで出発。
紅葉はほとんどなし。
奈良小峠の手前で少し黄葉。

お腹が空いてしまったので明王峠でお昼。
景信山も城山も山頂は踏まず巻いていくつもりでしたが・・・。
景信山のトイレを借りたくなって巻かずに登ることに・・・。
お茶屋さんの前の紅葉。


景信山からの富士山

大山~丹沢の山々


城山は巻こうと思っていたら、台風の影響で巻道が通行止めになり、結局城山も山頂へ。
小仏峠から小仏バス停に下る道も通行止めになっていました。
尾根道はあまり台風の影響は感じなかったけれど、結構倒木や崩落などあったのではないかと思います。
ずいぶん整備されたのだと思います。
城山山頂の紅葉。


一丁平の展望台から。

まだ緑の木もあり。

この辺りの紅葉がとてもきれいでした。
こんな淡い色のグラデーションが好きです。




紅葉台は巻こうかどうしようか・・・。
で、結局紅葉の様子を見たくて階段を登って行ったのですが、ここが辛かった。
大分足に来ています。


紅葉台にやっとの思いで登ったので最後の高尾山へは登らずに巻こうか~とも思ったけれど
一番の紅葉が見込めるのが高尾山なのでもうひと頑張り。
石段段が辛い・・・。





とてもきれいでした。
山頂は観光客もいっぱい。
中国の人たちが多かったですね~。

下山は4号路を通ってケーブルカー40分待ち。
展望台から。

拡大して。真ん中辺りにスカイツリーが見えました。(すごく薄い)


どうしても歩ききれない時は途中で下山すればいいと思っていたけれど、何とか歩き切れました。
でも当初巻く予定だった景信山と城山の山頂も踏み、延べ7時間半の歩きはちょっと疲れてしまいました。
コース自体は緩やかなアップダウンなのに。






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ようやく秋晴れ続いた先週末、榛名山に行ってきました。
最初は他の山を考えていたのだけれど、榛名山の紅葉がきれいとの情報で急遽榛名山行きを決定。
そしたら『榛名山なら自分が案内しよう。』とここ数年榛名山へ飲み会懇親会で訪れている夫が言い出し、一緒に行くことになりました。
高崎からバスで伊香保温泉に行き乗り換えます。
乗り換え場所の石段街は伊香保温泉の中心なのでしょうか。
観光客で賑やかでした。

展望台があるから行ってみるといい、と言われ石段を登っていくと
庭園のように整備され山々が見渡せました。

十二ヶ岳  中ノ岳  小野子山
十二ヶ岳の左奥には谷川岳も見えるようですが・・・。

子持山
左手奥には武尊山、右手奥には日光白根山が見えるようです。

赤城連山
山々が見渡せただけで嬉しい。

榛名湖行きのバスに乗り途中のヤセオネ峠で下車します。
往復30分で行かれ展望がよいという臥牛山へ。
落ち葉の敷き詰められた広い道から途中で脇道へ。
この分岐が分かりにくいです。
紅葉はもう終盤。

ムラサキシキブ

たった5~60メートルの標高差なのに一部ロープの岩場もあり。
牛の背中のような尾根を行くとその先に山頂がありました。
榛名湖も、赤城連山も見えました。




紅葉は・・・。
こんなところ誰も来ないよね~と思っていたら、ご夫婦連れが現れお互いにびっくり。
入れ替わりに下山。

道路に出て向い側に相馬山に続く登山口の赤い鳥居。
私は相馬山に登るつもりだったけれど、夫は時間がないと却下。うぅ~ん・・・。

道路を少し歩いて草原へ。
この右の道路は車が60キロで通ると『カッコー』の歌がきこえてくるそうで、
何回となく『静かな湖畔の森の陰から・・・』とどこからともなく歌が聞こえていました。

笹が生い茂る草原に入ります。
道が辛うじて分かる(笑)

あれが相馬山
かなり急そう。鉄梯子もあるようです。


ススキが陽の光でキラキラしてとてもきれいです。
スルス岩


木道も敷かれていました。


のんびり歩いて沼の原の東屋で昼食。
榛名富士。

道路を横切り榛名富士へ。
もちろんロープウェイ利用です(汗)

山頂展望台からはさっき歩いた草原の道、東屋も見えました。

まだ残っていたドウダンツツジのきれいな紅葉。

湖畔のお店で一休みして(汗)今日の宿榛名湖温泉ゆうすげまで湖畔の遊歩道を歩いていきました。
ここまででもう紅葉は諦めていたけれど、湖畔の道はまだまだきれいでした。











