日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



2014年の山行を一覧にしました。
今年は夏の天候不順で一番のお花の季節に登れずほんとに残念でした。
でも以前から行きたかった浅草岳や雨飾山、そして思い切って憧れの朝日連峰の縦走もして、それなりに充実した年でした。


 1/ 5(日) 大山  お天気が外れ、寒い大山。
 1/25(土) 北横岳 お手軽スノーハイキング。暖かかったので樹氷は見られず。
 3/ 7(金) 車山高原 初めてスノーシューを借りてスノーシューハイキング。スノーシューはなかなか快適だったが・・・。 
 3/22(土) 飯盛山 スノーハイキング。お天気良く富士山南アルプスもくっきり。
 3/29(土) 小下沢~景信山 マクロレンズを持って花撮りへ。
 4/12(土) 鉄五郎新道~大塚山 イワウチワを見に行く。年々減っているように感じる。
 4/26(土) 棒ノ折山~高水山 細かいアップダウンのコース。スミレ目当てだったが期待したほどではなかった。
 5/ 4(日) 唐松岳へ 一泊の予定だったが山頂は踏まず日帰りで帰る。
 5/10(土) 川苔山 新緑の山へ。
 6/ 3(火) 檜洞丸 シロヤシオを見に。少し遅かった。
 7/ 2(水) 浅草岳 念願のヒメサユリを求めて。民宿一泊で送迎してもらう。
 7/ 3(木) 守門岳 二日目は守門岳。お花は少なかった。
 7/25(金)三ノ沢岳 お花の名山へヒメ(コマ)ウスユキソウを求めて。アップダウンが激しくなかなかしんどい山。
 8/ 2(土)~4(月) 千枚岳 荒川三山~赤石岳の予定がお天気悪く千枚岳だけで下山。がっかり。
 9/ 4(木) 三頭山 イマイチ乗れない山行き。お天気になるはずだったが・・・。
 9/19(金)~20(土) 尾瀬・あやめ平~至仏山 草紅葉がきれいだった。
 9/26(金)~29(月) 朝日連峰縦走 シュラフを持ち避難小屋泊り、憧れの朝日連峰縦走。素晴らしい紅葉。
10/ 3(金)~4(土) 八甲田・奥入瀬 久しぶりに家族で。お天気が悪く山頂は踏めず。
10/11日(土) 雨飾山 以前から念願だった雨飾山へ。すごい人出で渋滞気味。
11/14(金) 高尾山~城山~景信山 次女を連れて。紅葉には少し早かった?
12/ 8(月) 鎌倉天園・明月院 獅子舞谷の紅葉は早かったのか?
12/19(金) 塔ノ岳 寒さで霧氷が見られるかと思ったが、乾燥した晴天で見られず。
12/22(月) 三浦富士~武山 お天気が良かったのでミカン狩りがてら里山ハイキング。




 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




今年も里山歩きがてら津久井浜のミカン狩りに行ってきました。
12月に入って、知人からまたミカン10キロが送られてきて、今年のミカン狩りはどうしようかな~と思っていたのです。
そのミカンもお正月までには持たないだろう、お正月用に2~3キロもあればいいからと思って行ってきました。
いつもだったらもっと早く出かけるのですが、今年は行くかどうするか?迷っていてこんなに遅くなってしまいました。
もしかしたら、もうミカンはないんじゃないか?
残ったミカンはカラスが突っつくのですよね~。
ま、ミカンがなくても里山歩きをしてくればいいから~と思って出掛けました。

コース  京急津久井浜駅~三浦富士~武山~津久井浜観光農園~津久井浜駅

今日も雲一つない快晴~。だけど風が強い!
せっかくだから富士山を見に三浦富士から廻っていきましょう。
こんな時期だから誰もいないかと思ったら、トレランの男性とすれ違い、山頂には女性が一人いました。
武山まで十数人のハイキングの人と会いました。

三浦富士山頂には浅間神社奥宮の祠が祭られています。


富士山は少しぼんやり。山頂が少し雲に隠れていました。


三浦富士を後にして尾根伝いに武山へ。
途中の展望台からは相模湾が見渡せます。
大島が意外に近くに見えてびっくり。


あっという間に武山~。
展望台の上からは、東京湾、相模湾が見渡せます。
あちらは房総半島。


東京湾。


ここからも伊豆大島。


そして伊豆半島。

武山からは残念ながら富士山は繁みに隠れて見えません。

ほんの2時間ほどの里山歩き。
帰りにミカン農園でミカン狩りをさせてもらいます。
『もうないよ~。』という農園の方。
ほんの2~3キロでいいからと言うと、『じゃ、遊んできてね~。』ですって。

