ほかの花より早く咲くスプリングエフェメラル、節分草をずっと見たいと思っていました。
でも秩父は遠い・・・。
でも行かなければ見ることはできない・・・。
雨降りばかりのこの頃ですが、高気圧に覆われよい天気という予報に、家の仕事を放り投げ意を決して秩父四阿屋山まで行ってきました。
じつに片道4時間半、往復9時間を費やし憧れの節分草を見てきました~。
平日とあって三峰口からのバスには、節分草目当てのおじさん3人。
私も節分草を最初に見てから登るか、登ってから見るかどちらにしようか散々迷ったのですが、節分草を最初に見たら山に登るのがイヤになりそうだったので先ず四阿屋山を目指すことにしました。
小森というバス停から一人で歩き始めます。
四阿屋山へはいろいろと登るコースがあるようですが、桜本コースを行きました。
落ち葉で埋もれそうな山道でした。
途中まで登っていくと、おじさん二人、落ち葉を掃き集め道を均して歩きやすいように整備しておりました。
30分ほど登ると駐車場に着きます。
ここまで車で来ることもできます。
紅白の梅が満開でした。
舗装路をさらに先に進むと福寿草園があります。
柵で囲まれた周りに遊歩道がつけられていました。
黄色い福寿草は満開でした。
珍しいオレンジ色の福寿草。
秩父紅という品種だそうです。
こちらは見ごろを過ぎ、きれいな花は2~3株ぐらいでした。
蝋梅と福寿草。
蝋梅もまだまだきれいでした。
福寿草園をあとに、また山道を行きます。
杉林の中の長~い階段を登ると、神社がありました。
この先少し行ったところから、山頂への急な登りが続きます。
鎖も付いていて雨などで濡れると滑りやすいところかもしれません。
神社から20分ほどで狭い山頂に着きました。
山頂からは両神山が見えます。
反対側には武甲山も見えますが、周囲が木立に囲まれていてあまりよく撮れませんでした。
さて下山です。
情報では直接節分草園の方(大堤)に下りるには、かなり急な岩場があるらしい。
途中まで元来た道を戻ろうか?と思っていたけれど、すれ違いに登ってきたおじさんの「こっちの道と似たようなものだろ~?」という言葉にその気になり・・・。
1ヶ所、短足には厳しい垂直の一枚岩がありましたが、目一杯足を伸ばし何とかクリア~。
ここは下りの方が楽かも~。登りでは足が上がらない。
あとは植林の中をずんずん下り、国道に出ました。
節分草園は国道を更に10分ほど歩きます。
平日でも午後ともなれば大勢の見物の人で賑わっていました。
節分草園は柵に囲まれ、入場料300円を払って入ります。
いっぱい咲いていました~!
満開!
そろそろ花の盛りはおしまいかな~と心配していましたが、まだ大丈夫でした。
初めて目にした節分草!
直径2センチぐらいの可愛い花です。
風に揺れて儚げにみえますが、こうして落ち葉を分けて花を咲かせて、生命力の強さも感じさせてくれます。
たくさん咲いています。
こちらは雨よけ?光よけ?シートで屋根付き特別ガーデンの節分草。
午後から行ったためか?
色合いが白っぱけているような・・・。
やはり朝一番で行った方がよかったのかも~。
それにしてもカメラのセンスが無いのでなかなか気に入った写真が撮れません。
でもようやく節分草を見ることができました。
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念願の節分草がご覧になれてよかったですね。
それにしても、一人で山歩き、すごいですね。
若い頃から、山登りをなさっていたのでしょうね。
私も数年前に知ったのですよ。スプリングエフェメラルという言葉も。
昔はただ登るだけで春の花を見つけに山に登るということはなかったのです。
今はまだ知らないお花を探してカメラに収めるのも楽しみです。
この四阿屋山は2時間足らずで頂上に着くことができます。
頂上に行くにはクサリ場を通らなければなりませんが、気を付けていけば大丈夫だと思います。
福寿草の公園までなら駐車場からほぼ平らです~。
節分草園地も国道沿いですし、お花を見るだけなら山に登る必要はないのですが、やはり行ったからには登らないと~!
一人は気楽でいいのです・・・。
周りに一緒に行く人がいないというのもありますが。
秩父の梅は満開なのですね。
今年も「山の話」を楽しみにしています。
ようやく見に行くことができました。
あの山(?)の斜面だけに一面に咲いているのがとても不思議・・・。
節分草はどこの山にも咲くというのではないみたいです。
白馬の方には咲いていませんか?
まだまだ登りたい山がいっぱいあります。
いつまで登れるのか?
長く続けるためにはやはりコンスタントに通うようにしなければ! 頑張ります!