いい感じの林が続いていました。


掃部ヶ岳(かもんがたけ)


鴨(?)がたくさん集まってガーガー騒いでいました。

翌日は榛名連山最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ)に登り榛名湖から直接高崎に戻る予定でしたが。

今日も雲一つない素晴らしい天気です。
湖の西側の紅葉はまだまだきれいでした。
散歩をする人やもう釣りをしている人もいました。


西側の湖畔も紅葉がきれいでした。




登山口から見上げる硯岩。

落ち葉の登山道を尾根まで、そこから丸太の階段が続きます。

土がえぐれて歩きにくく、つい脇道を使ってしまいます。
途中、見晴らしの良い場所が。


今回は腿の痛みもなく息切れもなく登ることが出来ました。
ここまでも沢山の人とすれ違いましたが、狭い山頂にもいっぱい。
お天気も良く土曜日だからでしょうか。
こんなにたくさんの人が登って来るとは思わなかった。
帰りも沢山の人とすれ違い5~60人ぐらいはいたんじゃないかしら。

山頂からの眺め

妙義山のギザギザが見えます。


奥は?


その右手を覗くと浅間山?

景色を堪能したら下山です。
途中で硯岩に寄ってみます。
いい眺めでした。
烏帽子岳               榛名富士

湖の北側、お宿ゆうすげも見えました。
奥に赤城連山と手前は昨日登った臥牛山。
右は二ツ岳。


道路に出るとバス停があり、タイミングよく伊香保温泉行きのバスが来て・・・。
それじゃ伊香保温泉で昼食を食べて高崎に戻ろうかということになりました。
が、バスの時刻が上手く合わず、少し待つことになったのだけれどそのバスも遅れ
早く帰りたかったのでタクシーで高崎まで戻りました。
タクシーの運転手さんが今日はすごい混み様だと言っていましたが、やはり土日の観光地は出掛けるものじゃないですね。
当初一人で行くつもりだったのが二人になり宿泊もとなって1日ずれてしまったのでした。

山は終わってしまったけれど湖畔の紅葉が間に合ってよかったです。



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今年は雨が多く晴れが長続きしないので山の計画も二転三転。
4、5日かけて北アルプス縦走と思っていたものが、三泊四日、二泊三日でもいいと縮小し
ついに一泊でも仕方がないということになりました。
台風の来る前の貴重な晴れ間、何処に行こうか?
散々迷って、以前母と行って頂上を踏まなかった乗鞍岳に行くことにしました。

日帰りは無理なので乗鞍高原に泊まりたいと思ったのですが、思うようにいかず。
結局松本のビジネスホテルに前泊し、松本バスターミナル早朝5時半発のバスで出発。
上高地行きのバスで新島々で乗り換えです。
37人の乗客でしたが新島々で降りたのはたった二人。
乗鞍行きのバスには7人ぐらい?
ずいぶん少ないんだな~と思っていたら、山頂行きのシャトルバスは3台出ていてびっくり。
車で来る人がすごく多いんですね~。

コース 畳平~大黒岳~富士見岳~肩の小屋~剣ヶ峰~肩の小屋~宝徳霊神バス停

予報通り快晴です。


乗鞍岳の全部の峰を登るのは大変なので今回は大黒岳、富士見岳、剣ヶ峰を登り
まだ紅葉が残っていそうな位ヶ原山荘まで下る計画としました。

県境広場から、もうこの眺め。
テンションも上がります。
美しい山並み、左右に八ヶ岳と南アルプス

大黒岳への登り。
たったこれっぽっちの登りがつらい。

山頂部分は平らでした。

大黒岳山頂
乗鞍スカイラインと四ッ岳。

笠ヶ岳~槍ヶ岳~穂高岳

槍ヶ岳~奥穂~吊り尾根~前穂
左端、水晶岳から野口五郎岳、更に奥には針ノ木岳、白馬岳も見えます。
右は東天井岳~常念岳?