農園に行ったらほんと!ほとんどありません。
あった~!と思えばみんなカラスに突っつかれてしまっています。
やっぱりもっと早くに来ないとね~。


カラスがたくさん(こんなもんじゃない)電線にとまって時々ミカンを突っつきに下りてきます。


でもていねいに見たら何とか4キロほど採ることができました。
採りながらガジガジになっているのを食べてみましたが、美味しさに変わりありませんでした。
1キロ100円でいいと言われ4キロで400円でした。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




毎日寒い日が続きます。
だからって寒い寒いと言っているばかりでは、冬の間中どこへも行かれない。
少しは頑張って出掛けなければ~。

この寒さで丹沢辺りの山々でも霧氷がみられるというレポが続々報告されていたので、塔ノ岳に行ってみることにしました。
しかし、今日は全く霧氷を見ることはできませんでした。ガックリ~。
昨日からの晴天と乾燥でできなかったのかな~。
気象条件がそろわないと、ただ寒いというだけではダメなんですね。
でも雲一つない快晴で富士山や南アルプスがくっきりと見えました。

コース  二俣~小丸尾根~小丸尾根分岐~金冷し~塔ノ岳~大倉尾根~大倉バス停

また今回もタクシーで二俣まで行ってもらいました。
3年ぐらい前に大倉尾根を往復して、もう絶対に登りには使わないと懲りた塔ノ岳。
鍋割山から廻れば時間がかかるので小丸尾根を登ることにしました。
小丸尾根は階段がないだけマシです。
今日の小丸尾根は誰とも会いませんでした。

小丸尾根上部から富士山がくっきり。大きく見えました。


相模湾もキラキラと輝いていました。大島?


小丸尾根は霜柱はいっぱいあったけど、地面も乾いてとても歩きやすかったけれど、稜線に乗ったら以前降った雪?が少し残って凍って、その上に落ち葉が被っていて滑りやすい個所がありました。
塔ノ岳への登りでも凍っているところが多くて、滑らないように気を使いました。
丹沢を歩くには雪が着いてしまった方が歩きやすいですね。
中途半端は困る。

山頂到着。
登ってくる間はほとんど風がなかったのに、山頂では冷たい風が吹いていました。


山頂からは富士山がきれいに見えました。


南アルプス


八ヶ岳


大山と表尾根。


真鶴半島と奥の方は伊豆諸島?


江ノ島と三浦半島。


塔ノ岳から先、丹沢山の方面は北側なので霧氷はどうかな~?1時間ばかり先を往復してみようかな~と思っていたのですが、霧氷のカケラも見えず。
風も冷たく寒いので下山することにしました。
大倉尾根は霜解け後の登山道がぬかるんでドロドロになるかもと心配したのですが、すっかり乾いていてぬかるみはほとんどありませんでした。

久しぶりの塔ノ岳はやっぱりハード。
疲れてしまって居眠りして電車を乗り過ごしてしまいました。



コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




12月に入ってから毎日寒くて、なかなか出掛けることができないでいます。
この頃特別に行きたいと思うところもなくて、寒さもあってお尻に根っこが生えちゃったみたい~。
これじゃいけないとは思っているのですが・・・。

取りあえず早起きしなくても行かれる鎌倉に行ってきました。
獅子舞谷の紅葉ももう終わりかな~。

コース  鎌倉駅~獅子舞谷~天園~半僧坊展望台~明月院~鎌倉駅

鎌倉宮行きのバスがあれば乗って行こうかな~と思ったけれど、行ってしまったばかり。
歩いても30分ほどなので歩いて行きます。
鎌倉は相変わらずの人出です。
遅い出発なのでもうそろそろ天園から下りてくる人ともすれ違います。

獅子舞谷の紅葉。
枯れかけている木もあるけれど、遠目にはまだきれい。






大平山ではたくさんの人が休憩していました。
私も腰をおろしてお昼にします。
日差しが暖かくてポカポカです。


半僧坊展望台から富士山が見えました。
富士山が見えたのは初めて?かしら~。いつも霞んでいたりして見えないのです。
今日もくっきりという訳にはいかなかったけれど、ちゃんと見えたからよしとします。


富士山の左手は越前岳他静岡の山々。右手には丹沢の山々も見えました。


眼下に建長寺。


下山は明月院の方へ。
登山口周辺の黄葉がきれいでした。




帰りは明月院に寄って・・・。


紅葉はほぼ終わり。奥庭には入りませんでした。




今日は明月院のうさちゃんに是非会っていこうと思っていました。
前に来た時、小屋を覗いてみたけれど暗くてよく見えなかったのです。
以前と小屋の感じも違っていて、大きくなったみたいだし少し明るくなった感じ~。