右回りに 奥に浅間山

八ヶ岳

南アルプス

そして剣ヶ峰
手前の富士見岳を登りながら向かいます。

20分ほどで富士見岳山頂。

乗鞍高原を俯瞰

剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳   摩利支天岳

黄葉の斜面

剣ヶ峰   蚕玉岳   朝日岳
そんなに厳しい登りには見えなかったけれど・・・ 

石ゴロゴロの歩きにくい登り。
何だかすごく辛い。
息が切れて腿も痛くて何度も立ち止まりちっとも着かない。
ようやく山頂が見えてきました。

コースタイムを大幅に上回ってようやく山頂到着。
沢山の人が次から次へと登ってきて写真を撮ります。
ようやく人影がなくなったところで1枚。
御嶽山が意外に近くに見えました。

ぐるりと360度の眺望。
素晴らしいです。
権現池と西方に白山。

笠ヶ岳に重なって見難いけど、黒部五郎岳、薬師岳
奥大日岳と右手奥は剱岳、立山、水晶岳


奥に白馬岳  槍ヶ岳     穂高岳
左手前は焼岳

常念岳と蝶ヶ岳

浅間山

八ヶ岳


南アルプス
残念ながら富士山は見えませんでした。

お昼を食べて下ります。
何だか下りも辛い。右足の股関節が痛い。
肩の小屋で少し休んだら回復しました。
位ヶ原の辺りの黄葉がまだ間に合うかも。
ゴロゴロの道を下ります。


紅葉はもうおしまい。
わずかに残った紅葉。クロマメノキ?

歩きにくい登山道。

宝徳霊神バス停まで歩いてきて、どうしよう~?
疲れちゃってこの先位ヶ原山荘のバス停までこんな道ばかり、歩けるんだろうか。
疲れ切ってしまって気分が悪くなったりしても困る。
バスももうすぐ来そうだし、もう歩かずに帰ろうか・・・。
位ヶ原のダケカンバの黄葉。

バス停から剣ヶ峰

結局、位ヶ原まで歩かず、バスに乗って下山しました。
位ヶ原バス停では沢山の人がバスに乗ってきて
みんなここまで下ってきたんだな~と思うとちょっと悲しい。
次のバスでもよかったから頑張ればよかったかな。
最近あまり歩けていないこともあり、年のせいもあり・・・。
乗鞍岳ならいつでも登れる、なんて考えていたけど
思いの外疲れてしまって、もう少し頑張らなければと再認識した山でした。




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この夏は、孫台風と本物台風、それに異常な暑さで
とても山に行こうと言う気持ちにならず
夏の間とうとう何処へも出かけられませんでした。
早起きも、プランを立てるのも何もかも面倒。
気力の衰えをつくづく感じます。
このまま山に登れなくなってしまうのでは?という焦り。
何とか気力を奮い立たせて出掛けなければ。

2日間晴れ予報。
久しぶりなので短時間の登りで行かれる西穂独標に行ってきました。
前回西穂高から10年ぶり、4回目の西穂独標です。
松本からバスで平湯温泉まで、乗り換えて新穂高ロープウェイまで。
登山者がそこそこいました。
ロープウェイから。
まだ雲が湧いてる

コース  西穂高口~西穂山荘(泊)
西穂山荘~丸山~独標~山荘~上高地

すっかり雲も取れて青空が広がりました。

今日は山荘まで1時間半の登り、明日は独標まで1時間半の登り。
これぐらいなら今の私でも何とか登れそう・・・。
山荘までコースタイムとそう変わらずに登って来られました。

晴れたからか、山荘宿泊者はいっぱいです。
同室は割と若い女性ばかり5人。
部屋から西側。白山と笠ヶ岳。

夕焼けが美しい

小屋の夕食はハンバーグとクリームコロッケでした。
クリームコロッケが美味しかった。


夜は満天の星空。


翌朝、縦走する人は朝暗いうちに出発します。
西穂山頂まで行く人、独標までの人。
私は足元が不安なので、今回は独標までにしておきます。
山荘前から東側の空。
ナップザックにポカリとおやつ、防寒具を入れ身軽で出発です。

手前の丸いピークが丸山。丸山の先からけっこう急こう配。
こんなだったっけ。
独標は中央のずんぐりしたピーク。

稜線にはもうほとんどお花はありません。
ヤマハハコのドライフラワー

丸山到着。

振り返って、乗鞍岳と焼岳。


さぁ、独標に向かいましょう

ゴゼンタチバナ    シラタマノキ?