入ってすぐ寄った時には隠れていてよく見えなかったけど、帰りにまた寄ったら姿を見せてくれました~。

ネロちゃん                          サラちゃん


モモちゃん                            ミカンちゃん

4匹もいたんですね~。
ネロちゃんはほとんど寝ていたけれど、見えるところに出てきてくれました。

入るときにくれる解説書に写っているうさちゃんのモデルはネロちゃんだそうです。
私は合成かと思ってた~。
ほんとに丸窓の前で跳ねたのかしら・・・。
すごくいい感じで写ってる。
こんな風に写すのはタイミングがすごく難しいですよね~。



この小屋の中でいつも過ごしているのなら、飼い主さんとの触れ合いやナデナデしてもらうこともおねだりすることもないんだろうな~と思うと何だか涙が出てきちゃったんだけど、こんな看板が!

これなら、毎日快適な秘密基地に連れてってもらう時、ナデナデしてもらったりご飯を貰ったりして大事にされているんでしょうね~。

また来よう・・・。

明月院から小町通り~鎌倉駅に歩いて帰ってきました。
小町通りは相変わらずごった返していました。





コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )





いろいろあって少し山を控えていたのもあるけれど、
念願だった山行を終え少し燃え尽きた感もあって一ヶ月ぶりの山行きとなりました。
そろそろ紅葉はどうかな~と思って軽く高尾を歩いてきました。

コース  高尾山ケーブル山頂駅~薬王院~高尾山山頂~一丁平~城山~景信山~小仏バス停

ケーブル山頂駅の展望台からはスカイツリーも見えました。
雲ひとつないお天気。朝は冷えたれど風もなく歩けば汗ばむほどの陽気です。


今日はすっかり体調も戻った次女を誘って来ました。
最近になって、軽い山なら歩いてもいいかな~なんて言うのです。
初めての高尾なので王道コース(?)を案内しました。


高尾山山頂の展望台から。富士山がくっきり~。



紅葉は?と見ると、まだ早いんだかもう遅いんだか・・・。
まだ色づいていない木々が多く、色付いた木は葉がチリチリでとても写真を撮る気になりませんでした。
ガッカリ~。

一丁平から富士山。


ススキの穂がお日様に照らされてキラキラ輝いていました。


城山のわずかに残ったモミジ。


小仏峠上から、相模湖と富士山。雲が出てきて景信山ではすっかり隠れてしまいました。


まだ浅い色付き。


景信山の紅葉。


小仏バス停へ下る登山道の紅葉が一番きれいでした。




高尾山は混むだろうと思って少し早目に家を出たら、ケーブルにも待たされずに乗ることができました。
お天気も良く紅葉の時期ということで、コース全体にたくさんの人が歩いていました。




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




もう何年も、秋になると雨飾山に行きたい行きたいと思いながら、なかなか行くことができませんでした。
日帰りの山だけれど日帰りは難しいのです。
麓で前泊がどうしても必要なのだけれど、秋はとても混むらしく宿がなかなかとれません。

来週は週明けから超大型の台風が接近するということで、土曜日辺りまでならお天気が良いらしい。
金曜日に前泊できれば、と宿を探し運よく下里瀬温泉の『サンテインおたり』という宿に宿泊できました。
ほんとは新潟の雨飾温泉から小谷へ抜けたかったのだけれど・・・。
小谷で泊まるのなら、1日目は鎌池を散策、二日目に雨飾山に登ろうと思いました。

鎌池の方は時間もあまりなくて、いい写真も撮れなかったのですが先ずは雨飾山のレポから~。

早朝5時半にタクシーを頼みました。
6時に登山口に到着する前からもうすごい数の車が路駐しています。すでに100台ぐらい停まっているのでは?
タクシーの運転手さんもこれほどの路駐は見たこともないとびっくりしていました。
これではすれ違いが難しいと。
何とか登山口まで行ってもらえましたが、無事に戻れたでしょうか。
秋の雨飾山が混むのは聞いていたし、土曜日だから混むだろうな~と覚悟はしていましたが、こんな状態だったとは!
ちなみにタクシー代は6850円。

コース  登山口~ぶな平~荒菅沢~笹平~雨飾山(ピストン)

最初は平坦な道を20分ぐらい歩きます。
それが終わるといよいよ本格的な登山道。
最初から急登~。でもこんなの序の口。


ぶな平を過ぎると紅葉もきれいになってきました。


なにやらみなさん、立ち止まって眺めています。


これでした~!
フトンビシの岩峰。
紅葉と白い岩峰が印象的。


荒菅沢から。たくさんの人が休んでいました。






荒菅沢からの登りも急登です。紅葉のトンネル。




稜線に出ました。登山者がずっと繋がって登っているのが見えます。


眼下の紅葉。登山口駐車場も見えます。


ようやく山頂が見えてきました。


笹平。


山頂直下。
そろそろ下山者も多くなり、登山道が急で狭く一人ずつしか通れないので渋滞が発生します。


ようやく山頂に到着しました。


山頂より。北アルプスは霞んでうっすらとしか見えません。


焼山  火打山         金山    天狗原山


そして日本海。


山頂は大混雑でようやく1人分の休憩場所を見つけて早いお昼にしました。


眺望を十分楽しんだら下山です。
まだまだ沢山の人が登ってくるので、下りの方が渋滞がひどく却って時間がかかります。
梯子のかかった急な場所も2ヶ所あり、交互に数人ずつ上り下りします。






日の当たり方で朝より紅葉が鮮やかになったように感じます。




同じ写真を何枚も。




ぶな平。木陰でみなさん一休み。
ですが、私は下山を急ぎます。
渋滞のおかげで下山予定時間を大幅に過ぎ、温泉にも入りたいのにバスの時間が迫ってくるし、
またトイレもないので早く登山口に着きたい~。


ようやく登山口に帰ってきました。
トイレにも寄って一安心。
私はここからまだバス停まで小一時間歩かねばなりません。
ほとんどの人が車で来ているので、ほかに歩いている人はいません。

行きのタクシーの運転手さんに聞いていた露天風呂ならサッと汗を流す時間がありそう。
雨飾荘の少し下、バス停終点より少し上に露天風呂があります。
管理料にご協力ということで箱が掛けられていました。
それではと200円を入れましたが、他の人は誰も入れていなかったみたい~。
男女別に露天風呂があります。


岩に囲まれています。
熱い時はホースで引かれた水で薄めるそうです。
ちょうどよい湯加減で気持ちよかったです。
髪や身体を洗ったりはできませんが、汗になった洋服を着替えてさっぱりして帰ることができました。


大混雑の雨飾山。
紅葉の時期ってこんなに混むのですね~!
前日、鎌池に行く時出会った若者は、ガスって何も見えなかった~とぼやいていました。
北アルプスが霞んでいたのは少し残念だったけれど、お天気よく紅葉もきれいで念願の雨飾山にようやく登ることができました。






コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




『軽く山を歩いて温泉に入って、土地の美味しい物を食べるっていいだろう~。』
こう言いだした夫の言葉に『いいね~』と二人の娘たちが大乗り気。
それなら、と日程を調節し、どこへ行くか?といろいろ考え、八甲田山に行くことに決めました。
写真でよく見るあの素晴らしい下毛無岱の紅葉を是非見たいし子供たちにも見せたい。
ちょっと費用がかかるけれど十数年ぶりの家族登山。少し奮発しましょう~。

しかし、予め決めた日程でのお出掛けは天気が心配です。
あまりいい天気予報ではなかったのですが、土曜日の八甲田に登る日は何とかお天気も持ちそう、ということで決行としました。

一日目、新幹線で八戸まで。
八戸からバスに乗り奥入瀬渓流の散策を楽しみます。
小雨も覚悟していたのですが、晴れ間が見えました~。

石ケ戸でバスを降り歩き始めました。
まだ紅葉には早いです。
奥入瀬渓流は全部歩かなければその良さは分からないということですが、時間がないので一時間半ほどの散策です。


流れがけっこう速くて迫力がありました。




紅葉や新緑の頃ならもっと素晴らしいのでしょうけれど。


『雲井の滝』で散策終了としました。
次のバス停まで歩くとバスに間に合わない・・・。


時間も季節も中途半端。
メインは明日の八甲田だから・・・。

バスに乗って八甲田ロープウェイそばのホテルまで移動です。

二日目。
朝起きてみると小雨・・・。
天気予報では今日の方がいいはずだったのだけれど。
風はないのでロープウェイは動いています。
天気の回復を期待して出発します。

が、雨は降っていないけれど何も見えません。


ただ歩くだけです・・・。
大岳まで登る予定だったけれど、これでは何も見えないので中止。


下毛無岱。
天気回復しません。


結局最後まで天気回復せず。時折ザーッと降られることも。
早く下ってゆっくり温泉につかりましょう~。


中腹は紅葉がきれい、のようでした。
酸ケ湯温泉に入り帰ってきました。
せっかくはるばる東北青森まで出掛けたのに、お天気が悪くてほんとにがっかり。
でも久々の家族旅行、行かれて良かった~。


おまけ。
初日、八戸で駅前(?)の食堂で『せんべい汁』を食べたのですが、これがすごく美味しかった~。
おかみさんのおしゃべりも楽しかった。
またあのせんべい汁が食べたいです。
お刺身も美味しかった。

  
今回の旅で一番盛り上がったのはこのせんべい汁とおかみさん、そして帰りのお土産選びでした。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