イワツメクサが咲き残っていました。

オヤマソバ

独標

独標到着。
沢山の人が休んでいました。

独標の先のピーク。
右手にジャンダルム、その奥に奥穂高岳。

乗鞍岳 焼岳

霞沢岳の奥は中央アルプス?
南アルプスと富士山も見えました。

八ヶ岳も

黒部五郎岳と双六岳も

霞沢岳、乗鞍岳、焼岳そして眼下に上高地。
やっぱり来てよかった~。
見慣れた景色だけどやっぱり山はいい。
景色を堪能したら上高地まで下山します。

咲き残りのお花
ミヤマキンポウゲ    トリカブト      シラネセンキュウ?


上高地への道はただ鬱蒼としたイメージしかなかったけど、
ずいぶん手入れされて明るくなった感じ。
平坦な場所では木道も敷かれていました。

樹間から上高地。まだまだだな~。

割と明るい登山道
 
上高地登山口に到着。
独標の標高2701m、上高地は1500m。
標高差1200mの一気下りは足に堪えました~。

さすがに疲れ果てちゃって河童橋まで歩く気力もなく・・・。
早く家に帰りたい・・・。

吊り尾根

上高地の食堂でお昼を食べ、帰ってきました。

昨日今日と足の筋肉痛が酷いです。
新穂高に下ったほうが良かったかな~。
だんだん足元が不安になるお年頃なのでもう無理は禁物です。
でも思い切って出かけてよかった。




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シマリスくんは朝早くから元気です。
美味しいものでも落ちているのでしょうか。


今日は大雪山最高峰の旭岳を登って18時のバスで帰る予定です。
それほど焦らなくてもいいスケジュールにしています。
管理人さんに挨拶をして出発です。

今日も快晴。
こんな日には黒岳にもう一度登りたいところだけど体力温存。


雲の平の緩やかなお散歩コース

エゾノツガザクラ

エゾコザクラ      メアカンキンバイ

イワウメ    イワヒゲ    チングルマ

ふと振り返ると、キタキツネが口に小動物を咥えて登山道を横切って行きました。
慌ててカメラを向けたけどササッと茂みに入って行きました。
何咥えてたんだろう?
登山道も動物たちのテリトリーだったんだ。
樹林帯を抜けてから鈴は付けていなかったのだけれど慌てて鈴を出しました。

振り返って   桂月岳               黒岳

雲の平 周りはお花畑です

ここのコマクサはまだ蕾


 

御鉢平展望台
 

御鉢平が見渡せました。
大きな御鉢平


広大な御鉢平全景

行く手に北鎮岳。
北鎮岳はパスのつもりだけど、肩に乗るにはあの雪渓を登らなくてはならない
近づいてみるとけっこう斜度もあり、もし滑ったら御鉢平に落ちそう
少し上に登って斜度の緩いところから登りました。



雪渓をクリアし北鎮岳の肩に乗りました

御鉢めぐりコース


中岳

シマリスくんと遭遇

裾合平

中岳分岐
中岳温泉から裾合平への分岐

チシマクモマグサ

ミヤマタネツケバナ


間宮岳への登り

振り返って北鎮岳

間宮岳

北海岳分岐

ここまでくると結構な登山者と行きかいます。
旭岳から来る人、北海岳から来る人
この先少し行くと御鉢平の中にヒグマがいると若者が教えてくれました。
遠目なら怖くない、せっかくだから見に行こうと2~3分
でも御鉢平を覗いても分からない。
やたら写真を撮って帰ってきたら小さく写っていました。
どこにいるかわかりますか~?
上の写真、左の下にポチッと