初めての避難小屋泊まりで慣れない私は、食事の支度、片付けなどに手間取り起きてから出発まで1時間半もかかり6時出発となってしまいました。
ほんとはもっと早く出たかったのだけれど・・・。

今日の泊まりは大鳥小屋。
じつは、こちら方面に歩く人は私とあと一人、若い単独のお兄さんだけでした。
この若者は私より1時間ほど早く出発し、今日のうちに一気に下山するそうです。
ということは・・・ずっと一人旅です・・・。
でも、ま~今日もお天気がいいから~。何とかなるでしょう~。





竜門小屋から先ずは南寒江山、寒江山、北寒江山と越えて行きます。
寒江山の鞍部には初夏にはお花がいっぱい咲くよ~と地元の方に教えてもらいました。

ほんと~!ウスユキソウの葉がうじゃうじゃと残っていました~。


咲き残りのお花もあります。
タカネマツムシソウ            イワインチン


何とハクサンフウロ~!


寒江山に到着~。


いいお天気です。
今日は飯豊もすっきりと晴れているようです。


振り返って。
一番奥にとんがっている大朝日岳。


向う以東岳。


狐穴小屋宿泊の人たちや大鳥小屋から来た人たちとぽつぽつと出会うようになりました。
狐穴小屋の宿泊者は5~6人?ぐらいだったそうです。
大鳥小屋からの人たちは8人とすれ違いました。

北寒江山を過ぎて三方境に到着。
三方境はザレた砂礫の道で、ここから北側は全体的にザレていると感じました。


狐穴小屋が見えてきました。
当初の予定では今日はここに泊まる予定でした。
この小屋もとてもきれいでトイレは水洗です。


一旦大きく下っていよいよ以東岳への登りです。
ここさえクリアすれば・・・。

        
ウメバチソウ      ミヤマリンドウ


ハクサンイチゲ。けっこう咲き残っていてびっくりです。


緩やかに一つずつ山を越えながら登って行きます。
あれ~?少し雲が出てきた?


来た道を振り返る。右側でちょこんととんがっているのが大朝日岳。
逆光で色が~。


以東岳の山頂が近付いてきました。以東小屋も見えてきました。
以東小屋は老朽化のため使用禁止になっています。
この小屋が使えれば距離的にはずいぶん便利だと思うのですが。


えっちらおっちら登ってとうとう以東岳到着です。


途中で出会ったおじさんが『以東岳の向こう側は真っ赤だよ~!』と言っていましたが、こちらも鮮やかでした。


大鳥池が見えました。今日はあの池の畔にある大鳥小屋までの行程です。


山頂では以東岳ピストンの人が二人、これから狐穴小屋に向うという人が二人おりました。
ここまで来れば後は下りだけだから~と昼食を食べ少しのんびりし過ぎてしまいました。
雲も広がってきてしまいました。

大鳥池直登コースは急過ぎて大変と聞き、オツボ峰を廻るコースで下山開始しました。


紅葉が鮮やかです。
が、コースタイム30分のこのコース。
小さな山のアップダウンの繰り返しで、あれがオツボ峰かな~?と騙されること何回~?
30分のコースなのに1時間近くかかってしまいました。


ようやくオツボ峰到着~。


以東岳を振り返る。灰色の雲が~。




まだまだアップダウンは続きます。
下りに慣れた足が辛い・・・。


1000メートルぐらいから紅葉は始まっていました。


急な下りが続きましたがようやく大鳥小屋に着きました。
ほんとにホッとしました。


大鳥池

大鳥小屋はけっこう大きな小屋です。宿泊は団体さんもいて、全部で20人ぐらいでした。
日曜日だし誰もいなかったらどうしよう~と思っていたのです。
管理人さんがいるよって聞いていたので安心していたのですが、管理人さんは少し前に下山してしまったそうで、でもたくさんの宿泊者で賑やかだったのでよかったです。

この日の泊まりは全員がこれから登る人たち。
下山は私一人。これから泡滝登山口まで2時間半の歩きです。
熊鈴を鳴らしながら歩きましたが、そんなに心配するような道ではなかったです。

最初の吊り橋までは順調。


このつり橋けっこう揺れます。


この日もお天気よさそう。狐穴に泊まった方が良かったかな~と少し未練も。


大鳥川に沿って歩いて行きます。
これから登る人5~6人とすれ違いました。


無事泡滝登山口に到着し、頼んであったタクシーで『ぼんぼ温泉センター』に運んでもらい、さっぱりして帰ってきました。
ちなみにタクシー代は11220円。ぼんぼは430円でした。