分岐に戻ってきました。
さっきまで沢山の人で賑わっていた交差点

私もそろそろ行きましょうか

前方に旭岳

 結構大きな雪渓を行くのですね

コメバツガザクラ

キバナシャクナゲ


振り返って
下の方の斜面は緩やかでそれほど怖い雪渓ではなかったのですが・・・

雪渓の先が・・・
ザレザレの急斜面
こういうのキライ
滑り落ちそうでした

何とか滑り落ちずにもうすぐ山頂
沢山の人がいます
シャクナゲ

旭岳山頂着きました~

山頂は平日にもかかわらず沢山の人
ピストンで登る人が多いようです

山頂からの眺め360度です。
裾合平の向こうに当麻岳、安足間岳~北鎮岳 

時計回りに 北鎮岳~間宮岳北海岳分岐

白雲岳


 
トムラウシ山は雲に隠れてしまいました。


地獄谷


そろそろ下山します。
旭岳の登りもザレザレで大変だったけれど、この下りも修行でした。

ザレて滑りやすく、急斜面なので久々に爪先が痛くなってしまいました。
気を付けて下っても二回滑って転んで脛を強打。

あちこちから噴気がすごく、ゴーゴーと絶えず音を立てています。


ようやく平らなところに・・・
姿見の池
まだ雪が残っています。

池の周囲を散策するコースもあるようです。
観光客も増えました。
姿見平はお花畑、チングルマが満開でした。


ショウジヨウバカマの紫色って初めて

アオノツガザクラ


素晴らしいお花畑と気持ちの良い縦走路
最後に修行が待っていたけれど、夢のような縦走ができました。
いつ行こうか、どうやって行こうか
散々迷ったけど思い切って出かけてほんとによかった。
大雪山は期待通りの素晴らしい山でした。




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赤岳まで標高差600メートル、大して辛い登りもなく順調に登って来られたので
予定通り先に進むことにしました。
この先も何ともお散歩コースのようなトレイルが続きます。

真っ先に見つけました! ホソバウルップソウ

見るとあちこちに。


写真を撮りに来ていた男の人が、
何度か来ているけれどウルップソウの満開を見たのは初めてと感激していました。
お花の時期をピタっと合わせて来るのは難しいものですね。
そうすると私は初めてでこんなに満開を見られてラッキー。



イワウメとエゾオヤマノエンドウ

寄せ植え

エゾオヤマノエンドウはホントに鮮やか

エゾハハコヨモギはこれから

赤岳を振り返る。
登山道の周りはずつとお花畑。


小泉分岐。平和なトレイル。

トレイルの先には白雲岳

白雲岳の右手ずっと向こうに旭岳

そして左手ずっと向こうにトムラウシが見えました。

白雲岳分岐
ここから白雲岳まで往復1時間以上。
時間的にも体力的にも余裕がないのでパスして先に進みます。

銀泉台から登る人は結構いたけど
赤岳白雲岳を登ってピストンする人や、緑岳から高原山荘に下山する人
トムラウシに縦走する人など、私のように黒岳方面に行く人は少なかったです。

カムイミンタラ
思わず出てしまう言葉。
分岐からの下りはロックガーデン風でお花がちりばめられて・・・







イワウメ


どこまで続くトレイル。
この両側は・・・

エゾオヤマノエンドウとイワウメがすごかった



コマクサもありました

振り返り
それにしても白雲岳ってけっこう存在感ある。
白雲岳に登ると、ゼブラ模様がきれいに見えるって後から知ったけど仕方なし。

それより、イワウメだらけ



可愛いエゾノツガザクラ

北海岳への登り

メアカンキンバイ

キバナシオガマ
クモマユキノシタ     ヒメイワタデ

キバナシャクナゲ
少しピンクなのでハクサンシャクナゲかしらと思ったけど
キバナシャクナゲが時がたつと薄いピンクになってくるんですって

北海岳到着~

明日登る旭岳

時計回りに 北鎮岳           凌雲岳

凌雲岳         桂月岳     黒岳


御鉢平

振り返って  白雲岳

雲が出てきてしまったけど、トムラウシも辛うじて見えました。
360度の眺め
これから白雲岳避難小屋に泊り、トムラウシに登ると言う男性と少しおしゃべり
さぁ、私もあまりのんびりしていられない
できれば今日のうちに黒岳にのぼってしまいたい
早くしなければ雲に覆われてしまう
桂月岳と黒岳の間にある石室まで1時間


チングルマ

イワヒゲ

イワウメ

イワブクロはこれから

エゾイワツメクサ

相変わらずお花が途切れず
ミヤマタネツケバナ

大雪のミネズオウは色が濃い

雪渓を何度か渡り、噂の赤石川が見えてきました。
蛇かごが出ていると言う情報でした。
大雨でなければ何とか渡れるだろうと思っていました。
靴が少し濡れたけど無事に渡れました。

思ったより時間がかかり、ようやく石室到着。桂月岳
黒岳石室は100年前にできたそうです。
板は時々張り替えるけれど建物は当時のまま残っていると言う。
写真撮るの忘れたけど、石積みの壁(?)が剥き出しになって夜はちょっと冷えました
この日の宿泊者は10人ぐらい?
どこでも好きなところをと言われました。
黒岳に登ってしまいます。

振り返り

山頂はまだ先(登山あるある)

黒岳山頂到着~

ガスってきてしまいました。
白雲岳が辛うじて分かりました。

しばらく山頂で粘ったのだけれど眺望は諦めて下山します
明るいうちに夕食にしなければ
外のベンチの周りでエゾシマリス。
とても人に慣れている様子
石室の周りに住み着いているみたいな感じ

夜は星空がすごかった。
星が大きいような気がしました。
明日は旭岳に向かい下山します。




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初めての北海道なので、最初は夫と二人でロープウェイを使い、
ピストンで旭岳と黒岳を登るつもりでいました。
でも色々調べているうち、黒岳石室に泊まれば縦走ができるのではないか?
もちろん健脚の方なら泊まらず旭岳から黒岳への縦走が可能ではあります。
せっかく行くのなら大雪山の奥まで入りたい、
地図にも北海岳~赤岳~第一お花畑までが大雪山のフラワーロードとあります。
どうしてもフラワーロードを歩いてみたい。
それに縦走するなら今年が最後のチャンスではないか?
夫に石室に泊まって縦走しようと持ち掛けますが、食事の出ない小屋は行かないと言います。
そしてイマイチ乗り気でなかった夫が『一人で行ってくれば?』と言ってくれました。
私もいちいち夫にお伺いを立てるのがイヤになっていましたので、これ幸い。(しめしめ)
ホント、一人の方が気楽でいいのです。
 
コース 銀泉台~コマクサ平~赤岳~白雲岳分岐~北海岳~赤石川~黒岳石室~黒岳~石室(泊)
    黒岳石室~雲の平~北鎮岳分岐~中岳~間宮岳~旭岳~姿見
 
層雲峡からバスで一時間ほどで銀泉台に到着しました。
入山ノートに記入し、トイレを済ませて歩き始めます。
 
お天気も快晴。テンションも上がります。
 
バスで来るほか、クルマで来る人たちもいてヒグマの心配はなさそう。
でも一応林の中では鈴を鳴らしながら歩きます。
 
 本格的な登りになります。
 
  
エゾヒメクワガタ            エゾイチゲ 
 
 
雪渓のある辺りが第一お花畑らしいです。
 
お馴染みのツマトリソウ     ゴゼンタチバナ  
 
 
 早々とエゾコザクラのお出まし
 
見晴らしの良い場所に出ました。山々の名前はわからない・・・。
 
雪渓が出てきました。
一応アイゼンは持ってきましたが、みなさんつけずに歩いているので私もツボで。
でも傾斜がちょっとあってコワゴワ。
 
 第二お花畑。シャクナゲがいっぱい。 
 
エゾイソツツジ
 
前方も開けてきました。
 
コマクサ平に到着。
ここまで案外順調に歩けています。
 
コマクサもちょうど見頃でした。
 
 
大株
 
メアカンキンバイ
 
キバナシオガマ。大雪山に咲く花だそう。
 
チシマキンレイカ
 
初めて見るお花ばっかりで興奮してしまいます。
 
イワブクロ      コケモモ
 
広々して気持ちの良いトレイル。
前方の雪渓は第三雪渓。
 
 
第三雪渓。登山道は出ていました。
 
周りはエゾコザクラがいっぱい。
 
 
 
これは?中心の色が少し違う?
 
 
 
 
ジムカデ       ミネズオウ
 
そしてこれが見たかった エゾノツガザクラ
 
チングルマ       ミツバオウレン
 
チングルマとエゾノツガザクラのお花畑
 
キバナシャクナゲ
 
第四雪渓
 
上から見ると案外急に見えるのです。
コワゴワ歩くのも嫌なので折角持ってきたアイゼンつけました。
 
ハクサンイチゲはこれだけ残っていました。
 
エゾタカネスミレ
 
チョウノスケソウ
 
エゾタカネツメクサ
 
ミヤマキンバイ      メアカンキンパイ
 
だだっ広い赤岳山頂にはたくさんの人が休んでいました。
 
 
山頂から北海岳への縦走路が見渡せました。
一番奥に旭岳も見ることが出来ます。
ここまでそれほどオーバーしないで歩いてこられたので、この先に進めそうです。
 
 
 


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一ヶ月ぶりの山になってしまいました。
違う山に行きたいのだけれど、お花の時期やお天気やら交通の便やら色々思う様にならず
ひと月も間が空いてしまうともう登りたくても登れなくなる。
何処かに行かねばということで、足慣らしも兼ねて谷川岳に行ってきました。
標高差はあまりないけれど、それなりにきつい登りもあり、もしここでリタイアするようなら夏の山は思い直すしかない。
交通も便利で思い立ってすぐ行かれるという気軽さも谷川岳の良さです。
でも早起きして寝不足で日帰りするのはやっぱりもうキツイ。
年はとりたくないです。