私には無理かもしれないと思っていた朝日連峰縦走。
心配した荷物の重さもさほど気にならなくなり、何とか歩き切り少し自信がつきました。
今度はお花の季節にまた是非来たいな~と思いました。



コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




ずっと長いこと飯豊や朝日連峰は私には絶対に無理な山、と端から諦めていた。
でもあの嫋やかに連なる峰々とたくさんの花々、赤く燃える紅葉。
年々憧れの峰に寄せる想いは大きく膨らむばかり。
この年になってどうしても登りたい想いが強くなり、家で行きたいよう~と騒いでいるばかりでは埒があかないので、7月のセールでとにかくシュラフとマットを購入~。
南アルプス撤退後、機会を窺っていたがこの夏はお天気が長続きせず。
秋は絶対朝日連峰~!と強く願ってとうとうこのたび決行の運びと相成りました。

朝日連峰は車で登山口に乗り付けピストンで登る人が多いらしい。
私は車は使わないし、同じ登山口に下りる必要はないし、遠くはるばる登りに行くのに縦走しなればもったいない。
けれど縦走するとなると今度は食糧を多く持たなければならないし、その分重くなれば体力的に無理がくる。
考えに考えて縦走計画を立てました。

さて、どこから入るか?今の時期、登山口に入るにはどちらから登るにしても公共乗り物はありません。
1食分減らせるということで初日は古寺鉱泉に宿泊することにしました。
新幹線で山形へ。山形から高速バスで月山口へ。
タクシーを予約し、月山口から古寺鉱泉に行ってもらいました。
ちなみにタクシー代は貸し切り料金ということで9900円でした。

タクシーの運転手さんは『今の時期、登山者なんているの~?』と懐疑的。
紅葉の時期だからたくさんいると思いますよ~と言っても信用せず、古寺鉱泉の駐車場に15、6台停まっていたのでびっくりしていました。

コース  古寺鉱泉(泊)~小朝日岳~大朝日岳~西朝日岳~竜門小屋(泊)~
     寒江山~伊東岳~オツボ峰~大鳥小屋(泊)~泡滝

古寺鉱泉の宿泊者は渓流釣りのおじさん二人と素泊まりの登山グループ4人と私。山菜中心の夕食は美味しかったです。
宿のご主人は、私が単独ということを心配してか?いろいろなアドバイスをくれました。
迷いやすい道の様子、水場の位置など宿泊者には毎度言っていることだろうと思うけれど、私が縦走すると言うと明日は竜門小屋まで行って次の日は大鳥小屋まで行けば最終日が楽になると言います。
確かにそうではあるけれど・・・。
最初の予定では、大朝日小屋と狐穴小屋に泊まるつもりでいました。
竜門小屋まで行くかどうかは大朝日小屋に到着した時間によって考えることにしました。

古寺鉱泉からの登りは一番登りやすい道だそうです。
確かに、私でも何とかなりました。
緩やかな道と急登を繰り返しながら登って行きます。
きれいなブナ林。


朝日連峰は水場が豊富で助かります。
最初の一服清水はちょろちょろ出ていましたが、次の三沢清水は出ていませんでした。









日暮れ沢分岐に到着。
あれっ?コースタイムよりずいぶん早く着きました~。
あら~、私って案外行けるんじゃない~?
と思ったのが間違いの元。
このあとプラスマイナスゼロになりました。

少しずつ色づいてきています。




だいぶ見晴らしがよくなってきて、月山が見えてきました。


オヤマリンドウ?         エゾリンドウ?


古寺山を過ぎ、小朝日岳、大朝日岳が見えてきました~。


小朝日岳。
頂上下で急な崖があって危険と聞き、ザックも重いし蒔き道があるので今回は巻道を行くことにする。


大朝日岳。肩に大朝日避難小屋も見えます。


小朝日岳の裏側?がきれいに紅葉していました。


小朝日岳の斜面。


下りの人が口々に『上はきれいですよ~』『今がピークですよ!』と教えてくれます。
山の斜面の紅葉が鮮やかになってきました。








銀玉水に到着しました。美味しいお水がじゃかじゃか出ていました。
ペットボトル2本分入れたらずっしりとザックが重くなりました。


大朝日小屋。予定より30分早目に着きました。
取りあえず、お昼を食べたり山頂往復です。


大朝日岳山頂。360度の眺望。
お天気も良く最高です。


祝瓶山の向こうに憧れの飯豊連峰。
山並みが美しい・・・。


遠くに福島の吾妻連峰。


蔵王連峰。


月山。


そしてこちらがこれから縦走する山々。一番向こうには以東岳。


食事をして、山頂を往復して、1時間半ぐらい経ってしまいました。
お天気がいいし、ここでまったりした方がいいんじゃないか?とか、これから次の小屋まで2時間40分。
重いザックを背負って果たして辿り着けるのか?とか迷って迷って・・・。
でもこの小屋はやっぱり混むのです。だから古寺鉱泉のご主人は竜門小屋に行った方がいいって言ったのかな?
お天気も安定しているし、行ってみようか~。
何だかはっきり行くんだ!という強い意志もないまま出発してしまいました。
途中でバテたりしないだろうか・・・。不安がありました。
少しずつ小屋が遠のきます。