ネットでチェックすると、バスとロープウェイの往復料金が割安になるトクトクきっぷというのがあると知りました。
上毛高原駅で観光案内所はすぐわかりました。
バス代(片道1250円)+ゴンドラ(往復2060円)=4560円が3950円と610円も安くなる大変お得なキップです。
但し使えるのはその日限り。泊りの時は2日にわたって使えません。

コース 天神峠~熊穴沢避難小屋~天狗の休み場~肩の小屋~トマの耳(往復)

梅雨の中休み。いいお天気です。
バスもほとんど座席が埋まるぐらいの乗車でした。
さて、天神平から歩き出そうか?
トクトクキップでお得になったから、その分リフトに乗って(片道400円)峠まで行って標高を稼ごうか?としばし思案。
もう年が年だから無理することないと言い聞かせ、リフトに乗って峠まで登りました。
ところが、峠からの下りは石がゴロゴロのすごく歩きにくい道。
前にも一度歩いているんだけど覚えていませんでした。失敗~。
峠から。まだ雪が残ってます。

左から 笠ヶ岳、朝日岳、白毛門

イワカガミ              アカモノ


タニウツギ

避難小屋を過ぎると岩々の急登が続きます。
小屋で少し休んでしまったせいか?足が痛い。
俎嵓が見えてきました。

天狗の休み場。あの雪渓は?

肩の小屋直下の雪渓。人が登っていくのが見えました。
まだあんなに雪が残っていたのか。
以前、6月上旬に来た時にもたくさん残っていて怖い思いをしたことがあります。
一応アイゼンは持ってきましたが。

オオバキスミレ

ゴゼンタチバナ           マイズルソウ


ショウジョウバカマ


抜きつ抜かれつしていたオジサマが『天狗の休み場の所にウスユキソウが咲いているってインターネットで見た』と言いました。
でも一生懸命探してもどうしても見つからず・・・。
『末期高齢者』と自称するその方は、天狗の休み場から10分ぐらい行ったところで、ここから引き返します。と戻って行きました。
何とお年はもう80歳を超えたと!
私はもう少し頑張って行ってみますと言ってお別れしました。
私もきついな~と思いながら、でも今日はどのぐらいで登れるかお試しなんだからと頑張り、ようやく山頂へ。

『オキノ耳』と奥に一ノ倉岳と茂倉岳


『オキノ耳』と遠くに巻機山。薄く越後駒と中岳。朝日岳、笠ヶ岳。

手前、西黒尾根と向こうに天神平


オキノ耳にも行ってみようかと思ったけれど・・・行かず。
肩の小屋前から、仙ノ倉、平標山に続く尾根。


ミヤマキンポウゲ

肩直下の雪渓。
階段状にステップがあって登りはアイゼンなしでも平気だったけれど、下りはもし滑ったら怖いので軽アイゼンをつける。
でもほとんどの人がつけずに下って行きました。
若い人は身軽です。


天狗の休み場でまたウスユキソウを探す。
諦めて下り始めたところ、その下の斜面でホソバヒナウスユキソウ見っけ。

探す場所が全然違っていたのでした。
登りでは気がつかないだろうな~。
あのオジサマは帰りに気がついただろうか。
見るのを楽しみに登ってきたのだから気がついていればいいけれど。

ウラジロヨウラク

岩々の歩きにくい下りで疲れてしまいました。
樹林帯に入り、ようやく歩き易くなり日陰もあり助かる。
緑も深くなってきていました。

下りは天神平へ。

タイムはこれまでと大幅に遅れることなくまずまずでしたが、やっぱり疲労はけっこう感じるな~と思いました。
行かれる山が段々少なくなってきています。




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翌日はドンデン山荘から金北山を目指し、白雲台まで歩きます。
前日、ドンデン山荘の職員の方にシラネアオイの群生地のことをお聞きしたら
『この辺はもう終わり。金北山に行くならこれから飽きるほど見ることが出来るから』
と言われて、すごく楽しみにしていました。
夫は4月の坂戸山でそれこそ飽きるほどのカタクリを見て、カタクリならもういいと言っていたのですが
シラネアオイがすごいから、と言って連れてきたのです。
この佐渡行きはシラネアオイを見るのが目的の山行でした。

コース ドンデン山荘~縦走路入り口~アオネバ十字路~マトネ~天狗の休み場~金北山~白雲台

ドンデン山荘。まだ新しいきれいな小屋でした。
六角形の部屋はプラネタリウム室になっています。
朝食を頂いて7時過ぎに出発。我々が一番遅かったみたい。

山荘からは両津湾。
今日も暑くなりそう~。

山荘前の道路を下って行きます。
5月いっぱいはドンデンライナーというバス(予約制)がここまで通じています。

目指す金北山が。あそこまで行くんだ・・・。

縦走路の山並み

 縦走路入り口にはトイレもあります。
ニリンソウの群落とニョイスミレ?

ちょっと地味な花たち
オドリコソウ       ズダヤクシュ          チゴユリ



お目当てのシラネアオイ発見。ちょっとボケボケ。

アオネバ十字路までは下り、アオネバ十字路からマトネまでは登りとなります。
このコースは小さなアップダウンを繰り返しながら金北山まで歩きます。
新緑の道。

マトネ到着。そんなに広くないピーク。

マトネから金北山。

イワカガミは相変わらず元気。

タニウツギ。和木登山口に行く道中も沢山咲いていました。

時々樹林帯から抜け出して、気持ちの良い草原?に出ます。
レンゲツツジも咲き出しています。



マトネを振り返る。
もうこんなに歩いてきた・・・。
一番右の山に電波塔が立っています。あそこの下から歩いてきたんです。

時々シラネアオイ。花数は少ない(涙)


この日も暑くて、木陰のない道は辛い。 

ブイガ沢のコル

真砂の峰

 

真砂の峰を振り返る。

 

金北山はまだまだ。

 ようやく天狗の休み場。あと1時間ちょっとで着く予定。

少し樹林帯に入りました。
夏道と残雪道との分岐があり、残雪道の方がお花が咲いているだろうと思って急登を登る。
が、目ぼしいお花はほとんどない。

樹間から金北山が見えます。
頂上には航空自衛隊の施設(使われていない)が見えました。


下の方からゲロゲロと盛んに蛙の声が聞こえ、どうやら池があるらしい。
夏道の途中に鏡池があることが分かり、合流点から少し戻って鏡池を見に行く。

やはり林の中の方がお花は多いのだろうか?
スミレサイシン

コブシ                 ミネザクラ?

まだきれいなカタクリ      ヒメイチゲ       ショウジョウバカマ

 あやめ池。
6月になるとカキツバタが咲くそうです。

 そしてようやくシラネアオイの小群落。
飽きるほどなんてない・・・。

林の中にサンカヨウがいっぱい。
シラネアオイもこのぐらい咲いていてくれたら・・・。


ニシキゴロモ

 予定の時間よりだいぶオーバーしてようやく金北山山頂に着きました。
暑くてもうヘロヘロ。
日陰で休み少し体力回復。

山頂から両津湾と加茂池。


山頂直下のシラネアオイ。
ここのお花が一番きれいでした。

下山は防衛省管理道路を通って白雲台まで一時間半の道程。
予め電話をして通行許可を貰っておきます。
この道がほとんど日陰もなく暑い。
たまの日陰では崖にキクザキイチゲ、エンゴサクなど咲いていました。

妙見山山頂の自衛隊施設。
あちらを廻って下山する道もあるようです。

しかし、ほとんど日陰のない道路の一時間半の下り(時には登りもあり)は厳しい。
金北山の山頂が見えました。

 いい加減飽き飽きするころ、ようやく白雲台の建物が見えてきました。

白雲台から金北山ライナー(予約制)バスが出ていますが、時間が中途半端なのでタクシーを予約してありました。(7250円)
予約時間まで少しあったので、交流センターでソフトクリームを食べて待つ。
疲れてバタバタと帰るのはイヤだという夫の言葉でもう1日泊ることに。
前日のタクシーの運転手さんにみなみ旅館さんをとってもらっていました。
こじんまりとした旅館ですが、お料理も大変美味しくいいお湯だと評判の旅館だそう。
翌日は雨。
観光も考えていたけど、疲れたし荷物も重いしおまけに雨。
朝のジェットホイルで帰ってきました。

見たかったシラネアオイの見頃にはちょっと遅かった今回の旅。
あと1週間から10日早かったらよかった。
シラネアオイの群落が次々に現れるそうなので、是非もう一度訪ねてみたいものです。

 

 

 



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