中岳から。西朝日岳。


紅葉が鮮やかです。




とうとうこんなに遠くに来てしまいました。
もう行くっきゃないでしょう!
でもこちらから見る大朝日岳はとんがっているのですね~。




ようやく西朝日岳に到着しました~。
この登りは辛かった。
でもここまで来れば何とかなりそう~、とここでのんびりしたのがまずかった?


紅葉を楽しみながらのんびりと小屋を目指します。
右手の小高い竜門山を下ったところに竜門小屋が見えています。


歩いても歩いてもさっきと大して景色が変わらない・・・。


小さいけれどアップダウンが何度もあってうんざりします。


振り返る。


それにしても紅葉が見事です。


素晴らしい~!


西日が当たり鮮やか。


ようやく竜門小屋に到着しました~。
さすがに疲れました。

竜門小屋はとてもきれいな小屋でした。おトイレも水洗!
二階の宿泊は11人でゆったりでした。

私は避難小屋の宿泊は初めて。
自炊は一回だけ会津駒ケ岳で経験していますが、慣れない避難小屋で勝手がわからずまごまごしてしまいました。
まず、寝床の支度をしなければなりません。
そして日が暮れる前に、真っ暗になる前に夕食の支度をしなければ~。
夕食と言っても簡単です。初めてアルファ米を食べてみましたが、なかなか美味しかったです。
インスタントのみそ汁の中に乾燥のホウレンソウやお麩を追加したり、ブロッコリーも茹でてみました~。
中にはお肉を持ってきて炒めている人もいました。
ご飯の支度にまごまごしていて夕焼けを見そびれてしまいました。
誰かが『夕日がきれい~!』と言ったのを聞きつけ、ご飯の途中であわてて外に出て沈みかけた夕陽を撮りました。


食事が終わったら、小屋も真っ暗になるしあとは寝るだけです。
フリースを着て寝たのですが、朝方ちょっと寒くなったかな~。でも我慢できる程度の寒さで追加で着込むことはしませんでした。

続く・・・。



コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




今年はお天気に祟られてほんとに消化不良で夏が終わってしまいました。
ここにきてまた台風発生とのことで、どうしよう?足がこんなだから台風が過ぎるまで大人しくしていようかと散々迷ったのですが、お天気が良くなるとの予報で急遽尾瀬行きを決めたのでした。
まだ腫れはあるけれどシップで痛みが引いたので、あまりハードなコースでなければ大丈夫だろう・・・。

何度か行っている尾瀬ですが、秋に行くのは初めてです。
少し紅葉には早いだろうけれど、尾瀬ならあれこれ手配する必要無く手軽に行かれます。

上毛高原駅で竜宮小屋に予約を入れます。
今の時期なら一人ぐらいならどこかの小屋に泊まれるだろう。
駅ではそこそこの登山者が降りましたが、ほとんどが谷川岳行きのバスに乗りました。
尾瀬戸倉行きは登山者4人でしたが、鳩待峠行きのバスは車で来た人もたくさん乗っていて、鳩待峠は思ったより賑わっておりました。

コース  鳩待峠~横田代~アヤメ平~富士見峠~竜宮小屋(泊)~山の鼻~至仏山~オヤマ沢田代~鳩待峠

今回は久しぶりにアヤメ平を廻って行こうと思いました。
標高の高い方が紅葉が進んでいると思ったからです。
アヤメ平は若いころ行ったきり、それこそ40数年ぶりです。
鳩待峠小屋の裏手の階段から登ります。


一部、葉っぱも色づいてきれいです。




とびとびに木道が整備された樹林帯の登りが1時間ほど。


登り切ると横田代に到着。
突然湿原が開けると嬉しいですね~。いい感じに色づいてきれいです。


ほんとに気持ちのよい場所です。


振り返ると至仏山が~。


キンコウカが金色。


ゆるやかに中原山を越えてアヤメ平を目指します。


エゾリンドウ。秋ですね~。


アヤメ平到着。燧ヶ岳が見えました。


こちらは至仏山。

アヤメ平まで10人ぐらいの人と会いました。
鳩待峠からはほとんどの人が原に下りてしまうので、こちらはとても静かです。

南東の方角には日光白根山。




片品村の向こうに赤城山。


富士見小屋が見えてきました。


富士見平。


富士見小屋。立派な公衆トイレもありました。
久しぶりの富士見小屋。営業中って書いてあったけどカーテンが閉まり人の気配がありませんでした。
昔は富士見下から2時間余りかけてこの小屋に登ってきました。
そのうち鳩待峠までバスが行くようになりましたが、3回ぐらいこの峠を登りました。


富士見峠から長沢新道を竜宮小屋まで下ります。
ここも木道が掛けられて整備されていました。
長沢頭を過ぎると木の間から原が見えるようになります。


大して急な下りもなく、よく整備された道でした。
40年前とはだいぶ違います。
きれいなブナ林。下の方は紅葉にはまだまだです。


原に出ました。


エゾリンドウ、とこの赤いのは?


ウメバチソウが咲いていました。




至仏山。だいぶ日が傾いてきましたが、明るいうちに到着してよかったです。


今夜お世話になる竜宮小屋。

この日の宿泊者は5人でした。
バスや車で来ていても日帰りで帰る人がほとんどなんですね~。
朝もやの尾瀬ヶ原もすてきなんだけど~。

翌日は至仏山に登ってから帰ります。
草紅葉の尾瀬ヶ原を山の上から見たい。

見晴しの方面。燧ヶ岳の山頂に雲がかかっていました。
今日のお天気はどうなんだろ・・・。


ヤマドリゼンマイの紅葉は早いですね。
でも一部葉の周囲がちょっとチリチリに枯れかけていました。


ワレモコウ。


トリカブト。


朝露に濡れた葉っぱ。暖かかったのか?朝靄はかかりませんでした。
でもフリースとヤッケを着てちょうどよいぐらい。


さあ、出発です。
至仏山にも雲が~。






なんと!ミツガシワが咲き残っていました。


アキノキリンソウ。










ヒツジグサの紅葉。
お天気は雲が多く日が余り射さなくて、地塘も紅葉も冴えないです。
青空ならもっときれいなんだけど・・・。


さかさ燧。
だいぶ人とすれ違うようになったな~と思ったら、今日は土曜日でした。


山の鼻。
至仏山の雲がとれました~。






山の鼻からいよいよ至仏山に登ります。
至仏山に登るのは何年ぶりだろ。
ヤマウルシ? とてもきれいに紅葉してました。


ミネウスユキソウ    ハクサンシャジン


もうすぐ森林限界です。


原が少し見えてきました~。


更に登ると全部見えるようになりました。
燧ヶ岳の雲もとれました。


至仏への登りは滑りやすい蛇紋岩の登りか


じゃなければ階段の登り・・・。

蛇紋岩は濡れていなくても滑りやすいです。
これで濡れていたらどんなに滑るんでしょう~?
滑って危険なので、このコースは下りは禁止になっています。

ミヤマコゴメグサ


更に上へ。
燧ヶ岳と、奥は会津駒ケ岳。


昨日行った横田代が見えます。左の端にアヤメ平。






ヒロハヘビノボラズ



山頂へ続く階段。




越後駒ケ岳や八海山など越後の山々。


長い階段を登ってようやく山頂に着きました。
鳩待峠から登ってくる人たちもけっこういて、山頂は賑わっていました。

以前来た時は人がいっぱいで座れる場所もなくてすぐ山頂を後にしたけれど、今回はそれほど混雑していませんでした。
お昼を食べてから下山です。

所々鮮やかに紅葉しています。


オヤマ沢田代が見えています。


山の斜面がきれい。





オヤマ沢田代。
ずっと曇りがちのお天気でがっかりでしたが、時々日が射すとキンコウカの草紅葉がキラキラ~ン!と輝きます。
ほんとに、お天気良かったら素晴らしいのにな~。
最近の天気予報ってあまり当たらない。


オヤマ沢田代からは鳩待峠まで樹林帯の下りになりますが、一箇所見晴しの好い場所があり、尾瀬ヶ原の見おさめです。


やっぱり尾瀬はいいですね~。
この季節は初めてだったけれど、暑すぎず寒すぎずちょうどよい。
爽やかでほんとに気持ち良く歩けました。
草紅葉ってどうなの~?って思っていたけれど、とてもすてきでした~。
お天気がもっと良ければ、ほんとにキラキラと輝く草紅葉が見られたと思います。
もう少し紅葉が深まった時にまた行ってみたいと思いました。

足指の痛みですが、今回はなるべく足裏全体で踏むように、下山もあまり急がないように気をつけました。
木道の上や、石に乗った時などズキズキッと痛むことがありましたが、家に帰ってからは痛みもなくホッとしました。
これは膝の痛みと同じように時々はぶり返すのかもしれないけれど、無理をし過ぎないようにして仲良く付き合っていかなければならないのかな~?と思いました。



コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